Lenovo Legion 760のレビュー・Ryzen 9 5900HX+RTX 3080搭載可能!

信じられないようなスペックの本機種は、現行最高最強のゲーミングPCですね。最高でRyzen 9 5900HXにRTX 3080も搭載可能と、ハイエンドのデスクトップゲーミングPC並みの性能になっています。

ディスプレイの縦横比が通常の16:9じゃなく16:10なので縦が長く、表示される情報量が17型並みに多くなっています。しかも、2.5KのWQXGAなので解像度も高く、没頭感も増しますね。

また、ディスプレイの質が高いので、ゲーミングPCとしてだけじゃなくクリエイターにも合うスペックですね。動画編集もデスクトップ並みにできます。

全体的なスペックはハイエンドで、今まで見たこともないようなものになっています。

現在Lenovoでは4月22日までスタートダッシュセールを開催しており、最大61%の割引になっています。この機会をお見逃しなく!

Legion 760のスペックレビュー

Lenovo Legion 760 正面

CPU Ryzen 7 5800H
Ryzen 9 5900HX
メモリ 最大32GB
ストレージ SSD 最大1TB
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 3070
NVIDIA GeForce RTX 3080
ディスプレイ(16型) WQXGA(2.5K) IPS液晶 光沢なし HDR sRGB 100%
リフレッシュレート 165Hz
画面比 16:10
OS Windows 10 Home
無線 WiFi6(Killer Wireless-AX1650)、Bluetooth v5.1
有線 あり(100BASE-TX/1000BASE-T)
オーディオ Nahimicオーディオ
Microsoft Office Office Home &Business 2019搭載モデルあり
寸法 356×261.8×20.1㎜(~23.5㎜)
重さ 2.5㎏
バッテリー 最大約3.1時間
保証 1年間Legion Ultimate Support
価格 20.4万円~

パソコンの頭脳であるプロセッサーは最新のアーキテクチャであるZen 3で、8コア16スレッドのモンスターCPUです。Zen 3になりバッテリー効率も上がり、性能自体もかなり上がっていますね。普通に、ハイエンドモデルのデスクトップ向けCPU並みの性能です。

しかもグラフィックボードには、NVIDIA GeForce RTX 3070かRTX 3080が搭載可能です!もう、デスクトップはいらないんじゃ?っていうくらい高性能です。ゲームはもちろん、クリエイターが外でも、フルパワーでがっつりと作業ができますね。

メモリはDDR4-3200MHzで、2スロット・最大32GB、ストレージはSSD PCIe 3.0×4が1TB搭載です。

また、最大の特徴の一つであるディスプレイは、WQXGAの2.5Kディスプレイで、高色域のsRGB 100%です。コントラスト比も高く、1200:1となっています。

今まではFHDディスプレイじゃないとグラボのパワーが足りないことが多かったですが、RTX 30シリーズが出てからは、新たな次元に突入しましたね。4~5年したら、3Dゲームも4K画質で普通にできるかもしれませんね。

また、画面比が16:10と縦が長いので表示される情報量が多く、RPGなどの世界観をより堪能できます。

有線接続も可能で、WiFi6もあるので、部屋にLANケーブルが届かない人でも比較的安定した高速回線で通信できます。

公式サイト

前モデルのと比較

本機種はLegion 700シリーズで初めてAMDのプロセッサーが採用され、前モデルはインテルになります。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 Legion 750i
リリース 2021年3月30日 2020年6月2日
CPU Ryzen 7 5800H
Ryzen 9 5900HX
Core i7-10750H
メモリ 32GB DDR4/3200MHz 32GB DDR4-2933MHz
ストレージ SSD PCIe NVMe 最大1TB SSD PCIe NVMe 1TB
ディスプレイ 2.5K IPS HDR sRGB 100%
16型・画面比16:10
FHD IPS HDR sRGB 100%
15.6型・画面比16:9
リフレッシュレート 165Hz 240Hz
GPU RTX 3070
RTX 3080
RTX 2060
RTX 2070S Max-Q
RTX 2080S Max-Q
WiFi WiFi6 WiFi6
バッテリー 3.1時間 9時間
重量 2.5㎏ 2.25㎏
価格 約20.4万円~ 約16.5万円~

旧モデルから、全ての性能が上がった感じですね。16型と大画面で、画面の縦横比が16:10と縦が長く、グラボも現行最高のものが搭載です。その分、価格も上がっていますが、旧モデルはRTX 2080Sが25万円からと考えると、RTX 3070搭載の本機種が20.4万円と言うのはかなり安いですね。

ライバル機種

本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホは表を右にスクロールできます)

本機種 Legion 750i Legion 560 Pro
CPU Ryzen 7 5800H
Ryzen 9 5900HX
Core i7-10750H Ryzen 7 5800H
メモリ 32GB(3200MHz) 32GB(2933MHz) 32GB(3200MHz)
ストレージ SSD 1TB 左に同じ 左に同じ
グラフィックス RTX 3070
RTX 3080
RTX 2060
RTX 2070S Max-Q
RTX 2080S Max-Q
RTX 3070
ディスプレイ 2.5K IPS HDR sRGB 100%
16型・画面比16:10
FHD IPS HDR sRGB 100%
15.6型・画面比16:9
2.5K IPS HDR sRGB 100%
16型・画面比16:10
リフレッシュレート 165Hz 240Hz 165Hz
電源 300W 230W 300W
価格 20.4万円~ 16.5万円~ 約23万円(量販店モデルのみ)

以前はゲーミングPCと言えばIntel CPUがほとんどでしたが、ここ最近、AMDも人気なので半々くらいになっていますね。シングルコア性能が高いのはIntelですが、マルチコア性能が高いのはAMDです。一般的にマルチコア性能が高いと動画編集などに有利で、シングルコア性能が高いと画像編集やゲームに有利とされています。

こちらはCinebench R20の比較ですが、Legion 750iには10世代CPUが搭載なので差が大きく開いていますね。

Legion 760の特徴

Lenovo Legion 760 左斜め前から

ベゼル(画面の黒い枠)も細く、筐体回りにライティングもありおしゃれですね。

Lenovo Legion 760 左側面から

寸法は幅356㎜、奥行き261.8㎜、高さ20.1㎜(最厚部23.5㎜)で、大学ノートA4サイズ(297×210㎜)と比べると、幅+5.9㎝、奥行き約+5.1㎝で、厚さは1円玉(直径20㎜)とほぼ同じサイズです。15型並みの寸法ですね。

Lenovo Legion 760 最大傾斜角度

ディスプレイは約180°まで倒せます。

Lenovo Legion 760 背面から

カラーはストームグレーで、背面にもRGBライティングがあります。アルミニウムの筐体で高級感もあり、熱にも強い素材です。

冷却機能

Lenovo Legion 760の底面

底面にはメッシュ状の吸気口が大きくとられており、排気口も左右と背面に合計4つあります。エアフローがいいので、公式サイトでは「何時間も最高クロックを維持できます」と記載されています。

Lenovo Legion 760 背面インターフェイス<背面の排気口>

左右の排気口と背面の排気口は全てRGBライティングがあります。

Lenovo Legion 760の筐体内部

冷却機能はLegion Coldfront3.0で、インテリジェント吸気システムにターボチャージデュアルファン搭載、4チャンネル排気システムと、冷却機能が高められています。

キーボード

Lenovo Legion 760のキーボード

キーボードはソフトランディングスイッチ搭載で、軽いタッチでも軽快にタイピングできます。また、RGB LEDバックライト搭載で、バックライトカラーの設定もできます。

CPU

Ryzen 7 5800H Ryzen 9 5900HX
製造プロセス 7nm FinFET 7nm FinFET
コア/スレッド 8/16 8/16
キャッシュ 16MB 16MB
GPUコア 8 8
基本クロック 3.2GHz 3.3GHz
ブーストクロック 4.4GHz 4.6GHz
TDP 45W 45W

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

↓グラフをタップすると数値が表示されます↓

オレンジが本機種搭載のプロセッサーですが、その上のCore i9-10900Kとその下のCore i9-10900は、実はインテルのデスクトップ向けハイエンドCPUなんですね。モバイル用の本機種搭載プロセッサーは、ほぼ同等性能です。すごいですね。

こちらはマルチコア性能とシングルコア性能を数値化した、CineBench R20です。

さすがにデスクトップ向けCPUには勝てませんが、ノートパソコン向けで同等クラスのCore i9-10980HKには、マルチコアで50%ほど、シングルコアで14%ほど勝っています。

グラフィックス

RTX 3070 Laptop GPU RTX 3080 Laptop GPU
アーキテクチャ Ampere Ampere
プロセス 8nm 8nm
CUDAコア 5120基 6144基
RTコア 40(第2世代) 48(第2世代)
Tensorコア 160(第3世代) 192(第3世代)
ブースト周波数 1290~1620MHz 1245~1710MHz
メモリタイプ GDDR6 GDDR6
メモリ帯域 320Gbps 384Gbps
メモリ容量 8GB 16GB
TDP 80~125W 80~150+W

RTコアは第2世代に、Tensorコアは第3世代になり、レイトレーシング性能やDLSS性能が高くなっていますね。動画・画像編集をする人は、RTX 3070でもVRAMが8GBもあり、RTX 3080は16GBとかなり大容量なので安心ですね。

  • レイトレーシングとは、光線(光)がどのように動くか追跡して表現する技術で、これを「リルタイム」でシュミレートし描写する機能
  • DLSSは、fpsを落とさずに画質を上げることができる機能

ノートパソコン向けのグラフィクボードなのでさすがにデスクトップ向けにはかないませんが、デスクトップ向けのRTX 3070より13%ほど低く、RTX 2080とほぼ同じ性能です。ノートパソコン向けと比べると、今まで最高だったRTX 2080 Super Max-Qよりも約30%ほど高い性能です。

もう、「ノートパソコンじゃ重いゲームができない」なんて言う人はいないでしょうね。

ゲームベンチマークスコア

こちらは各ゲームのベンチマークスコアで、単位はfps(1秒間に更新されるコマ数)になります。通常、60fps以上が「快適」で、それ以下はカクツキがあったりします。また、Fire Strike GraphicsのベンチマークはFHDでのスコアで、状況やスペック、回線によって変わるので参考値としてみてください。

まずはRTX 3070 Laptopです。

こちらはRTX 3080 Laptopです。

重たいゲームも比較的快適にプレイできますね。

ディスプレイ

Lenovo Legion 760のディスプレイ

<横にスクロールできます↓>

解像度 液晶/光沢 リフレッシュレート 輝度 コントラスト比 その他
WQXGA
2560×1600
IPS/なし 165Hz 500nit 1200:1 sRGB 100%
HDR,Free-sync,G-sync
WQXGA WQHD(2.5K)相当の解像度だが、画面比が16:10なので、この名称
リフレッシュレート 1秒間に更新できるコマ数
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い
nit 明るさを表す単位。通常250nitが標準
コントラスト 最少輝度(黒色)と最大輝度(白色)の差。差が大きいとより鮮やかで、力強い描写が可能
HDR ハイ・ダイナミック・レンジの略で、黒つぶれ、白飛びなどが無く、より本来の色を表現できる
AMD FreeSync/G-Sync 動的リフレッシュレートの同期。画面のちらつきやティアリングが削減される

今まではグラボの性能が足りないのでFHDディスプレイでしたが、RTX 30シリーズが出たので十分なグラフィック能力があり、2.5Kディスプレイになっています。解像度が高いので没頭感も違うし、映像がよりきれいですよね。

また、画面の縦横比が通常の16:9じゃなく、縦が長い16:10なので、表示される情報量が多くゲームもやりやすいと思います。当然ゲームだけでなく、動画編集や画像編集も、今まで以上にやりやすいです。

ディスプレイ上部にあるWebカメラにシャッター(カバー)があるので、使用していない時や顔を映したくないときは、シャッターを閉じておくとプライバシーも守られます。

公式サイト

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する場所で、大きなメモリは、より大きなデータをより速く処理できます。

本機種にはDDR4-3200MHzが搭載で、メモリスロットが2つ・最大32GBまで搭載できます。動作周波数(MHz)が現行最高なので、処理速度も速くなっています。

ストレージ

SSD(PCIe) SSD(SATA) HDD(本機種非搭載)
最大データ転送速度 最大32Gbps 最大6Gbps 最大6Gbps(SATAの場合)
平均起動時間 10秒~15秒 15秒前後 30秒~2分(新品の場合)
温度 熱くなりにくい 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 中価格 安い

ストレージはM.2 PCIe NVMe 3.0×4が搭載で、パソコンの起動やデータ移動も速く、ゲームのロード時間も短いですね。1TB搭載なので、結構大きなゲームをいくつも保存できます。

バッテリー駆動時間

バッテリーは4セル80Whと大容量ですが、最大3.1のバッテリ駆動時間になります。消費電力が大きいのでこんなものだと思います。外出時は、充電アダプターやモバイルバッテリーが必須ですね。

WiFi6

次世代通信規格のWiFi6に対応しており、混雑した回線でも安定した高速通信が可能なので、自宅やカフェなどのWiFiでも使いやすくなりますね。

WiFi6は旧規格のWiFi5よりも、同時により多くのデバイスに電波を飛ばすことができ、最大通信速度もWiFi5より約40%速くなっています。

  • WiFi5の最大通信速度・・・6.9Gbps
  • WiFi6の最大通信速度・・・9.6Gbps

ただしこの数字は理論値で、本機種搭載のWiFi・インテルKiller Wireless-AX 1650の最高速度は2.4Gbpsになります。それでも、かなり速いですね。

ゲームなら有線だと思いますが、部屋にLANケーブルが届かない人なんかは、より恩恵を受けると思います。

インターフェイス

Lenovo Legion 760 右側面インターフェイス

右側面インターフェイスには、電子式プライバシーシャッターとUSB-C  3.0があります。

Lenovo Legion 760 左側面インターフェイス

左側面インターフェイスには、USB-C 3.1(Display Port出力機能付き)とマイク/ヘッドフォンジャックがあります。

Lenovo Legion 760 背面インターフェイス

背面には、イーサネット(RJ45)、USB-C 3.1(Display Port出力機能・給電機能付き)、USB-A 3.0、HDMI、Powered USB-A 3.0、そして電源ジャックになります。

動画や画像編集をするPro向けの機種にしては、SDカードリーダーがないのが不満ですが、USB-Cが3つもあるし、その他必要なものは全部あると思います。

サポート・保証

Lenovo Legionのサポート・Legion Ultimate Supportの詳細

サポートはLegion Ultimate Supportという「ゲーミングに特化した24時間サポート」が標準で付いています。このサポートの特徴は、パソコンの不具合の対処法や使い方の事だけじゃなく、最新ゲームの推奨環境やゲームを快適にプレイする上での知識・どうやったら勝てるかなども提供しいています。

しかも、スタッフはゲームに精通した熟練プレイヤーなので、専門用語(ゲーム用語)やコミュニティ用語での会話が可能です!(みなさん、マニアックみたいです)

保証は1年間引き取り修理で、万が一の際にLenovo指定業者がPCを引き取りに来て、リペアセンターに配送、修理後、郵送してくれるサービスで、保証期間内は郵送費などは無料です。

サポートと保証は最長4年まで、延長できます。

Lenovoはサポートが手厚いので嬉しいですね。

まとめ

プロセッサーよし、グラボよし、ディスプレイもよしと、非の付け所がない機種ですね。今までのゲーミングノートと言えば「軽いゲームなら問題なし」と言うものが多かったですが、本機種は本格的にゲームができる機種で、ほとんどのゲームができると思います。

また、スペック的にAdobe Premiere CCやPhotoshopを使う本格派のプロでも使えるほどの機種なので、ゲームもするし、動画編集もするという人にはうってつけですね。

公式サイト