Lenovo IdeaPad Flex 550i(14型/15型)の実機レビュー・インテル11世代CPU搭載モデル登場

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Lenovo Ideapad Flex 550iは2020年7月にリリースされたのですが、本機種はこのFlex 550iの新モデルで、2021年1月にインテル11世代CPUが搭載された機種になります。

10世代のCPUでも高い性能だったのですが、11世代になってより快適に動作するし、グラフィック性能がかなり上がったので動画編集や画像編集もしやすくなっています。

Flexという名の通り、フレキシブルで360度開く2 in 1 PCなので、場所を選ばずに使いやすいんですよね。

※本記事では10世代CPU搭載の14型と、11世代CPU搭載の15型をレビューしていますが、14型も11世代CPU搭載モデルがあります

Lenovoでは年度末決算セールを実施中で、新モデルも旧モデルも安くなっています。また、3/22まで72時間セールも開催中です。

土日は週末セールをやっているのでお見逃しなく!

IdeaPad Flex 550i(14型・15型)のレビュー

Lenovo Ideapad Flex 550i 14型と15型

CPU(10世代) Intel core i3-1005G1
Intel core i5-1035G1
Intel core i7-1065G7
CPU(11世代) Intel core i3-1115G4
Intel core i5-1135G7
Intel core i7-1165G7
メモリ 4GB、8GB、16GB
ストレージ 最大512GB
ディスプレイ FHD IPS 光沢あり マルチタッチ
グラフィックス インテルUHDグラフィックス
Iris Plus
Iris Xe
OS Windows 10 Home
Office Office Home &Business 2019搭載可能
指紋センサー 有り
セキュリティ Windows Defender、プライバシーシャッター
無線 WiFi、Bluetooth v5.0
重さ 1.8㎏(15型)
1.5㎏(14型)
カラー プラチナグレー
サイズ 357.6×237.9×17.9mm(15型)
321.5×217.5×17.9mm(14型)
バッテリー 最大14.9時間
同梱 Lenovo Digital Pen
保証 1年間
価格 5.5万円~

Lenovoでは2020年リリースモデルからCPUの性能が高いものが使われ始めていて、Flex 550iも同じように高性能モデルのGシリーズ搭載です。(Intel core i3-1005G1←このG)

標準性能のCore i3からがっつり使う人向けのCore i5にi7も選べるので、普段使いの人から仕事で使う人にも対応できるほどの性能です。スペック的に困る人はいないんじゃないかな?って思います。

しかも、最新の11世代CPU搭載モデルも追加されたので、性能や使い心地がかなり上がっています。特にグラフィック性能が上がっており、外部グラフィックボードのMX350~GTX 660並みの性能です!試しにビデオエディターで3Dエフェクトを多用してみましたが、待ち時間も少なく快適にできました。

メモリも最大16GBもあるので、大きなファイルを扱う人でも安心して使えますね。ストレージはSSDで、高速起動・データ移動ができます。

5.5万円からで、これだけの性能や機能はすごいと思います。しかも、アクティブペンも付属なので、別途購入なんていう必要はありません。

また、14型も15型もほぼすべて同じ仕様で、大きさが違うだけです。

 

公式サイト(15.6型)

公式サイト(14型)

14型と15型モデルとの比較

通常旧モデルとの比較をするのですが、Flex 550iには「Flex 540」などの旧モデルが無いので、14型と15型の比較をします。

スペック的には同じで、筐体内部の仕様もほぼ同じなので、共に増設などのカスタマイズはできません。(バッテリー駆動時間は11世代CPUの長さです)

15.6型 14型
重さ 1.8㎏ 1.5㎏
バッテリー Core i3 12.2時間
Core i5 11.7時間
Core i7 11.7時間
Core i3 11.6時間
Core i5 12.4時間
Core i7 14.9時間
テンキー あり なし
その他 片手でディスプレイを開けることができない 片手でディスプレイを開けることができる

Excelなどを使って数字入力をする人は15.6型が使いやすいですが、これ以外を考えると14型の方が使い勝手が高いです。

重さも15.6型は1.8㎏と重たいので、タブレットモードの時に片手で持ち続けるのはきついですね。14型は「なんとか持てるかな」と言う感じですが、どちらにしても普通のタブレットの3倍ほどの重さなので、両手で持つことが多いと思います。

ライバル機種

Lenovo IdeaPad Flex 550iと比較機種の筐体<左から本機種・Yoga 750i・HP Pavilion x360 14型

本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・ストレージ・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)

本機種 Yoga 750i Pavilion x360
CPU Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
Core i5-1035G1
Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
メモリ 16GB 16GB 8GB(最大16GB)
ストレージ SSD 512GB SSD 512GB SSD 512GB
グラフィックス Iris Xe Iris Xe UHDグラフィックス
Iris Xe
ディスプレイ FHD IPS FHD IPS FHD IPS
無線 WiFi5 WiFi6 WiFi6、LTE
バッテリー 14.9時間 15時間 12.6時間
重量 15型)1.8㎏
14型)1.5㎏
15型)1.83㎏
14型)1.43㎏
15型)無し
14型)1.65㎏
Evo認証
価格 5.5万円~ 8.7万円~ 6.5万円~

ほぼ同じCPUを使っているので似通った性能になっていますが、Core i7があるモデルはかなり高い性能です。

こちらはCPUの性能を表すPassmarkスコアです。当たり前ですが、総じて11世代CPUのほうが高い性能です。

また、Evoプラットフォーム認証という「一つ上の性能を持った機種に与えられる」認証があり、Yoga 750iのみこの認証を取得しています。

購入のポイント

  • 本機種・・・低価格で高性能だがWiFi6が無い
  • Yoga 750i・・・一つ上の性能で14型は軽量
  • HP・・・重たいが、WiFi6やLTE対応モデルもあり。

メリット・デメリット

良い点

・低価格で高性能
・バッテリー駆動時間が長め
・2 in 1 PCで使いやすい

残念な点

・WiFi6があれば大満足
・USB-Cに映像出力機能があればよかった

IdeaPad Flex 550iの特徴

最大の特徴は、2 in 1 PCという事ですね。下の写真の様に、色々形状を変えて使うことが出来、タブレットの様にしても使えます。

Lenovo Ideapad Flex 550i 14型と15型・スタンドモード<スタンドモード>

キーボードが必要ない時や、映画を見ているときに使いやすいモードです。

Lenovo Ideapad Flex 550i 14型と15型・テントモード<テントモード>

例えば、新幹線や飛行機など机が狭い時や、動画を見る時に使いやすいテントモード。また、ベッドに寝転がってみる時は、底面にある吸気口が塞がれないのでパソコンが熱くなりにくいです。

Lenovo Ideapad Flex 550i 14型と15型・タブレットモード<タブレットモード>

タブレットの様に使え、移動中の車内や講義のメモ取り、イラストを描いたりするときに使いやすいです。

Lenovo Ideapad Flex 550i 15型の天板

天板はアルミニウム素材で手触りも良く、高級感のある見た目です。キーボード面と底面は樹脂素材で、若干安っぽさがあります。と言っても、スタンダードクラスのノートパソコンはほぼすべて同じ仕様になっているので、どのパソコンを購入しても、この点は同じです。

Lenovo IdeaPad Flex 550i 15.6型(インテル11世代)  底面<底面>

吸気口もそこそこ大きく、エアフローはよさそうです。

OSは最新のWindows 10 Homeで、Windows Defenderというセキュリティ機能が付いています。マルウェアなどのウイルスから守ってくれるので、安心して使えます。

もう一つの特徴として、ベゼル(画面の黒い枠)が狭いんです。

Lenovo Ideapad Flex 550i 14型と15型の比較・スタンドモード

上下左右のベゼルがここまで狭いのは、Ideapad flexとSlim550iだけですね。14型を測ってみると上部が7㎜、左右が6㎜でした。ディスプレイの割合が大きいので、ディスプレイが大きく見えます。

奥行き 高さ 重さ
14型 321.5㎜ 217.5㎜ 17.9㎜ 1.5㎏
15型 357.6㎜ 237.9㎜ 17.9㎜ 1.8㎏
A4大学ノート 297㎜ 210㎜

マルチタッチディスプレイは重く、幅も厚くなりやすいのですが、高さはどちらも17.9㎜とまずまずのサイズです。1円玉(直径20㎜)より2㎜ほど小さいので、カバンに入れてもかさばらないですね。

Lenovo IdeaPad Flex 550iの外観 筐体の高さ

A4大学ノートと比べると、

  • 14型/幅+2.18㎝、奥行+0.75㎝
  • 15型/幅+約6㎝、奥行き+約2.8㎝

です。持ち運びが多い人は14型、据え置き用として使う人は15型が良いですね。

Lenovo IdeaPad Flex 550i 15.6型(インテル11世代) ディスプレイ開閉部分

ディスプレイ開閉部分が斜めになっており、片手でディスプレイを開けやすくなっています。15型は片手で開けることができませんでしたが、14型は片手で開けることができました。

 

プライバシーシャッター

Lenovo Ideapad flex 550i(15)のプライバシーシャッター

他にもプライバシーシャッターと言って、画面上部にあるカメラのカバーが付いているので、ウイルス感染などの万が一の時もこちら側が撮影されることはありません。

 

Lenovo Digital Pen

Lenovo IdeaPad Flex 550i 15.6型 付属のアクティブペン

ペンはLenovo Digital Pen(レノボ デジタルペン)で、パソコンを買ったら一緒に付いてきます。4096段階の筆圧感知で、イラストを書いたり文章を書いたりできるので、学生が講義のメモをとったり、社会人の資料作成にも、イラストなどを描くクリエイターにも合う機種なんです。ただし、傾き検知がないようなので、本格的なイラストレーター向けではありません。

Lenovo Ideapad flex 550i デジタルペンで絵を描いている所

ペンを斜めにしたりと色々な角度で書いてみました。かなり速くペンを動かしても反応が良かったです。

また、メモを取ったりイラストを描いたりできるOneNoteでは、書いた文字をテキストに変換できるので、資料作成やレポート、講義のメモ取りにも活躍しますね。

Lenovo Ideapad flex 550・Onenoteで手書きの文字をテキストにできる

こんなに汚い私の字も読み取ってくれました。(笑)

講義でノート取りをする大学生に、特に使いやすい仕様です。

 

CPU

パソコンの頭脳であるCPUは、性能が高い末尾がGのモデルが搭載です。通常のノートパソコンには末尾がUで終わる省電力モデルが多いのですが、本機種では一段上の性能になっています。

また、最新11世代CPUも追加されたので、簡単にCPUの見方をご紹介します。

CPUの見方

まず、Core i以降には i3 < i5 < i7があり、数字が大きいほうがより高い性能です。ハイフン「ー」以降の青丸の数字が世代を表しており、10なら10世代、11なら11世代です。最後の英数字は型番で、基本的に大きな数字の方が高い性能です。

本機種搭載のCPUは、以下の6つになります。

  • Intel core i3-1005G1/1115G4
  • Intel core i5-1035G1/1135G7
  • Intel core i7-1065G7/1165G7

計測したCPUは14型がCore i5-1035G1で、15型がCore i7-1165G7です

Core i5は意外に高い数値が出て8924、Core i7はもうちょっと行くかなと思ったのですが10649でした。

スコアの目安

  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い

↓グラフをタップすると数値が表示されます↓

注)数値はスペックやその日の状況によって変動するので、参考値としてみてください

Core i3でも比較的性能が高く、11世代では6465と「ビジネス用途でも快適に使える目安」の7000に近いスコアですね。

Core i5とi7はかなり性能が高くビジネス用途でも快適に使えるし、普段使いでも「サクサク使いたい!」という人にお勧めです。

Core i5-1035G1は他の機種だと8000前後ですが、本機種は8924と高めに出ました。すごく高い性能ですね。

また、「複数の作業を同時にしやすいかどうか」の目安にコアとスレッドがあるのですが、この数値が大きいほうがより快適に多くのアプリやソフト、タブを開いて使うことができます。

Core i3は2コア4スレッド、Core i5とi7は4コア8スレッドになります。

コアとスレッド数の解説図<アプリの数は例です>

グラフィックス

グラフィックスは複数種類がありますが、11世代のCore i5とi7搭載のIris Xeはかなり高い性能になっています。

  • 10世代Core i3,i5/11世代Core i3・・・インテルUHDグラフィックス
  • 10世代Core i7・・・Iris Plus
  • 11世代Core i5,i7・・・Iris Xe

Performance testで測った3D Graphicsマークの結果は、Core i7-1165G7が3630、Core i5-1035G1が1246でした。

インテルUHDグラフィックスはこのグラフでは一番下にありますが、普通の性能です。Iris Plusは比較的高い性能で、動画編集や画像編集も少ししやすいです。

Iris Xeは内蔵グラフィックスでは最高クラスの性能があり、動画・画像編集をする人はこちら(11世代CPUモデル)を選んだ方がいいと思います。ビデオエディターでちょっと編集をやってみましたが、3Dエフェクトも快適に使えましたよ。

快適と言うわけじゃありませんでしたが、Photoshopで編集もでき、Lightroomは普通に使えました。

 

メモリ

メモリはパソコンの作業テーブルで、メモリが大きいと大きなファイルや多くのデータを扱いやすくなります。

本機種搭載のメモリはDDR4-3200MHz(11世代CPU)で、オンボードになります。この周波数(MHz)が高いとデータ処理速度が上がるのですが、3200MHzは現行最高の周波数になっています。

Lenovo Ideapad Flex 550iのメモリ性能 Memory Markの計測結果<計測メモリはDDR4-3200MHz 16GB>

Memory Markで性能を測ってみたら、2700というスコアでした。世界平均が2469なので、かなり良いスコアです。

ちなみに、メモリは4GB~16GBまであるのですが、8GB以上がおすすめです。というのも、ここ最近はパソコンの性能が上がっているので、システムなどだけで2GB弱使います。なので、4GBを選んでしまったら使えるメモリがかなり少ないので、パソコンの動きが遅いと思います。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Thinkbook 13s Gen 2 16GB  2921
Ideapad Flex 550i 15型 16GB  2700
ThinkPad E14 Gen 2 Intel 16GB  2539
Ideapad slim 550i 8GB  2385
Thinkbook 15 Gen 2 8GB  2227
Thinkcentre M75s Small Gen 2  2212
ThinkPad E14 Gen 2 Intel 8GB  2205
IdeaPad Slim 360(17)l 8GB  2195
Ideapad Flex 550i 15型 8GB  2175
Thinkbook 14 Gen 2 8GB  1908
Ideapad s145 AMD 8GB  1682

ストレージ

ストレージはパソコンの保管庫で、全てのデータが保存される場所です。また、パソコンの起動やデータ移動の速さにかかわるパーツです。

SSD HDD
最大データ転送速度 16Gbps~32Gbps 6Gbps
平均起動時間 10秒~15秒 30秒~2分(新品の場合)
温度 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 安い

CrystalDiskMarkで計測したシーケンシャル速度で、10世代CPUの14型の方が11世代CPUの15型より速かったです。

・14型・・・リード(読み込み)3333MB/秒、ライト(書き込み)2955MB/秒
・15型・・・リード(読み込み)2621MB/秒、ライト(書き込み)1600MB/秒

どちらにしてもかなり速いので、データ移動やパソコンの起動もサクサク速いです。

他のストレージとの比較は、このようになります。

  • HDDはリードが200MB/秒ほど
  • SSD SATA/HDD SATAは500MB/秒ほど
  • SSD PCIeは1500MB~3000MB/秒ほど

シーケンシャルリード

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

ThinkPad E14 Gen 2 Intel 256GB  3402MB/秒
Ideapad Flex 550i 14型 512GB  3333MB/秒
ThinkCentre M75s Small Gen 2 256GB  3332MB/秒
Thinkbook 14 Gen 2 256GB  2986MB/秒
Ideapad Flex 550 15型 512GB  2627MB/秒
Ideapad Flex 550i 15型 512GB  2621MB/秒
Ideapad slim 550i 512GB  2385MB/秒
Thinkbook 13s Gen 2 512GB  2302MB/秒
Thinkbook 15 Gen 2 256GB  2240MB/秒

 

14型はなんでこんなに速いんでしょうね?嬉しい誤算です。

 

ディスプレイ

Lenovo Ideapad Flex 550i 14型と15型・ディスプレイ

ディスプレイは、FHD IPS液晶 光沢ありです。

FHD フル・ハイディフィニション、解像度1920x1080
IPS液晶 視野角が広く、いろんな角度から見ても画面がきれいに見える
光沢あり 背景など映り込みしやすい反面、画面が明るくきれいに見える
マルチタッチ タブレットの様にタップできるディスプレイ

一般的なパソコンに付いている液晶は「光沢なし」が主流ですが、タブレットやスマホには光沢ありが使われます。私は個人的に、光沢ありじゃないとイヤなタイプです。 画面が明るく、つやもあって見やすいんですよね。

視野角も広く、明るさも十分、見た目も色鮮やかです。

Lenovo Ideapad flex 550i(15)の液晶・IPS

Lenovo Ideapad flex 550i(15)の液晶・IPS液晶

IPS液晶は視野角が広いので、上の写真の様に横からや上から見ても画面が見やすいです。逆にTN液晶というのは視野角が狭いので、画面を横からや上から見た時に画面が暗く見えます。(本機種はIPS液晶のみ)

14型15型それぞれの色域などのディスプレイ情報を測定しました。

Lenovo IdeaPad Flex 550iのディスプレイ測定<測定にはi1 Display Proを使用>

まずは15型です。

Flex 550iの色域

  • AdobeRGB比とカバー率・・・47.5%
  • SRGB比・・・64.1%
  • sRGBカバー率・・・63.4%
  • 輝度・・・221nit

14型です。

Flex 550 14inchディスプレイの測定結果

  • AdobeRGB比とカバー率・・・48.4%
  • SRGB比・・・65.3%
  • sRGBカバー率・・・64.5%
  • 輝度・・・248nit

誤差の範疇と思いますが、14型の方が若干色域も広く、輝度も高かったです。

本格的な画像編集などをしない場合は、色域は気にしなくて大丈夫です。また、輝度は室内や屋外の日陰であれば問題なく使用できるくらいの明るさです。

Lenovo公式

 

生体認証

Lenovo Ideapad Flex 550i 14型の指紋センサー

生体認証は、指紋センサーが搭載です。ログインが一瞬で終わるのですっごく楽です。パスワードも覚えなくていいですしね。

 

キーボード

Lenovo IdeaPad Flex 550i 15.6型(インテル11世代CPU) のキーボード

キーボードは15型のみテンキー(写真の数字部分のキー)が付いているので、Excelなどで数字をよく使う人は15型が使いやすいです。

キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は約19㎜で、余裕を持った感覚があるのでタイピングがしやすいです。キーストローク(キーを押し込む距離)は約1.2㎜と浅めなので、軽いタッチでタイピングすると使いやすいです。

 

バッテリー

バッテリー駆動時間は11世代Core i7が14.9時間と最長で、Core i5が12.6時間、Core i3は11.4時間となります。普通はより性能が高いCPUの方が消費電力は大きいのですが、Core i7が一番長持ちですね。

これだけ長いバッテリー駆動時間なので、多くの人は充電アダプターを持ち運ばなくても一日外出先で使えると思います。

また、急速充電にも対応しており、1時間で最大80%まで充電が可能です。急に出かける予定ができても、サクッと充電していけます。

 

サポート・保証

IdeaPadの保証とサポート

IdeaPadでは標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長3年まで延長できます。また、Premium Careというサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは夕方6時まで)

IdeaPadの保証とサポート 詳細

引き取り修理とは、家などの指定住所に引き取り業者が取りに来てくれるので楽です。自分でリペアセンターに送らなくていいし、Lenovoの契約業者が来るので安心です。また、修理は国内でやっており、NECのコンピューター事業所で対応しているので、日本クオリティだし、修理、返送も比較的早いです。

IdeaPadの保証とサポート アクシデントダメージプロテクション

ADP(アクシデントダメージプロテクション)は、落下や水濡れ、火災などの事故による障害や、盗難紛失にも対応する保証です。これは素晴らしいと思います。

 

インターフェイス

インターフェイスは14型も15型も、全く同じものになっています。

Lenovo Ideapad Flex 550iのインターフェイス

  1. USB 3.0x2
  2. 4-in-1メディアカードリーダー
  3. 電源ボタン
  4. 電源コネクタ
  5. HDMI
  6. USB3.0 Type-C (PD対応)
  7. マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック

メディアカードリーダーもあるのでSDカードなどからデータ移動も簡単にできるし、HDMIポートもあるのでモニターなどの外部ディスプレイにケーブル1本で接続できます。

また、USB-Cは充電のみ可能で、映像出力機能はありません。

 

6ヶ月以上使った感想

筆者はテキスト中心の執筆作業、Excelでの会計、簡単な画像編集、楽譜作成+動画、動画視聴に使用して、他の機種も併用しながら1日2~3時間の作業をしました。今現在(2021年9月末)は息子のお気に入りのパソコンになっているので、息子がYoutubeをみたり絵を描いたりするのに使っています。

文書作成 Excel メール Web閲覧
画像編集 動画編集 動画視聴
〇(11世代CPU)

 

  • キーボードのキートップの緩み・・・なし
  • スピーカーの音割れ・・・なし
  • 筐体の温度・・・ちょっと熱い時あり
  • 機能低下・・・なし
  • ファンの音・・・初期に比べ静か
  • その他不具合・・・指紋センサーを何かの拍子に2度タッチすると、指紋でログインできない時あり

総合的に見ても不具合と呼べる不具合は無く、1年以上たった今でも普通に使えています。

 

まとめ

IdeaPad Flex 550iは仕事でも使えるし、プライベートでも活躍できる性能があります。2 in 1 PCなので場所を選ばずに使える点も、おすすめです。

性能的には標準~ハイスペックモデルになるので、多くの人に合いますよ。

持ち運びが多い人は14型が、据え置き用や持ち運びが少ない人は15型が使いやすいです。

 

公式サイト(15.6型)

公式サイト(14型)