HP ZBook Firefly 14 inch G9 Mobile Workstationのレビュー

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持ち運びに特化したワークステーションで、ワークステーションとしての性能はあまり高くありませんが、メモリが最大64GBと大きいので、多くの作業を快適にできると思います。

外出用としての購入はもちろん、大規模データを扱わない人であれば、本機でもメイン機種として使えるかもしれません。

当サイトのワークステーションとしての評価は、この様になりました。

スペック 4.1 out of 5 stars
コスパ 3.7 out of 5 stars
総合評価 4.2 out of 5 stars

総合評価がスペックやコスパより高いのは、HP独自のセキュリティがあるからです。堅牢性がすごく高い機種です。

 

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ZBook Firefly 14 inch G9のスペック

CPU Core i7-1255U
Core i7-1265U
メモリ 最大64GB
ストレージ SSD 最大2TB
グラフィックス NVIDIA T550
ディスプレイ(14型) WUXGA 非光沢
OS Windows 10 Pro(Winodws 11 Proからダウングレード)
無線 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2
オーディオ Bang & Olufsen
生体認証 指紋センサー、顔認証
WEBカメラ 500万画素、IRカメラ
セキュリティ HP Wolf Security for Business
寸法(幅×奥行×高さ) 315.6 × 224.3 × 19.9㎜
重さ 約1.5㎏
バッテリー 約7時間41分
保証 3年保証
価格 29万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第12世代が搭載ですが、省電力モデルのUシリーズが搭載です。外出向けの機種なので、バッテリー駆動時間を延ばすために通常版のPシリーズじゃなく、Uシリーズにしたと思います。

前世代のCore i7-1185G7よりも高い性能なので、旧モデルからパワーアップはしていますね。

メモリも最新のDDR5-4800MHzが搭載で、メモリスロット2つ・最大64GBになります。旧モデルから倍の容量になったので、より使いやすくなりましたね。

ストレージは高速モデルのM.2 SSDで、最大2TBと大容量です。

ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、14インチでも15.6インチ並みの情報が表示されます。WUXGA IPS液晶で、最大で1000ニトと高輝度なディスプレイです。

グラフィックボードはローエンドモデルのNVIDIA T550で、VRAM 4GBです。大規模な設計などをしない限り、使いやすいカードだと思います。

WebカメラはフルHDを大きく上回る500万画素と高画質、指紋センサーと顔認証カメラがあり、サインインも一瞬、Wi-Fi 6Eに対応しているので安定した高速通信が可能です。

もちろん、HP独自のセキュリティである、HP Wolf Security for Businessも搭載です。これがHPのワークステーションが、14年連続で国内シェアNo.1を誇っている理由ですね。安心のセキュリティ対策がなされています。

また、ワークステーションとしてはかなり軽量の1.5㎏で、持ち運びがしやすい機種です。

 

公式サイト

 

2022年のトレンドと比較

2022年のハイエンドノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし、-/未確認)

12世代CPU DDR5 PCIe 4.0 アスペクト比16:10
Wi-Fi 6E sRGB 100%以上 輝度300nit以上 1080P Webカメラ以上
Thunderbolt 4 生体認証 アルミニウム素材以上

未確認の部分もありますが、ほぼ満たしていますね。

 

 

旧モデルとの比較

ZBook Firefly 14 inch G9と旧モデル<左/本機種・右/Firefly 14 G8>

旧モデルのFirefly 14 G8との比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 Firefly 14 G8
CPU Core i7-1255U
Core i7-1265U
Core i7-1165G7
Core i7-1185G7
メモリ DDR5 64GB DDR4 32GB
ストレージ SSD 2TB SSD 2TB
GPU NVIDIA T550 NVIDIA Quadro T500
ディスプレイ WUXGA IPS FHD IPS
無線 Wi-Fi 6E Wi-Fi 6
バッテリー 約7.6時間 14時間
重量 1.4㎏ 1.4㎏
寸法 315.6 × 224.3 × 19.9㎜ 323 × 214.6 × 17.9㎜
価格 29万円~ 20.3万円~

変更点です。

・CPUが12世代に
・メモリがDDR5になり、以前はオンボードだったがメモリスロット2つ搭載
・GPUが最新に
・ディスプレイの画面アスペクト比が16:10に
・Wi-Fi 6がWi-Fi 6Eに
・筐体が一回り小さくなった
・バッテリー駆動時間が下がった

 

プロセッサーの性能を表すCPU markスコアです。

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル

Core i7-1265U 13126
Core i7-1255U 13251
Core i7-1185G7 10958
Core i7-1165G7 10620

 

 

ZBook Firefly 14 inch G9の特徴

HP ZBook Firefly 14 inch G9 左斜め前から

14インチとしてはコンパクトな筐体で、ベゼル(画面の黒い枠)もずいぶん細いですね。

寸法は、

・幅 315.6㎜
・奥行 224.3㎜
・高さ 19.9㎜

で、ワークステーションとしてはかなり小型ですね。

 

HP ZBook Firefly 14 inch G9 側面

ただし、熱がこもりにくいように、厚さは19.9㎜と大きくとっています。重さは1.5㎏と、ワークステーションとしてはかなり軽いです。

コンパクトにして機動性を高めたので、CPUは省電力モデルを搭載したのかなと思います。

 

HP ZBook Firefly 14 inch G9 天板

筐体には陽極酸化仕上げによる、高い耐傷性のあるCNCアルミニウムを採用しており、高級感もあるし、強度と耐久性も高いです。

 

HP ZBook Firefly 14 inch G9 底面

底面カバーは大きなメッシュ状の通気孔があり、エアフローは良さそうです。

 

HP ZBook Firefly 14 inch G9 右斜め前から

筐体は前に行くにつれて細くなっているので、スリムに見えますね。

 

ISV認証

ZBook Firefly 14 G9 ISV認証

本機はISV(独立系ソフトウェアベンダー)により、アプリケーションとの互換性や安定稼働、高い運用性をテストされてISV認証を取得しているので、安心して使えます。

英語版のみですが、HPのサイトでどのベンダーのどのソフトと互換性があるか確認が出来ます。例えば上の画像は本機種「Media&Entertainment」「Autodesk」「3ds Max」「2022」で検索した結果です。

本機も「認証済み」として出てきます。使っているソフトが認証済みかどうか確認したい場合は、上のリンクから確認できます。

 

MILスペック

HP ZBook Firefly 14 inch G9 背面

本機はMIL規格(MIL-STD 810H)と言う米軍の物資調達規格に準拠しており、過酷なテストをクリアした、軽量で高い堅牢性があります。

 

キーボード

HP ZBook Firefly 14 inch G9 キーボード

キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は縦横18.7㎜で、十分な幅があります。また、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.5~1.7㎜とちょうどよい深さがあり、タイピングしやすいと思います。

パームレストには指紋センサーがあり、顔認証カメラもあるので、サインインはお好きな方でサクッとできます。

 

Webカメラ

HP ZBook Firefly 14 inch G9 Webカメラ

Webカメラは500万画素になっており、一般的なHD画質(92万画素)や、2022年に入り搭載が増えてきたFHD画質(207万画素)よりも、高解像度です。

Web会議などで相手によりきれいな映像が映し出されるので、印象もアップすると思います。

また、離席中やカメラを使わないときは、物理シャッターのプライバシースライダーがあるので、閉じておくと安心です。

バング&オルフセンがカスタムチューニングしたスピーカーが2つ搭載で、オーディオアンプはディスクリート(独立)しており、より良質な音が楽しめます。

AIノイズサプレッション(バックグラウンドのノイズ削除)やダイナミックボイスレベリング(声がクリアに聞こえる)などの機能があり、Web会議が多い人には使いやすいです。

 

ZCentral Remote Boost

Zcentral Remote boostの仕組み

ZCentral Remote Boostとは、簡単に言うと複数のユーザーが送信元コンピューターを共有でき、リモートアクセスでも編集やビッグデータの視覚化などできます。

例えば複数の本機種をラックマウントに搭載し、リモートワークで社員が自宅や外出先から本機種に接続し、パワフルな作業ができるようになります。

しかも、社員が自宅で使っているパソコンには「データは送信されず、画面のピクセル情報のみ転送」されるので、セキュリティ面でも安心です。

複数台購入を考えている企業の人は、公式サイトで詳しく紹介されているので読まれてみてください。

 

CPU

 

Core i7-1255U Core i7-1265U
Pコア 2
Eコア 8
スレッド 12
キャッシュ 12MB
ターボブースト 4.7GHz 4.8GHz
Pコア最大周波数 4.7GHz 4.8GHz
Eコア最大周波数 3.5GHz 3.6GHz
GPU実行ユニット 96
ベースパワー 15W
マックスパワー 55W

CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。

末尾がUのCPUは省電力モデルで、発熱・消費電力が少なく、バッテリー駆動時間が伸びるというメリットがありますが、通常の末尾がPのCPUに比べ性能が落ちます。

こちらはCPUの性能を測るCPU markスコアです。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 14000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-12700H  27754
Core i7-1280P  22897
Core i7-1270P  19915
Core i7-1260P  18691
Core i5-1240P  17664
Core i7-1265U  13126
Core i7-1255U  13251
Core i5-1245U  13023
Core i5-1235U  13039
Core i3-1215U  10907
Core i7-1165G7  10620
Core i5-1135G7  10098

Pシリーズとは30%以上差がありますが、Core i7-1165G7より20%ほど高い性能になっています。

 

 

グラフィックス

T550
アーキテクチャ Turing
CUDAコア 1024
RTコア
Tennsorコア
単精度性能 3.7 TFLOPS
メモリ GDDR6 4GB
メモリ帯域 112GB/s
メモリインターフェイス 64bit
TGP 20-60W

グラフィックスはローエンドモデルのNVIDIA T550で、GDDR6 4GBになり、CUDAコアは上位モデルのT1200と同じ1024基です。

最大64GBのメモリを搭載できるので、そこまで大規模じゃないデータは作りやすいと思います。

 

 

ディスプレイ

HP ZBook Firefly 14 inch G9 正面

 

解像度 光沢 アスペクト比 輝度
WUXGA
1920 × 1200ドット
なし 14型 16:10 400nit
1000nit

ディスプレイは画面アスペクト比が縦に長い16:10で、14インチとは言え15.6インチ並みの情報が表示されます。

14インチ16:10の方が、若干多くの情報を表示できているので、スクロール回数も減りますね。

ディスプレイは400ニトと1000ニトの2種類があり、400ニトでもかなり明るいです。1000ニトのディスプレイはHP Sure View Reflectという機能が搭載しており、ボタン1つで輝度が下がり、のぞき見を防止できます。

 

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリは最新のDDR5-4800MHzで、メモリスロット2つ・最大64GBになります。

旧モデルのDDR4・オンボード 最大32GBに比べ大幅に性能と容量ががアップしているので、より使いやすくなっています。

 

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはM.2 SSDで、最大2TBと大容量です。パソコンの起動も、データ移動もサクサクです。

こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。

シーケンシャルリード

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

PCIe 3.0×4  1800~3000MB/秒
 1200~2000MB/秒
HDD  600MB/秒
 200MB/秒

 

 

セキュリティ

HP Wolf Security for Business

世界で最も安全なPCメーカーであるHPの包括的なエンドポイントセキュリティで、HP Wolf Securityがプレインストールされています。

一部ですが、こういったセキュリティが施されています。

  • HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
  • HP BIOSphere・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
  • HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
  • HP Sure Run・・・OSの重要な機能や設定を構成時の状態に維持し、万が一設定が無効になった場合は再起動し、安全な状態に戻す
  • HP Sure Recover・・・OSがウイルス感染しても自動的にリカバリーする
  • HP Sure Start・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリーする
  • HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る

詳しくはこちらの公式サイトをどうぞ。

 

Wi-Fi 6Eに対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。

 

 

バッテリー駆動時間

バッテリーはワークステーションとしては小さめの3セル・51Whrで、最大バッテリー駆動時間は約7時間41分になります。ただし、実務をこなすとこんなに長持ちはしないので、外出時はACアダプタも必要です。

省電力CPUを搭載してもこのくらいなので、通常版を搭載していたら、駆動時間はかなり低かったでしょうね。

 

インターフェイス

SDカードリーダーがないですが、必要最低限にポートはあります。また、Thunderbolt 4が2つもあるので、ハブやドックを持っていたら使いやすいです。

 

HP ZBook Firefly 14 inch G9 左インターフェイス

左側面はHDMI 2.0、USB-A、Thunderbolt 4が2つ、スマートカードリーダーになります。

HP ZBook Firefly 14 inch G9 右インターフェイス

右側面はセキュリティロック、USB-A、そしてマイク/ヘッドフォンジャックです。

 

Thunderbolt 4には、こういった機能・性能があります。

  • Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
  • 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
  • PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
  • 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
  • 8K出力にも対応

 

公式サイト

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

HPでは電話やチャット、LINE、Twitterでもサポートをしており、本機種の場合は3年間のオンサイト修理保証が付いています。

オンサイト修理とは、エンジニアが現場(会社や自宅)に来てくれて修理してくれるので、安心だし、早いですね。(修理は土日祝日を含む週7日対応)

ビジネスモデルのサポート受付時間は、月~金が朝9時から夜21時まで、土曜日が朝9時から夕方17時までとなっています。また、ワークステーション専用のテクニカルサポート部署が東京にあり、ベテランエンジニアが対応してくれます。

最長5年まで延長でき、サポートや保証が手厚いので助かりますね。

 

ライバル機種

Lenovoから少し上位モデルのワークステーションが出ており、価格も安くなっています。HPの様なセキュリティはありませんが、ThinkShieldという包括的なセキュリティサービスがあります。

 

ThinkPad P16s Gen 1 Intel

Lenovo ThinkPad P16s Gen 116インチのワークステーションで1.67㎏と軽く、外出先でも作業がしやすいモデルです。画面比は16:10と縦に長く、表示情報も17インチ並みに多く、持ち運びが多い人に向いた機種です。12世代CPUにVRAM 4GBのNVIDIA T550が搭載で、ある程度の作業はしやすいスペックです

CPU Core i5-1240P/1250P/1260P
Core i7-1260P/1270P/1280P
メモリ 最大48GB
ストレージ SSD 最大1TB
グラフィックス NVIDIA T550 Laptop GPU
ディスプレイ(16型) WUXGA(1920×1200) IPS液晶 タッチあり
WQXGA(2560×1600) IPS液晶
LAN Wi-Fi 6E、4G LTE、ギガビットイーサネット
生体認証 指紋センサー、顔認証あり
重さ 1.68㎏
バッテリー 最大8時間~16時間
価格 16.2万円~

レビュー

 

ThinkPad P14s Gen 3

ThinkPad P14s Gen 3画面アスペクト比が16:10と縦に長く、インテル12世代CPU搭載、グラボはNVIDIA T550 VRAM 4GBになっています。14インチのワークステーションが1.24㎏とかなり軽く、バッテリー駆動時間が最大17時間と機動性に優れた機種です

発売日 2022年5月10日
CPU Core i5-1240P/1250P/1260P
Core i7-1260P/1270P/1280P
メモリ 最大48GB
ストレージ SSD 最大1TB
グラフィックス NVIDIA T550 Laptop GPU
ディスプレイ(14型) WUXGA IPS液晶 タッチあり
WQUXGA IPS液晶
LAN Wi-Fi 6E、4G LTE、ギガビットイーサネット
生体認証 指紋センサー、顔認証あり
重さ 1.24㎏~
バッテリー 最大10.9時間~17時間
価格 15.6万円~

レビュー

 

まとめ

良い点

・ワークステーションとしては小型軽量で持ち運びがしやすい
・アルミニウム素材でおしゃれ・傷もつきにくい・高級感あり
・画面比が16:10で、14型でも15.6型並みの情報が表示される
・CPUとメモリが最新スペック
・Webカメラが高画質
・セキュリティが強固
・Thunderbolt 4が2つある

 

残念な点

・省電力CPU搭載
・SDカードリーダーがない
・バッテリー駆動時間が短い(ただし、ワークステーションは普通短い)

 

総合評価

持ち運び重視のワークステーションで、性能自体は「悪くない」程度に高く、NVIDIA T550も搭載しておりメモリも最大64GBなので、それなりの作業も可能です。

本機をメイン機種として購入する場合は、2DCADや簡単な3DCADを使用する人、または、画像編集、簡単な動画編集をする人に合うと思います。

外出用としての購入であれば、14インチのコンパクト筐体で、重さも約1.5㎏、そしてディスプレイは16:10なので、便利に持ち運びができ、作業もできると思います。

 

公式サイト