Lenovo Legion Y7000のレビュー・ゲーミングPCに必要なスペックを兼ね揃えた機種

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本機種は絶賛販売中ですが、後続モデルのLegion 550PiLegion 750iが販売開始しました!こちらのレビューもどうぞ。

LenovoのLegionシリーズは、ゲーマーにかなり人気のシリーズですね。

これだけゲームの事を考えて作られた機種なので、当然と言えば当然ですが。

ゲームを本気でやるならスペックもそうですが、冷却システムやグラフィックスカードの事も考えないといけないし、サウンドも重要だし。

あれこれ考えないといけないゲーミングPCですが、Legion Y7000はそんな要望をかなえてくれる機種なんですよ。

Lenovoではゴールデンウィークセールを実施中で、年に一度の大型セールです。

土日は週末セールをやっているのでお見逃しなく!

Legion Y7000(15.6型)のレビュー

Lenovo Legion y7000のレビュー

CPU インテル core i5、i7
GHz i5)2,4GHz, i7)2,6GHz
コア・スレッド数 i5)4コア・8スレッド i7)6コア・12スレッド
メモリ 8GB~32GB
ストレージ・HDD 1TB、2TB
ストレージ・SSD 256GB~1TB
OS Windows 10 Home 64bit、Pro
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1650、GTX 1660Ti、GeForce RTX 2060
ディスプレイ FHD(60Hz、144Hz)
リフレッシュレート 最大144Hz
輝度 300nits
外部ディスプレイ出力 3840x2160、5120x2880(Mini displayport使用時)
オーディオ Dolby Atmos
重量 2.3㎏
サイズ 360x267x24.2mm
バッテリー 3.5時間
保証 1年間
値段 9.7万円~

これだけの性能が付いて9.7万円からと言うのはかなり安いですが、おそらくほとんどの人がカスタマイズして性能を上げるかスペックの高いものを選ぶので、この価格で買う人はいないかなと思います。

私がカスタマイズしたものは、15万くらいになりました。(セール期間中の値段です!)

Lenovo Legion y7000のレビュー

CPU Intel core i7(6コア12スレッド)
メモリ 32GB
HDD 1TB
SSD 1TB
ディスプレイ FHD144Hz
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1650

本当はグラフィックスにRTX2060が欲しかったのですが、メモリも32GBも欲しかったので、こっちにしました。

Lenovo公式ページで詳細を見る

Legion Y7000の特徴

それでは以下にて詳しい性能を紹介します。

外観

Lenovo Legion Y7000のディスプレイ Lenovo Legion Y7000の外観・後ろ

画面の枠(ベゼル)が狭いので、視界に邪魔が入らずにゲームが出来ますね。下枠がちょっと大きいかなと思いますが、問題ないサイズです。

電源が付いている時は、天板のLegionマークが赤く光ります。暗い部屋でゲームをしていたら最高に怪しい色でかっこいいですね。

Lenovo Legion y7000のレビュー

気にしない人もいるかもしれませんが、キーボードのバックライトも赤です。私はこの怪しい感じの赤が好きなんですよね。(笑)

Lenovo Legion Y7000のディスプレイ Lenovo Legion Y7000の外観

サイズはゲーミングPCなので大きめですね。360x267x24.2mmで、2.3㎏になります。持ち運びするものでもないので気にならないと思います。

インターフェイスは、側面と背面にあります。側面にはUSBやヘッドホンジャックくらいで、HDMIやMini-DP、有線LANポートは後ろにあります。ケーブルがマウスに当たる可能性は0ですね。

Lenovo Legion Y7000は180度開ける

このように180度開けるので、変な態勢でパソコンを使っていても画面を見やすい様に動かせます。

グラフィックス

Lenovo Legion y7000のレビュー・NVIDIAグラフィックスカード

Y7000は、3つのグラフィックスカードが選べます。

  1. NVIDIA GeForce GTX1650 Max-Q 4GB GDDR5 128ビット
  2. NVIDIA GeForce GTX 1660Ti 6GB GDDR6
  3. NVIDIA GeForce RTX 2060 6GB GDDR6

一般的に、赤い数字部分が大きいものの方が性能がいいです。

1番目のGTX1650はMax-Qと言うものなのですが、これは薄い・軽い・電圧効率を抑える設計がしてあるので、ゲーム中にパソコンの温度が上昇しにくいという特徴があります。

各GPUの性能は以下になります。

GTX1650 GTX1660Ti RTX2060
コア数 896基 1536基 1920基
Gigaレイ なし なし 5/秒
ベースクロック 1485MHz 1500MHz 1365MHz
メモリ速度 8Gbps 12Gbps 14Gbps

注)コア数とは並列処理数といって、3Dグラフィックスなどの画像描写に必要な計算処理数で、数が多ければ多いほど計算が速い=重たいゲームでもサクサクできるんです。

注2)Gigaレイとは、レイトレーシング(光線の伝播を物理法則に従ってシュミレートすることによって現実の様に描写する技術)を描写するハードウェアで、これがあるとゲームをする時の画面がかなりきれいになります。RTX2060のみ対応しています。

下の図は、本機種搭載のGPUとその他GPU、CPU内蔵グラフィックスとの比較ベンチマークスコアです。

Iris PlusとIntel UHDはCPU内蔵グラフィックスなので、性能に差がありますね。

RTX2060は、ハイエンドモデルで性能がかなり高いですね。と言ってもGTX 1650でも全然すごいんですけどね。

次にゲームでのベンチマークスコアを紹介します。

ゲームベンチマークスコア

単位は全てfps(Frames per second・フレームレート)になります。ゲームにもよりますが、60fpsを下回ったらちょっとやばいと思ってください。

また、スコアは機種やスペック、状況などによるので、参考値としてみて下さい。

まずはフォートナイト。

3DゲームFortniteのスコア

コールオブデューティー モダンウォーフェア

Call of dutyのスコア

モンスターハンター・ワールド

Monster hunter Worldのスコア

GTX1650でも、重量級のモンスターハンター・ワールドも中画質ならば60fpsを上回っているので、全然悪くないです。

ディスプレイ

Lenovo Legion Y7000のディスプレイ

ディスプレイはこのようになります。

  • FHD(フル・ハイディフィニション)
  • 解像度・1920x1080
  • IPS液晶
  • 光沢なし
  • リフレッシュレート・60Hz/144Hz
  • 300nit
IPS液晶 視野角が広いのでいろいろな角度から見ても見やすい
光沢なし 映り込みが軽減された液晶
nit(輝度) 輝度は数値が大きければ大きいほど明るい。250前後あれば標準
リフレッシュレート 1秒間に何回ディスプレイが書き換わるかを表す数値

IPS液晶なのでどの角度から見ても画面はきれいに見え、輝度は300Nitsとなっているので、標準なみの数値(明るさ)となっています。

リフレッシュレートは60Hzと144Hzの2種類のディスプレイがあるのですが、必ず144Hzを選びましょう。

リフレッシュレートとは1秒間に何回ディスプレイが書き換わるかを表す数値なので、これが低いものを使っているとシューティングゲームなどをプレイしていると、相手の玉が見えずに被弾することもありますよ。

通常は60Hzが標準と言われているので、144Hzあればかなり高機能です。

ただしリフレッシュレートは最大値であって、毎秒144回も書き換わるわけではありません。例えば、全然動いていない時やログイン画面など必要ない時は、書き換わる回数も低くなります。

インターフェースには、HDMIとMiniーDisplayPort、USB3.0 Type-Cがあるので、最大3台のディスプレイを接続してゲームが出来ます。

こう言った↓モニターを接続して、複数画面でプレイが出来ます。

Lenovo Legion y7000のレビュー・おすすめディスプレイ

Legion Y25fモニター

Dolby Atmos

Lenovo Legion y7000のレビュー・ドルビーアトモス

サウンドはドルビーアトモスです。

アトモスはすごく音がいいですよね。音が3次元空間で動きまわるので、実際に自分がそこにいるかのように音が聞こえてきますね。

5.1chサラウンディングってよく聞くと思うのですが、Atmosは9.1ch対応です!

例えば右後ろから発砲されたら、音も右後ろから聞こえると言った感じです。これは映画やゲームの為に作られた高性能のオーディオだそうです。

冷却機能

Lenovo legion y7000の排気口

ゲームをずっとやっていてパソコンがかなり熱くなったり、動きが鈍くなったり、古いパソコンだったら電源が落ちたことないですか?

CPUとGPUは、温度が高くなると熱を冷ますために処理速度を抑える仕組みになっているので、動きが鈍くなったりするんですね。

Lenovo Legion Y7000の中

Y7000では左右に配置された2つのファンでCPUとGPUを別々に冷却し、4つある熱通気口から熱が出ていくので熱くなりにくいんです。

排気口は側面と背面にあり、ファンはパソコンの底に2つ付いています。

ここは本当に重要な点ですよね。ゲーム始めたら、10時間くらいやっちゃうことありますもんね。

CPU

CPUはパソコンの頭脳に当たるので、古いものや性能が良くないものを使っていると、当然ゲームにも支障が出ます。

先ほど紹介したGPU(グラフィックスカード)は3Dグラフィックスに必要な計算処理をするものなのですが、CPUはそれ以外の計算をしているものになります。

Y7000にはインテルcore i5とi7があり、2種類づつあります。

  • i7-9750HF・2.6GHz(ブースト時4.5GHz)
  • i7-9750H・2.6GHz(ブースト時4.5GHz)
  • i5-9300HF・2.4GHz(ブースト時4.1GHz)
  • i5-9300H・2.4GHz(ブースト時4.1GHz)

通常のノートパソコンのCPUには、末尾がUで終わる省電力タイプが使用されることがほとんどですが、Y7000の末尾はH、HFです。Hは、ハイパフォーマンスの略で性能が高いCPUなんです。

Y7000に搭載できるCPUと、他のパソコンに搭載されているCPUの比較スコアです。

i5-9300Hは、Core i7-10610Uという最新世代のハイスペックCPUよりも、若干ですが性能が高いんです。

末尾がHのものは、すごいですよね。

また、i5が4コア8スレッドで、i7が6コア12スレッドのモンスター性能になっています。6コアとか言ったらデスクトップの世界ですよね。ノートでこれなのですごいですね。

クロック数も高めの2.4GHz(i5)と2.6GHz(i7)です。通常のノートパソコンは1.6~1.8GHzあれば「なかなかいいね」と思うのですが、さすがゲーミングPCですね。格が違う。

クロック数 この数字が大きいと、同一時間内に処理できるデータ量が増える
コア/スレッド この数字が大きいと、同時に複数の処理を実行できる

メモリ

メモリはいわゆる作業テーブルのイメージです。

メモリが大きい=テーブルが大きい=作業がしやすい=パソコンがサクサク動く、といったものです。

最低メモリが8GBになっているし、ゲームの事だけを考えたらグラフィックスカードがあるのでそこまで気にしなくてもいいですが、このパソコンで動画・画像編集をやるっていう人は大きめのものを選んだ方がいいです。

メモリだけは大きいに越したことないので、余裕がある人は16GB以上を選んでもいいですね。

また、メモリはオンボードじゃないのでメモリの増設ができますね。

デュアルストレージ

ストレージはHDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)の2つを設置できます。

SSDを1TB入れる人はHDD無しでもいいと思いますが、安いので追加してもいいですね。

HDDは7200rpmですね。さすがに5400rpmじゃないです。

SSDは、M.2 PCIe-NVMeなのでデータ転送速度の理論値は40Gbpsです!速いですね。

最後に

Y7000はグラフィックスカードがGTX1650であれば比較的安価に買えますが、重量級のゲームをやり込む人は1660TiかRTX 2060がいいですね。

それにしてもこれだけ性能が高くて9.7万円からなので、セールのおかげでかなりお買い得になっています。

現在Lenovoの特定商品では、Eクーポンという割引サービスが使えます。これはセールの割引から最大5500円、さらに割引されるものです。

Lenovo Eクーポンの使い方

その時々によって割引がある時と無いときがあるのですが、上の画像の様に「Eクーポンコード」として表記されている場合は公式ページのお会計時に「クーポンを利用」をクリックし、「クーポンコード」を入力するだけでOKです。

Legion Y7000はEクーポンの対象商品

詳細や購入は公式ページからどうぞ。

Lenovo公式ページ