HP Envy X360 13-bd0000(インテル)のレビュー インテル第11世代CPU搭載モデル

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おしゃれで実用的な2 in 1 PCの本機種は、最新のインテル11世代CPU搭載で、Evoプラットフォーム認証になります。

性能が高いのはもちろん、ディスプレイの品質も高く小型軽量なので、持ち運びが多い学生や社会人、そしてクリエイティブワークをする人にも合う機種です。

指紋センサー搭載でサインインは一瞬で済むし、次世代通信規格のWiFi6に対応しているので、安定した高速回線での通信も可能。特に大学生なんかは、多くの人が同時に使う大学のWiFiでもより快適に使えるようになりますね。

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Envy X360 13-bd0000(インテル)のスペックレビュー

HP Envy x360 13-bd0000(インテル第11世代CPU搭載) 左斜め前から

カラー ペイルゴールド
CPU Intel core i3-1115G4
Intel core i5-1135G7
Intel core i7-1165G7
メモリ 最大16GB
ストレージ SSD 最大512GB
グラフィックス インテルUHDグラフィックス
Iris Xe
ディスプレイ 13.3型 フルHD IPS 光沢あり HP Sure View sRGB 100%相当 タッチスクリーン
OS Windows 10 Home
Microsoft Office Office Home & Business 2019搭載可能
無線 WiFi6、Bluetooth 5.0
生体認証 指紋センサー
セキュリティ Windows Defender、TPM
付属 HP MPP アクティブペン
寸法 306×194.5×15.5㎜(最薄部)~18㎜(最厚部)
重さ 1.24㎏
バッテリー 最大11時間30分
保証 1年間引き取り修理、パーツ保証
価格 9万8780円~

パソコンの頭脳であるCPUには、最新インテル第11世代が搭載でEvoプラットフォーム認証を受けた機種になります。詳細は後述していますが、とにかく「速く・快適」に使えるパソコンにのみEvo認証が与えられます。

また、Core i5とi7に内蔵されたグラフィックスのIris Xeは、外部グラフィックボードのNVIDIA GeForce GTX 660並みの性能があり、内蔵グラフィックスとしては最高にパワフルです。画像編集や動画編集も、かなりやりやすくなっています。

パソコンの作業台であるメモリは8GBか16GBと十分な容量があり、普段使いであれば8GBで十分、クリエイティブワークをする人は16GBあれば快適に使えます。

ストレージも高速タイプのM.2 PCIe NVMeが使用。データ移動もスムーズで、パソコンの起動も約10秒と速いです!

ディスプレイはフルHDと高解像度で、sRGB 100%相当と高い色域があります。

また、指紋センサー搭載なので、パソコンを開いてログインも一瞬。起動も速いので、ダブルで快適ですね。

次世代通信規格のWiFi6に対応しているので、今まで以上に安定した高速通信が可能、混みあった回線でも使いやすくなっています。

付属のアクティブペンは4096段階の筆圧感知に傾き検知と、イラストも描きやすいほどの性能があります。大学生であればホワイトボードを撮影して、そこに自分で内容を肉付けしていくと言った使い方も出来ますね。

バッテリーも最大11.5時間と長く、ほとんどの人は充電アダプターの持ち運びは必要ないかと思います。また、30分で約6時間の充電も可能なので、急な外出予定が入っても、サクッと充電して長時間使えます。

保証も1年間、電話やLINE、Twitterでのサポートもしているので分からないことがあれば聞きやすいです。

おしゃれで高性能、持ち運びもしやすいと、三拍子そろった機種です。

公式サイト

ライバル機種

HP Envy X360 13-bd0000と比較機種の筐体<左から本機種・Envy x360 13-ay・Lenovo Yoga 750i>

本機種と似たような2 in 1 PCとの比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)

本機種 Envy X360 13 AMD Yoga 750i
CPU Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
Ryzen 5 5600U
Ryzen 7 5800U
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
メモリ 16GB 16GB 16GB
ストレージ SSD 512GB SSD 1TB SSD 512GB
グラフィックス Iris Xe
UHD
Radeon Iris Xe
ディスプレイ FHD IPS FHD IPS 14型)FHD IPS
無線 WiFi6 WiFi6 WiFi6
バッテリー 11.5時間 15時間 14.7時間
重量 1.24㎏ 1.25㎏ 1.43㎏
特徴 Evo
Thunderbolt 4
Evo
Thunderbolt 4
価格 9.8万円~ 12.7万円~ 8.7万円~

各機種の特徴です。

  • 本機種・・・アルミニウム筐体の上位モデルで、小型軽量。Evo認証、Thunderbolt 4もあり使いやすい。クリエイティブワークもしやすい
  • Envy X360 13 AMD・・・兄弟モデルでプロセッサーがAMD Ryzen。バッテリー駆動時間が長い。
  • Yoga 750i・・・Lenovoの上位モデルで、同じくEvo認証にThunderbolt 4もあり。小型軽量の14型モデル。より大きな画面で作業をしたい場合は、本機種がお勧め

パソコンの頭脳であるCPUの性能を表すPassmarkスコアです。スコア7000ほどでビジネス用途で快適に使えるほどです。

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 4700U  14402
Ryzen 5 4500U  11559
Core i7-1165G7  10620
Core i5-1135G7  10098
Ryzen 3 4300U  8067
Core i3-1115G4  6546

スコアはRyzenの方が高いですが、インテルはグラフィック性能が高いので、Officeワークや画像編集などのクリエイティブワークもしやすいです。

Envy X360 13(インテル)の特徴

HP Envy x360 13-bd0000(インテル)正面

EnvyはHPのブランドでプレミアムモデルに位置づけされており、高級感があるパソコンです。ベゼル(画面の黒い枠)も細いので使いやすいし、見た目も洗練されていますね。

本機種はEnvy x360 13と言い、HPでx360と言うのは2 in 1 PCを意味します。

HP Envy x360 13(インテル) タブレットモード<タブレットモード>

ヒンジが360度回転するので、ディスプレイを倒せばタブレットの様に使えます。付属のペンを使ってイラストも描きやすいし、カフェや電車の中でも使いやすいです。

HP Envy x360 13(インテル) テントモード<テントモード>

ソファやベッドに寝転がって動画を見る時は、このようにテントモードにしたら背面の吸気口を塞がないのでパソコンも熱くなりにくいし、見やすいです。

HP Envy x360 13(インテル) 付属のアクティブペン

付属のHP MPP アクティブペンは、傾き検知に4096段階の筆圧を感知するので、本物のペンで書いているように書き込みや、イラストを描いたり出来ます。

素材・寸法

HP Envy x360 13-bd0000の外観 背面

さすがにハイエンドモデルなので、素材は耐久性が高く軽量なアルミニウムを使用。アルマイト加工をしてあるので、サビや腐食、摩耗を防ぎます。

寸法は幅306㎜、奥行き194.5㎜、高さ15.5㎜(最薄部)と小さく、一般的な大学ノートであるセミB5ノート(257㎜x182㎜)と比べても幅+5.9㎝、奥行き1.25㎝とかなり小型です。

一つ大きなサイズの大学ノートA4(297㎜x210㎜)と比べると、幅+0.9㎝、奥行きは-1.55㎝になります。カバンにすっぽり入るサイズです。

HP Envy x360(インテル)の外観 天板

厚さはたったの15.5㎜と、1円玉(直径20㎜)の約3/4です。薄いですね。ちなみにヒンジとヒンジの間には排気口が大きく取られているので、排熱処理も良くできています。

本機種の公式ページには記載されていませんが、通常Envyでは3万2000回の開閉テストや1100万回のキーの耐久テストをやっているので、最新の本機種も同じ仕様だと思います。

指紋センサー

HP Envy x360 13-bd0000の指紋センサー

カーソルキーの横にあるボタンは「指紋センサー」になり、ここに指を載せるとすぐにサインインできるので、楽だし、サクッと使い始めることが出来ます。

オーディオ

HP Envy x360 13-bd0000のスピーカー

オーディオは、バング&オルフセンというデンマークの老舗高級オーディオメーカーを採用し、音質には定評があります。

スピーカーは底部の左右側面にあるので、どのモードで使っている時も音がクリアに聞こえます。

Evoプラットフォーム

インテルEVOプラットフォーム
本機種はEvoプラットフォームの認証を受けた機種で、インテルとの共同開発された機種になります。簡単に言うと、第11世代CPU搭載のノートパソコンの中でも特別性能が高いものがEvoプラットフォームの認証を受けることが出来ます。なので、11世代CPUを搭載しているからと言って、勝手にこの認証を使うことはできないんですね。

インテル第11世代CPU搭載ブランド-Intel公式サイトより>

Evo認証を得けるには、以下の条件が必須になります。

Evoプラットフォームは、下記の項目すべてに当てはまる機種になります。

  • ノートパソコンであること
  • Iris Xeグラフィックス搭載の第11世代CPU搭載機種
  • アプリケーションを高速かつ高レスポンスで使える
  • AI推論も高速で使える
  • 電源を問わずにレスポンスが良い事
  • 9時間以上のバッテリー駆動時間
  • フルHD以上
  • 1秒以内でスリープから復帰
  • 30分の充電で4時間駆動
  • WiFi6対応
  • Thunderbolt 4搭載

一言でいうと、「とにかく快適に使える」パソコンがEvo認証を受けれます。

Evoプラットフォームの特徴

Officeのパフォーマンスが52%向上、ビデオ会議中にOfficeで資料作成しても、生産性が今までの41%高速化、Adobe CCを使った動画編集が最大2.5倍高速化など、多くの恩恵を受けることが出来ます。

CPU

製造プロセス コア/スレッド
キャッシュ
グラフィックス ベースクロック
シングルコアターボ時
Core i7-1165G7 10nm
SuperFin
4/8
12MB
Iris Xe 2.8GHz
4.7GHz
Core i5-1135G7 10nm
SuperFin
4/8
8MB
Iris Xe 2.4GHz
4.2GHz
Core i3-1115G4 10nm
SuperFin
2/4
6MB
UHDグラフィックス 3GHz
4.1GHz

CPUには最新のインテル第11世代CPUが搭載で、とにかくパワフルになっています。最近はWebサイトのコンテンツもリッチになっているので、高い性能のCPUだと快適に使えますよね。

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い

↓グラフをタップすると数値が表示されます↓

上のグラフはCPUの性能を測るPassmarkスコアですが、Core i3ですら6465と、ビジネスで快適に使える目安の7000に近い性能があります。普段使い用であればCore i3でも快適に使えると思います。

Core i5とi7はEvoプラットフォーム認証の機種で、より快適に、より生産性をUPして作業したい人向けです。仕事で使うという場合は、迷いなくCore i5かi7をお勧めします。

こちらはCineBench R20で、シングルコアの性能とマルチコアの性能を数値化したものです。

マルチもシングルも第10世代のCPUに比べ、劇的に上がっていますね。

グラフィックス

グラフィック性能が高いとOfficeワークや複数画面での作業がしやすく、画像編集などのクリエイティブワークもしやすいです。

Video Caed Benchmarks

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

MX450 3715
Core i7-1165G7  3681
Core i5-1135G7  2898
MX250  2582
Core i3-1115G4  2118
Ryzen 7 4700U  2066
Iris Plus  1859
Ryzen 5 4500U  1818
Ryzen 3 4300U  1607
UHD  888

11世代CPUのグラフィック性能は高く、PhotoshopやLightroomなどの本格的なソフトも使いやすくなっています。(その場合はCore i5以上推奨)

ディスプレイ

HP Envy x360(インテル)のディスプレイ

ディスプレイは以下の仕様になっており、物理シャッターとSure Viewも搭載です。

解像度 液晶 光沢 色域 タッチディスプレイ
フルHD
1920×1080
IPS あり sRGB 100%相当

高画質のフルHDに、視野角やコントラスト比の高いIPS液晶、色域は「Web用画像編集」に向いている高色域のsRGB 100%相当になります。

NTSC45%とsRGB 100%の比較<左NTSC 45%・右NTSC 72%(sRGB 100%相当)>

 上の写真は、私が使用しているノートパソコン2台のディスプレイを一眼カメラで撮影したものですが、右のsRGB 100%相当のディスプレイはより鮮やかでより正しい色を描写しています。(画像は縮小圧縮しているので、色は変化しています)

画像編集をする人はもちろんですが、普通に使用している場合でも「より鮮やかで本来の色に近い色」を描写できるディスプレイは、動画を見るにしても没頭感が増します。

また、HP Sure View Gen3が搭載で、これはのぞき見を防止する機能になります。

HP Sure View<左Sure View OFF/右Sure View ON>

上の写真は別機種ですが、Sure ViewをON/OFFした状態になります。Sure ViewをONにすると視野角が狭くなり、横から見ると見えにくくなります。カフェなどで作業をしている時に有効です。

また、物理シャッターは、ディスプレイ上部のカメラを使用していないときに閉じることが出来るカバーになります。

メモリ

メモリはパソコンの作業台で、大きなメモリはより速く、より大きなデータを処理しやすくなります。通常8GBあればビジネス用途でも十分ですが、より快適に使いたいという人は16GBがおすすめです。

メモリの種類はDDR4-3200MHzで、オンボードになります。

この動作周波数(3200MHz)が高いと、より速くデータを処理できるんですが、このDDR4-3200MHzは現行で最速のモデルです!よりサクサク動きます。

ストレージ

ストレージはM.2 PCIe NVMeのSSDが搭載で、最大512GBと大容量です。

M.2 PCIe NVMeはストレージで最速のデータ転送速度があり、パソコンの起動も10秒ほどと速いです。

セキュリティ

セキュリティは、Windows標準搭載のWindows Defenderと、TPMなどが搭載です。

  • Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティでウイルス対策機能がある
  • TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納
  • パワーオンパスワード・・・電源を入れた時に入れるログインパスワード
  • アドミニストレーターパスワード・・・管理者以外はソフトウェアなどをダウンロードする時に、管理者の認証・パスワードが必要にできる。子供が有害なものをダウンロードしないように等の時に使います
  • マカフィーリブセーフ・・・セキュリティソフト30日試用版

公式サイト

インターフェイス

HP Envy x360(インテル)の右側面

筐体右側面には、microSDカードリーダー、USB-A、電源コネクタがあります。

HP Envy x360(インテル)の左側面

筐体左には、ヘッドフォンとマイクジャック、USB-A、そしてThunderbolt 4対応のUSB-Cがあります。

Thunderbolt 4は次世代規格で、最新の機能が詰まっています。

  • Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き(充電できるという意味)
  • 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
  • PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
  • 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
  • 8K出力にも対応
  • USB4.0規格に準拠

Thunderboltがあれば、何でもできますね。すごい技術だと思います。

保証・サポート

HPでは1年間の「使い方電話サポート」に、LINEやTwitterでのサポートもやっています。

「初めてパソコンを購入するので分からないことが多い」と言う場合でも、電話出来るのは心強いですよね。

また、1年間の引き取り修理サービスも付いていますが、延長やアップグレードも可能です。

HPの保証

万が一の時にセキュリティの観点上、パソコンをHPの修理工場に送りたくないというビジネスパーソンや、速く修理してもらわないと困るなどの場合は、「3年間出張修理サービス」がいいと思います。

まずは電話で話しリモート修理を試すのですが、それでも状況が改善しない場合は、「基本的に電話している日の翌営業日にエンジニアが訪問し、目の前で修理」してくれます。

まとめ

本機種は一番性能が低いCore i3でも性能が高く、第10世代のCore i5-10210Uと同時くらいの性能で、Core i5とi7はEvoプラットフォーム認証なのでかなり快適に使えます。

CPUの性能だけじゃなく、メモリやストレージも質が高く、ディスプレイは高画質で高色域なので、クリエイター向けと言っても良い品質です。

保証やサポートも充実しているのに、税別8万9800円からと購入しやすい価格なのでコスパが高いですね。

公式サイト