ビジネス用ノートパソコンのThinkPadにはいろんな種類があるのですが、中でも手軽に買えるEシリーズはエントリーモデルなので人気があります。
エントリーモデルと言っても、そこはThinkPadです。ビジネスに必要な性能やセキュリティは装備されています。
Xシリーズに比べてちょっと重かったり、バッテリー駆動時間がLenovoパソコンにしては短い(9.8時間~15.6時間)といった個所もありますが、だから安いんです。(バッテリーは他社に比べると長めです)
安いといってもカスタマイズ次第では、他のThinkPadシリーズに引けを取りません。安価なビジネスモデルを探している人には、一番おすすめできる機種になります。
Contents
ThinkPad Eシリーズの特徴
<左・2020年購入ThinkPad E15 Gen 2/右・2021年購入ThinkPad E14 Gen 2>
Eシリーズは公式ページで販売されているものは、以下のもになります。
- E14シリーズ(14型)
- E15シリーズ(15型)
- E400番台(14型)
- E500番台(15型)
型番は画面の大きさを表していて、14や400番台は14型、15や500番台は15型になります。
大きいサイズの方がスペックが上がる傾向にありますが、必ずしもそうではないのでご注意を。
また、バ-ジョンが上がるにつれて
・460→470→480→490
・Gen 1→Gen 2・・・
と数字が上がっていくので、同じ型であれば数字が大きい方が新しい機種になります。
Eシリーズは、
- 安い
- ちょっと重い
- バッテリー駆動時間は普通
- インターフェイスが少ない
といった特徴がありますが、それでも他のThinkPadと同様にビジネスに必要なセキュリティやスペックが備わっています。
注)Thunderbolt 4搭載モデルが出たので、Thunderbolt対応ドッキングステーションが使えるようになりました!
スペックも?
はい、そうなんです。CPU性能やメモリ、ストレージは他のThinkPadシリーズとあまり変わりがないんですね。というこは、かなり性能が高いビジネスノートパソコンなんです。
例えばRyzen 5000シリーズ搭載モデルもあれば、最新のインテル第11世代CPU搭載モデルもあり、Thunderbolt 4搭載機種もあります。
また、これはEシリーズだけでなくすべてのThinkPadシリーズに言えることですが、頑丈でタイピングがしやすいといった特徴があります。
NASAが宇宙ステーションに持って行ったパソコンは、Thinkpadでしたよね。そんな過酷な環境でも使えるほどなんです。
ThinkPadの他のシリーズとの特徴比較は、この様になります。
総合性能 | 特徴 | |
X/X1 シリーズ | 薄型軽量、標準スペックでもハイスペック・ハイエンドモデル | |
Zシリーズ | Z世代向けの新しいThinkPad。SDGs(持続可能な開発目標)を意識したモデル | |
Tシリーズ | 軽量・ハイスペックだが、Xシリーズより1~2㎜大きいため中価格 | |
ThinkBookシリーズ | IdeaPadの外観にThinkPadのビジネススペックが搭載 | |
Eシリーズ | インターフェイスが若干少ないので低価格で高性能でも若干重たい | |
Lシリーズ | 性能ははそこそこ高く、メモリ最大64GBと大容量だが大きな筐体。量販店モデルが多い | |
Pシリーズ | 開発者向けのワークステーション。画像・動画編集・CADや分析などに向いている |
ThinkPad Eシリーズの外観です。
キーボード
ThinkPadシリーズのキーボードは、「タイピングがしやすい」と有名ですよね。これ、本当なんですよ。
キーストローク(キーを押し込む距離)が1.8㎜前後と深く、打鍵感が良いんです。普通のノートパソコンは1.3㎜前後と浅いので「カチャカチャ」音がする感じですが、ThinkPadは打感が良く、浅すぎず深すぎずなので疲れにくいんです。キーピッチ(1つのキー中心部から次のキーの中心部までの距離)は縦横19㎜ほどと広いので、余裕をもってタイプできるのでミスもしにくいです。
また、キーが若干湾曲しているので、指に吸い付く感じでタイピングしやすいです。また、通称赤ポチ(トラックポイント)は、画面をズームしたりスクロールしたりできるので、慣れると手がホームポジションから離れずに操作できます。
また、キーボードはUSキーかJISキーか選べます。個人的にはUSキーの方が見た目もシンプルだし使いやすいので、USキーを選んでいます。
サポート
サポートは購入する機種やモデルによりますが、基本的に片道引き取り修理保証が1年間と、電話・チャット・メール・LINEでのサポートが付いています。
保証にはいくつかあり、
- 片道引き取り修理・・・自身で梱包しリペアセンターに郵送する(配送費は自身が負担)。返送費はLenovoが負担。交換パーツは基本無料だか箇所により別途請求もあり
- 引き取り修理・・・指定業者が指定場所にピックアップにきて、リペアセンターに配送、修理後返送してくれる。(郵送費はすべてLenovo負担)
- オンサイト修理・・・指定場所にエンジニアが来て修理
- 翌営業日オンサイト修理・・・通常、翌営業日にエンジニア指定場所に来て修理
また、通常の電話サポートは夕方18時までですが、24時間365日専任のエージェントが対応するプレミアサポートもあります。
「片道引き取り修理」 以外の保証を選んだ場合は、以下3つのオプションが選べます。
- ADP(アクシデント・ダメージ・プロテクション)・・・水濡れなどの障害や、盗難紛失にも対応
- 内蔵バッテリー交換サービス・・・バッテリーの持ちが悪くなったらバッテリーを無料で交換できる保証
- HDD返却不要サービス・・・ストレージが壊れ修理交換した際に、壊れたHDDを返却せずに自身で保持できる(返却という言い方は正しくないと思いますが、公式サイトにこのように書かれているので、同じ文言を使用しています)
ThinkPad Eシリーズの比較
各機種の違いを紹介します。(表は横にスクロールできます)
- 8世代、10世代、11世代はインテルCPU
- Ryzen 3000/4000/5000シリーズはAMDプロセッサー
- ストレージは最大容量
- デュアルストレージはSSD+HDD
- リンクをクリックしたら下記レビューに移動します。戻る「←」を押すとここに戻ってきます。
新しい順に掲載 15型は青文字↓ |
CPU | メモリ/クロック数 スロット数 |
ストレージ | ディスプレイ | 重さ | バッテリー |
E15 Gen 4 10万円~ |
12世代 | 40GB/3200MHz オンボード+スロット1 |
SSD PCIe 4.0 | FHD IPS | 1.78㎏ | 15.6時間 |
E14 Gen 4 9.0万円~ |
12世代 | 40GB/3200MHz オンボード+スロット1 |
SSD PCIe 4.0 | FHD IPS | 1.64㎏ | 11.8時間 |
E14 Gen 4 8.0万円~ |
Ryzen 5000 | 40GB/3200MHz オンボード+スロット1 |
SSD PCIe 4.0 | FHD IPS/TN | 1.64㎏ | 16.7時間 |
E15 Gen 4 8.1万円~ |
Ryzen 5000 | 40GB/3200MHz オンボード+スロット1 |
SSD PCIe 4.0 | FHD IPS/TN | 1.78㎏ | 16.7時間 |
E14 Gen 3 7.1万円~ |
Ryzen 5000 | 24GB/3200MHz オンボード+スロット1 |
SSD PCIe 3.0 | FHD IPS/TN | 1.59㎏ | 17.7時間 |
E15 Gen 3 6.9万円~ |
Ryzen 5000 | 24GB/3200MHz オンボード+スロット1 |
SSD PCIe 3.0 | FHD IPS/TN | 1.7㎏ | 14.2時間 |
E15 Gen 2 Intel 6.9万円~ |
第11世代 | 32GB/3200MHz スロット1つ |
SSD PCIe 3.0 | FHD TN/IPS sRGB 100%タッチあり |
1.7㎏ | 11.2時間 |
E14 Gen 2 Intel 6.9万円~ |
第11世代 | 32GB/3200MHz スロット1つ |
SSD PCIe 3.0 | FHD TN/IPS sRGB 100%タッチあり |
1.59㎏ | 12.6時間 |
CPU | メモリ/クロック数 スロット数 |
ストレージ | ディスプレイ | 重さ | バッテリー | |
E14 Gen 2 6.4万円~ |
Ryzen 4000 | 24GB/3200MHz オンボード+スロット1 |
SSD 1.5TB | FHD IPS HD TN |
1.59㎏ | 14.8時間 |
E15 Gen 2 6.4万円~ |
Ryzen 4000 | 24GB/3200MHz オンボード+スロット1 |
SSD 1.5TB | HD TN FHD IPS |
1.7㎏ | 14.8時間 |
E15 6.2万円~ |
10世代 | 16GB/2666MHz スロット1 |
SSD 1TB HDD 2TB |
FHD TN/IPS | 1.9㎏ | 12.6時間 |
E14 5.9万円~ |
10世代 | 16GB/2666MHz オンボード |
SSD 1TB HDD 2TB |
FHD IPS/<span id=”17″>TN | 1.73㎏ | 12.6時間 |
CPU | メモリ/クロック数 スロット数 |
ストレージ | ディスプレイ | 重さ | バッテリー | |
E490 5.1万~ |
8世代 | 32GB/2400MHz スロット2 |
SSD 1TB HDD 2TB |
FHD IPS HD TN |
1.75㎏ | 15.6時間 |
E495 5万円~ |
Ryzen 3000 | 32GB/2400MHz スロット2 |
SSD 512GB HDD 2TB |
FHD IPS HD TN |
1.75㎏ | 12.2時間 |
E590 5.7万円~ |
8世代 | 32GB/2400MHz スロット2 |
SSD 1TB HDD 2TB |
HD TN FHD IPS |
2.1kg | 14.3時間 |
E595 5万円~ |
Ryzen 3000 | 32GB/2400MHz スロット2 |
SSD 1TB HDD 2TB |
HD TN FHD IPS |
2.1kg | 9.8時間 |
CPU | メモリ/クロック数 スロット数 |
ストレージ | ディスプレイ | 重さ | バッテリー |
Eシリーズはメモリの増設やストレージの増設開出来る機種がほとんどなので、CPUさえ良いものを選んでいたらあとはカスタマイズで何とか性能アップできます。
それでは下記にて詳しくご紹介しますが、例えば2020年販売のThinkPadでも2021年モデルがあるので、必ずしも販売開始年月日と販売されているモデルが同じ年に製造されたものとは限りません。ただし、スペックに変更などがあれば追記しています。
2022年発売モデル
ThinkPad E15 Gen 4 Intel
旧モデルからマイナーアップデートされた機種で、インテル12世代CPU搭載です。WebカメラにFHD画質が追加されたり、Wi-Fi 6EやGeForce MX550が搭載可能です。1.78㎏と重たいので、持ち運びが多い人よりも、据え置き用のノートパソコンを探している人に合います
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U/1240P Core i7-1255U/1260P |
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メモリ | 最大40GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス NVIDIA GeForce MX550 |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS |
OS | Windows 11 Home / Pro |
無線 | Wi-Fi 6/6E ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証(オプション) |
WEBカメラ | 720p、1080p |
重さ | 1.78㎏~ |
バッテリー | 45Whr 最大12.6時間 57Whr 最大15.6時間 |
価格 | 10.0万円~ |
ThinkPad E14 Gen 4 Intel
インテル第12世代CPU搭載で、省電力モデルのUシリーズか、通常版のPシリーズが選べます。メモリとストレージも増設可能なので(保証が外れますが)、カスタマイザーにも好かれるスペックです。もちろん、公式サイトからもスペックアップできます。最新の12世代CPU搭載ThinkPadが9万円からと、安くなっています
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U/1240P Core i7-1255U/1260P |
---|---|
メモリ | 最大40GB |
ストレージ | SSD ×2 |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス NVIDIA GeForce MX550 |
ディスプレイ(14型) | FHD IPS タッチあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
通信 | Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E 1000BASE-T ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証(オプション) |
Webカメラ | 720P、1080P、1080P+IRカメラ |
重さ | 1.64㎏ |
バッテリー | 最大約11.8時間 |
価格 | 9.0万円~ |
ThinkPad E14 Gen 4(AMD)
人気の14インチモデルでCPU最大温度が通常版より10度も低く、それでいて性能が高いCPUが搭載です。バッテリー時間も長いので持ち運びが多い人にも合い、sRGB 100%のディスプレイを選べばクリエイティブワークもしやすくなります
CPU | Ryzen 3 5425U Ryzen 5 5625U Ryzen 7 5825U |
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メモリ | 最大40GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(14型) | FHD IPS液晶 sRGB 100%あり |
通信 | 有線LAN、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 |
その他 | FHD 1080p /720p、指紋センサー、IRカメラあり |
重さ | 1.64㎏ |
バッテリー | 最大16.7時間 |
価格 | 8.0万円~ |
ThinkPad E15 Gen 4(AMD)
Ryzen 5000シリーズのリフレッシュ版CPU搭載で発熱が下がったCPUです。メモリは最大40GBと大きく、特に大きなメモリが必要だという人に合います。生体認証もあり、FHD Webカメラも搭載可能です
CPU | Ryzen 3 5425U Ryzen 5 5625U Ryzen 7 5825U |
---|---|
メモリ | 最大40GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS液晶 マルチタッチあり、sRGB 100%あり FHD TN液晶 |
無線 | Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 |
有線 | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
その他 | 指紋センサー、IRカメラあり、1080p Webカメラ搭載可能 |
重さ | 1.78㎏~ |
バッテリー | 最大16.7時間 |
価格 | 8.1万円~ |
2021年販売モデル
ThinkPad E15 Gen 3
超高性能のRyzen 5000シリーズが搭載された機種です!下記にて紹介しているRyzen 4000シリーズ搭載の旧モデルも人気が高すぎて、購入まで時間がかかりましたね。Ryzen 5000シリーズも爆発的に人気が高いので、要チェックです。15.6型の大画面で、がっつり高負荷な作業をしたい人に合います!
CPU | Ryzen 3 5300U Ryzen 5 5500U Ryzen 7 5700U |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
ディスプレイ | FHD IPS 光沢なし 300nit |
その他 | WiFi6、イーサネット |
重さ | 1.7㎏ |
バッテリー | 最大14.2時間 |
価格 | 6.9万円~ |
ThinkPad E14 Gen 3
15 Gen 3は樹脂素材もあるのですが、本機種はオールメタルボディで耐久性にも優れた機種です。同じくRyzen 5000シリーズ搭載で、超高性能です!バッテリー駆動時間も長いので、外出先で高負荷な作業をする人にも合います
CPU | Ryzen 3 5300U Ryzen 5 5500U Ryzen 7 5700U |
---|---|
メモリ | 最大24GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
ディスプレイ | FHD IPS 光沢なし 300nit |
その他 | WiFi、イーサネット |
重さ | 1.64㎏ |
バッテリー | 最大17.7時間 |
価格 | 7.1万円~ |
2020年販売
ThinkPad E15 Gen 2(インテル)
インテル第11世代CPU搭載モデルは性能がかなり高く、性能表の数字だけじゃない実際の速度も速いので、今までにないくらい快適に作業ができます。WiFi6に指紋センサー、顔認証にThunderbolt 4対応など、必要な機能は盛沢山です!ディスプレイもWeb用画像編集に向いているsRGB100%搭載可能なので、高い色域のディスプレイで作業もできます。
CPU | Intel core i3-1115G4 Intel core i5-1135G7 Intel core i7-1165G7 |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | Iris Xe NVIDIA GeForce MX350/MX450 |
ディスプレイ(15.6型) | FHD TN 光沢無し FHD IPS マルチタッチ FHD IPS 光沢無し sRGB 100% |
その他 | WiFi6、Bluetooth v5.0、RJ45、指紋センサー、顔認証、Thunderbolt 4 |
重さ | 1.7㎏ |
バッテリー | 最大12.1時間 |
価格 | 6.9万円~ |
ThinkPad E14 Gen 2(インテル)
前項で紹介したE15の14型モデルで、同じくインテル第11世代CPU搭載モデルです。スペック的にほとんど違いはありませんが、E15にはBluetoothイヤホン収納モデルがありますが、本機種にはありません。あとは、14型なのでテンキーがありません。コンパクトで軽量なので、15型だと移動がしにくいという人は、本機種E14 Gen 2が持ち運びもしやすいのでおすすめです。
CPU | Intel core i3-1115G4 Intel core i5-1135G7 Intel core i7-1165G7 |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | Iris Xe NVIDIA GeForce MX350/MX450 |
ディスプレイ(14型) | FHD TN 光沢無し FHD IPS マルチタッチ FHD IPS 光沢無し sRGB 100% |
その他 | WiFi6、Bluetooth v5.0、RJ45、指紋センサー、顔認証、Thunderbolt 4 |
重さ | 1.59㎏ |
バッテリー | 最大12.6時間 |
価格 | 6.9万円~ |
ThinkPad E14 Gen 2(AMD)
ハイスペックモデルのAMD製プロセッサー搭載で、メモリは最大24GBと大容量です。ストレージはデュアルストレージで、PCle-NVMeのSSDを2つ搭載できます。
E14 Gen 2は高いものになると18万円以上するので、もはやエントリーモデルではありませんね。普通のハイスペックビジネスノートパソコンです。
CPU | AMD Ryzen 3 4300U AMD Ryzen 5 4500U AMD Ryzen 7 4700U |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | SSD+SSD |
ディスプレイ | FHD IPS 光沢なし |
グラフィックス | CPU内蔵グラフィックス |
生体認証 | 指紋センサー・顔認証 |
WiFi6 | 対応 |
バッテリー | 最大14.8時間 |
重さ | 1.59㎏ |
価格 | 5.9万円~ |
ThinkPad E15 Gen 2(AMD)
前で紹介したE14 Gen 2の15型になります。スペックはほぼ同じですが、15型なのでテンキー(数字のキー)が付いており、若干重たくなっています。それ以外はほぼ同じで、高性能AMDプロセッサーにメモリ最大24GB、デュアルストレージにWiFi6にも対応しています。持ち運びが少ない人は、15型の方が画面が大きいので作業がしやすくなりますね。
CPU | AMD Ryzen 3 4300U AMD Ryzen 5 4500U AMD Ryzen 7 4700U |
---|---|
メモリ | 最大24GB |
ストレージ | SSD+SSD |
ディスプレイ | FHD IPS 光沢なし |
グラフィックス | APU内蔵グラフィックス |
生体認証 | 指紋センサー・顔認証 |
WiFi6 | 対応 |
バッテリー | 最大14.8時間 |
重さ | 1.7㎏~ |
価格 | 5.9万円~ |
2019年リリース
ここからは旧モデルで、公式サイトではほとんど販売されることもありませんが、時々セールに登場します。
ThinkPad E14・E15
CPU | Intel core i3-10110U Intel core i5-10210U Intel core i7-10510U |
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メモリ | 4GB, 8GB, 16GB |
ストレージHDD | 1TB, 2TB |
ストレージSSD | 128GB, 256GB, 512GB, 1TB |
Optane Memory | 有り・無し |
OS | Windows 10 Home, Pro |
セキュリティ | Windows Defender |
TPM | 有り |
ディスプレイ | FHD(1920x1080) |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス・AMD Radeon RX 640 |
指紋センサー | 有り・無し |
バッテリー | 12.6時間 |
重量 | 14型)1.73㎏ 15型)1.9㎏ |
サイズ | 14型)325 x 232 x 17.9mm 15型)368x245x18.9mm |
Office | 有り・無し |
保証 | 送付修理1年間 |
金額 | 約6万円~・15型)6.4万円~ |
E14と15はサイズと重量が違うだけで、あとはほぼ同じです。
14型を選ぶか15型を選ぶは好みによりますが、私が仕事で使っているものは15型になります。
だって画面が大きい方が見やすいしテンキーも付いているので、作業が断然はかどるからです。
<赤枠がテンキー>
E14かE15を選ぶ利点は最新のCPUを使っているからと、AMD Radeon RX640のグラフィックスカードを選べるからです。
CPUは1世代変わると性能が全然違うので、新しいに越したことはありません。
6万円台から高性能ビジネスノートが買えるので、おすすめの一品になります。
詳細はレビュー記事、もしくは公式ページをどうぞ。
ThinkPad E490・E590
CPU | Intel core i3-8145U Intel core i5-8265U Intel core i7-8565U |
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メモリ | 4GB, 8GB, 16GB, 32GB |
ストレージ1 | HDD 500GB, 1TB, 2TB |
ストレージ2 | SSD 128GB, 256GB, 512GB, 1TB |
Optane Memory | 有り・無し |
OS | Windows 10 Home, Pro |
セキュリティ | Windows Defender |
TPM | 有り |
ディスプレイ | HD, FHD |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス・AMD Radeon RX 550X |
指紋センサー | 有り・無し |
バッテリー | 15.6時間・15型)14.3時間 |
重量 | 1.75㎏・15型)2.1㎏ |
サイズ | 329.3×242.8×21.9mm・15型)369x252x19.95mm |
Office | 有り・無し |
保証 | 送付修理1年間 |
金額 | 約5.1万円~・15型)6万円~ |
E490もしくはE590を選ぶ利点は、バッテリーの長さと最大メモリ数、あとは価格ですね。
14型は5.1万円からと、価格破壊的な値段です。
この値段でビジネスに必要なセキュリティなどが詰まっているので、これ以上にコスパの良い機種なんてほとんど見つからないと思います。
また、Eシリーズはバッテリーが長くないと言いましたが、この2機種は1日フルで使っても充電ケーブルを持ち運ばなくて良いくらいですね。
値段的にもスペック的にもE490は、コスパが高いですね。
バッテリーが長持ちするので、外出する人にもぴったりです。
ただしその場合は14型がおすすめですね。15型は2キロオーバーなので、最初は気にしないと自分に言い聞かせることが出来ますが、ずっと移動していると重さを感じます。
詳細はレビュー記事か、公式ページをどうぞ。
ThinkPad E495・E595
CPU | AMD Ryzen 3 3200U AMD Ryzen 5 3500U AMD Ryzen 7 3700U |
---|---|
メモリ | 4GB, 8GB, 16GB, 32GB |
ストレージ1 | HDD 500GB, 1TB, 2TB |
ストレージ2 | SSD 128GB, 256GB, 512GB |
OS | Windows 10 Home, Pro |
セキュリティ | Windows Defender |
TPM | 標準装備 |
ディスプレイ | HD, FHD |
指紋センサー | なし |
バッテリー | 12.2時間 |
重量 | 1.75㎏ |
サイズ | 329.3 x 242.8 x 21.9mm |
Office | 有り・無し |
保証 | 送付修理 |
金額 | 約5万円~ |
先ほども紹介したように、レノボでは+5で型番が上がっているものはバージョンアップでなくCPUが違うだけです。
通常はほとんど同じスペックで、今回の場合は490・590に比べバッテリー時間が少し短くなっています。
14型のビジネスノートを探している場合は、同じ値段で同じスペックのE490の方がバッテリーが長いので断然お得ですが、15型の場合はE595の方が安いのでおすすめです。
個人的にテンキーは必須なので、私は室内用PCは15型を選びますが、必要ないという人は14型で全然大丈夫ですね。
インテル製のCPUと、AMD製のCPUは一応細かな違いがあるのですが、個人的には全然違いに気付かなかったです。
AMDの方が若干性能が高いというのが通説で、レンダリングが同等モデルのIntelより速いです。
詳細はレビュー記事、もしくは公式ページをどうぞ。
2018年販売
公式サイトではほぼ販売されておらず、中古ショップやAmazonなどで販売されています。
ThinkPad E480(14型)・E580(15型)
CPU | Intel core i3-7020U Intel core i3-8130U Intel core i5-8250U |
---|---|
メモリ | 最大8GB |
ストレージ | SSD 256GB |
ディスプレイ | HD TN 光沢なし FHD IPS 光沢なし |
OS | Windows 10 |
生体認証 | 指紋センサー |
グラフィックス | インテルUHDグラフィックス620 |
バッテリー | 最大約14時間 |
サイズ | 329.3x242x19.9mm |
重さ | 1.75㎏~ |
価格 | 5.9万円~ |
リリースされたのは2018年ですが、今販売されているモデルは2020年6月に発表された使用になっています。
CPUの性能的にもまだまだ現役で活躍できるほどで、「E480(もしくはE580)が必要だ」という場合は、公式ページで購入できます。
メモリも8GBと困ることは無い容量があるので、大抵の用途に対応できます。
最後に
E14 Gen 2、E15 Gen 2は性能がかなり高くなっていますが、エントリークラスの価格に据え置きされているので、要チェックですね。
最初にも言ったように、今レノボは大規模セール期間中なので、この機会をお見逃しなく!