Lenovo Tab B10のレビュー・1.3万円と低価格だが意外に使えるタブレット

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エントリーモデルのタブレットで約1.3万円と低価格、スペック的には1.3万円とは思えないほど普通です。

調べ物をするリビング用や、子供用など低負荷な使い方であれば困ることもない、コスパの高い機種です。

Lenovoでは年度末決算セールを実施中で、新モデルも旧モデルも安くなっています。また、3/22まで72時間セールも開催中です。

土日は週末セールをやっているのでお見逃しなく!

Lenovo Tab B10のスペックレビュー

Lenovo Tab B10 ディスプレイ

CPU Qualcomm Snapdragon 429
メモリ 2GB
ストレージ eMMC 16GB
ディスプレイ(10.1型) HD IPS液晶 タッチパネル
OS Android
無線 WiFi、Bluetooth v4.2
オーディオ Dolby Audio
生体認証 顔認証
内蔵カメラ フロント・200万画素
背面・500万画素
寸法 243.2 x 169.2 x 8.45㎜
重さ 480g
バッテリー 最大8.5時間
保証 1年間
付属 充電アダプター
価格 1.3万円

注)タブレットやスマホはCPUと呼ばずにSoCと言うのですが、便宜上CPU/プロセッサーと表現しています

CPUにはスマホ向けのSnapdragon 429が搭載で、意外に処理も速く、Web閲覧や動画視聴など普通に使える性能です。リビングに置く調べ物の機種としてや、子供用に合うと思います。

メモリは2GBと小さく、ストレージも16GBとかなり小さいですが、最大256GBのmicro SDカードで増設できるので、アプリや写真はこちらに保存した方が良いです。もしくは、クラウドにすべて保存するかですね。

ディスプレイはHDディスプレイですが、10.1型と画面が小さいので、ぱっと見ではHD解像度だとは気が付かないくらいきれいな画質です。

フロントカメラは200万画素、背面カメラは500万画素とよくあるタブレットカメラのスペックで、スマホの高画素カメラに慣れている人には物足りないと思います。ただし、顔認証でログインができる点が、ポイントが高いですね。

バッテリーは最大8.5時間と、特に問題ないと思います。

1.3万円にしては見た目も良く、低負荷な事をする人向けや、子供にちょうど良い機種だと思います。

公式サイト

Smart Tab B10の特徴

Lenovo Tab B10 正面

子供向けのタブレットって、どこの会社もベゼル(画面の黒い枠)が太いですね。落とした時などにディスプレイが壊れにくいようにや、両手でタブレットを持った時に、手が画面を塞がないようにだと思います。

寸法は幅243.2㎜、奥行き169.2㎜、厚さ8.45㎜になり、ベゼルが大きい分若干大きめですが、10.1型の標準的サイズです。

Lenovo Tab B10 側面

厚さは8.45㎜で、カバー付きのスマホ並みのサイズです。重量は480gと子供でも持てる軽さで、薄いので持ち運びもしやすいですね。

Lenovo Tab B10 背面

カラーはスレートブラックで見た目高級感がありますが、触ると若干樹脂素材かなと言うのが分かります。

Lenovo Tab B10 右斜め前から

カメラは顔認証付きで、サインインも簡単にできますね。また、ドルビーオーディオ搭載で内蔵スピーカーが2つあります。

ライバル機種との比較

本機種 Amazon Fire HD 10 Tab M10 HD 2nd Gen
CPU Snapdragon 429 mt8173 MediaTek P22T
メモリ 2GB 2GB 2GB
ストレージ eMMC 16GB
増設可能
eMMC 32GB/64GB
増設可能
eMMC 32GB
増設可能
ディスプレイ 10.1型 HD 10.1型 FHD 10.1型 HD
無線 WiFi WiFi WiFi
バッテリー 8.5時間 12時間 10時間
重量 480㎏ 504g 420g
価格 約1.3万円 約1.5万円 2万円前後
付属 充電ケーブル 充電ケーブル 充電ケーブル

CPUの性能を数値化したGeekBench 5のシングルコア/マルチコアのスコアは、各機種このようになります。

・本機種・・・167/558
・Fire HD 10・・・296/602
・M10 HD・・・166/989

マルチコア性能は「CPUの総合性能」で、画像・動画編集など特別な事をしない場合は、こちらを重視します。

Tab M10 HD 2nd Genは価格が高い分総合性能が高く、オールメタルボディで高級感があり、より軽いですね。持ち運びをする人は、こちらを検討してもいいかもしれません。

Amazon Fire HD 10はこの価格でフルHDディスプレイと高画質、バッテリー駆動時間が一番長いですね。

本機種は一番安く、コスパが高い機種です。

メリット・デメリット

本機種のメリット、デメリットは以下になります。

メリット

・安い!
・低価格だが普通に使えるスペック
・ストレージの増設・交換も可能で、限界がない

デメリット

・低負荷中心の用途で、画像を編集したりと高負荷な事には使いにくい

CPU

Snapdragon 429
コア 4コア
最大クロック数 2.0GHz
RAM LPDDR3(933MHz)

プロセッサーは4コアで、複数のアプリを同時に起動しても問題なく使えます。こちらは先ほども紹介した、GeekBench 5のスコアです。

価格なりの性能だと思いますが、調べ物や動画視聴など低負荷な事であれば問題なく使えます。

ディスプレイ

Lenovo Tab B10 ディスプレイ

右にスライドできます↓

解像度 インチ 液晶 光沢 色域 視野角
HD
1280×800
10.1型 IPS あり
HD ハイ・ディフィニションで、低めの解像度
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い
nit 明るさを表す単位。通常250nitが標準

HDディスプレイは解像度が低いためお勧めしないですが、本機種は10.1インチと画面が小さいので、FHDと比べてもそん色有りません。

FHDとHDディスプレイの比較

上の写真は同じ10型タブレットで、上がFHD、下がHDディスプレイですが、違いは全然分かりません。画面が大きいと顕著に差が出ますが、このくらい小さな画面だと分かりにくいですね。

FHDとHDディスプレイの解像度の比較

こちらはFHDディスプレイとHDディスプレイの同じサイトの文字を一眼カメラで撮影し、ズームしたものですが、ここまでズームすると差が出ますね。言い換えると、ここまでズームしないと差が出にくいです。

公式サイト

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。本機種にはLPDDR3、2GBが搭載です。

2GBと言う容量は大きくないですが、本機種の用途を考えれば問題ないと思います。

ストレージ

SSD(PCIe NVMe) eMMC HDD
最大データ転送速度 かなり速い 速い 遅い
温度 熱くなりにくい 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 中価格 安い

本機種搭載のストレージはスマホやタブレットを中心に搭載されるeMMCで、パソコンに搭載されるHDD以上、SSD未満と言った、中間的な速度になります。

ストレージは16GBと小さいので、クラウドにデータを保存するか、micro SDカードを増設すると快適に使えます。

SanDiskのMicroSDカード
SanDiskのMicroSDカード

SanDisk MicroSDカードは品質も高く、おすすめですよ。

最大256GBまで増設可能で、ストレージがいっぱいになったら、また新しいカードを買って入れ替えることができます。

カメラ

Lenovo Tab B10の背面カメラ

前面カメラは顔認証付きで200万画素、背面カメラは500万画素となっています。タブレットのカメラで写真を撮ることは少ないかもしれませんが、控えめな数字になっています。

バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間は最大8.5時間と、一般的なタブレットの10時間に若干及びません。持ち運びが多い人は、充電アダプターも持っていくと安心です。

インターフェイス

Lenovo Tab B10の側面インターフェイス

左側面にはボリュームボタン、電源ボタンがあります。

Lenovo Tab B10の側面インターフェイス

右側面にはMicro SDカードトレー、マイク、Micro USBポート(OTG機能付き)、マイクヘッドフォンジャックがあります。

Lenovo Tab B10の底面インターフェイス

底面には、スマートコネクタ専用ピンがあります。これは、Smart Dockを使用するときに接続する部分ですが、2021年4月現在、Smart Dockのみの販売はありません。

Lenovo Smart Dock

 

USBポートにはOTG機能(USB On The Go)があり、変換ポートがあれば、PCを介さずに外付けHDDなどのデータに直接接続できます。

サポート・保証

標準で1年間の「片道引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポート(朝9時~夕方6時まで))があり、最長2年まで延長できます。「引き取り修理にアップグレード」した場合は、保証は2年に延長されます。

引き取り修理とは、家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。(片道引き取り修理は、自費でリペアセンターに郵送)

修理拠点は日本国内なので対応も速く、安心して任せることができます。

また、アクシデントダメージプロテクションという通常保証じゃカバーしない「水濡れ・落下・火災・紛失など」にも対応した保証もあります。

まとめ

価格を考えるとスペックもほどほどに良く、家族共用や子供向けに向いている機種ですね。また、ストレージの増設ができるので、容量を気にせずにダウンロードもできるし、多くの写真やビデオを保存もできます。

複数人で使う場合は、自分用のアカウントや子供用にアカウントなど複数作れるので、その点もポイントが高いです。

公式サイト