リズムギターアドリブ練習

有名なジャズの曲を使ってターンアラウンドの練習

今回はターンアラウンドを練習しましょう。

音楽の世界でターンアラウンドを制するものは、世界を制するってくらい基本かつ、必要不可欠なものです(言い過ぎです)。

また、ターンアラウンドはジプシージャズに限らず、ジャズ、ブルース、ボッサノヴァでも使うので、ぜひ色々なパターンを覚えていきましょう

ターンアラウンドとは?

ターンアラウンド(英語 turn around)とは、曲もしくはそのセクション(AメロとかBメロ)の最後にあり、曲の最初やそのセクションの最初に戻る時によくでてくるコード進行です。 また、イントロの進行にも、アウトロにも使われます。(ってゆうか、結構どこでも使えます)(イントロの進行に関しては、アドリブイントロの作り方をどうぞ)

ターンアラウンドは、ジャズやボッサノヴァでは必ず使うので、覚えておきましょう。

ただ、決まったコード進行を使うことが多いので、すぐに覚えて使うことができます。

よく使うターンアラウンド の例

turn around youtube

注)2−5−1や1−3bー2−5は度数を示しています。あまり詳しくない人は、「ギター初心者〜中級者におすすめ!ダイアトニックコード表と一覧」「ジプシージャズ入門⑧コードの作り、成り立ち」を参考にどうぞ。

5つの例を挙げましたが、キーCで、順にターンアラウンドの呼び方(数字)を書いていきます。

2-5-1-5 / 1-b3-2-5 / 1-6-2-5 / 1-b9-2-5 / 1-5-4-3


ジャズで使うターンアラウンド のtab ジャズで使うターンアラウンド のtab

これがジャズやジプシージャズ、ボッサノヴァでよく使うターンアラウンドです。このまま進行を覚えて使ってください。

ちなみに1−6−2−5のターンアラウンド で6をドミナントコード(7thコード)で弾くことも多いので、覚えていてください。(C69 – A7 – Dm7 – G7)

ここまでみてわかるように、ターンアラウンドはダイアトニックコードを使って弾いているので、ダイアトニックコードは必ずマスターしてください。

次は、ジャズで有名なサマータイムでターンアラウンドを弾いて見ましょう。

ターンアラウンド の練習

サマータイムの楽譜・ターンアラウンド の練習

ここでターンアラウンドを入れやすいところは、7・8小節目と最後の15・16小節目ですね。AメロからBメロへ、曲の終わりから頭に行く箇所なので。

では7・8小節目のE7ですが、こんな動きはどうでしょう?かっこいいかと思います。(上記で紹介していない動きですみません・・・)

E7-F7(F)-G7-G#dim

ベース音がクロマチックに動いているので、盛り上がる感じですよね。

曲が終わるときは。

Am-Dm-G7-C7-F#m7b5-E7-Am

これは2−5−1の応用で、連続して2−5を使って目的の音、E7まで移動した感じです。

紹介したターンアラウンド は、このような音です。(赤枠の上に書いてあるコードは、オリジナルのコードです)

ターンアラウンド 作り方
ターンアラウンド  作り方

エンディングは、他にもダイアトニックコードのみを使った進行で、こんな感じになります。(通常C7はCを使いますが、ジプシージャズではドミナントコードC7を使うこともあります)

ターンアラウンド  ダイアトニック

こちらは、代理コードを使ったターンアラウンド の例です。進行は1−2−5−1です。

ジプシージャズ ターンアラウンド  作り方

ただ、エンディングのときは最後の4小節をリピートして弾くことが多いので、周りの状況をみてアドリブして見てください。

サマータイムのソロやバッキングのレッスンは「ジャズの定番!サマータイムのアドリブ練習・タブ譜付き」をどうぞ。

練習2

次はオールオブミーを使ってやってみましょう。

イントロは「All of meのレッスン・タブ譜付き」でも紹介したのですが、面白い進行を使っています。

Em7-Eb7#9-Dm7-Db7#9

ターンアラウンド を使ったイントロ

一見すると、なにこの動き?って思うと思いますが、本当のコードはこれが元になっています。

Em7-A7-Dm7-G7-C

単純な2−5の動きでしょ?

これはA7の代理コードでEb7#9G7の代理コードでDb7#9を使っているだけです。

これもターンアラウンド の応用ですね。

ターンアラウンド の応用

今回は、最後のC69にターンアラウンド を使ってみましょう。

私はこんな感じのものを使いますね。

C69→C69-C#dim-Dm7-G7

最初に紹介したターンアラウンドの例にもある進行です。

基本的に音楽にあっていたらどんな進行を使っても良いので、いろいろ考えてみてください。

上記のターンアラウンドを使ったレッスンは、こちらリズムギターアドリブ練習all of meをどうぞ。

まとめ

実際にはまだまだたくさんのターンアラウンドがありますが、まずは典型的なものを知っていたら大丈夫です。

もっと深く知りたい方はジャズ講座などチェックして見てください。

私も昔は結構ハマって色々なturnaroundを作ったり、チェックしていました。

友達にターンアラウンドの本を借りたのですが、100種類くらい書いてあったのです。参考になりましたが、「ホドホドにパターンを持っていたらいいや」とある日思い、今はそこまで考え込んでターンアラウンド を作ってないですね。

あと、今回覚えたターンアラウンドを他の曲にもどんどん使っていってモノにしてください。

ターンアラウンドを使うとけっこうクールにみえますので(笑

ちなみに、アウトロにもターンアラウンドを使うことが多いので、こちら「アウトロの作り方」も一緒にどうぞ。

その他のレッスンは、こちらの一覧からどうぞ。

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