Lenovo Tab M8(FHD)のレビュー・安い・軽い・使いやすい8インチタブレット

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8インチと小型タブレットで、大きめのスマホと言った感じの機種です。大人であれば片手でも使いやすく、たったの305gなので子供でも持ちやすく、持ち運び用やベッドやソファに寝転がって使うには最適のサイズ感です。

また、小型でもバッテリー駆動時間は最大12時間と長いので、外出時も気にせずに使うことができます。

Lenovoではゴールデンウィークセールを実施中で、年に一度の大型セールです。

土日は週末セールをやっているのでお見逃しなく!

Tab M8(FHD)のスペックレビュー

Lenovo Tab M8(FHD)のディスプレイ

CPU Media Tek Helio P22T
メモリ 4GB
ストレージ eMMC 64GB
ディスプレイ 8型 FHD IPS液晶
OS Android
無線 WiFi、Bluetooth v5.0
オーディオ ドルビーオーディオ
生体認証 顔認証
カメラ フロント 500万画素
背面 1300万画素
寸法 198.2 x 122.6 x 8.15㎜
重さ 305g
バッテリー 最大12時間
保証 1年間
価格 2.6万円

注)タブレットやスマホはCPUと呼ばずにSoCと言うのですが、便宜上CPU/プロセッサーと表現しています

全体的にエントリークラスのスペックですが、意外にサクサク動き、簡単な画像・動画編集もできれば、ゲームもできる優れものです。

CPUにはタブレット向けのMedia Tek P22Tが搭載で、性能を数値化した数字はそんなに高くないのですが、使用感としては問題のない普通に使える性能があります。

メモリは4GBと普通、ストレージも64GBと普通ですが、最大256GBのmicro SDカードを増設できるので、問題ありません。

ディスプレイは8.0インチでFHDなので解像度がかなり高く見え、ゲームにも動画視聴にも合いますね。また、その他のサイズのタブレットと違い背面カメラが1300万画素と高画素で、写真や動画も高画素で撮れます。

顔認証もありサインインも簡単、たったの305gでバッテリー駆動時間も最大12時間とタブレットにしては長いので、気軽に持ち運びできます。

総合的に見て、3万円を切るタブレットでこのスペックは優秀だと思います。

公式サイト

前モデルとの比較

旧モデルのTab M8(HD)との比較です。

本機種 Tab M8(HD)
CPU Media Tek Helio P22T(8コア) Media Tek A22(4コア)
メモリ 4GB 2GB
ストレージ 64GB 16GB
ディスプレイ FHD IPS HD IPS
無線 WiFi5 WiFi5
カメラ 500万/1300万画素 200万/500万画素
バッテリー 12時間 12時間
重量 305g 305g

CPUは4コアから8コアに上がり、性能も高くなっていますね。メモリも倍増、ストレージは4倍増しと、順当に時代に合わせたスペックに変わっていると思います。カメラの画素数がかなり上がったので、スマホじゃなくタブレットで写真を撮ってもいいですね。

ライバル機種

本機種と似たような最新機種との比較です。(スマホの方は表を右にスクロールできます)

本機種 Tab M10 HD 2nd Gen Tab M10 FHD Plus
CPU MediaTek Helio P22T MediaTek P22T Media Tek Helio P22T
メモリ 4GB 2GB 4GB
ストレージ eMMC 64GB
増設可能
eMMC 32GB
増設可能
eMMC 64GB
増設可能
ディスプレイ 8型 FHD 10.1型 HD 10.3型 FHD
無線 WiFi WiFi WiFi、LTE
バッテリー 12時間 10時間 9時間
重量 305g 420g 460g
価格 2.6万円前後 2万円前後 3.1万円~

本機種は8型とタブレットとスマホの中間的なサイズで、タブレットより小さいので持ち運びもしやすく、スマホよりも大きいので迫力ある動画が見れ、キーボードも大きく、タイピングもしやすいです。

Tab M10はスペック的に半減し、HDディスプレイですが、約2万円と安く、子供向けに合うと思います。

Tab M10 FHD Plusはほぼ同じスペックで、LTE対応モデルもあるので、スマホの様に常時インターネット接続をしたい人に向いています。

メリット・デメリット

メリット

・小型軽量で持ち運びがしやすい
・ボディにはメタルも使用
・バッテリー駆動時間が長い
・背面カメラが高画素

デメリット

・LTE非対応

本機種は小型で持ち運びがしやすいので、LTE対応であれば完璧でしたね。ただし、価格を考えるとLTE非対応も納得です。

Lenovo Tab M8(FHD)の特徴

Lenovo Tab M8(FHD)正面

画面占有率が83%でベゼル(画面の黒い枠)幅があるので、手で持った時にディスプレイが隠れにくいですね。

寸法は幅198.2㎜、奥行き122.6㎜、厚さ8.15㎜で、iPad mini(第5世代)よりも若干小さいサイズです。

奥行き 厚さ 重量
本機種
8インチ
198.2㎜ 122.6㎜ 8.15㎜ 305g
iPad mini
7.9インチ
203.2㎜
+5㎜
134.8㎜
+12.2㎜
6.1㎜
-2.05㎜
300.5g
-4.5g

0.1インチですが、iPad miniより大きなディスプレイでサイズが小さいのはすごいですね。

Lenovo Tab M8(FHD)側面

厚さは8.15㎜と、カバー付きのスマホと同じくらいのサイズです。

Lenovo Tab M8(FHD)背面

ボディにはメタルとポリカーボネートと言う熱に強く、耐久性能が高い樹脂素材やABSという素材が使用されています。高級感がある見た目ですね。

Lenobo Tab M8(FHD)のディスプレイ

たったの305gなので、子供でも大人でも軽々持てるのも良いですね。ちなみに、キッズモードと言う「子供がどのようにタブレットを使っているか利用状況をみれたり、コントロールできる機能」があるので、安心して子供に持たせることができます。

Lenovo Tab M8(FHD)ディスプレイ

上部にはカメラが内蔵しており、顔認証でサインインもできます。パスワードを入れなくていいので、楽ですね。

CPU

MediaTek Helio P22T
コア 8コア
最大クロック数 2.0GHz
内蔵GPU IMG PowerVR GE8320

CPUのシングルコア性能とマルチコア性能を測るGeekbench 5の、Helio P22Tの計測結果です。

Media Tek Helio P22TのGeekbench 5の測定結果

エントリークラスの性能ですが、普段使い用途であれば気にならない性能になっています。コア数も8コアと多いので、色々なタブを開けて、アプリも開けてと、同時に使えます。

公式サイト

ディスプレイ

Lenovo Tab M8(FHD)のディスプレイ 動画視聴

右にスライドできます↓

解像度 光沢 液晶 輝度 色域 視野角
WUXGA
1920×1200
あり IPS 350nit NTSC 60% 160°
WUXGA FHD相当の解像度
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い
nit 明るさを表す単位。通常250nitが標準
色域 NTSC 60%はやや高めの色域
視野角 上下左右のいろいろな角度から見てディスプレイがちゃんと見える最大角度

ディスプレイは輝度が350nitと明るく、日中の日が当たる場所でも見やすいです。8インチでFHD相当の解像度なので、かなりきれいに見えます。

一般的なノートパソコンのディスプレイにはNTSC 45%が使用されるので、NTSC 60%は若干高い色域になっています。色域が高いとより鮮やかな色が描写されるので、写真や動画を見たり、ゲームをしてもより迫力がある映像です。

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

本機種にはLPDDR3という1世代前のメモリが使用されており、現行のLPDDR4xに比べると若干処理速度が遅いです。ただし、特別大きなデータじゃない限り、体感では分からないと思います。

ストレージ

SSD(PCIe NVMe) SSD(SATA) HDD
最大データ転送速度 最大16Gbps~32Gbps 最大6Gbps 最大6Gbps(SATAの場合)
温度 熱くなりにくい 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 中価格 安い

本機種搭載のストレージ・eMMCは、パソコンで使われるHDD以上、SSD未満の性能で、スマホやタブレットには基本的にeMMCが搭載です。

ストレージは64GBと小さいですが、最大256GBのmicro SDカードを増設できるので、大容量にできます。SanDiskのSDカードは品質も良く、比較的安いのでお勧めです。

micro SDカードスロット<micro SDカードスロット>

SanDiskのMicroSDカード
SanDiskのMicroSDカード

バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間は12時間と比較的長く、持ち運びが多い人には使いやすい長さです。

インターフェイス

Lenovo Tab M8(FHD)スピーカー

上部にはマイク/ヘッドフォンジャック、そしてスピーカーがあります。

Lenovo Tab M8(FHD)のインターフェイス

下部には、マイクとMicro USB 2.0(スマホの充電ケーブルの規格)があります。このUSBはOTG(USB On The Go)機能があり、SDカードやHDDに繋げば、PCいらずで直接アクセスできます。

Lenovo Tab M8(FHD)側面

左側面にはmicro SDカードスロットがあります。

Lenovo Tab M8(FHD)のインターフェイス

右側面には電源と音量ボタンです。

サポート・保証

標準で1年間の「片道引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポート(朝9時~夕方6時まで))があり、最長2年まで延長できます。「引き取り修理にアップグレード」した場合は、保証は2年に延長されます。

引き取り修理とは、家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。(片道引き取り修理は、自費でリペアセンターに郵送)

修理拠点は日本国内なので対応も速く、安心して任せることができます。

また、アクシデントダメージプロテクションという通常保証じゃカバーしない「水濡れ・落下・火災・紛失など」にも対応した保証もあります。

まとめ

8インチとタブレットとしては小型で片手持ちも可能、スマホよりも大きいので動画視聴やWeb閲覧などより快適に使えます。

PCを持っている人は、本機種を外出時や寝転がって使う時に最適、PCを持っていない人はスマホよりも快適に多くの作業、例えばWordで資料を作ったり、レポートを書いたりできるのでが生産性もアップすると思います。

これだけ軽いので、大人だけでなく子供にも合う機種ですね。

公式サイト