Lavie N13 2022年春モデルのレビュー

13.3インチノートパソコンと言えば人気のサイズですが、Lavieは13.3インチをなかなか生産しないと思っていたら、ようやく発売されました。

スペック的に特徴はあまりないですが、最軽量モデルが1㎏以下と言う軽さで、持ち運びが多い人に向いた機種になります。

  NEC Lavieでは10月11日まで決算セール ファイナル行っており、多くのセット割があり、さらに周辺機器などのプレゼントもあっています。このチャンスをお見逃しなく!

Lavie N13 2022年春モデルのスペックレビュー

Lavie N13 2022年春モデル 右斜め前から

CPU Ryzen 3 5300U
Ryzen 5 5500U
Ryzen 7 5700U
メモリ 最大16GB
ストレージ SSD 最大1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(13.3型) FHD IPS液晶 ノングレア
OS Windows 11 Home/Pro
無線 Wi-Fi 6、Bluetooth 5
生体認証 指紋センサー、顔認証カメラ(一部モデル)
Microsoft Office Office Home &Business 2022搭載可能
寸法(幅×奥行×高さ) 307×216×17.9㎜
重さ 970g(最大約1021g)
バッテリー 最大15.8時間
保証 1年間
価格 14万4980円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるプロセッサーは超高性能Ryzen 5000シリーズが搭載で、Ryzen 3、5、そして7が選べます。どのプロセッサーも性能が高いので、どれを選んでもサクサク快適に使えます。

メモリは最大16GBと十分な容量で、ストレージはパソコンの起動が速いSSDが搭載です。ここ最近スタンダードな仕様とはいえ、高いスペックですね。

ディスプレイは標準的なFHD IPS液晶で、光沢なしになります。

通信環境はWi-Fi 6対応なので、サクサク快適に使えますね。

インターフェイスはUSB-Aが2つ、電源と併用のUSB-Cが1つ、HDMIにマイク/ヘッドフォンジャック、SDカードリーダーになり、必要最低限搭載していると言った感じです。

スペック的に目を見張るところはないですが、本機は最軽量モデルが970gと1㎏以下と言う軽さで、NEC独自の落下試験や面加圧試験、そして米軍の物資調達規格であるMIL規格に準拠した耐久性があります。

軽くて普通のスペックがあるパソコンをお探しの人に合う機種です。

 

公式サイト

Lavie N13 2022年春モデルの特徴

Lavie N13 2022年春モデル 正面

左右のベゼルが細く、野暮ったい感じはしませんね。正直言うと最先端で最新の2022年モデルっぽくはないですが、これだけ軽いので許容範囲だと思います。

寸法は

幅307㎜(千円札2枚分/300㎜)
奥行き216㎜(千円札1.5枚分/225㎜)
高さ17.9㎜(一円玉の直径/20㎜)

で、A4サイズ(297㎜×210㎜)よりもほんのちょっと大きいだけです。このサイズなら、カバンに入れて持ち運びもしやすいですね。

Lavie N13 2022年春モデル 厚さ

厚さは17.9㎜と極薄じゃないですが厚くないので、問題ないと思います。

 

Lavie N13 2022年春モデル 天板

Lavieの天板はシンプルで良いですね。外観はシンプルですが、落下試験や面加圧試験(150kgf)もクリアしており、米軍の物資調達規格であるMIL規格に準拠したテストもパスしているとのことです。

ここ最近、MILスペックに準拠したノートパソコンが増えていますが、ビジネスノートではスタンダードになってくるかもしれませんね。

 

Lavie N13 2022年モデルのカラー

カラーバリエーションは3つあり、メタリックライトブルー、ネイビーブルー、そしてWebモデルのみパールブラックもあります。

Lavie N13 2022年春モデル 右斜め前から

Ryzen 3モデルは指紋センサーのみ搭載で、Ryzen 5と7モデルは顔認証カメラが搭載+指紋センサーも搭載可能です。このご時世、どちらもあると助かりますね。マスクしているときは指で、自宅では顔認証でと、便利にサインインできます。

 

MILスペック準拠

Lavie N13 2022年春モデル ネイビーブルー

本機は軽いだけじゃなく堅牢性も高い機種になっており、落下試験や面加圧試験をクリアし、MIL規格に準拠した試験もクリアしています。

満員電車で押しつぶされてパソコンを心配したり、移動中にカバンをぶつけて「大丈夫?」って思うことあると思いますが、本機は安心ですね。

注)これらの耐久性テストは壊れないという保証をするものではありません

 

キーボード

Lavie N13 2022年春モデル キーボード

キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は19㎜で、十分な幅があります。手が大きな人でも窮屈じゃないと思います。また、キーサイズが若干大きめなので、手が小さい人でもタイピングしやすいと思います。

キーストローク(キーを押し込む距離)は1.5㎜と浅すぎず深すぎずですが、「リフトアップヒンジ」を採用しており、よりタイピングがしやすい仕様です。

 

CPU

Ryzen 3 5300U Ryzen 5 5500U Ryzen 7 5700U
アーキテクチャ Zen 2 Zen 2 Zen 2
コア/スレッド 4/8 6/12 8/16
キャッシュ 4MB 8MB 8MB
GPUコア 6 7 8
基本クロック(GHz) 2.6 2.1 1.8
ブーストクロック(GHz) 3.8 4.0 4.3
TDP 15W 15W 15W

APUはRyzen 5000シリーズで最新アーキテクチャのZen 3でなく、Ryzen 4000シリーズと同じZen 2になります。

コアとスレッドの解説

Ryzen 4000シリーズはは1コア当たり1スレッド(例4コア4スレッド)でしたが、Ryzen 5000は1コア当たり2スレッド(例4コア8スレッド)の「マルチスレッディング」になったので、より多くのデータを同時に処理できるようになりました。

下のグラフはCPUの性能を測るPassmarkスコアになります。

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 5800U  19960
Ryzen 5 5600H  17768
Ryzen 7 5700U  16272
Ryzen 5 5600U  15944
Ryzen 5 5500U  13579
Ryzen 3 5400U  12110
Core i7-1165G7  10620
Core i5-1135G7  10098
Ryzen 3 5300U  10092
Core i3-1115G4  6546
Athlon Silver 3050U  3198
AMD 3020e  2625

 

数年前まではスコア7000超えたら「おっ、性能高いな」、1万超えたら「クリエイター向け」と言っていましたが、Ryzen 3でも1万越えですね。どのプロセッサーを選んでも、快適に作業ができます。

こちらはCinebench R23のスコアで、マルチコア性能は総合性能ですが、シングルコア性能が高いとゲームやクリエイティブワークもしやすくなります。

Cinebench R23

Cinebench R23 マルチコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 5700U  9555
Core i5-11500H  9532
Core i5-11400H  9237
Ryzen 5 5500U  7783
Core i7-1165G7  6070
Core i5-1135G7  5913
Core i7-11370H  5812
Core i5-11300H  5349
Core i7-1065G7  4475
Core i5-1035G1  3672
Core i3-1115G4  3343

Cinebench R23 シングルコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1165G7  1504
Core i7-11800H  1492
Core i5-11500H  1492
Core i5-11400H  1415
Core i5-11300H  1394
Ryzen 5 5600H  1374
Core i5-1135G7  1343
Core i3-1115G4  1319
Ryzen 5 5700U  1274
Ryzen 5 5500U  1180
Core i7-10750H  1174
Core i7-1065G7  1153
Core i5-1035G1  1060

グラフィックス

グラフィック性能が高いと、Officeを使った作業や複数画面での作業などがしやすくなります。

Video Card Benchmarks

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

MX450  3715
Core i7-1165G7  3681
Core i5-1135G7  2898
MX250  2582
Ryzen 7 5800U  2416
Ryzen 5 5500U  2326
Ryzen 7 5700U  2251
Core i3-1115G4  2118
Ryzen 5 5600U  2101
Ryzen 7 4700U  2066
Iris Plus  1859
Ryzen 5 4500U  1818
Ryzen 3 5400U  1734
Ryzen 3 5300U  ??
Ryzen 3 4300U  1607
UHD  888

 

ディスプレイ

Lavie N13 2022年春モデル 正面

解像度 光沢 液晶
FHD なし IPS
FHD フル・ハイディフィニション、一般的な画質で解像度は1920×1080ドット
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い

ディスプレイは一般的な品質で、高解像度のフルHD、コントラスト比が高く視野角も広いIPS液晶になっています。

スタンダードなディスプレイなので、普通に良いものです。

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはLPDDR4で、8GBと16GBモデルがあります。一般的に8GBあれば十分ですが、大きなデータを扱う人や、より快適に使いたい人は16GBモデルがお勧めです。

また、メモリスロットは無いので、増設はできません。

 

ストレージ

SSD(PCIe NVMe) HDD
最大データ転送速度 最大16Gbps~32Gbps 最大6Gbps(SATAの場合)
平均起動時間 10秒~15秒 30秒~2分
温度 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 安い

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

本機には高速データ転送速度があるSSD PCIe NVMeが搭載なので、サクサク快適に使えます。

 

公式サイト

セキュリティ

Lenovoのセキュリティ

  • Windows Defender・・・Windows 10に標準搭載されているウイルスから保護するセキュリティ機能
  • TPM・・・独立して機能するセキュリティチップで、パスワードなどの情報を格納する

基本的にWindows Defenderで十分だと思いますが、追加のセキュリティをお考えの場合は「パソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。仮想環境を構築し、6つのソフト+Windows Defenederで実際のフィッシングサイトにアクセスをして遮断できるかどうかのテストを行ったので、実際の防御率が分かりやすいと思います。

 

WiFi6

周波数 通信速度
IEEE802.11a 5GHz 54Mbps
IEEE802.11b 2.4GHz 11Mbps
IEEE802.11g 2.4GHz 54Mbps
IEEE802.11n 2.4/5GHz 300Mbps
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
インテルWireless-AC 9560 2×2(Wi-Fi 5) 2.4/5GHz 1.7Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps

次世代通信規格のWiFi6(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)に対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

ただし、本機の無線項目には1.2Gbpsと記載されているので、これが最高速度になります。

Lavie N13 無線通信速度

1.2Gbps(ギガビット/秒)は150MB/秒(メガバイト/秒)なので、普通に使う分には十分です。

 

バッテリー駆動時間

バッテリーは2種類あり、標準バッテリ搭載モデルは最大10.5時間のバッテリー駆動時間で、大容量バッテリ搭載モデルは最大15.8時間となります。

10時間でもそこそこですが、15.8時間あれば多くの人は丸一日使えるので安心でsね。

標準バッテリだと本体重量は970g、大容量だと1021gになり、50gほど重さに違いがあります。

 

インターフェイス

Lavie N13 2022年春モデル 右側面インターフェース

右側面インターフェイスはヘッドフォン/マイクジャック、USB-A 3.2 Gen 2が2つ、HDMIにセキュリティスロットです。

Lavie N13 2022年春モデル 左側面インターフェース

左側面は電源コネクタ兼用のUSB-C 3.2 Gen 2(Display Port映像出力機能付き)と、SDカードリーダーになります。

USB-Cが1つしかなく、電源と共有なのであまり使い勝手は高くありませんが、全てのUSBは最大10Gbpsのデータ転送速度があるので、速いです。

また、有線LANを使う人は、アマゾンなどで変換アダプタ―を購入すると使えます。

 

サポート・保証

標準保証で1年間の引き取り修理が付いており、NEC指定業者が指定住所に引き取りに来てリペアセンターに配送し、修理後に返送するサービスです。送料等は無料で、最短で1日で修理が完了します。(ただし配送期間があるので、手元に戻ってくるには最短数日かかります)

最長5年まで延長できるので、安心ですね。

また、アクシデントダメージプロテクションという「水濡れ・火災・水害・落下など」の通常保証には含まれない保証もある「あんしん保障サービスパック」という上位保証もあります。

サポートは24時間365日対応のチャットサポートや、使い方相談・故障診断・修理受付の電話サポートがあります。受付時間は朝9時から夜7時までになっています。

 

ライバル機種

Lavie N13と比較機種<左から本機種・Lenovo ThinkPad X1 Nano・Lenovo Yoga Slim 750i Carbon>

本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)

本機種 ThinkPad X1 Nano Yoga Slim 750i Carbon
CPU Ryzen 3 5300U
Ryzen 5 5500U
Rzyen 7 5700U
Core i5-1130G7
Core i7-1160G7
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
メモリ 16GB 16GB 16GB
ストレージ SSD 1TB SSD 1TB SSD 1TB
グラフィックス Radeon Iris Xe Iris Xe
ディスプレイ FHD IPS
画面比16:9
2K IPS
画面比16:10
2.5K IPS
画面比16:10
無線 Wi-Fi 6 WiFi6、4G/5G LTE Wi-Fi 6
バッテリー 15.8時間 22.9時間 14時間
重量 970㎏~ 907g~ 966g
その他 Evoプラットフォーム認証
価格 14.5万円~ 18万円~ 11.8万円~

まずはPassmarkスコアの比較ですが、どの機種も1万オーバーなので快適に高負荷な作業もできます。ただし、本機搭載Ryzenは飛びぬけて高い性能ですね。

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 5700U  16272
Ryzen 5 5500U  13579
Core i7-1160G7  10981
Core i7-1165G7  10620
Core i5-1130G7  10483
Core i5-1135G7  10098
Ryzen 3 5300U  10092

 

比較機種はどれも900g台の軽量モデルで、本機以外は画面縦横比が16:10と縦に長くなっています。これはより多くの情報が一度に表示できるので(14型以上の情報が表示!)、使い勝手が上がります。また、同じく本機種以外はEvoプラットフォーム認証を受けています。

各機種の特徴です。

・本機種・・・CPU性能は高いが、その他はいたって普通な機種。軽さが自慢
ThinkPad X1 Nano・・・超小型で画面も大きく、LTEも搭載可能。Evoプラットフォーム認証で高性能
Yoga Slim 750i Carbon・・・その名の通りカーボン素材で軽量。2.5Kディスプレイでクリエイター向けのPC

 

まとめ

<性能評価>

 

良い点

・小型軽量で持ち運びがしやすい
・良くも悪くもスタンダードなスペック

 

残念な点

・特に残念な点は無いのですが、軽いという以外はとりわけお勧めしたいポイントもなし

 

総合評価

本機は普通のスペックですが、軽いというのが最大にして唯一の特徴です。

今までは軽量モデルはハイエンドPCばかりでしたが、「そこまでスペックは必要ないけど軽くて丈夫な機種が欲しい」という、持ち運びが多いライトユーザーの需要を満たした機種だと思います。

まぁ、とは言っても、CPU的にはかなり高い性能なのでサクサク快適に使えます。

 

公式サイト