Lenovo IdeaPad Slim 360i(17)のレビュー・11世代CPU+17型の大画面

IdeaPad Slim 3シリーズは、Slim 5シリーズよりもスペックが下がる廉価版的な位置づけですが、新モデルの360から、Slim 5により近づいた(と言うかほぼ同じ)機種になりました。

CPUは最新のインテル11世代が搭載で、Core i5とi7にはIris Xeという内蔵グラフィックス最高性能になっています。CPUスペックが高いですね。

17型で2,2㎏と大きいので、デスクトップを置きたいけど置けないからノートパソコンを購入したい人や、仕事柄大画面の方が使いやすいという人に合う機種です。

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 IdeaPad Slim 360i(17型)のスペックレビュー

Lenovo IdeaPad Slim 360i(17) 右斜め前から

プロセッサー Intel core i3-1115G4
Intel core i5-1135G7
Intel core i7-1165G7
メモリ 最大8GB(オンボード+スロット)
ストレージ SSD 最大512GB
ディスプレイ 17.3型 FHD IPS 光沢なし
グラフィックス インテルUHDグラフィックス(Core i3)
Iris Xe
OS Windows 10 Home
セキュリティ Windows Defender、プライバシーシャッター
無線 WiFi、Bluetooth v5.0
指紋センサー 無し
サイズ 399x274x19.9㎜
重さ 2.2㎏
バッテリー 最大8時間
保証 1年間引き取り修理
価格 5万3900円~

パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル11世代CPUが搭載で、ライトユーザー向けのCore i3でもかなり性能が高くなっています。Core i5とi7に至ってはハイエンドPCに搭載されるくらいの高い性能で、グラフィックス性能もかなり高いです。

メモリは8GB(オンボード4GB+スロット4GB)なので標準的な容量になりますが、メモリスロットが1つあるので増設も可能ですね。

ストレージはM.2 PCIe NVMeで、最大512GBとなります。高速タイプのSSDなので、パソコンの起動もデータ移動も速いです。

ディスプレイはSlim 3シリーズでは珍しく、フルHD IPS液晶になっています。通常Slim 3シリーズでは、HDディスプレイかフルHDだけどTN液晶という質が低いものが使用されるのですが、本機種は上位モデルのSlim 5シリーズと同じです。

Slim 5シリーズの様に指紋センサーがないですが、スペック的に標準よりちょっと上のクラスの機種ですね。家族共用PCとしても使いやすいし、学生や社会人にも使いやすい機種です。

公式サイト

前モデルのと比較

旧モデルはインテルのCPUじゃなくAMD製になります。

本機種 IdeaPad Slim 350
CPU Intel core i3-1115G4
Intel core i5-1135G7
Intel core i7-1165G7
AMD Ryzen 3 3250U
AMD Ryzen 5 3500U
AMD Ryzen 7 3700U
メモリ 最大8GB(DDR4-3200MHz) 最大8GB(DDR4-2400MHz)
ストレージ SSD 512GB SSD 512GB
ディスプレイ FHD IPS FHD IPS
バッテリー 最大8時間 最大7.8時間
重量 2.2㎏ 2.2㎏
価格 5.4万円~ 5.1万円~

旧モデルと比べると、CPU性能とメモリの性能がかなり上がっており、価格も3000円上がっています。メモリは周波数が40%ほどUPしており、処理速度も相対的に上がっています。

こちらはCPU性能を示すPassmarkスコアの比較です。

ライバル機種

本機種と似たような17型の機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの方は表を右にスクロールできます)

本機種 Slim 360 17 AMD HP 17-by2000
CPU インテル11世代 Ryzen 5000 インテル10世代
メモリ 8GB 左に同じ 16GB
ストレージ SSD 512GB 左に同じ 左に同じ
グラフィックス Iris Xeあり 内蔵Radeon Radeon 530
ディスプレイ FHD IPS 左に同じ 左に同じ
バッテリー 8時間 8時間 10時間
重量 2.2㎏ 2.2㎏ 2.4㎏
価格 5.4万円~(Core i3) 6.4万円~(Ryzen 5) 12.1万円~

17型は数が少ないのでそこまで選択肢が多くない印象がありますが、本機種はCore i5以上を選べばIris Xe搭載でグラフィック性能が高いので、趣味で画像編集や動画編集をしたい人に合います。HPは光学ドライブ付きで、DVD-Rなどを焼いたりできるので便利ですが、ちょっと高いですね。

IdeaPad Slim 360i(17型)の特徴

Lenovo IdeaPad Slim 360i(17) 正面

今までのSlim 3シリーズは、Slim 5シリーズの廉価版と言う位置づけだったのでベゼル(画面の黒い枠)が太かったですが、細くなっていますね。

Lenovo Ideapad Slim 360iとSlim 350のベゼル比較<左・本機種/右・Slim 350i>

左が本機種で、右が2020年に販売されたSlim 350iですが、本機種は上下左右のベゼルがかなり細くなっていますね。

寸法は幅が399㎜、奥行き274㎜、厚さが19.9㎜で、

  • 幅は500mlペットボトル2本分(420㎜)
  • 奥行きは新聞紙の短辺(273㎜)
  • 厚さは1円玉(直径20㎜)

と、ほぼ同じサイズです。

17型はディスプレイがすごく大きいので見やすいですね。重さは2.2㎏と、17型にしては良いと思います。

Lenovo IdeaPad Slim 360i(17) 天板

カラーはアークティックグレーで、若干濃いグレーです。筐体も丸みを帯びているので、おしゃれだと思います。

Lenovo IdeaPad Slim 360i(17) 閉じた状態の右側面

閉じた状態で厚さが19.9㎜と一円玉と同じサイズなので、厚くないですね。

Lenovo IdeaPad Slim 360i(17) 背面

天板にあるロゴもおしゃれだと思います。

キーボード

Lenovo IdeaPad Slim 360i(17)のキーボード<写真はUSキーですが、実際は日本語キーになります>

キーボードはテンキー付きなので、資料作成や経理をする人にも使いやすいですね。

ディスプレイ

ディスプレイは上位モデルと同じで、FHD IPS液晶 光沢なし プライバシーシャッター付きとなっています。

Lenovo IdeaPad Slim 360i(17) 正面

FHD フル・ハイディフィニション、解像度1920x1080
IPS液晶 視野角が広くコントラスト比も高い液晶
光沢なし 映り込みが軽減された液晶
プライバシーシャッター 前面カメラのカバー
Eye Care Mode ブルーライトを低減

今までのSlim 3シリーズにはHDディスプレイ(解像度1280×720)やTN液晶という「低コントラスト・狭い視野角」のものが使われていましたが、本機種では高解像度でコントラスト比も高く、視野角も広いディスプレイになっています。

Lenovo IdeaPad Slim 360i(17) 上から

視野角が広いIPS液晶は、上からや左右から等の正面以外からでも見やすいです。

プロセッサー

Core i7-1165G7 Core i5-1135G7 Core i3-1115G4
製造プロセス 10nm
SuperFin
10nm
SuperFin
10nm
SuperFin
コア/スレッド 4/8 4/8 2/4
キャッシュ 12MB 8MB 6MB
グラフィックス Iris Xe Iris Xe UHDグラフィックス
基本クロック 2.8GHz 2.4GHz 3.0GHz
ブーストクロック 4.7GHz 4.2GHz 4.1GHz
TDP 12~28W 12~28W 12~28W

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い

↓グラフをタップすると数値が表示されます。スコアは参考値として見てください

ライトユーザ向けのCore i3でもスコアが約6400と、10世代のCore i5-10210Uに近い性能になっています。10世代のCore i3-10110Uから30%ほど性能が上がっているので、かなり使い勝手が上がっていますね。

Core i5とi7は1万オーバーのスコアで、ハイエンドモデルに搭載されるようなプロセッサーです。また、Core i3は2コア4スレッド、その他は4コア8スレッドとなっています。

コアとスレッド数の解説図<アプリの数は例です>

コアとスレッドが大きいとより多くのことが同時にできるので、作業もしやすくなります。

グラフィックス

グラフィックスにはインテルUHDグラフィックス(Core i3)と、Iris Xeがあり、Iris Xeは内蔵グラフィックス最高峰の性能があるのでちょっとした動画編集や画像編集もできます。

NVIDIA GeForce MX350という外部グラフィックボード並みの性能があるので、Officeワークや編集作業など今まで以上に快適にできます。

公式サイト

メモリ(RAM)

メモリはパソコンの作業台で、メモリが大きいとより大きなファイルやデータが扱いやすくなります。

本機種のメモリはDDR4-3200MHzで、最大8GBになっています。オンボードに4GB、スロットに4GB入っているのでメモリの増設も可能です。

また、メモリの動作周波数(MHz)は処理速度に影響するのですが、本機種は最高値の3200MHzなので、快適にサクサク使えます。

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動などにも関わる重要なパーツなんですね。

SSD PCIe NVMe HDD
最大データ転送速度 16Gbps~32Gbps 6Gbps
平均起動時間 10秒~15秒 30秒~2分(新品の場合)
温度 熱くなりにくい 熱くなりやすい
静か うるさい
サイズ 小さい 大きい
価格 高い 安い

本機種搭載のストレージはM.2 PCIe NVMeで、パソコンの起動もデータ移動も速いものが使用されています。

バッテリー駆動時間

本機種のバッテリーは2セルで、駆動時間は8時間と若干短いです。ちょっとした外出であれば十分なバッテリーですが、外で長時間作業をするときは充電アダプターを持ち運べば大丈夫です。

インターフェイス

Lenovo IdeaPad Slim 360i(17) 右側面インターフェイス

右側面インターフェイスには、4-in-1メディアカードリーダーとUSB2.0があります。

Lenovo IdeaPad Slim 360i(17) 左側面インターフェイス

左側面インターフェイスには電源コネクタ、USB3.0、HDMI、USB3.0 Type-C、そしてマイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャックがあります。

SDカードリーダーにHDMI、そしてUSB-Aが2つ、USB-Cも1つあるので、十分だと思います。

保証・サポート

IdeaPadの保証とサポート 詳細

本機種は1年間引き取り修理保証に、電話やチャットなどでのサポートがあり、最長3年まで延長できます。また、Premium Careと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは夕方6時まで)

引き取り修理・・・指定住所にLenovo指定業者がPCを引き取りに来て、リペアセンターに配送、修理後郵送してくれる。また、修理は国内でやっており、NECのコンピューター事業所で対応しているので日本クオリティで、修理、返送も比較的早いです。 (保証期間内はパーツ・輸送費など無料)

まとめ

ここ最近あまり見ない17.3型の大画面で、フルHD IPS液晶搭載、そして最新のインテル11世代CPU搭載と、スペックとしては上々だと思います。

Core i5以上を選べばグラフィック性能も高いので、複数モニターを使用したり、Officeワーク、画像編集などもしやすいですね。

場所の関係上、デスクトップが置けないという人や、単純に大画面で使いたいからと言う人にすごく合う機種です。

公式サイト