HP Chromebook x360 14b-cb0000のレビュー

セキュリティが万全のChromebookで比較的性能が高い本機種は、学生や社会人でも使えるほどの機種になります。

持ち運び用の2台目として、もしくはOfficeやGoogleドキュメント、スプレッドシートなどのテキスト中心の作業をする人であれば、比較的快適に使えます。バッテリー駆動時間は最大11時間もあるので、◎一日持ち運びをする場合でも十分だという人が多いと思います。

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Chromebook x360 14b-cb0000のスペックレビュー

HP Chromebook x360 14b-cb0000 左斜め前から

CPU Intel Pentium Silver N6000
メモリ 8GB
ストレージ eMMC 128GB
ディスプレイ(14型) FHD IPS タッチ
OS Chrome OS
無線 WiFi6、Bluetooth 5.0
オーディオ B&O Playデュアルスピーカー、デュアルマイク
寸法(幅x奥行きx高さ) 326.5 x 219.6 x 18.5㎜
重さ 1.6㎏
バッテリー 最大約11時間
保証 1年間
価格 5万9800円~

パソコンの頭脳であるCPUは最新のPentium N6000で、第8世代のCore i3ほどの性能があり、Chromebookなら快適に使えるほどの性能です。また、メモリも8GBと大きいので、安心して使えますね。

ストレージはスマホやタブレットに使用されるeMMCで、Chromebookでは大きめの128GBになっています。ChromebookってGoogle Driveなどのオンラインストレージを使う人が多いですが、やっぱり、内蔵ストレージも大きくないと不便なので助かりますね。

ディスプレイは高解像度のFHRディスプレイで、視野角が広くコントラスト比も高いIPS液晶が搭載です。スタンダードなディスプレイで、目にも優しいですね。

その他にも、最新のWiFi6が搭載なので、カフェや大学などの多くの人が使う無線でも安定した高速回線が可能で、Webカメラにマイク、スピーカーも搭載なのでオンライン授業やWeb会議にも対応できます。

14型で1.6㎏と若干重たいですが、2 in 1 PCなので移動中でもカフェでも使いやすいし、据え置き用としても活躍すると思います。

公式サイト

Chromebookとは?

まずは、Windowsパソコンとの大まかな違いです。

Chromebook Windows
OS Chrome OS WIndows OS
ブラウザ Google Chrome Edge
ダウンロード Google Play Microsoft Store
各Webサイト
Office 使用可 使用可
セキュリティ

ざっくり言うと、 ChromeBookはデータをパソコンに保存せずにGoogle Driveに保存をして、それを他のパソコンやスマホなどと共有して使うことを目的としたパソコンと言った感じです。当然、Google Driveに保存せずに本体の内蔵ストレージにも保存できますが、ストレージが小さいためすぐに限界が来ると思います。(ただし、本機種のストレージは大きめ)

変わってWindowsパソコンは、基本的に自由に何でもでき、どういった使い方をしても良い、通常のパソコンだと思います。

ChromeBookが伸びてきているのは、パソコンを使ってもフルに機能を使う人って限られた人だと思うので、それなら若干制限有るけど「ほぼ不自由なく使え、セキュリティも安心な(何もしなくてよい)Chromebookでいいんじゃない?」というライトユーザー層の隠れた要求を満たしているからだと思います。

語弊があるかもしれませんが、私がChromebookとWindowsって何が違うの?って聞かれたら、Chromebookはスマホのパソコン版で、Windows PCは普通のPCって答えます。

おそらく、Androidのタブレットやスマホを使ったことがある人って多いと思いますが、それのパソコン版と考えていたらいいと思います。なので、使いやすいし、すぐになれると思います。

また、Chromebook全般のスペックはWindows PCに比べ低いのですが、ChromebookでChrome OSにGoogle Chromeを使うので性能が低くても快適に使えるんですね。スペックが低くても快適に使えるので、価格も安いという特徴があります。

Chromebookが合う人は、特別なことをしない、Webサイトからソフトやアプリをダウンロードする必要がない人に合います。

Chromebookはセキュリティソフトがいらない?

Chromebookのセキュリティ

Chrome OSは「万が一ウイルスに感染したページを開いてもシステムと切り離されている」ので、パソコン本体にウイルスが感染することがありません。また、Google Playからのみダウンロードできるので、悪意のあるソフトやアプリを入手できる機会もほぼないです。

旧モデルとの比較

HP Chromebook x360 14b-cb0000と旧モデルの筐体<左/本機種・右/ChromeBook x360 14b-ca0000>

旧モデルのChromeBook x360 14b-ca0000との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 旧モデル
CPU Pentium Silver N6000 Pentium Silver N5000/N5030
メモリ 8GB 8GB
ストレージ eMMC 128GB eMMC 64GB
ディスプレイ FHD IPS タッチ FHD IPS タッチ
無線 WiFi6 WiFi5
バッテリー 11時間 10.5時間
重量 1.6㎏ 1.5㎏
価格 5.9万円~ 4.8万円~(販売終了)

ベゼル(画面の黒い枠)が若干細くなり、筐体も小型化されていますが重量は100g重くなっています。基本的な部分はあまり変更がなく、ストレージが倍に、そしてWiFi6に対応した点が大きな変化です。

プロセッサーの性能を表すPassmarkスコアは、旧モデルがスコア2642、本機が3592と約40%ほど上昇しているので、サクサク感が高くなっています。

ライバル機種

HP Chromebook x360 14b-cb0000と比較機種の筐体<左から本機種・Lenovo ThinkPad C13 Yoga・Lenovo 14e Chromebook Gen 2>

本機種と似たような機種との比較です。14e Chromebookのみ2 in 1 PCではありません(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)

本機種 ThinkPad C13 Yoga 14e Chromebook gen 2
CPU Pentium Silver N6000 Ryzen 3,5,7
Athlon
AMD 3015e
メモリ 8GB 16GB 8GB
ストレージ eMMC 64GB eMMC 64GB
SSD 128GB
eMMC 64GB
ディスプレイ 14型)FHD 13.3型)FHD、UHD 14型)FHD
無線 WiFi6 WiFi6 WiFi5/6
バッテリー 11時間 12.5時間 10.8時間
重量 1.6㎏ 1.5㎏ 1.45㎏
価格 5.9万円~ 6.7万円~ 4.7万円~

まずは性能を表すPassmarkスコアです。

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Athlon Gold 3150U  4240
Pentium N6000  3592
AMD 3015e  2678

全てのスコアがないのですが、一番性能が高いのはThinkPad C13 Yogaで、次に本機種、最後に14e Chromebook Gen 2になります。

各機種の特徴

  • 本機・・・平均的なスペックがあり、比較的低価格(Chromebookにしては若干高い)。
  • ThinkPad C13 Yoga・・・ビジネス用途で使えるスペックがあり、高性能高品質。価格もChromebookにしては高め
  • 14e Chromebook Gen 2・・・低価格で、ほかの機種にくらべ若干スペックが落ちるが、普段使い用途なら問題なし。ただし、2 in 1 PCでなく通常のノートパソコン

メリット・デメリット

良い点

・2 in 1 PCでどこででも使いやすい
・2つのUSB-Cに映像出力機能付き

残念な点

・14型で1.6㎏はちょっと重たい
・Chromebookのこのスペックにしてはちょっと高い

Chromebook x360 14b-cb0000の特徴

HP Chromebook x360 14b-cb0000 正面

外観は典型的なChromebookといった感じで、若干ベゼル(画面の黒い枠)も太いですがおしゃれな見た目だと思います。カラーは「スプルースブルー」と言うわけ分かんない名前ですが、青です。

HP Chromebook x360 14b-cb0000 右斜め前から

14型で比較的コンパクトな本機種の寸法は

・幅326.5㎜(一万円札2枚分/320㎜)
・奥行219.6㎜(千円札1.5枚分/225㎜)
・高さ18.5㎜(一円玉/直径20㎜)

と、ほぼ同じになります。

HP Chromebook x360 14b-cb0000 左側面

高さ(厚さ)も一円玉以下で普通のカバンにすっぽり入るサイズなので、持ち運びもしやすいと思います。ただし標準的な14インチと言えば1.4㎏~1.5㎏になるので、2 in 1 PCとはいえ重さは1.6㎏と重ためで、ずっしり感じると思います。

HP Chromebook x360 14b-cb0000 背面から天板にはHPのロゴに、Chromebookのロゴもあります。

2 in 1 PC

HP Chromebook 2 in 1 PCのモード

2 in 1 PCとはベゼル(ディスプレイ)を360度回転できるパソコンで、いろいろなモードにして使うことができます。電車の待ち時間にはタブレットモードで、じっくり作業をするときはノートブックモード、飛行機の座席などテーブルが狭いときに使いやすいテントモードなど、形状を変えて使えるので、いつでもどこでも使いやすいです。

HP Chromebook x360 14b-cb0000 タブレットモード<タブレットモード>

USIペン(スタイラスペン)対応なので、対応ペンを持っていたらイラストやメモ取りも簡単にでき、外出先で使いやすいモードです。

HP Chromebook x360 14b-cb0000 テントモード<テントモード>

ソファやベッドでの転がって使うときは、底面の吸気口をふさがないテントモードがおすすめです。個人的に一番使うモードですね。

HP Chromebook x360 14b-cb0000 左斜め前から

がっつり作業をするときは、もちろんノートブックモードが使いやすいです。

キーボード

HP Chromebook x360 14b-cb0000 正面

キーボードはバックライトキー付きで、キーピッチ(1つのキーの中心から次のキーの中心までの距離)は19㎜×19㎜と余裕があるので、手が大きな人でも窮屈じゃないサイズですね。キーストローク(キーを押し込む距離)は14㎜と標準的で、軽めのタイピングをする人には使いやすいと思います。

CPU

Intel Pentium Silver N6000
製造プロセス 10nm
コア/スレッド 4/4
キャッシュ 4MB
ベースクロック 1.1GHz
ブーストクロック 3.3GHz
TDP 6W

省電力でエントリークラスのCPUが搭載ですが、第8世代のCore i3並みの性能なので快適に使えます。

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i5-1135G7  10098
Core i3-1115G4  6546
Core i3-8145U  3830
Pentium Silver N6000  3592
Pentium Silver N5030  2665
Pentium Silver N5000  2605

上2つのCoreシリーズは最新の11世代CPUで、2021年販売の多くのWindows PCに搭載されているスタンダードなものです。本機種搭載のPentiumはエントリークラスのCPUですが、Chromebook搭載のCPUとしては結構よい方です。

何度も言うように、Chromebookはスペックが低くてもサクサク動くように設計されているので、安心して使えます。

ディスプレイ

HP Chromebook x360 14b-cb0000のディスプレイ

右にスライドできます↓

解像度 光沢 液晶 タッチ
FHD
1920×1080
あり IPS
FHD フル・ハイディフィニション、一般的な画質
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い
タッチ ディスプレイを触って操作できる

ディスプレイは標準的な高画質FHD解像度で、コントラスト比も高く視野角も広いIPS液晶が搭載です。

USI(Universal Stylus Initiative)というWacomやIntel、Googleなどがアクティブスタイラスペンの標準化のために作った団体があるのですが、本機種はそのUSIペンに対応しています。なので、他社製のペンでもUSIペンであれば使えます。

HP Chromebook x360 14b-cb0000のWebカメラ

ディスプレイ上部にWebカメラが搭載しているので、オンライン授業やWeb会議にも対応できますね。

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

メモリはLPDDR4 2933MHzで、8GBになります。Chromebookではかなり高い動作周波数なので処理速度も速いです。また、メモリはオンボードなので増設はできません。

ストレージ

SSD(PCIe NVMe) eMMC HDD
最大データ転送速度 速い ちょっと速い 遅い
平均起動時間 10秒~15秒 10秒以下(本機種の場合) 30秒~2分(新品の場合)
温度 熱くなりにくい 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 中価格 安い

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

本機にはスマホやタブレットに搭載しているeMMCが搭載で、128GBと大容量になります。データ転送速度は通常のパソコンに搭載されるSSDよりも遅いですが、本機Chromebookであればそんなに差はないと思います。

WiFi6

次世代通信規格のWiFi6に対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。今まで5GHzにしか対応していなかった周波数が、2.4GHzと5GHzと2バンドに対応しており、また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

 

バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間は最大11時間と長めなので、一日外出する学生や社会人でも多くの人は充電アダプターやモバイルバッテリーの持ち運びは必要なさそうですね。

セキュリティ

セキュリティは先ほど紹介したように、Google側ですべてやってくれるので特に何かを設定する必要はありません。

  • サンドボックス構造・・・ウイルス感染したサイトや悪意のあるサイトに行ってしまっても(通常、その前に遮断されます)、タブ(ページ)を閉じたら基本的に大丈夫で、その他システムや本体への影響が最小限になる
  • 確認付きブート・・・仮に誰かがシステムの変更をしても、前回安全に起動したシステムで起動する
  • 暗号化eMMC・・・データを暗号化できる
  • 復元モード・・・正常に動作しないときにOSを初期化する機能

インターフェイス

HP Chromebook x360 14b-cb0000 左側面

左側面にはUSB-A、USB-C、電源ボタンに音量ボタンがあります。

HP Chromebook x360 14b-cb0000 右側面

右側面にはmicroSDカード、USB-C、ヘッドフォン/マイクジャックがあります。

USBはすべて最大データ転送速度が5Gbpsで、USB-CはPower DeliveryとDisplay Port(映像出力機能)付きなので、外付けモニターにも簡単に接続できます。

サポート・保証

標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長3年まで延長できます。また、Premium Careと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

引き取り修理とは、家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。

修理拠点は日本国内なので対応も速く、安心して任せることができます。

サポート・保証

1年間使い方サポート(電話サポート)付きで、1年間引き取り修理保証になります。保証は最長3年まで延長できるので、安心ですね。

また、HPのサポートは手厚く、電話で使い方サポートをやってくれるので、わからないときは電話で直接訪ねることができます。

まとめ

Chromebookとしてはちょっと良いCPU性能で、全体的には平均的なChromebookだと思います。14型で1.6㎏と重いのでタブレットモードの時は片手で持ったりできませんが、使い勝手が良い便利な機種ですね。

保証やサポート、スペックを総合してみると、5万9800円からというのは悪くない価格だと思います。

公式サイト