ビジネスモデルとしては低価格になる、10万円以下のノートパソコンの特集です。この価格帯の製品になると、インターフェイスが少なかったり、若干重かったりなど何かしらありますが、CPUやメモリ、SSDは上位モデルとそん色ないものが多いです。
人によってはちょっと妥協する点も出てくるかもしれませんが、全機種「サクサクビジネス用途で使える」モデルを選んでいます。
本記事ではビジネスモデルのThinkPadとThinkBookをメインに、個人向けモデルですが性能が高く使い勝手が良いIdeaPadもご紹介しています。
Contents
- 1 ビジネス用途に必要な機能・性能
- 2 ビジネスモデルおすすめ機種
- 2.1 ThinkBook 14 Gen 4
- 2.2 ThinkPad E14 Gen 4(AMD)
- 2.3 ThinkPad E15 Gen 4(AMD)
- 2.4 ThinkPad E14 Gen 4 Intel
- 2.5 ThinkPad E15 Gen 2(インテル)
- 2.6 ThinkBook E15 Gen 3
- 2.7 ThinkPad E14 Gen 2 インテル
- 2.8 ThinkPad E14 Gen 3
- 2.9 ThinkBook 15 Gen 2
- 2.10 ThinkBook 14 Gen 2
- 2.11 ThinkBook 13s Gen 2
- 2.12 ThinkBook 13s Gen 3
- 2.13 ThinkBook 14s Yoga
- 2.14 IdeaPad Slim 560i Pro
- 2.15 IdeaPad Flex 550 15.6型(AMD Ryzen 5000シリーズ)
- 2.16 IdeaPad Slim 550 14型(Ryzen 5000シリーズ)
- 3 まとめ
ビジネス用途に必要な機能・性能
ビジネス用途でノートパソコンを購入する場合、スペックがある程度ないとパソコンの動作が遅く作業に支障をきたす可能性もあるので、ビジネス用途で快適に使える最低基準をまずはご紹介します。
CPU | パソコンの頭脳で、CPU性能が低いと動きが遅い。後述しているCPU Passmarkスコア6000~7000以上のCPUが最低基準 |
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メモリ | パソコンの作業台。メモリが小さいと読み込みに時間がかかる。8GB以上推奨 |
ストレージ | 全機種SSD搭載で、中には最新のPCIe 4.0もあり。 |
グラフィックス | オンライン会議や通常のOffice作業であれば特に気にする必要なし。 |
ディスプレイ | フルHD(解像度1920×1080)以上推奨。新機種はディスプレイ縦横比が16:10と縦が長くなっているので、作業がよりはかどる |
Webカメラ・マイク | 紹介するノートパソコン全機種に搭載。画質や画角、マイク性能にこだわるならハイエンド機種か、別途購入が良し |
無線/有線 | RJ45(LANケーブルポート)が搭載であれば有線接続可能。(もしくは有線LANアダプター使用) 無線はWi-Fi 6やWi-Fi 6Eがベター |
生体認証 | 基本的に指紋センサーか顔認証搭載 |
Microsoft Office | ほぼすべての人にとって必須。サブスク(年間約1.2万円)もしくは公式サイトより購入可能(2~3万円)。オンラインの無料版もあり |
セキュリティ | PC標準搭載のWindows Defenderと、TPM搭載機種もあり。セキュリティを強固にしたい場合は、ウイルスバスターなどのソフトを利用 |
寸法 | 持ち運びが多い人は13型(できれば画面縦横比16:10)、時々持ち運ぶ人は14型、持ち運びほぼ無しなら15.6型 |
重さ | 1㎏以下は超軽量 1.3㎏以下は軽量 1.4㎏以下は普通 1.6㎏以上だと重たさを感じる |
バッテリー | Lenovoノートパソコンは基本的にバッテリー駆動時間が長いが、外出用なら14時間以上が目安 |
保証とサポート | 1年間の引き取り修理保証が標準で、中にはオンサイト修理あり。サポートは電話・チャット・メールなどであり |
ざっくりと概要を解説しましたが、大事な点のみ、もうちょっと深く解説していきます。
CPU
CPUはパソコンの頭脳で、この性能が低いと動作が遅いです。目安はCPUの性能を表すPassmarkスコアで、スコアが6000以上であれば「あまり問題ない」、7000以上であれば「ほぼ問題ない」、1万以上なら「快適にサクサク高負荷な作業ができる」です。
グラフを紹介する前に、簡単にCPUの見方をご紹介します。
今現在主流なCPUは第10世代と11世代で、確認するところは赤丸のi+数字、「-」以降の2桁の数字になります。
- i3 < i5 < i7と性能が高くなります
- 青丸の数字が10なら10世代、11なら11世代、12なら12世代(2022年最新)
当然ですが、同等クラスのCPUなら、11世代の方がより高い性能になります。
時々クロック数(GHz)が2.0以上じゃないといけないみたいなソフトやアプリもありますが、基本的に無視して大丈夫です。と言うのも、ターボ時のクロック数は2.0GHz以上なので関係ありません。
各個別レビューで、CPUの性能はPassmarkスコアを測って紹介していますが、目安はこの様になります。
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ハイエンドPCに搭載される
- 17000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
2022年4月現在、ほとんどの機種にはインテル11世代か12世代、AMD RyzenはRyzen 5000シリーズが搭載しているので、心配する必要はないと思います。
ZoomやSkype、Chatworkなどでのビデオ通話や画面共有、同時にエクセルなどで作業をする場合は、Core i5/Ryzen 5以上を選択。
私の妻はZoomとSkypeを使い語学を教えているのですが、今現在はCore i5-1035G4/メモリ16GB(スコア8170)なんですね。妻も「これなら問題なくいろいろな作業ができる」と言っており、ホワイトボードの様に画面を共有して解説したり、授業をしながらWordで作業もしています。
ビデオ通話のみならばもうちょっと性能(スコア)が低くても問題ないですが、並行して作業を快適にするにはCore i5/Ryzen 5以上がお勧めです。
補足として、CPUの性能でコアとスレッドとあるのですが、Core i3は2コア4スレッド、Core i5とi7は4コア8スレッドになります。Ryzenはモデルによっては8コア16スレッドなんかもあります。
コアとスレッドが大きいと、より多くのデータを同時に処理できるので、より多くのことが同時にできます。
予備知識として説明しましたが、今回紹介している機種は「ビジネスで快適に使えるスペックの機種」なので、そこまで気にしなくてもいいかもしれません。
メモリとストレージ
メモリはパソコンの作業台で、大きなメモリはより多くのデータを速く処理できます。
8GBが最低ラインで、余裕があれば16GBがおすすめです。特に、Zoomをしながらエクセルで資料を作り、外付けモニターに資料を表示しながら作業をするなどの高負荷な使い方をするなら、16GB以上だとより快適です(8GBでも作業自体はできます)。
ここは「どこまで高負荷な作業をするか」、「どれだけ快適に作業をしたいか」によって決めていいと思いますが、8GBあれば、普通に比較的高い負荷の作業ができます。
ストレージも同じく、ここ最近はHDD(ハードディスクドライブ)のみの機種はほとんどないのでこの解説はいらないかもしれませんが、念のため。
SSD | SSD(SATA) | HDD | |
最大データ転送速度 | 最大64Gbps | 最大6Gbps | 最大500MB/秒ほど |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 15秒前後 | 30秒~2分(新品の場合) |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
価格 | 高い | 中価格 | 安い |
もし今お使いのパソコンの起動時間が30秒や1分以上かかる場合、おそらくお使いのパソコンにはHDDが搭載しています。今現在SSDが主流で、 パソコンの起動も速いし、基本的に何をするにしても、HDD搭載モデルよりかなり高速に動きます。
2022年に入り、全てのモデルにSSDが搭載されており、2022年4月から最新のPCIe 4.0も搭載され始めました。
シーケンシャルリード
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
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PCIe 3.0×4 | |
HDD |
Webカメラ・マイク
ノートパソコンのWebカメラは、基本的にこうなっています。
- HD・720p
- 画角75度~88度
720pとは有効垂直解像度が720本と言う意味で、分かりやすく言うとHDの解像度です。カメラの性能によって画質は変わりますが、720pは一般的な画質になります。いくつかのThinkPadでは1080p(FHD解像度)が選べます。
注)以下の写真は圧縮・リサイズしているため、実際の画像よりも画質が落ちています
<ThinkBookのWebカメラ・720pで撮影>
<IdeaPadのWebカメラ・720pで撮影>
ビジネスモデルの方が若干質が良いカメラを使っているので、個人向けモデルより明るくきれいに映る傾向にあります。
もしくは高解像度のカメラが必要な場合は、LenovoにはLenovo 500 Full HD Webカメラと言う、1080pフルHD解像度・Windows Helloの顔認証にも対応している外付けカメラがあります。
<Lenovo 500 Full Webcam 1080pで撮影>
マイクはデュアルアレイ・デジタルアレイという並列した2個の内蔵マイクが標準で、ハイエンドモデルにはマイクが3つや4つなどの全方位マイクを搭載しているものもあります。
私が使っているThinkbook 13s Gen 2はマイクが3つあり、一人で使う用、2~3人で使う用、そして大人数で使う用(360度方位マイク)の設定ができます。
個人的に思うのは、マイクはどのパソコンでも普通の品質かなと思います。悪くない、音割れなどしない、普通に使えるものです。今までいろいろなパソコンをレビューしてきて、ここ3~4年に販売された機種で、そんなに品質が悪いマイクに会ったことがありません。
モニター
ノートパソコンで作業をすると、デスクトップに比べ「画面が小さい」という欠点もあります。そういった場合は、外付けモニターを利用するとより快適に作業ができます。
おすすめLenovoモニターで紹介していますが、フルHDディスプレイでも1万円台からあり、HDMIで接続するタイプがほとんどです。
大きなモニターは設置しにくいという場合は、デスクトップ用の22インチや27インチなど大きなものでなくても、モバイルモニターを使って複数モニターにすると、作業効率や生産性もアップします。
私はThinkvison M14(14型・3.3万円)というモバイルモニターを使用しており、左に資料などを表示し、ノートパソコンの画面でWordやExcelなどの資料作成をやると、より快適です。(映像出力機能付きUSB-Cが必要)
インチ数
<Lenovoノートパソコンの13.3型、14型、15.6型の写真>
各インチの特徴は、このようになります。
13型 | 13型は13.3型。コンパクトで持ち運びがしやすいが、画面が小さい |
14型 | 画面もほどほどに大きく、軽量なものもあるので持ち運びがしにくいわけではない |
15.6型 | 大画面で作業がしやすいが、重いので持ち運びに不向き |
また、ここ最近、13型と14型には画面の縦横比率が通常の16:9じゃなく16:10や、3:2のものがあり、縦に表示される情報量が多くなっています。なので、13型でも14型並みの表示がされ、14型でも15型に近いほど表示されます。
<左・13.3型16:10/右・14型16:9>
縦横の比率が16:10や3:4であれば、ディスプレイサイズを一段階下げても使いやすいと思います。
持ち運びを頻繁にする | 13型・14型 |
時々持ち運びをして、外で作業をする | 13.3型(16:10/3:2)、14型(16:9/16:10/3:2) |
持ち運びしない | 15.6型 |
ちなみに私はほぼ持ち運びをしませんが、13.3型(16:10)をメインに使い、モバイルモニターとディスプレイを併用しています。
セキュリティ
Lenovoのビジネスノートには、セキュリティにWindows標準搭載のWindows DefenderとTPMなどが搭載しています。
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれます。
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- ハードディスクパスワード・・・ハードウェアレベルでパスワードを設定できるので、パソコン内部のデータが盗み見られる可能性がかなり減ります
- セキュリティキーホール・・・パソコンが持ち出されないようにロックするワイヤーなどを設置する個所
以前まではWindows Defenderで十分と思っていましたが、今一番多いフィッシングサイトを検知しないんですよね。
時々「これ仕事のメールかな?」と思わせるようなメールや、アマゾンなどの思わせぶりな詐欺メールが届きますよね?
こういったものに対処するなら、有料のセキュリティソフトを使った方が良いと思います。
仮想環境を構築し、6つのソフト+Windows Defenederで実際のフィッシングサイトにアクセスをして遮断できるかどうかのテストを行ったので、「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。
サポートと保証
Lenovo PCには1年間引き取り修理保証と、標準サポート(電話・チャット・メール・LINE)が付いており、サポートは朝9時から夕方6時までになります。引き取り修理とは、万が一の際にLenovo指定業者が引き取りに来て、リペアセンターに配送、修理後、郵送してくれるサービスで、保証期間内は郵送費などは無料です。
ビジネスモデルは最長5年、個人向けモデルは最長3年まで延長できます。
ビジネス保証とサポートは以下のものにアップグレードできます。(1と2はビジネスモデルのみ)
- オンサイト修理保証・・・エンジニアが指定住所に来て現地で修理
- 翌営業日オンサイト修理・・・通常、翌営業日にエンジニアが指定住所に来て修理
- プレミアサポート・・・専任エージェントが24時間365日対応。一般のコールセンターとは別のコールセンターで対応
ビジネスモデルおすすめ機種
10万円と言う制約があるので、LenovoのビジネスモデルであるThinkPadとThinkBook、それに個人向けのIdeaPadなども併せてご紹介します。価格はセールで変動するので、記載している価格と違う可能性があります。
ビジネスモデルと個人向けモデルの大きな違いは、以下になります。
- ビジネスモデルはThunderbolt 4やRJ45(有線LANケーブルポート)などのビジネスに役に立つ機能が搭載(個人向けにはあまりない)
- 個人向けモデルでLANケーブルポートが必要な場合は、LANケーブルアダプターを購入の上、ドライバをインストールで使用可能
- AMDプロセッサー搭載モデルにはThunderboltなし
また、公式サイトで「カスタマイズ」できるので、10万円全部使い切ろうと思えばいろいろな機能を足したりもできます。価格は執筆時現在のもので、お勧め構成の価格です。OSがWindows Pro搭載であれば、Homeに変更しており、全て税・送料込みです。
コツは、クラウドを利用している個人や会社、もしくは外付けHDDやSSDをお持ちならストレージを256GBにし、CPUやメモリにお金をかけると、コストを抑えてハイスペック機種にできます。もしくは、メモリを自分で増設できるなら、よりコストを抑えてハイスペックモデルにカスタマイズできます。
ThinkBook 14 Gen 4
14インチで1.4㎏とそこそこ軽量で、持ち運びがしやすく、画面も大きいので外出兼据え置き用として活躍します。最新スペックを搭載したモデルで、満足がいく機種だと思います
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U/1240P Core i7-1255U/1260P |
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メモリ | 最大40GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス NVIDIA GeForce MX550 |
ディスプレイ(14型) | FHD IPS液晶 光沢なし(マルチタッチあり) |
LAN | Wi-Fi 6、Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー |
カメラ | 720p、1080p |
重さ | 1.4㎏~ |
バッテリー | 45Wh/60Wh 約7.7時間(45Wh時) |
価格 | 9.7万円~ |
ThinkPad E14 Gen 4(AMD)
人気の14インチモデルでCPU最大温度が通常版より10度も低く、それでいて性能が高いCPUが搭載です。バッテリー時間も長いので持ち運びが多い人にも合い、sRGB 100%のディスプレイを選べばクリエイティブワークもしやすくなります
CPU | Ryzen 3 5425U Ryzen 5 5625U Ryzen 7 5825U |
---|---|
メモリ | 最大40GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(14型) | FHD IPS液晶 sRGB 100%あり |
通信 | 有線LAN、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 |
その他 | FHD 1080p /720p、指紋センサー、IRカメラあり |
重さ | 1.64㎏ |
バッテリー | 最大16.7時間 |
価格 | 8.0万円~ |
ThinkPad E15 Gen 4(AMD)
Ryzen 5000シリーズのリフレッシュ版CPU搭載で発熱が下がったCPUです。メモリは最大40GBと大きく、特に大きなメモリが必要だという人に合います。生体認証もあり、FHD Webカメラも搭載可能です
CPU | Ryzen 3 5425U Ryzen 5 5625U Ryzen 7 5825U |
---|---|
メモリ | 最大40GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS液晶 マルチタッチあり、sRGB 100%あり FHD TN液晶 |
無線 | Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 |
有線 | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
その他 | 指紋センサー、IRカメラあり、1080p Webカメラ搭載可能 |
重さ | 1.78㎏~ |
バッテリー | 最大16.7時間 |
価格 | 8.1万円~ |
ThinkPad E14 Gen 4 Intel
インテル第12世代CPU搭載で、省電力モデルのUシリーズか、通常版のPシリーズが選べます。メモリとストレージも増設可能なので(保証が外れますが)、カスタマイザーにも好かれるスペックです。もちろん、公式サイトからもスペックアップできます。最新の12世代CPU搭載ThinkPadが9万円からと、安くなっています
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U/1240P Core i7-1255U/1260P |
---|---|
メモリ | 最大40GB |
ストレージ | SSD ×2 |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス NVIDIA GeForce MX550 |
ディスプレイ(14型) | FHD IPS タッチあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
通信 | Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E 1000BASE-T ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証(オプション) |
Webカメラ | 720P、1080P、1080P+IRカメラ |
重さ | 1.64㎏ |
バッテリー | 最大約11.8時間 |
価格 | 9.0万円~ |
ThinkPad E15 Gen 2(インテル)
最新の11世代CPUで、Core i5とi7はIris Xeという最高峰内蔵グラフィックスが搭載です。性能・機能ともにお墨付きで、私は本機種のAMDモデルを購入しました。この価格でWiFi6対応、Thunderbolt 4も搭載と、快適にビジネスを行えるスペックがあります。ディスプレイが220nitと輝度が低いので、300nitのディスプレイ(+4400円)にすると文句なしのスペックになります。
CPU | Intel core i3-1115G4 Intel core i5-1135G7 Intel core i7-1165G7 |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | Iris Xe NVIDIA GeForce MX350/MX450 |
OS | Windows 10 Home/Pro |
ディスプレイ(15.6型) | FHD TN 光沢無し FHD IPS マルチタッチ FHD IPS 光沢無し sRGB 100% |
その他 | WiFi6、Bluetooth v5.0、RJ45、指紋センサー、顔認証、Thunderbolt 4 |
寸法 | 365x240x18.9㎜ |
重さ | 1.7㎏ |
バッテリー | 最大12.1時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | Core i3/メモリ8GB/SSD 256GB 5万9400円 Core i3/メモリ16GB/SSD 256GB 7万9288円 Core i5/メモリ8GB/SSD 256GB 8万3952円 Core i5/メモリ16GB/SSD 256GB 9万948円 Core i7/メモリ8GB/SSD 256GB 9万3863円 |
ThinkBook E15 Gen 3
上記機種のAMDモデルで、最新で超高性能のRyzen 5000シリーズが搭載です!CPU性能は断トツで高いですが、Intelモデルの様にThunderboltが付いていないので、HDDなどからデータ移動を頻繁にする人は、Intelモデルが良いと思います。
CPU | Ryzen 3 5300U Ryzen 5 5500U Ryzen 7 5700U |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
ディスプレイ | FHD IPS 光沢なし 300nit |
その他 | WiFi6、イーサネット |
重さ | 1.7㎏ |
バッテリー | 最大14.2時間 |
価格 | 6.9万円~ |
ThinkPad E14 Gen 2 インテル
同じくインテル11世代CPU搭載モデルで、Core i7まで10万円以下で搭載できます。WiFi6にThunderbolt 4も搭載と、価格の割にハイスペックです。同じくディスプレイには220nitのものが搭載しているので、+5500円で300nitのものに変更可能です。
CPU | Intel core i3-1115G4 Intel core i5-1135G7 Intel core i7-1165G7 |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | Iris Xe NVIDIA GeForce MX350/MX450 |
OS | Windows 10 Home/Pro |
ディスプレイ(14型) | FHD TN 220nit 光沢無し FHD IPS 300nit マルチタッチ FHD IPS 光沢無し sRGB 100% |
その他 | WiFi6、Bluetooth v5.0、RJ45、指紋センサー、顔認証、Thunderbolt 4 |
寸法 | 324x220x17.9㎜ |
重さ | 1.59㎏ |
バッテリー | 最大12.6時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | Core i3/メモリ8GB/SSD 256GB 7万2292円 Core i3/メモリ16GB/SSD 256GB 7万9288円 Core i5/メモリ8GB/SSD 256GB 9万365円 Core i5/メモリ16GB/SSD 256GB 9万7361円 Core i7/メモリ8GB/SSD 256GB 9万7944円 |
ThinkPad E14 Gen 3
上記機種のAMDモデルで、同じくオールメタルボディの筐体です。14型にしては重いですが、バッテリー駆動時間も長く、性能も高いので、「画像編集などのクリエイティブワークをしない人」や「データ移動を頻繁にしない人」は本機種の方が使いやすいと思います。
CPU | Ryzen 3 5300U Ryzen 5 5500U Ryzen 7 5700U |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
ディスプレイ | FHD IPS 光沢なし 300nit |
その他 | WiFi、イーサネット |
重さ | 1.64㎏ |
バッテリー | 最大17.7時間 |
価格 | 7.1万円~ |
ThinkBook 15 Gen 2
コスパが高いThinkbookシリーズの15型で、大画面なので作業がしやすく、使い勝手も高い機種です。10万円以下でギリギリ11世代のCore i7も搭載できるし、何といってもディスプレイの質が高く、Thunderbolt 4も搭載なので、がっつりつかえる機種です。ちなみに私は、本機種13型を購入して使っています。
CPU | Intel core i3-1115G4 Intel core i5-1135G7 Intel core i7-1165G7 |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | 最大SSD 1TB+HDD 2TB |
グラフィックス | UHDグラフィックス(Core i3のみ) Iris Xe |
ディスプレイ | 15.6型 FHD IPS 光沢なし sRGB100% |
その他 | WiFi6、Bluetooth v5.0、イーサネット、指紋センサー、Thunderbolt 4 |
寸法(幅x奥行x高さ) | 357x235x18.9㎜ |
重さ | 1.7㎏ |
保証 | 1年間 |
価格 | Core i3/メモリ8GB/SSD 256GB 5万9950円 Core i5/メモリ8GB/SSD 256GB 7万9200円 Core i5/メモリ16GB/SSD 128GB 9万2235円 Core i7/メモリ8GB/SSD 128GB 9万2235円 |
Thunderbolt 4は無いですが、高性能CPUのRyzen 5000シリーズ搭載モデルのThinkbook 15 Gen 3 AMDもあるので、どうぞ。コア数が高いので並行作業がしやすいです。
ThinkBook 14 Gen 2
14型で1.4㎏と比較的軽く、Thunderbolt 4搭載です。うまくSSDとHDDを組み合わせたら、11世代CPUのCore i7も搭載できるので、超ハイスペック機種にできます。ThinkBookシリーズはコスパも良く、使いやすくおしゃれなので、すごくお勧めです。
CPU | Intel core i7-1165G7 Intel core i5-1135G7 Intel core i3-1115G4 |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | 最大 SSD 1TB+HDD 2TB |
グラフィックス | Iris Xe UHDグラフィックス(Core i3のみ) |
ディスプレイ | 14型 FHD IPS 光沢なし sRGB 100% |
その他 | WiFi6、Bluetooth v5.0、イーサネット、指紋センサー、オフィスあり、Thunderbolt 4 |
寸法 | 323x218x17.9㎜ |
重さ | 1.4㎏ |
保証 | 1年間 |
価格 | Core i3/メモリ8GB/SSD 256GB 6万4900円 Core i5/メモリ8GB/SSD 256GB 7万9200円 Core i5/メモリ16GB/SSD 128GB+HDD 500GB 9万9385円 Core i7/メモリ8GB/SSD 128GB+HDD 500GB 9万9385円 |
Thunderbolt 4は無いですが、CPUがAMD Ryzen 5000シリーズ搭載のThinkBook 14 Gen 2 AMDもあるので、こちらもどうぞ。コア数が高いので、並行作業がしやすいです。
ThinkBook 13s Gen 2
筆者購入モデルで、13型で一番お勧めの機種です。本機種は11世代CPUのCore i5以上が搭載でき、ディスプレイは16:10と縦が長いので、14型以上に表示できる情報量が多いです。より多くの情報が表示されるので、資料作成もWeb閲覧もやりやすくなっています。しかも、たったの1.26㎏・4セルバッテリー(駆動時間18時間以上!)なので、機動性は抜群です!
CPU | Intel core i7-1165G7 Intel core i5-1135G7 |
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メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 512GB |
グラフィックス | Iris Xe |
ディスプレイ 13.3型/16:10 |
WUXGA(1920x1200) IPS 光沢なし sRGB100% WQXGA(2560×1600) マルチタッチ sRGB100% |
その他 | WiFi6、Bluetooth v5.0、指紋センサー、Thunderbolt 4、Officeあり |
寸法 | 299x210x14.9㎜ |
重さ | 1.26㎏ |
バッテリー | 最大18.7時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | Core i5/メモリ8GB/SSD 256GB 8万4920円 ore i5/メモリ16GB/SSD 256GB 9万7020円 Core i7/メモリ8GB/SSD 256GB 9万7020円 |
ThinkBook 13s Gen 3
上記機種のAMDモデルで、性能が高い上位モデルのRyzen 5000シリーズが搭載です。Intelモデル同様高い性能で使いやすいですが、Thunderboltが無いので、データ移動を頻繫にする人には向いていません。画面縦横比が16:10と縦に長いので、コンパクトな筐体ですが作業はしやすいです。
CPU | Ryzen 5 5600U Ryzen 7 5800U |
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メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ | WUXGA/2.5K IPS 光沢なし sRGB 100% |
その他 | WiFi6、イーサネット、指紋センサー |
重さ | 1.26㎏ |
バッテリー | 最大16.1時間 |
価格 | 9.2万円~ |
ThinkBook 14s Yoga
2 in 1 PCの本機種は、10万円以下だとCore i5のみになりますが、性能が高いのでOKだと思います。14型なのにたったの1.26㎏と軽量なので、頻繁に外出し、外で作業をすることが多い人に向いている機種です。2 in 1 PCはどこでも「快適に使うことができる」ので、おすすめです!
CPU | Intel core i7-1165G7 Intel core i5-1135G7 |
---|---|
メモリ | 最大24GB |
ストレージ | SSD 512GB |
グラフィックス | Iris Xe |
ディスプレイ(14型) | FHD IPS 光沢あり sRGB100% マルチタッチ |
その他 | WiFi6、Bluetooth、指紋センサー、Officeあり、Thunderbolt 4、ThinkShutter |
寸法 | 320x216x16.9㎜ |
重さ | 1.26㎏ |
バッテリー | 最大10.1時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | Core i5/メモリ8GB/SSD 256GB 9万5304円 |
IdeaPad Slim 560i Pro
名前からすると個人向けなのかPro(ビジネス向け)なのかわかりませんが、かなりハイスペックな機種です。Thunderboltは無いですが、映像出力機能つきのUSB-Cが2つあるので、使い勝手は良いです。SSDも512GBと大容量で10万円未満なので、大きなデータの保存もしやすいです。もちろん、11世代CPUなので、性能は抜群です!
プロセッサー | Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
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メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
ディスプレイ(14型) | 2.2K IPS 光沢なし 画面比16:10 |
グラフィックス | Iris Xe |
OS | Windows 10 Home |
無線 | WIFi6、Bluetooth v5.1 |
指紋センサー | IRカメラ(顔認証) |
重さ | 1.38kg |
バッテリー | 最大17時間 |
価格 | Core i5/メモリ8GB/SSD 512GB 9万7856円 |
注)本機種にはCore i7/メモリ16GB/SSD 512GBで10万3356円というモデルがあるのですが、ストレージを下げることができたら、Core i7モデルでも10万円未満で購入できます。
IdeaPad Flex 550 15.6型(AMD Ryzen 5000シリーズ)
6コア12スレッドのRyzen 5搭載で約6.9万円と、コスパが高いです。個人向けモデルと言っても、CPUなどは同じものが搭載されているし、カスタマイズもできるので、単純な性能はビジネスモデルと変わらないですね。また、2 in 1 PCなので、使がっても高いです。Ryzen 5000シリーズは現在IdeaPadシリーズのみに搭載されているので、CPUスペックだけを見たら最高峰の性能です。
プロセッサー | AMD Ryzen 5 5500U AMD Ryzen 7 5700U |
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メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS 光沢あり マルチタッチ |
OS | Windows 10 Home |
無線 | WIFi、Bluetooth v5.0 |
指紋センサー | 有り |
重さ | 1.8㎏ |
バッテリー | 最大15時間 |
価格 | Ryzen 5/メモリ8GB/SSD 256GB 6万8992円 Ryzen 5/メモリ8GB/SSD 512GB 8万520円 |
IdeaPad Flex 550 14型(Ryzen 5000シリーズ)もあるので、こちらも一緒にどうぞ。
IdeaPad Slim 550 14型(Ryzen 5000シリーズ)
こちらは8コア16スレッドのRyzen 7 5700Uが9.5万円で購入が可能です!はっきり言って、Ryzen 5000シリーズの性能はおかしいくらいに高いので、かなり快適に作業ができます。購入ページには旧モデルのRyzen 4000シリーズ搭載機種もあるので、お間違えの無いように。例)5300Uは5000シリーズ、4300Uは4000シリーズ
プロセッサー | AMD Ryzen 3 5300U AMD Ryzen 5 5500U AMD Ryzen 7 5700U |
---|---|
メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
ディスプレイ(14型) | FHD IPS 光沢なし |
OS | Windows 10 Home |
無線 | WIFi6、Bluetooth v5.1 |
指紋センサー | 有り |
重さ | 1.45㎏ |
バッテリー | 最大14時間 |
価格 | Ryzen 3/メモリ8GB/SSD 256GB 5万6144円 Ryzen 5/メモリ8GB/SSD 256GB 5万7684円 Ryzen 7/メモリ16GB/SSD 512GB 9万5832円 |
まとめ
10万円未満と言う縛りがあると、10万212円などの「ほぼ10万円のモデル」が紹介できなかったので数が少ないですが、自信をもって「快適にビジネスを行える」性能があると言い切れます。
また、現在Lenovoではセール中なので、セール期間中の割引料金での記載になっています。
これだ!と言う機種が無かった場合は、以下の記事も読んでみてください。