Lenovo IdeaPad Flex 550i Chromebookのレビュー・人気過ぎて販売当初から品薄状態だ

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IdeaPad Flex550i Chromebook(13型)は、2 in 1 PCでタブレットの様にも使えるし、パソコンとしても使えるコンバーチブルなPCです。

Chromebookと名前から分かるようにOSはGooleのChrome OSなので、本機種の様に性能が低いぱそこんでもサクサク動きます。しかも次世代通信規格のWiFi6にも対応しているので、通信速度は速いです。

10.1型のIdeapad duet Chromebookと共に、販売当初からずっと品薄状態なほどの人気です。

Lenovoではゴールデンウィークセールを実施中で、年に一度の大型セールです。

土日は週末セールをやっているのでお見逃しなく!

Lenovo IdeaPad Flex550i Chromebookのレビュー

Lenovo IdeaPad Flex550i Chromebookの外観・正面

CPU Intel Celeron 5205U
モリ 4GB
ストレージ eMMC 64GB
ディスプレイ 13.3型 FHD IPS 光沢あり マルチタッチ
グラフィックス CPU内蔵
OS Chrome OS
WiFi6 対応
センサー ジャイロセンサー、加速度センサー
Bluetooth 有り
サイズ 310x212x17㎜
重さ 1.38㎏
バッテリー 10時間
保証 1年間
自動更新ポリシー 2029年6月
価格 6.1万円

大きな特徴として、「持ち運びがしやすい」1.38㎏の重量ですね。外出が多い人は楽に移動が出来るし、寸法も小さめなのでカバンにすっぽり入りやすいサイズです。

また、2 in 1 PCといって、デスクで使う時はデスクトップモード、ベットの上で映画などを見る時はテントモードで、車内や移動中はタブレットの様にして使ったりと、時と場所を選ばずに使えます。

Lenovo IdeaPad Flex550i Chromebook・2 in 1 PC

スペック的にはCPUがCeleronで、メモリは4GB、ストレージも64GBと普通もしくは控えめですが、Chromebookで使うと結構速く動くんですよね。

Celeronって性能が高くないのですがChrome OSだし、ウィルス対策ソフトも必要ないので比較的サクサク軽快に動いてくれるんです。

ストレージはeMMCというもので、これはHDD(ハードディスクドライブ)以上SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)未満の性能です。

eMMCもSSDと同じフラッシュメモリなので、パソコンの起動も速いし、サクサク動いてくれます。ただし性能表を見るだけではSSDの方が性能が高いです。まぁ、体感速度はSSDと変わらないですけどね。

ディスプレイも高画質なフルHDで、当然IPS液晶なのでいろんな角度から見ても画面がきれいに見えます。バッテリーも10時間と長いので、丸1日外出先で使っても持つくらいですね。

全体的なスペックは控えめですが、子供用や家族共用PCとして、もしくはビジネスパーソンでも外出用としてはそこそこ使えると思います。

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IdeaPad Flex550i Chromebookの特徴

Lenovo IdeaPad Flex550i Chromebookの外観・正面

画面のベゼル(黒い枠)が狭いので、どのモードでも集中して使えます。2020年モデルからはこの様にかなりベゼルが狭くなっているので、一層おしゃれに見えます。

Lenovo IdeaPad Flex 550i ChromeBook 右ななめ前から

寸法は横310㎜、縦212㎜と小型で、大学ノートA4サイズ(297㎜x210㎜)とほぼ同じサイズです。幅(厚さ)はたったの17㎜で、1円玉(直径20㎜)より小さいです。

重さもたったの1.38㎏なので、持ち運びが多い人に向いています。

Lenovo IdeaPad Flex 550i ChromeBook 左側面

小型筐体なので、横から見るとより細く見えますね。

Lenovo IdeaPad Flex 550i ChromeBook 背面

素材は樹脂(プラスチック)ですが、ここ最近の樹脂素材はチープな感じがあまりしないですね。

 

Lenovo IdeaPad Flex550i Chromebookのキーボード

キーボードは78キーの標準的ですが、バックライトはありません。

2 in 1 PC

2 in 1 PCとはディスプレイを360度回転させることができるもので、色々なモードがあります。

Lenovo IdeaPad Flex 550i ChromeBook スタンドモード<スタンドモード>

スタンドモードはペンを使って操作するときや、動画を見る時などキーボードを使わないときに使うことが多いです。

Lenovo IdeaPad Flex 550i ChromeBook テントモード<スタンドモード>

スタンドモードはソファやベッドに寝転がって使う時に使用すると、筐体の底面にある吸気口を塞がないので、パソコンが熱くなりにくいです。

Lenovo IdeaPad Flex 550i ChromeBook タブレットモード<スタンドモード>

タブレットモードは、移動中の車内やカフェなどで使う時に使いやすいです。

これらに加えて通常モードのデスクトップモードがあります。

Chromebookの特徴

Lenovo IdeaPad Flex550i ChromebookのHOME画面<Chromebookのホーム画面>

Chromebookとは?

簡単に言うと、WindowsのGoogle版ですね。

使用感としてはパソコンの様なタブレットの様なと言った感じで、タブレットとして使うと性能は高く使いやすいですが、普通のパソコンと比べるとちょっと制限がある感じです。

制限とは、Webサイトから任意のソフトウェアをダウンロードできないなどですが、普通に使う場合は特に気にならないと思います。ダウンロードできるアプリは、Google Playからのみになります。

ちなみに、使い心地は良いです。普通に使いやすいです。

使う前は「Windowsと使い勝手が違うから使いにくい」と聞いていたのですが、普通に同じ感じで使えますよ。パソコンやスマホでChromeを使ってたり、Googl Playでアプリをダウンロードしたことある人がほとんどだと思うので、抵抗なく使い始めることが出来ます。

もう一つの大きな特徴で、Windowsパソコンの様にセキュリティが必要ないので、その分軽くなり快適に動作します。と言うのも、Chrome OSはパソコンとシステムが切り離されているので、仮に変なサイトに行ってもそのページを閉じればシステムが感染することはない、とのことです。

Microsoft Officeが使えない?

一番言われるのが、「Microsoft Officeが使えない」ですが、それは嘘です。

まず第一にOfficeのワードやエクセルなどはオンラインで使えるし、オフライン時でもOfficeファイルを開けたら自動的にGoogleドキュメントやスプレッドシートに互換性100%で表示されます。

下の画像はエクセルのファイルをダウンロードして、「マイファイル」で見ている所ですが、エラーっぽい表示ですね。

エクセルをGoogleドキュメントで開く

次に上のファイルを開くと、勝手にGoogleドキュメントで表示されるんですね。ファイル形式は変えずにOKです。

エクセルをGoogleドキュメントで開く

Googleドキュメントで作ったものをOfficeで見たり編集する場合は、ダウンロード時にMicrosoftのWordやExcel形式でダウンロードすればOKです。

GoogleドキュメントをOffice形式でダウンロードする

なのでオフライン時では「Office」は使えないが、Googleアプリで作業が出来ます。

実は私も「Office使えないの嫌だな」と思っていたのですが、全然そんなことありませんでした。

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旧モデルとの比較

FlexシリーズのChromebookは本機種が初になり、旧モデルはありません。

ライバル機種

Lenovo IdeaPad Flex 550i Chromebookと比較機種の筐体<左から本機種・Flex 550i・Slim 360 Chromebook>

本機種と似たような機種との比較です。Flex 550i IntelのみWindows OSです。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)

本機種 Flex 550i Intel Slim 360 Chromebook
CPU Celeron 5205U Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
MediaTek MT8183
メモリ 4GB 16GB 4GB
ストレージ eMMC 64GB SSD 512GB eMMC 64GB
ディスプレイ 13.3型 FHD IPS 14型 FHD IPS 14型 FHD IPS/HD TN
バッテリー 10時間 14.7時間 16時間
重量 1.38㎏ 1.5㎏ 1.4㎏
2 in 1 PC ×
価格 6.1万円~ 6.7万円~ 3.7万円~

まず見比べてほしいのが、本機種ChromebookとWindows OSのFlex 550iですが、ほぼ同じ価格帯です。Chromebookの大きな特徴って「安いけどサクサク動く」ですが、本機種って普通のパソコンと同じくらいなんですね。当然、性能はFlex 550i Intelの方がかなり高いです。

次に、本機種とSlim 360 Chromebookを見比べてほしいのですが、価格が全然違いますねよ。Chromebookで3-4万円で買える機種がほとんどなので、Slim 360は適正価格かなと思います。

それではCPUの性能を表すPassmarkスコアです。

Chromebookに搭載されるCPUは性能が低いですが、Chrome OSだと性能が低くてもサクサク動くので、そこまで気にならないと思います。ただし、この価格帯なので、Chrome OSじゃないとだめ!と言う人以外はFlex 550i Intelを選んだ方がいいと思います。

購入のポイント

  • 本機種・・・2 in 1 PCのChromebookが欲しいという人におすすめ
  • Flex 550i Intel・・・Chromebookじゃなくても良い人はこちらの方がいいかも
  • Slim 360 Chromebook・・・2 in 1 PCじゃないが、Chromebookで低価格

 

メリット・デメリット

良い点

・14型の2 in 1 PCとしては小型軽量
・セキュリティが堅牢

残念な点

・Chromebookにしては若干価格が高い

CPU

Intel Celeron 5205U
製造プロセス 14nm
コア/スレッド 2/2
キャッシュ 2MB
基本クロック数 1.9GHz
TDP 15W

パソコンの頭脳であるCPUは、控えめな性能になっています。先述したように「Chrome OSだとプロセッサーの性能が低くても快適」に使えますが、低負荷な事をするのであれば問題なく使えます。

こちらはCPUの性能を表すPassmarkスコアです。

一般的なChromebookに搭載されるCPUを記載しましたが、本機種搭載CPUはそれでも下の方の性能です。

コアとスレッド数の意味

本機種のコア数は2コアで、Chromebookに搭載されるCPUとしては「悪くないけど良くもない」です。このコア数が多いと、より多くのページやアプリが同時に処理できるので使い勝手が上がります。本機種はCPUの性能が低いので、2コアで十分だと思います。

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはDDR4-2400MHzで、オンボードなので増設はできません。メモリ性能は普通です。

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

SSD(PCIe NVMe) eMMC HDD
最大データ転送速度 最大16Gbps~32Gbps HDD以上SSD以下 最大6Gbps(SATAの場合)
平均起動時間 10秒~15秒 10秒前後(Chromebook) 30秒~2分(新品の場合)
温度 熱くなりにくい 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 中価格 安い

搭載ストレージはeMMCといい、タブレットやスマホに搭載されるタイプになっています。特徴として、起動やスリープからの復帰が早く、省電力になります。

速度は中間的なものなので、大きなデータを頻繁に移動する人以外は気にならないと思います。

 

ディスプレイ

Lenovo IdeaPad Flex550i Chromebookの外観

ディスプレイは、FHD IPS液晶 光沢あり 250nitのマルチタッチパネルになります。

FHD フル・ハイディフィニション、解像度1920x1080
IPS液晶 コントラスト比が高く視野角が広い
光沢あり 色鮮やかに見える反面、自分や背景の映り込みがしやすい。タブレットやスマホでは「光沢あり」が普通
マルチタッチ タブレットの様にタップして使える液晶
nit 輝度を表す単位。標準的なノートパソコンは250前後

ディスプレイは高画質のフルHDでIPS液晶なので、画質がきれいです。画質が良いと目が疲れにくいので、助かります。

また、Webカメラにはプライバシーシャッターがあるので、使用していないときは閉じておくと安心です。

WiFi6対応

WiFi6とは次世代通信規格で、すでに提供が始まっています。

簡単に言うとスマホ回線の5GのWiFi版で、最大通信速度の理論値が従来のWiFi5より約40%ほど高くなっています。

ルーターがWiFi6に対応していない場合は、購入もしくは対応機種に交換が必要です。

センサー

センサーは、ジャイロセンサーと加速度センサーが搭載です。

ジャイロセンサーはタブレットの回転スピードを検知するセンサーで、ポケモンなどのARやVR(バーチャルリアリティー)を使う時に必須のセンサーです。

加速度センサーはタブレットがどちらを向いているか検知するセンサーで、タブレットを上下反対にした時に画面がくるっと回るのはこのセンサーのおかげです。

バッテリー駆動時間

4セルバッテリー搭載で、最大10時間のバッテリー駆動時間になります。使い方によっては、丸一日外出しても大丈夫な容量ですね。

2.5時間の充電で満タンになるので、バッテリーが少なくてもサクッと充電して移動ができますね。

インターフェイス

Lenovo IdeaPad Flex550i Chromebookのインターフェイス

  1. 電源ボタン
  2. ボリュームキー
  3. USB3.0 Type-C
  4. セキュリティー・キーホール
  5. USB3.0 Type-C
  6. USB3.0
  7. マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
  8. microSDメディアカードリーダー

USBポートが3つあるし、Type-CはDisPlay Port出力機能付きなので外部モニターにも接続できます。

ChromeBookにしては、豊富なインターフェースです。

まとめ

13.3型のChromebookなのでタイピングもしやすいし、画面も大きく作業がしやすいですね。

据え置き用として家で使ってもOKですが、軽いし2 in 1 PCなので場所を選ばずにどこでも使いやすいので、外出が多い人にも合うと思います。

控えめな性能なので、がっつりパソコンを使いたい人には合いませんが、低負荷な事(Web検索・動画視聴・メールチェックなど)をする人であれば、特にストレスもなく使える程度の性能はあります。

最初にも言いましたが、販売当初から品薄状態が続くほど人気なので、在庫がある場合はチャンスを逃さないように!

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