初めてのゲーミングノートや、比較的軽い3Dゲームをする人におすすめのグラボ・GTX 1650搭載ノートパソコンの特集です。
エントリークラスの性能になりますが、多くのゲームもプレイできるし、比較的小さな筐体なので、学生でゲームもレポートもするし、大学に持ち運ぶことが多いという人でも使いやすい機種が多いです。
Contents
NVIDIA GeForce GTX 1650の特徴
NVIDIA GeForce GTX 1650 | |
アーキテクチャー | Turing |
CUDAコア | 896 |
ベースクロック | 1410MHz |
ブーストクロック | 1515MHz |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリ帯域 | 192Gbps |
メモリ容量 | 4GB |
TDP | 50W |
注)以下に紹介するスコアやfpsは、その時の状況やCPU・メモリの性能など、電源の大きさでも変わってくるので、参考値としてみてください。
Fire Strike Graphicsのスコアは9315とそこまで悪くないスコアです。ビデオメモリも4GBあるので、3DCADを使ったりも出来るし、多くのゲームがプレイできます。
こちらは各ゲームのfps(1秒間に更新されるコマ数)で、CPUや状況によってもスコアは変わるので参考値としてみてください 。快適にプレイできる目安は60以上で、最低プレイできる目安は30になります。ただし、ゲームによっては30じゃ3D酔いするものもあるので、最低のレベルと認識しておいてください。
GTA VやSims 4、Fortniteなどは標準画質でも100超えですね。虹6なんかは比較的軽いので、中画質でも168となっています。
中量級のPUBGなどは標準画質で70オーバーなので、ぬるぬるではないですが、普通にプレイできるくらいのスペックです。
NVIDIA GeForce GTX 1650搭載モデル
機種を紹介する前に一つ注意点ですが、いくら性能的に60fps以上がでても、ディスプレイのリフレッシュレートが60Hzだと60fps以上は出ません。
GTX 1650搭載モデルはディスプレイのリフレッシュレートが60Hzのものが多いので、その機種を選ぶ場合は144Hz以上の外付けモニターを利用すれば、ぬるぬる快適にプレイできます。
最新モニターではないですが、ASUS VP228HEは1.2万円と安く、リフレッシュレートも144Hzと高く、応答速度も 1ms(0.001秒)と速いので、お勧めです。
購入するときはCPUとメモリ、ストレージの大きさを見ると思いますが、メモリは動作周波数も大事で、電源は特に大事な個所です。
例えば120Wの電源の機種よりも170Wの機種の方がパフォーマンスが高くなるので、電源が大きい方がより快適にプレイできます。
それでは、まずは全機種のリストです。当然ですが全てのグラボはNVIDIA GeForce GTX 1650で、スペックは各公式ページで変更(カスタマイズ)できるパーツもあります。特に、グラボが数種類から選べるLegion 550Piは、ディスプレイも144Hzのものがあります。
(グラフは横にスライドできます。各機種名をクリックすると、ページ下部のレビューに移動します。ブラウザの戻るボタンを押すとここに戻ってきます。)
スペック | ストレージ | 電源 | リフレッシュレート | 税込み価格 | |
IdeaPad L340 | Core i5-9300H 8GB/2400MHz |
SSD 512GB | 135W | – | 6.6万円 |
ASUS TUF FX505DT |
Ryzen 5 3550H 8GB/2400MHz |
SSD 512GB | 150W | 144Hz | 7.5万円 |
Legion 550Pi | Core i5-10300H 8GB/2933MHz |
SSD 512GB | 170W | 60Hz | 9.1万円 |
HP Pavilion | Core i5-10300H 16GB/2933MHz |
SSD 256GB HDD 1TB |
150W | 144Hz | 10.9万円 |
Frontier | Core i7-10750H 8GB/2933MHz |
SSD 240GB | 120W | 60Hz | 11.2万円 |
G-Gear | Core i7-10750H 8GB/2933MHz |
SSD 250GB | 120W | 60Hz | 11.5万円 |
ASUS TUF F15 |
Core i7-10750H 16GB/2933MHz |
SSD 512GB | 150W | 144Hz | 11.9万円 |
G-Tune P5 | Core i7-10750H 16GB/2666MHz |
SSD 256GB | 120W | 60Hz | 13万円 |
それでは特に性能が高く、安いお勧め機種から順に紹介していきます。
ASUS TUF Gaming FX505DT
と言っても安い秘訣は、電源が若干小さい、重い、筐体が少し大きい、メモリが8GBだからと、持ち運びしないライトユーザー向けのスペックなんですね。保証は外れますが、メモリの増設も出来るので、悪いスペックではありません。キーボードもライティング出来るので、がっつりとゲーミングPCを堪能できます。
CPU | Ryzen 5 3550H |
---|---|
メモリ | 8GB(DDR4-2400MHz) |
ストレージ | SSD 512GB |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
ディスプレイ | 15.6型 FHD 非光沢 |
リフレッシュレート | 144Hz |
OS | Windows 10 Home |
無線 | WiFi6、Bluetooth 5.0 |
有線 | あり |
インターフェイス | HDMI、USB3.0x2、USB2.0、マイク・ヘッドフォンジャック |
バッテリー | 3.9時間 |
電源 | 150W |
重さ | 2.25㎏ |
保証 | 1年間 |
価格 | 税別6.8万円 |
増設が不安な人は、16GBモデル(税別7.8万円)をどうぞ。
ASUS TUF Gaming F15 FX506LH
価格は高くもなく安くもなくと言ったレベルです。
CPU | Intel core i7-10750H |
---|---|
メモリ | 16GB(DDR4-2933MHz) |
ストレージ | SSD 512GB |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
ディスプレイ | 15.6型 FHD 非光沢 |
リフレッシュレート | 144Hz |
OS | Windows 10 Home |
無線 | WiFi6、Bluetooth 5.0 |
有線 | あり |
インターフェイス | HDMI、USB-C 3.1、USB-A3.0x2、US-AB2.0、マイク・ヘッドフォンジャック |
バッテリー | 6時間 |
電源 | 150W |
重さ | 2.3㎏ |
保証 | 1年間 |
価格 | 税別10.8万円 |
Lenovo Legion 550Pi
CPU | Intel core i5-10300H |
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メモリ | 8GB(DDR4-2933MHz) |
ストレージ | SSD 512GB |
ディスプレイ | 15.6型 FHD IPS 光沢なし |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェイス | USB-A 3.0×3、USB-C(Display Port)、HDMI、RJ45、マイク・ヘッドフォンジャック |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 |
無線 | WiFi6、Bluetooth v5.0 |
有線 | あり |
OS | Windows 10 Home |
サイズ | 363.1×259.6×23.6mm |
重さ | 2.3㎏ |
バッテリー | 10.8時間 |
電源 | 170W |
保証 | 1年間 |
価格 | 税込み9.1万円 |
Lenovo IdeaPad L340 ゲーミングエディション
リフレッシュレートは記載が無いので60Hzだと思いますが、モニターを購入して使用すればより快適です。
CPU | Intel core i5-9300H |
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メモリ | 8GB(DDR4-2400MHz) |
ストレージ | SSD 512GB |
OS | Windows 10 Home |
ディスプレイ | 15.6型 FHD IPS 光沢なし |
リフレッシュレート | ー |
インターフェイス | USB-A 3.0×2、USB-C、HDMI、RJ45、マイク・ヘッドフォンジャック |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 |
無線 | WiFi5、Bluetooth v4.2 |
有線 | あり |
サイズ | 363×254.6×23.9㎜ |
重さ | 2.19㎏ |
バッテリー | 9.1時間 |
電源 | 135W |
保証 | 1年間 |
価格 | 税込み6.6万円 |
マウスコンピューター G-Tune P5
CPU | Intel core i7-10750H |
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メモリ | 16GB(DDR4-2666MHz) |
ストレージ | SSD 256GB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
ディスプレイ(15.6型) | フルHD 光沢無し IPS |
リフレッシュレート | 60Hz |
OS | Windows 10 Home |
有線 | RJ45 |
無線 | WiFi6 |
インターフェイス | USB-C 3.1、USB-Ax3、mini Display Port、HDMI、SDカードリーダー |
バッテリー | 約10時間 |
重さ | 2.02㎏ |
電源 | 120W |
保証 | 1年間 |
サポート | 24時間365日電話サポート |
価格 | 税抜き)11.9万円~ |
Frontier FRLN713/D
CPU | Intel core i7-10750H |
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メモリ | 8GB(DDR4-2933MHz) |
ストレージ | SSD 240GB |
OS | Windows 10 Home |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
ディスプレイ | FHD IPS 非光沢 |
リフレッシュレート | 60Hz |
有線 | あり |
無線 | WiFi6 |
インターフェイス | USB-Ax3、USB-C、マイク入力、ヘッドフォンジャック、HDMI、mini Display Port |
電源 | 120W |
重さ | 1.987㎏ |
バッテリー | ー |
保証 | 1年間 |
価格 | 税別10.2万円 |
ツクモ G-GEAR note N1547K-700/T
CPU | Intel core i7-10750H |
---|---|
メモリ | 8GB(DDR4-2933MHz) |
ストレージ | SSD 250GB |
OS | Windows 10 Home |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
ディスプレイ | FHD IPS 非光沢 |
リフレッシュレート | 60Hz |
有線 | あり |
無線 | WiFi5、Bluetooth 5.1 |
インターフェイス | USB-Ax3、USB-C、マイク入力、ヘッドフォンジャック、HDMI、mini Display Port、SDカードリーダー |
電源 | 120W |
重さ | 1.85㎏ |
バッテリー | 約7時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | 税込み11.5万円 |
HP Pavilion Gaming 15-dk
CPU | Intel core i5-10300H |
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メモリ | 16GB(DDR4-2933MHz) |
ストレージ | 256GB SSD+1TB HDD |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
ディスプレイ | 15.6型 FHD IPS 光沢なし 300nit |
リフレッシュレート | 144Hz |
OS | Windows 10 Pro |
無線LAN | WiFi6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth5.0 |
有線 | あり(内蔵Gigabit LAN) |
重さ | 2.275㎏ |
電源 | 150W |
バッテリー | 最大8時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | 税別9万9900円 |
まとめ
6.6万円から13万円まで幅広くありましたが、CPUやメモリ、電源も大きくパフォーマンスに関係するので、一概にGTX 1650だから・・・と、決めつけて話すことが出来ません。
このクラスであればCPUはボトルネックになるような低性能なものじゃないので、どれを選んでも問題ないと思います。むしろ電源ですね、重要なのは。
また面白い機種が投入されたり、新しいコスパがいいものがあれば追加していきます。