LenovoのゲーミングPC・Legionは、ゲーマーにかなり人気ですね。
実際はゲーマーだけでなく、動画編集をする人やハイスペックなパソコンが欲しい人にも人気です。
私は旧モデルのLegion Y520(販売終了)を持っているのですが、その当時はハイスペックでストレスを感じずにゲームをしてましたね。
レギオンは、ノートパソコンY740, Y540, Y7000の3種類だけだったのですが、750i、550Pi、550i、550という4機種も追加され、デスクトップもあるので比較評価・特徴を紹介します。
Legionの特徴
Legionに限らずLenovoのパソコンは、モデル名の数字が大きい方が新しく、性能が高いです。
- 例700シリーズ T730→T740→T750・・・
- 例500シリーズ T530→T540→T550・・・
基本的に新しい機種の方が性能が高いので、特別な理由が無い限り大きな数字のものを選んだ方がいいです。
また、700番台のモデルと500番台のモデルがありますが、数値が大きい方が性能が高いので、700シリーズの方が基本的に500シリーズより高い性能、そして高い拡張性になります。
例えばT750iは45.8Lの筐体で、38.5Lの筐体なので、大きな筐体の方がカスタマイズもしやすいし、エアフローも良いです。
グラフィックス
Legionのグラフィックスボード・NVIDIA GeForce RTX 20シリーズとRTX 30シリーズは、次世代の超高速「GDDR6 メモリー」を採用したグラフィックカードで、高解像度でゲームができ、リアルタイム レイ トレーシング処理にも適し、人工知能、プログラマブル シェーディングが統合されており、かなりの臨場感を持ってゲームに没頭できます。
また、冷却性能、静音性能がかなり高く、前世代に比べ最大6倍の高速パフォーマンスを発揮します。
RTX20シリーズはリアルタイム レイトレーシング対応で、DLSSも対応です。リアルタイム レイトレーシングとは、光の反射などの動きをリアルタイムでシュミレートして描写する技術です。
例えばGTXシリーズもしくはRTXシリーズでレイトレーシングOFFの時は、ガラスや水溜りに反射がほとんど無いのですが、レイトレーシングをONにすると光の反射がリアルに表現され、現実世界の様に映し出されます。
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レイトレーシングがONの方は画質も良く、より鮮明に描写されていますね。
もう一つの機能DLSSですが、これをONにすると画質を落とさずにフレームレートを上げることが出来るので、レイトレを使う時はDLSSをONにしておけばより快適にプレイできます。
電源
ゲーミングPCで電源は重要です。Lenovoでは電源だけ個別に選ぶことが出来ませんが、必要十分な電源が搭載されています。より高いスペックのものを選べば、大きな電源になっています。
電源には色々種類があり、変換効率が変わります。
- 80PLUS Bronze・・・82%~85%
- 80PLUS Silver・・・85~88%
- 80PLUS GOLD・・・87%~90%
- 80PLUS Platinum・・・90~92%
- 80PLUS Titanium・・・92~94%
Lenovoでは基本的に80PLUS GOLDが搭載されているので、安心です。
サポート・保証
Lenovoは電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、保証は標準で1年間引き取り修理になります。引き取り修理とは、指定業者がパソコンを指定場所にピックアップに来てリペアセンターに配送、修理後に返送してくれるものになります。
保証は3年まで延長も可能だし、Premium Careという「24時間365日・専任のエキスパートが対応する」サポートも有料であります。
Premium Careは24時間365日専任のエージェントが対応してくれるので、いつでも質問があれば聞くことができます(通常サポートは夕方18時まで)。
また、ADP(アクシデント・ダメージ・プロテクション)という保証もあり、通常カバーされない水濡れなどの破損、盗難紛失にも対応した保証があります。
Eクーポン
LenovoのゲーミングPC・Legionは、Eクーポンと言う割引セールの対象商品で、今やっているセールの割引後の値段からさらに割引が出来るんです。
その時々によって割引がある時と無いときがあるのですが、上の画像の様に「Eクーポンコード」として表記されている場合は公式ページのお会計時に「クーポンを利用」をクリックし、「クーポンコード」を入力するだけでOKです。
他にも、24回払いまでなら分割手数料が無料で、PC買取査定額+5000円というキャンペーンもやっています。
Legionデスクトップ全機種の比較
・メモリ・ストレージは最大値です
CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 価格 | |
T750i | Core i7-10700K Core i9-10900K |
RTX 2070S RTX 2080S RTX 3070 RTX 3080 |
128GB スロット4つ |
SSD 512GB HDD 2TB |
18.5万円~ |
T550i | Core i5-10400 Core i7-10700 |
GTX 1650S GTX 1660S RTX 2060 RTX 2070S RTX 3070 |
128GB スロット4つ |
SSD 512GB HDD 2TB |
8.1万円~ |
T550 AMD | Ryzen 5 3600 Ryzen 7 3700X |
GTX 1650S GTX 1660S RTX 2060 |
128GB スロット4つ |
SSD 256GB HDD 2TB |
9.3万円~ |
T730 | Core i9-9900K | RTX 2080S | 32GB スロット2つ |
SSD 1TB HDD 2TB |
20.8万円~ |
T530 | Core i5–9400F Core i7-9700 |
GTX 1060,1650,1660Ti | 32GB スロット2つ |
SSD 512GB HDD 1TB |
10.7万円~ |
T530 AMD | Ryzen 5 3400G Ryzen 7 3700X Ryzen 9 3900 |
Radeon RX 5500 Radeon RX 5700XT |
32GB スロット2つ |
SSD 512GB HDD 2TB |
8.2万円~ |
C730 Cube | Core i7-9700 | RTX 2060S | 32GB スロット2つ |
SSD 1TB HDD 1TB |
17.5万円~ |
C530 | Core i5-9400F Core i7-9700 |
GTX 1650 GTX 1660 Ti |
32GB | SSD 1TB HDD 1TB |
8.6万円~ |
IdeaCentre ゲーミングエディション | Core i5-9400F Core i7-9700 |
GTX 1650 | 32GB スロット2つ |
SSD 1TB HDD 2TB |
8.9万円~ |
Legionデスクトップに使われている、グラフィックスカードのベンチマークスコアです。
RTX 2060が平均的なグラボなので、より快適にプレイするならこれ以上、軽いゲームしかしないのであればこれ以下でもいいと思います。各ゲームのベンチマークスコアは、個別レビューページでグラボごとに紹介しています。
CPUです。CPUは基本的にグラボに合わせて設定されているので、ボトルネックになるような構成にはなっていないので、安心です。
Legion T750i
CPU | Intel core i7-10700K Intel core i9-10900K |
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コア/スレッド | i7)8/16 i9)10/20 |
メモリ | 16GB、32GB(最大128GB) |
ストレージ | HDD 2TB+SSD 512GB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2070 Super NVIDIA GeForce RTX 2080 Super NVIDIA GeForce RTX 3070 NVIDIA GeForce RTX 3080 |
WiFi6 | 対応 |
冷却方式 | 水冷 |
電源 | 650W/850W(80PLUS GOLD) |
サイズ | 211x483x450㎜ |
重さ | 最大15㎏ |
保証 | 1年間 |
価格 | 18.5万円~ |
2020年8月リリースの機種で、現在Lenovo最高峰の性能(各PCメーカーを見ても最高機種の一つ)で、モンスターPCです。性能だけでなく、筐体内部のライトニングがかなりかっこよく、自作PCかと思うほどの見栄えです。
Core i9-10900Kも搭載でき、最大メモリは128GB、ストレージも大容量の2.5TB!!グラボも現在最高クラスのNVIDIA GeForce RTX 3080が選べます。
はっきり言って、このPCでできないゲームは無いでしょう。最強です。
Legion T550 AMD
ハイスペックなRyzen CPUに3つのグラボから選べる本機種は、750iの様にLEDライティング搭載した本格派ゲーミングPCです。
26Lの筐体なのにファン数も多くエアフローが良いので、長時間のプレイも可能です。
電源も650W GOLDと最大消費電力の200%以上の大きさがあるので、安心してプレイできます。
とにかくかっこいい筐体でスペックも高いので、人気が出ると思います。
在庫があれば購入をおすすめします!
CPU | AMD Ryzen 5 3600 AMD Ryzen 7 3700X |
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コア/スレッド | 5)6/12、i7)8/16 |
クロック数 | i5)3.6GHz・ブースト時4.2GHz i7)3.6GHz・ブースト時4.4GHz |
メモリ | 最大128GB |
HDD | 最大2TB |
SSD | 最大256GB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX1650 Super NVIDIA GeForce GTX1660 Super NVIDIA GeForce RTX2060 |
OS | Windows 10 Home |
電源 | 650W 80PLUS GOLD |
無線 | WiFi6対応、Bluetooth v5.1 |
有線 | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
サイズ | 205x411x396㎜ |
重さ | 最大14㎏ |
価格 | 9.3万円~ |
Legion T550i
CPU | Intel core i5-10400 Intel core i7-10700 |
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コア/スレッド | i5)6/12、i7)8/16 |
クロック数 | i5)2.9GHz(ブースト時4.3GHz) i7)2.9GHz(ブースト時4.8GHz) |
メモリ | 8GB、16GB(最大128GB) |
HDD | 最大2TB |
SSD | 最大512GB |
電源 | 650W |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX1650 Super NVIDIA GeForce GTX1660 Super NVIDIA GeForce RTX2060 NVIDIA GeForce RTX2070 Super NVIDIA GeForce RTX 3070 |
冷却システム | Legion Coldfront 2.0 |
WiFi6 | 対応 |
保証 | 1年間 |
価格 | 8.1万円~ |
安いですね!この性能で8万円からって、コスパ高すぎです。
メモリスロットは8GBを選んだ場合は3つ、16GBを選んだ場合は2つの空きスロットがあるので、ガッツリとメモリ増設が出来ます。
下記に紹介するハイエンドモデルのT730と、T530の中間と言ったスペックですね。それでもRTX 2070 superを搭載できるので、重量級ゲームも難なくプレイできるハイスペックモデルです。
デスクトップ型では一番お買い得な機種です。
Legion T730
CPU | インテル core i9-9900K |
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GHz | 3,6GHz |
コア・スレッド | 8コア16スレッド |
メモリ | 32GB |
冷却 | 水冷クーラー |
ストレージ | HDD 2TB+SSD 1TB |
グラフィックスカード | NVIDIA GeForce RTX2080 super |
外部ディスプレイ出力 | 7680x4320 |
保証 | 1年間引き取り修理 |
価格 | 約20.8万円 |
Legion T730・・・intel core i9プロセッサーを搭載したハイスペックのタワー型ゲーミングPCで、次世代NVIDIA RTX2080のグラフィックス、水冷クーラーによるシステム温度の低温化と最新のテクノロジーが満載のスペックです。
お値段もそれなりに高く、約27万円ほどします。(セール期間中の値段)
グラフィックスカードは、現在販売されている物で最高のものRTX2080 superを使っています。
これで出来ないゲームはない、ってくらいのカードですね。
これだけのスペックなのでゲームだけでなく、プロとして動画編集などをする人も快適に使える機種です。
また、CPUも最高のcore i9ですね。
T730は今現在使用できるほぼ最高クラスのものを使って作られているので、最高が欲しい人はこれで決まりです!
詳しいレビューはLegion T730のレビューか、公式ページをどうぞ。
Legion T530
CPU(Intel) | Intel core i5-9400F Intel core i7-9700 |
---|---|
コア・スレッド | i5)6コア6スレッド i7)8コア8スレッド |
メモリ | 8GB~32GB |
ストレージ | HDD 1TB+SSD 512GB~ |
グラフィックスカード | NVIDIA GeForce GTX1060,1650,1660Ti |
外部ディスプレイ出力 | 7680x3840 |
保証 | 1年間引き取り修理 |
価格 | 約10.7万円~ |
こちらも第9世代のCPUを搭載しており、NVIDIA GeForce GTX 1060、1650もしくは1660Tiがあります。
GTX1650であれば、重量級のゲームも画質を下げればプレイできますが、多くのゲームを快適にやりたいというのであれば、1660Tiもしくは前項で紹介したT730をおすすめします。
と言っても、ファイナルファンタジー17の推奨スペックがGTX1650以上なので、どんなゲームをやるかにもよりますね。
プロセッサーとグラフィックスカードをそれぞれの専用サーマルチャネルで冷却しているので、ハイパフォーマンスを実現しています。
T530はT730の廉価版といった位置づけですが、グラフィックスさえGTX1660Tiを選べば多くのゲームが快適にプレイできます。
詳しくはLegion T530のレビュー、もしくは公式ページをどうぞ。
AMDモデルはこちらからどうぞ。
IdeaCentre 720 ゲーミングエディション
CPU | Intel core i5-9400F Intel core i7-9700 |
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コア/スレッド | i5)6/6 i7)8/8 |
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | HDD 最大2TB SSD 最大1TB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650 |
サイズ | 165x325x376㎜ |
重さ | 9㎏ |
保証 | 1年間 |
同梱 | マウス・キーボード |
価格 | 8.9万円~ |
レビュー | ![]() |
名前から分かる通りIdeaCentreはLegionシリーズではないのですが、性能が高くゲーミングエディションなので追加しました。
ゲームも出来るし、動画編集などにも向いている機種で、Legionは「こてこてのゲーミングPCの見た目だからリビングに置きにくい・・・」なんて言う人にもおすすめです。
性能自体はエントリークラスですが、重たいゲームも解像度を下げれば全然できるくぐれ者です。
小型なので、机の上においても邪魔にならないサイズです。
Legion C730 Cube
CPU | インテル core i7-9700K |
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GHz | 3.6GHz |
コア・スレッド | 6コア12スレッド |
メモリ | 16GB |
ストレージ | HDD 1TB+SSD 1TB |
グラフィックスカード | NVIDIA GeForce RTX 2060 super |
外部ディスプレイ出力 | 7680x4320 |
保証 | 1年間引き取り修理 |
価格 | 約17.5万円 |
CUBE(キューブ)の特徴は何と言っても、コンパクトでおしゃれと言ったところです。
持ち運びもしやすく、机の上に置いても違和感がなく虹色に光るのかっこいいですよね。
スペック的にはT730の次に良いものなので、おしゃれなゲーミングPCを求めている人は、これで決まりですね。
Legion C530
CPU | Intel core i5-9400F Intel core i7-9700 |
---|---|
コア・スレッド | Core i5) 6/6 Core i7) 8/8 |
メモリ | 8GB、16GB |
ストレージ | 最大HDD 1TB+SSD 1TB |
グラフィックスカード | NVIDIA GeForce GTX 1650 NVIDIA GeForce GTX 1660Ti |
外部ディスプレイ出力 | 7680x3840 |
保証 | 1年間引き取り修理 |
価格 | 約8.6万円~ |
C730との大きな違いは、グラフィックスカードとパソコンが光る時の色です。C730は虹色に光、C530は赤色に光ります。
CPUはほどほどの性能のものですが、ゲームをするには十分なものになっています。
グラフィックスカードはGTX 1650とGTX 1660Tiなので、重たいゲームは標準画質化低画質でのプレイになります。
ただし安いので、お買い得です。
Legionノートパソコン全機種の比較
LegionのノートパソコンはYシリーズになっており、「ゲーマーの、ゲーマーによる、ゲーマーのためのパソコン」です。
当然ゲームをすることに対象を絞った機種なので、他のThinkPadやIdeaPadとは一味もふた味も違います。
それでは、各シリーズの違いを紹介します。まずはLegionノートに搭載されているグラフィックボードのFire Strike Graphicsのベンチマークスコアです。
(↓横にスクロールできます)
750i Slim | 750i | 550Pi | Y740 | Y540 | Y7000 | |
画面サイズ | 15.6型 | 15.6型 | 15.6型 | 15.6型 17型 |
15.6,型 17型 |
15.6型 |
CPU | Core i7-10750H | Core i7-10750H | core i5-10300H core i7-10750H |
core i7-8750H/9750H | core i5-9300H/9300HF core i7-9750H |
core i5-9300H core i7-9750H |
メモリ | 16GB (2933MHz) |
16GB、32GB(2933MHz) | 8GB、16GB(2933MHz) | 8~32GB(2666MHz) | 8~32GB(2666MHz) | 8~32GB(2666MHz) |
SSD | 1TB | 1TB | 512GB~1TB | 256GB~1TB | 256GB~1TB | 256GB~1TB |
HDD | 無し | 無し | 無し | 0, 1TB | 0, 1TB, 2TB | 0, 1TB, 2TB |
ディスプレー | FHD UHD |
FHD IPS 光沢なし HDR | FHD IPS 光沢なし | FHD IPS 500nit 光沢なし | FHD IPS 300nit 光沢なし | FHD IPS 300nit LED 光沢なし |
リフレッシュレート | 144Hz 60Hz |
240Hz | 60Hz、144Hz | 144Hz | 60Hz、144Hz | 60Hz、144Hz |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 Ti GeForce RTX 2060 Max-Q |
GeForce RTX 2060 GeForce RTX 2070 Super Max-Q GeForce RTX 2080 Super Max-Q |
GeForce GTX 1650 GeForce GTX 1660Ti GeForce RTX 2060 |
GeForce RTX 2080 GeForce RTX 2070Max-Q |
GeForce GTX1650 GeForce RTX 1660Ti |
GeForce GTX1650 GeForce RTX 1660Ti GeForce RTX RTX2060 |
バックライトカラー | 虹色 | 虹色 | 白 | 虹色 | 白 | 赤 |
電源 | 230W | 230W | 170W(GTX 1650) 230W |
230W | 170W(GTX 1650) 230W |
170W(GTX 1650) 230W |
Office | 搭載可能 | 搭載可能 | 搭載可能 | 無し | 無し | 搭載可能 |
カラー | スレートグレー | スレートグレー | アイアングレー | ブラック | ブラック | ブラック |
保障 | 1年間引き取り修理 | 1年間引き取り修理 | 1年間引き取り修理」 | 1年間引き取り修理 | 1年間引き取り修理 | 1年間引き取り修理 |
値段 | ー | 約22万円~ | 9.8万円~ | 約20万円~ | 約12万円~ | 約10万円~ |
新機種のLegion 750iと550Pi以外は、第9世代もしくは第8世代のCPUになっており、メモリの周波数も2933MHzと2666MHzになっています。当たり前ですが、新機種の方が性能が高くなっていますね。
電源も最大230Wと必要十分なパワーがあるので、パフォーマンスも上がります。
またCPUはHシリーズ搭載で、Hはハイパフォーマンスの略で高性能CPUです。
下のグラフは一般的なノートパソコンに使われる高性能CPU(赤)と、Legion搭載CPU(青)のベンチマーク比較のグラフです。
第9世代のCPUですが、末尾がUの第10世代最新CPUよりもスコアが高くなっていますね。
一般的には末尾がUという省エネタイプのCPUが使われるので、性能は落ちますがバッテリーの持ちが長いです。
逆にHモデルは、高性能の代わりにバッテリーの持ちが悪いという特徴があります。
その他の特徴として、HDMIやDiplay Portでモニターに繋げるので、大画面でゲームを楽しめます。
フルサイズのキーボードは、アンチゴースト対応、WASDハイライト、バックライトなどの機能があり、さらに、プレイ中でも楽な入力が可能なジェスチャーコントロール付きのWindows Precisionドライバーを備えています。
ゲームの事を考え尽くして作られたパソコンですね。
一つ注意点で、ディスプレイに60Hzのものが混じっているので購入時にはご注意を。
私はバックライトの色は重要なのですが、気にしない人は気にしないかもしれませんね。
ただ、暗闇でヘッドフォン付けてゲームしている時に、キーボードが赤や虹色だったらかっこよくないですか?それだけでゲームに吸い込まれそうなくらい、集中できちゃいますよ。
他の会社もそうですが、ハイエンドモデル(Legion 750iとY740)がレインボーカラーのバックライトが多く、クラスが下がると赤と白になりますね。
個人的には怪しい雰囲気の色が好きなので、ハイエンドモデルは気になりますね。
Legion Slim 750i(15.6)
CPU | Intel core i7-10750H |
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メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 1TB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1660Ti Max-Q NVIDIA GeForce RTX 2060 Max-Q |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS 光沢無し sRGB 100% 4K UHD Adobe RGB 100%,HDR 400,Dolby Vision |
リフレッシュレート | 144Hz(FHD) 60Hz(UHD) |
OS | Windows 10 Home |
Microsoft Office | 搭載機種あり |
無線 | WiFi6、Bluetooth v5.0 |
生体認証 | 指紋センサー |
オーディオ | Dolby Atmos for Gaming |
寸法 | 356x250x15.9㎜ |
重さ | 1.86㎏ |
バッテリー | 8.0時間 |
保証 | 1年間 |
販売日 | 2021年2月26日(金) |
本機種はミドルユーザー向けのゲーミングスペックですが、クリエイターPCとしてみるとハイエンドモデルに入る性能があります。
ゲーム用にFHD IPS液晶、リフレッシュレートは144Hzと、一般的なゲーム用モニターになっていて、色域は高めのsRGB 100%になります。UHDディスプレイはリフレッシュレートが60Hzで、Adobe RGB 100%の色域なので、製版向けの画像編集も出来るほどです。
グラフィックボードにはミドルクラスのGTX 1660 TiかRTX 2060 Max-Qが選べ、中量級のゲームは快適にプレイできますね。どちらもビデオメモリが6GBなので、動画編集もやりやすいです。
本機種の最大の特徴は軽い・薄い・小型で持ち運びがしやすいなので、外出先でも編集作業やゲームがやりやすいです。
Legion 750i(15.6)
CPU | 最新10世代のHモデル・Core i7-10750H |
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コア/スレッド | 6/12 |
クロック数 | 2.6GHz(ブースト時5.0GHz) |
メモリ | 16GB DDR4、32Gb DDR4 |
ストレージ | SSD 1TB |
ディスプレイ | FHD IPS 光沢なし HDR |
リフレッシュレート | 240Hz |
外部ディスプレイ出力 | 4096x2304 5120x3200 |
グラフィックス | ・NVIDIA GeForce RTX 2060 ・NVIDIA GeForce RTX 2070 Super Max-Q ・NVIDIA GeForce RTX 2080 Super Max-Q |
WiFi6 | 対応 |
オーディオ | Dolby Atmos |
サイズ | 359.3x259x19.9mm |
重さ | 2.25㎏ |
バッテリー | 9時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | 約22万円~ |
最新世代のIntel core i7-10750H搭載のパソコンです。デスクトップ並みの性能ですね。
6コア12スレッドにクロック数は2.6GHz(ブースト時5.0GHz)と、モンスター並みのCPUが搭載されているので、これで満足しない人はいないんじゃないでしょうか?
グラフィックスボードも現在トップクラスの性能を誇るRTX 2080 Super Max-Qが選べるので、どんな重量級ゲームもかかってこいですね。
ディスプレイはハイダイナミックレンジ(HDR)で、リフレッシュレートは最大240Hzです。最強スペックですね。
Yシリーズよりバッテリーが大幅に伸びているので、リビングやバルコニーなど別の場所でプレイする時もケーブルの持ち運びがいらないですね。WiFi6にも対応しているので、高速通信が期待できます。
最高クラスのY740とほぼ同じ構成ですが、CPUが10世代になった分かなり性能が上がっています。Lenovoで一番高性能のノートパソコンです。
Legion 550Pi(15.6)
CPU | Intel core i5-10300H Intel core i7-10750H |
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コア/スレッド | i5)4/8、i7)6/12 |
クロック数 | i5)2.5GHz(ブースト時4.5GHz) i7)2.6GHz(ブースト時5.0GHz) |
メモリ | 8GB・16GB |
ストレージ | SSD 512GB~1TB |
ディスプレイ | FHD IPS 光沢なし |
リフレッシュレート | 最大144Hz |
外部ディスプレイ出力 | 4096x2160 3840x2160 |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 GeForce GTX 1660Ti GeForce RTX 2060 |
WiFi6 | 対応 |
オーディオ | Dolby Atmos |
サイズ | 363.1×259.6×23.6mm |
重さ | 2.3㎏ |
バッテリー | 10.8時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | 9.1万円~ |
Legion Y7000の兄弟機種ですね。ほぼ同じ構成ですが、CPUが9世代から最新第10世代のハイパフォーマンスモデルになって、デュアルストレージが無くなりました。バッテリーも持ちがよくなっていますね。
グラフィックスも重量級ゲームでもfps(フレームレート)を下げたら出来るGTX 1650から、ちょっと性能が上の1660Tiに、ハイスペックモデルのRTX 2060が選べます。
やはり大きな変化としてはWiFi6に対応しているので、高速通信が可能になった点ですね。RJ-45(有線LANケーブルポート)もあるのですが、部屋を移動して使う時に通信速度を気にせずにガンガンプレイできますね。
Legion 550i(15・17)
CPU | Intel core i5-10300H(15型) Intel core i7-10750H(17型) |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ | FHD IPS 光沢なし |
リフレッシュレート | 144Hz |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTX 2060(17型) NVIDIA GeForce GTX 1660Ti(15型) |
キーボード | 100%アンチゴースト |
WiFi6 | 対応 |
バッテリー | 最大12時間 |
保証 | 1年間引き取り修理 |
価格 | 11.3万円~(15型) 12.9万円(17型) |
本機種15型は量販店モデルでしたが、公式サイトでも販売が始まり、価格がかなり安くなっています。
性能的には一つ上で紹介したLegion 550Piと似た様なもので、インチ数によってスペックが変わり、カスタマイズできない仕様になっています。ちなみに、RTX 2060搭載モデルは、最安値クラスの価格です!
17型はこちらからどうぞ。
Legion 550(15,AMD)
プロセッサー | AMD Ryzen 5 4600H |
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コア/スレッド | 6コア12スレッド |
クロック数 | 3.0GHz(ブースト時4.0GHz) |
メモリ | 16GB(DDR4 3200MHz SDRAM SODIMM) |
ストレージ | SSD 512GB |
ディスプレイ | FHD IPS 光沢なし |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
外部ディスプレイ出力 | HDMI 4096×2160(60Hz) DisPlay Port 3840×2160(60Hz) |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 1650Ti |
キーボード | Legion TrueStrike(100%アンチゴースト) |
WiFi6 | 対応 |
バッテリー | 12.7時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | 約16万円台 |
Legion 550(15,AMD)は量販店モデルで、Lenovo公式ページでは販売されておりません。
モンスタークラスのAPU(プロセッサー)・Ryzen 5 4600H搭載のLegion 550は、Passmarkスコアが14953とデスクトップ並みの超ハイスペックモデルになります。
やばいですね、これ。こんなモンスターAPUの性能全部を使うことはほとんどないでしょうね。逆に言えば常に余力を持っているので、動きが快適になりますね。
グラボもNVIDIA GeForce GTX 1650Tiとミドルクラスの性能なので、重量級ゲームも標準画質、もしくは低画質で快適にプレイできます。
ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzと高く、滑らかな映像が楽しめ、キーボードは100%アンチゴーストです。複数キーを同時入力してもしっかり反応してくれます。
Legion Y740(17型)
CPU | インテル core i7-9750H(9世代), Core i7-8750H(8世代) |
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コア・スレッド数 | 6コア・12スレッド |
メモリ | 16GB~32GB |
ストレージ・HDD | 1TB(7200rpm) |
ストレージ・SSD | 512GB、1TB |
OS | Windows 10 Home 64bit |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2080 Max-Q, 2070 Max-Q |
ディスプレイ | FHD |
リフレッシュレート | 最大144Hz |
最大輝度 | 500nits |
外部ディスプレイ出力 | 3840x2160、7680x4320 |
オーディオ | Dolby Atmos |
重量 | 2.9㎏ |
バッテリー | 4時間 |
保証 | 1年間 |
値段 | 約24.7万~35.5万円 |
Y740は、Lenovo Legionシリーズでハイエンドモデルのノートパソコンです。
グラフィックスカードのRTX2080は、今現在販売されているNVIDIAの中で最高クラスのものになるので、重量級のゲームを高画質でサクサクプレイしたい人はこれ一択ですね。
RTX2070Max-Qデザインも上から2番目のランクに位置するグラフィックスカードなので、これでも十分重量級のゲームが快適にできます。
リフレッシュレートも最大144Hzなので、シューティングゲームでも快適にできますね。
詳しいレビューはLenovo Legion Y740のレビューか、公式ページをどうぞ。
Legion Y540(15型・17型)
CPU | Intel core i5-9300HF Intel core i5-9300H Intel core i7-9750H Intel core i7-9750HF |
---|---|
OS | windows 10 Home 64bit , 10 Pro |
メモリ | 8GB, 16GB, 32GB |
HDD | 0, 1TB, 2TB |
SDD | 256GB, 512GB, 1TB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX1650 4GB GDDR5 128ビット、NVIDIA GTX1660Ti 6GB GDDR6 192bits |
ディスプレイ | FHD液晶 (1920×1080 IPS 300nit) 光沢なし |
リフレッシュレート | 60Hz、144Hz |
バックライト | キーボードのバックライトは白 |
金額 | 約18万円~ |
Y740との主な違いは、グラフィックスカードと輝度、キーボードバックライトの色ですね。
グラフィックスは前述した通りで、重たいゲームをするのであればGTX1660Tiがおすすめですが、1650でもフォートナイトくらいの重さであれば快適にできます。
価格も18万円からと安くはないので、それ相応のスペックになっています。
詳しいレビューはLenovo Legion Y540とY520の比較レビューか、公式ページをどうぞ。
Legion Y7000
CPU | インテル core i5-9300H インテル core i7-9750H |
---|---|
メモリ | 8GB~32GB |
ストレージ・HDD | 1TB、2TB |
ストレージ・SSD | 256GB~1TB |
OS | Windows 10 Home 64bit、Pro |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650、GTX 1660Ti、GeForce RTX 2060 |
ディスプレイ | FHD(60Hz、144Hz) |
リフレッシュレート | 最大144Hz |
最大輝度 | 300nits |
外部ディスプレイ出力 | 3840x2160、5120x2880(Mini displayport使用時) |
保証 | 1年間 |
値段 | 9.7万円~ |
レノボのゲーミングノートパソコンの中では最安値で販売されているY7000ですが、カスタマイズ具合によっては15万円以上の機種なので、ゲーミングにしては安いといったものですね。
グラフィックスカードが3種類から選べるので、予算に合ったスペックが買えます。
値段的にも買いやすいので、ライトユーザーからヘビーユーザーに人気の機種ですね。
詳しいレビューはLenovo Legion Y7000のレビューか、公式ページをどうぞ。
最後に
Legionは「ゲームに特化した機種」なので、ゲームのやりがいがありますよね。
ちなみに一番の人気機種はLegion 550Piで、比較的低価格高性能ですね。
詳細は公式ページからどうぞ。