番外編

ストリートミュージシャンが稼げるオススメの国!

今回は、海外での路上演奏についてです。

海外は国によりますが、収入は日本より断然いいです。

これだけは断言できます。

というのも、チップの文化があるし、人を応援する文化があるのである程度の演奏力があれば、生活できるくらいのお金を稼ぐことが可能ですね。

私は日本でも何度か路上ライブをやってみましたが、海外に比べると全然ダメでした・・・。

ということで、今後海外に出る方、もう海外にいて路上演奏したい方必見の、オススメの国や、稼げる場所を紹介します。

過去に路上ライブをやった国の評価とコツ

路上ライブの収入について
私は主にヨーロッパで弾いているので、ヨーロッパが多くなりますが、結構色々な国に行きました。

どの国でも一緒ですが、アメリカ人の観光客が多いところを狙うのが、オススメです。

彼らのチップ具合はすごいですよ!

一度アメリカ人の団体客がいるレストランでソロで演奏していたのですが、1時間ほどの演奏で、150ユーロくらいのチップをもらいました。

それか、英語圏の国は、スーパーの前で弾くとやばいくらい稼げます!

みんな小銭がポケットに入っているので、惜しみなくチップをくれます。

また多くの国は路上で演奏する場合、市役所や警察署などでライセンスの申請ができます。

ただ、演奏したい月の前の月に、朝から指定の場所に並んで手続きをしたりしないといけないので、在住者は良いですが、旅行者はライセンスなんて取ってもあまり意味がないので、私はライセンスなしでいつも弾いています。

フランス

フランスの路上ライブの収入について

  • 収入・・・1時間10〜20ユーロ
  • 場所取りのしやすさ・・・しやすい
  • 規制の強さ・・・普通
  • ミュージシャンの多さ・・・少し多め
  • おすすめの場所・・・モンマルトル・その他中心地

フランスは総合的にみてやりやすいと思います。主にパリのモンマルトルという観光客が多い場所でやっていました。

地元ミュージシャンも寛容だし、(人によりけりですが)お互いに助け合っている感じですね。

私もよく他のミュージシャンに、「今日はどのくらい弾くの?」と聞いて、終わるのを待ったり、待たれたりしていました。

<<<こちらの「ストリートミュージシャン英会話」に、必要な英会話を書いているので、こちらもどうぞ。

規制は一応あります。

路上演奏用のライセンスがあるんですね。

これを申請すれば、場所が与えられてそこで合法的に音楽を弾いて収入を得られますが、ライセンスが取れる可能性はほぼ0です。

というのも、今ライセンスを取っているミュージシャンが辞めない限りライセンスが取れないからです。

なので私は、ライセンスなしでいつも弾いていました。

警察に尋問されたことは1−2回だと思いますが、旅行できていて長居しないと伝えたら、特に問題はなかったです。

また、パリは地下鉄の通路で弾くことができるライセンスの発行をしているのですが、競争率がかなり高いし、オーディションもあると聞いたので旅行で行く人には不向きですね。

ベルギー

ベルギーの路上演奏の収入について

  • 収入・・・1時間10ユーロ
  • 場所取りのしやすさ・・・しやすい
  • 規制の強さ・・・普通以下
  • ミュージシャンの多さ・・・少し多め
  • おすすめの場所・・・ゲント中心地

ベルギーはゲントで路上演奏をしていました。

ここでは他のミュージシャンと一緒にやっていて、みんなとお金を分け合っていたので収入は良くなかったですが、警察に止められることもなく普通に演奏できました。

また、場所もいろいろ変えてやったのですが、とくに困ったことはなかったです。

あえて言うなら、これは他のどの国でも同じなのですが、アンプを使っているのがバレたら、罰金70ユーロくらいだったと思うのですが、支払わないといけません。

まぁ私たち旅行者はヨーロッパに住所がないので、言い逃れできる可能性が大ですね。

ちなみにベルギーでは困ったことはなかったのですが、それは一人のミュージシャンがライセンスを持っていたからなんですね。

なので、ライセンスがないと警察に何か言われる可能性もあります。(どこの国でも同じですが・・・)

スイス

スイスの路上ライブの収入について

  • 収入・・・1時間50フランク(約45ユーロ)
  • 場所取りのしやすさ・・・しやすい
  • 規制の強さ・・・厳しい
  • ミュージシャンの多さ・・・少し多め
  • おすすめの場所・・・湖のまわり

スイスは2番目に稼げる国です。主に首都のチューリッヒでやっていました。

もともと国民がお金持ちだし、物価が高いので1000円や2000円あげたところで、どうってことないんでしょうね、ってくらい、チップをはずんでくれます。

規制は厳しいので指定の場所以外でやっているとちょっと面倒で、私も職質を受けましたが、「今日来たばっかりで、知らなかった」、「明日には別の国に行く」といったら、お咎めなしでした。

しかも警察が教えてくれたのですが、街の中心部にある湖のまわりは演奏OKで、とくに時間の規制はないです。

ただ、アンプやマイクは使えませんが(隠して使っている人が多いですが・・・)、天気のいい日は人が多いので、高収入の可能性もありです。

基本的にスイスは、バンドで演奏しない限りライセンスを取ったりする必要はありません。街によっては、日曜はダメとか、朝の10時から夜8時までならOKなど、都市によって規制は変わります。

オーストリア

オーストリアのストリートミュージシャンの収入について

  • 収入・・・1時間20〜30ユーロ
  • 場所取りのしやすさ・・・ちょっと厳しい
  • 規制の強さ・・・厳しい
  • ミュージシャンの多さ・・・少し多め
  • おすすめの場所・・・電車の駅

オーストリアは、首都のウィーンでやっていたのですが、程々に稼げました。

ただ、中心部はライセンスを持っていないと演奏してはいけないのですが、私は3週間ほどシュテファン・プラッツ(シュテファン広場)で勝手にやっていました。

で、ある日同じ警察に3回見つかった時は、さすがに警察署に連れて行かれました。(笑

パスポートの確認と、罰金を言われたのですが、ヨーロッパに住所がないと言うと「じゃあしょうがない」と言うことで、怒られただけですみました・・・。

ちなみにライセンスは、私たち旅行者でも取得できるのですが、オーストリアは警察署だったと思いますが、弾きたい月の前の月に手続きにいけば、ライセンスが取れます。

ただ、これがまた厄介なんですね。

というのも、弾く場所、時間をかなり管理されていて、自分が弾きたいときに弾きたい場所でやることはできません。

なので、おすすめスポットは電車の駅です。

会社帰りの人を狙った時間帯は、5−60ユーロ / 1時間 くらい稼げました。

また、場所は忘れましたが、中心地のすぐそばにある川沿いは、ライセンスなしで演奏してもいいですが、休日で天気が良くないと人がいないので、お勧めしません。

 イタリア

イタリアのストリートミュージシャンの収入について

  • 収入・・・1時間30ユーロ
  • 場所取りのしやすさ・・・簡単
  • 規制の強さ・・・(外国人には)ゆるめ
  • ミュージシャンの多さ・・・少ない
  • おすすめの場所・・・教会の前・観光地全般

さて、おすすめの国イタリアです。

私は下は、パレルモ(シチリア島)からベネツィアまでイタリアを2−3ヶ月かけて横断して、所々で弾きました。なぜだかローマには行かなかったんですが。

さて、イタリアでおすすめの場所は、ヴェネツィアです。

なんと言っても観光客が多いからです。

私は夏場に6週間ほど演奏しましたが、本当に人が多く収入も良かったです。何度かですが、1時間で250ユーロほど稼いだ日もありました。

平均して、3時間ほどの演奏で70−100ユーロくらいの収入だったので、お金に困ることなく長居できましたね。

ちなみに警察は結構優しく、「ここで演奏したらギターを没収しなくちゃいけなくなるから、弾いちゃだめよ」みたいな感じで諭して来る人が多かった気がします。

多かったと言っても、この6週間で2−3回警察に注意されたくらいです。

警察よりも気をつけないといけないのは、地元の住民です。

ヴェネツィアは観光地とはいえ、人も住んでいるのでうるさくすると文句を言われるので、1箇所で弾くのは1時間くらいにしていました。

ただ、ひとつ注意点で、サン・マルコで演奏は絶対にしてはいけません!

出会ったイタリア人のミュージシャン全員が言ってましたが、「ここは本当に楽器を没収される」「5分もしたら警察が来る」と。

まぁヴェネツィアは広いので、いろいろ歩いて場所を探してみてください。

スペイン

スペインでストリートミュージシャンをやる方法

  • 収入・・・1時間10ユーロ
  • 場所取りのしやすさ・・・簡単
  • 規制の強さ・・・???
  • ミュージシャンの多さ・・・少ない
  • おすすめの場所・・・観光地全般

スペインはバルセロナです。

当然ラ・ランブラと言うメインストリートでは弾きませんでした。警察が多いんですよ、アフリカ人の違法物売りを取り締まるため。

なので、街中に入ったところで何度か演奏しましたが、期間も短かったので警察に何か言われることはありませんでした。

ミュージシャン自体はそこまで見かけなかったので、規制が厳しいのかな、と思いますが、シリア人のミュージシャンなどにもあったので、そうでもないかもしれません。

ウクライナ

ウクライナのストリートミュージシャンの収入について

  • 収入・・・1時間10ユーロ以下
  • 場所取りのしやすさ・・・難しい
  • 規制の強さ・・・無し
  • ミュージシャンの多さ・・・めちゃくちゃ多い
  • おすすめの場所・・・旧市街

さて、私の大好きな国TOP3に入るウクライナです。

ウクライナはリヴィヴで主に演奏していたのですが、ミュージシャンに対する規制がないのでやりやすさ満点でした。

その分ライバルも多いので、時には2〜3時間待ったりもありましたが総合的にみて、路上演奏したい国No.1ですね。

収入は1日2−3時間弾いて、10ユーロちょっとから時には30ユーロくらいと、収入は低いのですが、なんと言っても物価が安いので、全然大丈夫な収支になります。

物価などはこちらの「親日国家ウクライナのリヴィウに住んでみた」に詳しく書いているので、読んでみてください。

ウクライナは、報道されているような危険は全然なく、のんびりとした最高にいい国なんですよね。

移住したいんですけどね〜・・・。

頑張ってみます。。。

また、街並みも綺麗だし、人も優しいし綺麗だし、自然も豊かだしといいことづくしで、リヴィヴの大学には日本語学科があるので、日本語を話せる人がそこそこいる事もポイント高いですね。

ただ一つだけ言うなら、「英語がほとんど通じないので友達ができにくい」という事実もあります。

まぁ若い子は、英語を喋れる子はそこそこいるのですが、30歳以上の人は喋れない人が多いですね。

オーストラリア

オーストラリアのストリートミュージシャンの収入について

  • 収入・・・1時間60豪ドル
  • 場所取りのしやすさ・・・しやすい
  • 規制の強さ・・・ゆるい
  • ミュージシャンの多さ・・・少ない
  • おすすめの場所・・・スーパーマーケットの前

さて最後はヨーロッパじゃなく、カンガルーの国・オーストラリアはダーウィンです。

ダーウィンはかなり物価が高いので住みにくいですが、収入はかなりいいです。(2019年現在は豪ドルが下落しているので、国外にお金を持ち出すと旨味が半減しますが・・・)

おそらく他のオーストラリアの都市も同じだと思うんですが、街中で演奏する場合は、インフォメーションセンターに行って、3ドルほどお金を払い、その日演奏ができる許可証をもらいます。

これは1日かぎりなので、毎日更新に行かないといけないのですが、私は1週間ほどずっと使って、気が向いたら新しい許可書をもらっていました。

だって、警察もレンジャーもチェックしないからです。

また、マーケットが多いのでそれらのマーケットに行き、主催者に演奏していいかと聞けば、5−10ドルで演奏用の許可証をもらえます。

これは、ワーホリビザでも、観光ビザでもお金さえ払えばもらうことができます。

<ワーホリのことは「ワーキングホリデーで行ける英語圏5ヵ国のレビュー」に詳しく書いているので、こちらも一緒にどうぞ。>

マーケットにもよりますが、収入はあまり良くなかったですね。

3−4時間弾いて(休憩込みで)、60−80ドルくらいだったと思います。

ただ、通はこんなところでは演奏しません。笑

本当に稼げるところは、スーパーマーケットの前だからです。

これ、本当に稼げるんです。スーパーの前。

colesやwoolworthsの入り口の真ん前で弾くんです。

夕方5時過ぎから、6時半ごろまで私は毎日色々なスーパーの前で弾いていたのですが、平均で60−70ドル稼いでました。

また、朝も昼も弾いたりもしますが、1時間弱の演奏で最高200ドル、最高日収は300ドルくらいです。(実働3時間弱)

このくらい、スーパーの前は熱いので、ぜひ試してみてください。

ただ、中心部のスーパーはすぐに警備員が来るので、お勧めしません。(結構交渉できますが・・・)

3ヶ月こんな生活していたら、結構お金が貯まったので海外旅行から、次の海外旅行に行きました。

最後に

最後に路上演奏のコツを教えます。

絶対に緊張するんですよ。ちょっと怖いんですよ、慣れるまでは。

そこを一歩踏ん張って前に出て、演奏してみてください。

1曲弾いたら緊張も解けて、楽しく演奏できているはずなので。

「ギターを始めたばかりで持ち曲が少ない」?

私が路上ライブを始めた時は、3曲しか弾けませんでしたよ。(ソロで機材無しでやっていたので、ジプシージャズを弾くのが難しかったんです)

それを延々と弾いていました。

大体の人は素通りか、1曲聴いたら去っていくので同じ曲を弾いてもバレませんしね。

結論を言うと、「とりあえずやってみよう!失うものはない!」です。

バーやカフェで演奏するときに必要な英会話をまとめたので、「ミュージシャンに必要な英会話」もいっしょにどうぞ。

海外に行くときは、当然クレジットカードを持っていたほうがいいので、持っていない方は、こちらを参考にどうぞ。

ミュージシャンの私でも取れた年会費無料のクレジットカード