Lenovo Ideapad Flexは2020年7月にリリースされた新しいシリーズで、販売当初から品薄が続いている人気機種です。
Flexという名の通り、フレキシブルで360度開く2 in 1 PCになっています。
私は運よくIdeaPad Flex 550iの14型(7月7日リリース)を購入することが出来ましたが、15型はその2週間後の7月21日にリリースされました。
性能は14型とほぼ同じですが、バッテリーや重量など細かな違いがあります。私は15型を持っていたのでFlex 550iの14型を購入しましたが、やっぱり15型は大きくて使いやすいですね。
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IdeaPad Flex 550iのレビュー

CPU | Intel core i3-1005G1 Intel core i5-1035G1 Intel core i7-1065G7 |
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コア/スレッド | Core i3) 2/4 Core i5,i7) 4/8 |
メモリ | 4GB、8GB、16GB |
ストレージ | 最大512GB |
ディスプレイ | FHD IPS 光沢あり マルチタッチ |
グラフィックス | CPU内蔵グラフィックス Core i7)Iris Plus |
OS | Windows 10 Home |
Office | 搭載可能 |
指紋センサー | 有り |
セキュリティ | Windows Defender、プライバシーシャッター |
重さ | 1.8㎏ |
キーボード | バックライト付き |
カラー | プラチナグレー |
サイズ | 357.6×237.9×17.9mm |
バッテリー | 最大11時間 |
同梱 | Lenovo Digital Pen |
保証 | 1年間 |
価格 | 5.5万円~ |
Lenovoでは、2020年リリースモデルからCPUの性能が高いものが使われ始めていて、Flex 550i(15)も同じように高性能モデルのGシリーズ搭載です。(Intel core i3-1005G1←このG)
標準性能のCore i3からがっつり使う人向けのCore i5にi7も選べるので、普段使いの人から仕事で使う人にも対応できるほどの性能です。スペック的に困る人はいないんじゃないかな?って思います。
メモリも最大16GBもあるので、大きなファイルを扱う人でも安心して使えますね。ストレージはSSDで、高速起動・データ移動ができます。
最大の特徴は、2 in 1 PCという事ですね。下の写真の様に、色々形状を変えて使うことが出来、タブレットの様にしても使えます。

右下の写真のペンはLenovo Digital Pen(レノボ デジタルペン)で、パソコンを買ったら一緒に付いてきます。このペンでイラストを書いたり文章を書いたりできるので、学生が講義のメモをとったり、社会人の資料作成にも、イラストなどを描くクリエイターにも合う機種なんです。
2 in 1 PCの特徴として、がっつり使う時はデスクトップモードで、ベッドに寝っ転がって映画などを見る時はテントモードにしたら排気口がふさがれないのでパソコンが熱くなりません。
また、移動中の車内ではタブレットモードでと場所を選ばずに使えるので、お得なんです。
IdeaPad Flex 550i(15型)の特徴

OSは最新のWindows 10 Homeで、Windows Defenderというセキュリティ機能が付いています。マルウェアなどのウイルスから守ってくれるので、安心して使えます。(私はこれにAVASTという無料セキュリティーソフトを入れています)

他にもプライバシーシャッターと言って、画面上部にあるカメラのカバーが付いているので、ウイルス感染などの万が一の時もこちら側が撮影されることはありません。
もう一つの特徴として、ベゼル(画面の黒い枠)が狭いんです。

上下左右のベゼルがここまで狭いのは、Ideapad flexとSlim350,550だけですね。(全て最新機種)
サイズは横357.6㎜、縦237.9㎜と15.6型にしては小さいボディで、コンパクトにまとまっています。
マルチタッチディスプレイは重く、幅も厚くなりやすいのですが、Flex 550i(15)は17.9㎜と非マルチタッチと比べても標準的な幅になっています。
重さも1.8㎏なので、15.6型のマルチタッチディスプレイとしては合格点な重さです。
Lenovo Digital Pen

Flex 550iを購入するとLenovo Digital Penが付属品として付いて来るのですが、4096段階の筆圧感知に、傾き検知もあります。

ペンを斜めにしたりと色々な角度で書いてみました。かなり速くペンを動かしても反応が良かったです。
また、メモを取ったりイラストを描いたりできるOneNoteでは、書いた文字をテキストに変換できるので、資料作成やレポート、講義のメモ取りにも活躍しますね。

こんなに汚い私の字も読み取ってくれました。(笑)
CPU
パソコンの頭脳であるCPUは、性能が高い末尾がGのモデルが搭載です。通常のノートパソコンには末尾がUで終わる省電力モデルが多いのですが、本機種では一段上の性能になっています。
- Intel core i3-1005G1(2コア4スレッド)
- Intel core i5-1035G1(4コア8スレッド)
- Intel core i7-1065G7(4コア8スレッド)
Core i3でも5000オーバーのスコアで、普通に性能が高いです。いろいろなアプリやページなどを同時に開いても、サクサク動くくらいの性能です。
Core i5はスコアが8000と、UモデルのCore i7以上のスコアになっています。i5やi7はハイスペックモデルなので、結構がっつりパソコンを使う人向けですね。このクラスになると、あれもしてコレもしてと不便なく使えるレベルです。
コアとスレッドは、大きい方が同時に多くのデータを処理できるようになります。
2コア4スレッドは標準的なものですが、4コア8スレッド大きいのでサクサク作業が出来ますね。
メモリ
メモリはパソコンの作業テーブルで、メモリが大きいと大きなファイルや多くのデータを扱えます。
4GBは標準的な大きさですが、余裕があれば8GB以上がおすすめです。速度が全然違いますよ。
ちなみにメモリは全てオンボードでスロットが無いので、メモリの増設は出来ません。
ストレージ
ストレージはパソコンの保管庫で、全てのデータが保存される場所です。
大きさはSSD 128GB、256GB、512GBとありますが、あまり使わない人やカメラやスマホの写真を保存しない人は128GBでも十分かな?と思います。いっぱいになったら、外付けHDDにデータを移動したらOKです。
がっつり使う人は256GB以上がおすすめですよ。
ちなみにストレージのSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)は、M.2 PCle-NVMeになります。データ転送速度がかなり速いので、パソコンの起動も速いし、サクサク快適にパソコンが動きます。
ディスプレイ
ディスプレイは、FHD IPS液晶 光沢ありです。
FHD | フル・ハイディフィニション、解像度1920x1080 |
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IPS液晶 | 視野角が広く、いろんな角度から見ても画面がきれいに見える |
光沢あり | 背景など映り込みしやすい反面、画面が明るくきれいに見える |
マルチタッチ | タブレットの様にタップできるディスプレイ |
一般的なパソコンに付いている液晶は「光沢なし」が主流ですが、4K液晶やタブレット、スマホには光沢ありが使われます。
私は個人的に、光沢ありじゃないとイヤなタイプです。 画面が明るく、つやもあって見やすいんですよね。
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IPS液晶は視野角が広いので、上の写真の様に横からや上から見ても画面が見やすいです。逆にTN液晶は視野角が狭いので、画面を横からや上から見た時に画面が暗く見えます。(本機種にはTN非搭載です)
生体認証
生体認証は、指紋センサーが搭載です。
ログインが一瞬で終わるのですっごく楽です。パスワードも覚えなくていいですしね。
インターフェイス

- USB 3.0
- 4-in-1メディアカードリーダー
- 電源ボタン
- 電源コネクタ
- HDMI
- USB3.0 Type-C (PD対応)
- マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
メディアカードリーダーもあるのでSDカードなどからデータ移動も簡単にできるし、HDMIポートもあるのでモニターなどの外部ディスプレイにケーブル1本で接続できます。
まとめ
IdeaPad Flex 550iは仕事でも使えるし、プライベートでも活躍できる性能があります。2 in 1 PCなので場所を選ばずに使える点も、おすすめです。
性能的には標準~ハイスペックモデルになるので、多くの人に合いますよ。
Lenovoは現在セール中なので、公式ページの確認をどうぞ。