HP OMEN 16-wf 2023年モデルのレビュー インテル13世代+RTX 40シリーズ搭載のハイスペックゲーミングノート

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最新スペック満載の、OMEN 16 2023年モデルです。

第13世代Core i7-13700HXに、最高でRTX 4080が搭載可能、そしてQHD解像度に240Hzのリフレッシュレートです。

色域もクリエイター向けのsRGB 100%と広く、ゲームだけじゃなくいろいろな用途に向いています。

当サイトの評価は、このようになりました。

スペック 4.7 out of 5 stars
コスパ 4 out of 5 stars
総合評価 4.3 out of 5 stars

※14世代CPUとDDR5-5600MHzが追加されたので、情報をアップデートしています。

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OMEN 16-wfのスペック

CPU Core i7-13700HX
Core i7-14700HX
Core i9-14900HX
メモリ 最大32GB
ストレージ SSD 1TB+空きスロット1つ
グラフィックス RTX 4060
RTX 4070
RTX 4080
ディスプレイ(16.1型) QHD IPS 240Hz
OS Windows 11 Home
通信 Wi-Fi 6E、1ギガビットイーサネット
生体認証
WEBカメラ FHD 1080p
オーディオ Bang & Olfsen
寸法(幅×奥行×高さ) 369 × 259.4 × 23.5 mm
重さ 2.44㎏
バッテリー
電源
最大約4時間45分
280W
標準保証 1年間
価格 27.2万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第13/14世代で、ハイエンドモデルのHXシリーズになります。前世代のCore i9-12900HKよりも高い性能で、文句なしです。

メモリはDDR5-4800MHzが搭載で、メモリスロット2つ・最大32GBが搭載です。ストレージはSSD PCIe 4.0が搭載で、もう1つM.2に空きスロットがあるので増設も可能です。

また、PCIe 4.0はデータ転送速度がかなり速く、パソコンの起動もゲームのロード時間も短いです。

グラボは最新のRTX 40シリーズが搭載で、ミドルハイエンドのRTX 4060か、ハイエンドモデルのRTX 4070、RTX 4080が搭載可能です。ガチ勢向けのスペックですね。

ディスプレイは大画面の16.1インチで、2.5Kと高精細、視野角の広いIPS液晶、そしてリフレッシュレートは240Hzとぬるぬるです。また、画像編集をするクリエイターにもうれしい、広色域のsRGB 100%となっています。

ディスプレイは十分な性能ですが、未だに画面アスペクト比が16:9なのが残念です。Lenovoとかは数年前から画面比を16:10に変えてきており、情報量が増えるので見やすいんですよね。

通信はWi-Fi 6Eに対応し、1ギガビットイーサネット搭載と、無線でも有線でも安定した高速通信が可能です。

その他のスペックは、WEBカメラは高画質のFHD 1080pで、オーディオはバング&オルフセンを採用、バッテリー駆動時間は最大約4時間45分、電源は280Wになります。

筐体は旧モデルよりも1㎝以上奥行きが長くなっており、熱もこもりにくくなっています。

インターフェイスは豊富じゃないですが、必要十分にあり、Thunderbolt 4が2つもあるので使い勝手は高いです。

 

 

公式サイト

 

旧モデルとの比較

<左/本機種・右/OMEN 16-k>

旧モデルのOMEN 16-kとの比較です。(表のSSD・バッテリーは最大値)

OMEN 16-wf(2023年モデル) OMEN 16-k(2022年モデル)
CPU Core i7-13700HX
Core i7-14700HX
Core i9-14900HX
Core i5-12500H
Core i7-12700H
メモリ DDR5-5600 32GB搭載 DDR5-4800 16GB搭載
ストレージ SSD PCIe 4.0×2
GPU RTX 4060
RTX 4070
RTX 4080
RTX 3060
RTX 3070 Ti
ディスプレイ QHD IPS 240Hz FHD/QHD IPS
144/165Hz
通信 Wi-Fi 6E、1ギガビットイーサネット
バッテリー 4時間45分 6時間30分
重量 2.44㎏ 2.41㎏
寸法 369 × 259.4 × 23.5 mm 369 × 248 × 23㎜

主な変更点です。

・CPUが最新の13/14世代に
・メモリの周波数がアップ
・グラボが最新のRTX 40シリーズに
・FHDディスプレイが廃止になり、リフレッシュレートが240Hzにアップ
・筐体の奥行きが1㎝以上大きくなった
・バッテリー駆動時間が約2時間減った
・30g重くなった
・WebカメラがFHDに

 

こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアと、グラボの性能を表すFire Strikeです。CPUは20%ほど、GPUは32%増しとなっています。

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-13700HX  33484
Core i7-12700H  27754
Core i5-12500H  23156

 

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4080  33106
RTX 4070  26024
RTX 3070 Ti  24924
RTX 4060  23768
RTX 3060  17853

 

OMEN 16-wfの特徴

OMEN 16-wf 左斜め前から

筐体幅が大きくなったので、ベゼル(画面の黒い枠)が太めですね。特に下ベゼルはかなり太いです。まぁ、見た目よりも実利を取った感じでしょうか。当然筐体が大きい方が熱がこもりにくくなるので、性能も上がりますしね。

寸法は

・幅 369㎜
・奥行 259.4㎜
・高さ 23.5㎜

で、16.1インチと言うことも相まって大きいですね。重さも2.44㎏とヘビー級なので、持ち運んで外で使おうとは思わないサイズです。

 

OMEN 16-wf 筐体内部

筐体内部にはヒートパイプが張り巡らされ、4方向排気による合計6方向のエアフローの冷却になっており、通気性が高い機種です。

 

OMEN 16-wf 右側面 OMEN 16-wf 左側面

左右の側面に通気孔があるので、側面のインターフェイスは少ないですが、背面にもインターフェイスがあります。

 

OMEN 16-wf 背面

以前は背面に2色の四角のロゴがあったのですが、「OMEN」だけに変更になっています。

たわみに強いユニボディ(1つのパーツで筐体を作る。通常はいくつかのパーツをつなぎ合わせて作る)を採用しており、堅牢性も高くなっています。

 

カメラ周り

HP OMEN 16 2023年モデル 正面

WebカメラはHP True Vision 1080p フルHDで、旧モデルのHD画質よりも2倍以上の画素数になっています。

Web会議や配信にも便利で、相手により良い映像が映し出されます。また、プライバシーシャッターも搭載しており、カメラを使わないときは閉じておくと、万が一の際も安心です。

スピーカーとマイクは2つずつ搭載しており、オーディオは高級老舗ブランドのバング&オルフセンになっています。

 

 

キーボード

OMEN 16-wf キーボード<出荷されるのは、日本語キーです>

キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は18.7×18.7㎜と余裕がある幅で、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.5㎜と浅すぎず深すぎずなので、癖もなく使いやすいと思います。

4ゾーンRGBライティング対応で、26キーロールオーバーとアンチゴーストに対応しています!アンチゴーストはキーの誤認識を防ぎ、26キーロールオーバーは26個のキーを同時に押しても全部認識します。

 

OMEN Gaming Hub

OMEN Gaming Hub

OMEN Gaming Hubよりファンのスピードを調整したり、ネットワークブースターで必要なアプリにより重点を置いて通信したり、電圧やライティングを設定したりできます。

ゲーム使用時だけでなく、ゲームを使っていないときは性能を下げて静かに使ったりできるので、パソコンにも環境にも優しいです。

また、「OMEN Gaming Hub」はゲーム管理や配信ツールとしても使えるので、非常に使い勝手が良いです。

ゲーム管理でインストールされているゲームのWindowsキーを無効化することが出来るので、高価なゲーミングキーボーも不要ですね。他にもWindowsの省電力機能を無効化したり、メモリブースト、Windows自動更新を無効化等、ゲーム中に想定される不安要素を潰してくれる強い味方です。

 

 

CPU

CPUはCore i7-13700HXが搭載です。比較材料として、Core i9とi5のHXシリーズも紹介します。

Core i9-13900HX Core i7-13700HX Core i5-13500HX
Pコア 8 8 6
Eコア 16 8 8
スレッド 32 24 20
キャッシュ 36MB 30MB 24MB
ターボブースト/ターボブーストMax3.0 5.4GHz 5.0GHz 4.7GHz
Pコア最大周波数 5.4GHz 5.0GHz 4.7GHz
Pコア基本周波数 2.2GHz 2.1GHz 1.8GHz
Eコア最大周波数 3.9GHz 3.7GHz 3.5GHz
GPU実行ユニット 32EU 32EU 16EU
ベースパワー 55W
マックスパワー 157W

CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。

ターボブーストMax3.0対応で、プロセッサーの中の最もパフォーマンスの高いコアを識別し、電力と熱のヘッドルームを利用して、必要に応じてそれらのコアの周波数をあげることにより更なるパフォーマンスを提供します

こちらはCPUの性能を測るCPU markスコアです。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-14900HX  47409
Core i9-13900HX  46415
Core i7-14700HX  36261
Ryzen 7 7745HX  35027
Core i9-12900HX  33727
Core i7-13700HX  33484
Ryzen 7 7840HS  28429
Core i7-1370P  25032
Core i7-1360P  21323
Core i5-1350P  20032
Core i7-1260P  18691
Core i5-1340P  17878
Core i5-1240P  17318

 

Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。

その他のCPUとの比較です。Core i9はぶっちぎりの性能です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-14900HX  21560
Core i9-13900H  18874
Core i7-13700H  16201
Core i5-13500H  11782
Core i5-13420H  9948
Core i7-1355U  9033
Core i7-1360P  8262
Core i7-1355U  5775
Core i5-1235U  5545
Core i5-1340P  5251

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-14900HX  2922
Core i7-1355U  2551
Core i9-13900H  2039
Core i5-13500H  1770
Core i7-1360P  1738
Core i7-13700H  1704
Core i5-1335U  1698
Core i5-13420H  1661
Core i5-1340P  1532
Core i5-1235U  1472

 

グラフィックス

RTX 4080 Laptop RTX 4070 Laptop RTX 4060 Laptop
コードネーム Ada Lovelace
CUDAコア 7424基 4608基 3072基
RTコア 58 36 24
Tensorコア 232 144 96
ブーストクロック 2280MHz 2175MHz 2370MHz
メモリタイプ GDDR6
メモリ容量 12GB 8GB 8GB
メモリバス幅 192ビット 128ビット 128ビット
メモリ帯域幅 432GB/s 256GB/s 256GB/s
TGP 140W

グラフィックスはハイエンドモデルのRTX 4080とRTX 4070、そしてミドルハイエンドのRTX 4060が搭載可能です。

どれも性能が高いので、あとは予算とどこまでfpsを求めるかによりますね。

こちらはDirectX 11で動作するFire Strikeと、DX12で動作するWQHD(2K/2560×1440)向けのTime Spyです。

Fire StrikeTime Spy

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4090  35361
RTX 4080  33106
RTX 3080 Ti  26136
RTX 4070  26024
RTX 3070 Ti  24924
RTX 4060  23768
RTX 3080  23637
RTX 3070  22431
RTX 2080S  21862
RTX 2080  20939
Radeon RX 6600M  20048
Radeon RX 6600M  19910
RTX 2070 Super  19070
RTX 4050  18269
RTX 3060  17853
RTX 3050 10718

Time Spy

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4090  20269
RTX 4080  18091
RTX 3080 Ti  12599
RTX 4070  12310
RTX 3080  11510
RTX 3070 Ti  11427
RTX 4060  10653
RTX 3070  10260
RTX 2080S  10096
RTX 2080  9585
Radeon RX 6600M  8623
RTX 4050  8498
RTX 2070 Super  8328
RTX 3060  8323
RTX 3050 5018

 

ゲームのベンチマーク

スコアの単位はfps(1秒間に更新されるコマ数)で、60以上が「快適」にプレイできる目安です。スペックや状況により数値は変動するので、参考値として見てください。また、画質は特別記載がない限り最高画質です。

RTX 4080ゲームベンチマーク

青・・・FHD 赤・・・QHD

Watch Dogs Legion  110
 93
Horizon Zero Dawn  113
 106
Red Dead Redemption 2  57
 48
Assassin’s Creed Odyssey  66
 57
Monster Hunter World  127
 70
Far Cry New Dawn  110
 94
Cyberpunk 2077  106
 81
Apex Legends  148
 123

 

RTX 4070ゲームベンチマーク

青・・・FHD 赤・・・QHD

Watch Dogs Legion  89
 64
Horizon Zero Dawn  126
 98
Red Dead Redemption 2  88
 52
Assassin’s Creed Odyssey  60
 49
Monster Hunter World  88
 58
Far Cry New Dawn  94
 83
Cyberpunk 2077  88
 54
Apex Legends  135
 106

 

RTX 4060 ゲームベンチマーク

青・・・FHD高画質 赤・・・FHD最高画質

Watch Dogs Legion  84
 65
Horizon Zero Dawn  95
 108
Red Dead Redemption 2  65
 43
Assassin’s Creed Odyssey  77
 60
Monster Hunter World  98
 85
Far Cry New Dawn  98
 90
Cyberpunk 2077  68
 74
Apex Legends  127
 128
Fotnite  145
 121

 

 

ディスプレイ

OMEN 16-wf 右斜め前から

解像度 光沢 液晶 輝度
16.1型 QHD なし IPS 300nit
リフレッシュレート 色域 その他
240Hz sRGB 100% NVIDIA G-Sync、Eye safe

ディスプレイは16.1インチと大型で、2.5K(2560×1440ドット)と高精細です。細かい部分もくっきりと見えるので、遠くの敵も見やすいです。

また、視野角が広いIPS液晶を採用し、輝度は自室でプレイするには十分な300ニトになっています。

 

色域はクリエイター向けのsRGB 100%と広色域で、一般的な色域のNTSC 45%に比べ鮮やかな色です。より迫力のある映像が楽しめるし、画像編集などをする人にも向いています。

リフレッシュレート240Hzとぬるぬるで、NVIDIA G-Syncにも対応しているので、スタッタリングやティアリングを軽減します。

 

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

メモリは13世代CPUにはDDR5-4800MHzで16GB(8GB×2)、14世代モデルにはDDR5-5600MHzで最大32GBになります。動作周波数が高いので、処理速度も速いです。

 

 

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

ストレージは爆速のSSD PCIe 4.0×4 1TBが搭載で、もう1つM.2スロット(PCIe 4.0)があるので増設も可能です。PCIe 4.0は、パソコンの起動もゲームのロードも速いです。

こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。

シーケンシャル速度

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

PCIe 4.0×4  ~約7000MB/秒
 ~約5000MB/秒
PCIe 3.0×4  ~約3000MB/秒
 ~約2000MB/秒
HDD  600MB/秒
 200MB/秒

 

 

Wi-Fi 6Eとギガビットイーサネット搭載

本機は有線でも無線でも接続でき、無線は1ギガビットイーサネット、無線はWi-Fi 6Eになります。

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

Wi-Fi 6Eは、現在主流のWi-Fi 5より約40%最大通信速度が上がっており、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

また、Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。

 

 

バッテリーと電源

バッテリーは6セルと大容量で、最大約4時間45分のバッテリー駆動時間があります。また、急速充電にも対応しおり、30分で50%の充電も可能です。

電源は280Wで、まあまあの大きさです。CPUとGPUを同時にフルパワーで使うことなんてないので心配ないですが、理論上の最大電力はCPU/157W+GPU/140W=297W+メモリやストレージ、ディスプレイなどです。

 

 

インターフェイス

インターフェイスは十分な数があり、Thunderbolt 4が2つもあるので、使いやすいと思います。

OMEN 16-wf 右側面

右側面インターフェイスは、USB-A 5Gbpsのみです。

 

OMEN 16-wf 左側面

左側面インターフェイスはUSB4(Thunderbolt 4対応)が2つに、ヘッドフォン/マイクジャックになります。

 

OMEN 16-wf 背面

背面には電源、RJ45、HDMI 2.1、そしてUSB-A 5Gbpsになります。

Thunderbolt 4には、こういった機能・性能があります。

  • Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
  • 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
  • PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
  • 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
  • 8K出力にも対応

 

 

サポート・保証

Cafe de OMEN・Omenのサポート

HPでは「1年間の使い方サポート」と「1年間の引き取り修理保証」が標準でついていて、電話やLINE、ツイッターでもサポートをしています。購入時に詳しく書かれた「パソコン入門」もあるので、初めてパソコンを買う人でも設定から使い方まで、分かりやすいと思います。

また、保証は最長3年まで延長でき、引き取り修理じゃなく出張修理もあります。

  • 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
  • 出張修理・・・家や事務所に来て現場で修理。期間内は交換パーツ代など無料

ゲーミングPC用のCAFE DE OMENという「技術的サポートと修理受付窓口」があり、1年間利用でき、受付時間は月~金・9時~21時、土曜日は9時~17時、日曜は休みです。LINEでの自動サポートは24時間365日です。

このサポートの特徴として「サポートスタッフ全員が熟練プレーヤー」で、みなさんマニアックらしいです。普通に「ゲーム用語」を使っても理解できる人たちなので、話が速いですね。また、自分に合ったアクセサリ、例えばディスプレイやVR用ヘッドセット、マウス・・・など、HP製品に限らずアドバイスをくれます。

 

 

ライバル機種

紹介しているモデルはLenovoからで、全機種で画面アスペクト比は16:10になっています。16インチでも17インチ並みの情報量なので、より広範囲を一目で見れます。

 

Legion Pro 5 Gen 8 16

Legion Pro 5 Gen 8 16型(AMD)のレビュー最新のRyzen 7000シリーズを搭載で、グラボは最高でRTX 4070が搭載できるハイエンドモデルです。ただし、モデルやカスタマイズによってはRTX 4050や4060も選べるので、ホビーユーザーにもちょうどよいスペックと価格にもなります

 

CPU Ryzen 5 7645HX
Ryzen 7 7745HX
メモリ 最大32GB
ストレージ SSD×2枚
グラフィックス RTX 4050
RTX 4060
RTX 4070
ディスプレイ(16型) WQXGA IPS 165/240Hz
通信 Wi-Fi 6E、1Gbe
WEBカメラ FHD 1080p
オーディオ Nahimicオーディオ
重さ 約2.5㎏
バッテリー 最大約6時間
価格 19.5万円~

レビュー

 

Legion Pro 5i Gen 8 16

Lenovo Legion Pro 5i Gen 8 16型のレビューコスパが高い機種で、カスタマイズの幅も広いので初心者から上級者まで使いやすいスペックにできます。最新スペックが満載でリフレッシュレートは最大240Hzと、超ぬるぬるです。

CPU Core i5-13500HX
Core i7-13700HX
Core i9-13900HX
メモリ 最大32GB
ストレージ SSD×2
グラフィックス RTX 4050
RTX 4060
RTX 4070
ディスプレイ(16型) WQXGA IPS 165/240Hz
通信 Wi-Fi 6E、1Gbe
WEBカメラ FHD 1080p
重さ 約2.5㎏
バッテリー 最大約5時間
価格 19万円~

レビュー

 

Legion Pro 7i Gen 8 16

Legion Pro 7i Gen 8 16型のレビュー2023年最新スペックが満載で、13世代インテルCPUにRTX 4090も搭載可能です。画面比16:10の16インチで、2.5K解像度、リフレッシュレートは240Hzとぬるぬるです。重たいタイトルも高リフレッシュレートでプレイでき、クリエイティブワークには、メモリが最大32GBとちょっと物足りないかもしれませんが、概ね重たい作業もできます

CPU Core i9-13900HX
メモリ 32GB
ストレージ SSD×2
グラフィックス RTX 4080 Laptop
RTX 4090 Laptop
ディスプレイ(16型) WQXGA IPS液晶 240Hz
通信 インテルKiller Wi-Fi 6E/Wi-Fi 6、1Gbe
重さ 約2.8㎏
バッテリー
電源
最大約5.5時間
330W
価格 39.5万円~

レビュー

 

 

まとめ

良い点

・最新スペック満載
・ストレージの増設が可能
・2.5K解像度と高精細
・リフレッシュレートが240Hzと超ぬるぬる
・sRGB 100%と広色域
・WEBカメラかFHDと高画質
・グラボが3種類あるので、予算や用途によって選べる
・26キーロールオーバーとアンチゴースト対応

 

残念な点

・そろそろ画面アスペクト比を16:10にしても良いかも・・・

 

総合評価

16.1インチと大画面で、2.5Kと高精細で色域も高く、何よりもリフレッシュレートが240Hzとぬるぬるです。CPU性能は高く、グラボはRTX 4060、4070、そして4080と選べるので、QHD画質でのプレイもできます。

全体的に言うことはなく、ハイエンドゲーミングPCですが、そろそろ画面比を他社の様に16:10にしてくれたら、手放しでお勧めできますね。

 

 

公式サイト