Lenovo ThinkPad E14 Gen 2(AMD)のレビュー・高コスパのエントリーモデル

持ち運びに便利なビジネス14型ノート・ThinkPad E14 Gen 2は、AMD最新プロセッサーのRyzenシリーズ4000番台という驚異的なスペックを持ったCPUが使われています。(正確にはCPU→APUですが便宜上CPUと呼んでいます)

しかもテレワーク対応ボタンが設置され、次世代通信規格のWiFi6にも対応しているので、今後普及が進めばかなりの高速回線でインターネットが使えるようになります。

なんでこのスペックでEシリーズ(エントリーモデル)なの?って言うくらい、かなり高性能ですよ。

現在Lenovoでは5月12日までMother's Dayセールを開催しており、最大56%の割引になっています。この機会をお見逃しなく!

ThinkPad E14 Gen 2のレビュー

CPU AMD Ryzen 3 4300U
AMD Ryzen 5 4500U
AMD Ryzen 7 4700U
コア/スレッド 3)4/4
5)6/6
7)8/8
メモリ 最大24GB
ストレージ デュアルストレージ SSD 最大1TB+512GB
ディスプレイ(14型) FHD IPS 光沢なし
HD TN 光沢なし
グラフィックス APU内蔵、AMD Radeon グラフィックス
OS Windows 10
セキュリティ Windows Defender、TPM、パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、スーパーバイザー パスワード、システム マネジメント パスワード、セキュリティ キーホール
生体認証 指紋センサー、顔認証
WiFi6 対応
サイズ 324x220x17.9mm~
重さ 1.59㎏~1.64㎏
バッテリー 最大14.8時間
価格 6.4万円~

AMD Ryzenの最新プロセッサー4000番台が搭載です。詳細は後述しますが、かなり高性能です。Ryzen 3は10万円クラスのパソコンに搭載されるCPUより性能が高く、Ryzen 5と7は、15万、20万クラスのパソコンに付いているCPUと同等か、それより性能がいいかもしれません。

メモリも最大24GBと大容量で、SSDはPCle-NVMeという高速データ転送が出来るモデルになっています。

ビジネス用ノートなのでセキュリティも豊富だし、指紋センサーに顔認証と生体認証も搭載可能だし。しかもWiFi6にも対応しているので、超高速通信が可能ですね。

何でこのスペックでこんなに安いんだ?と思ったので、粗を探してみました(笑)すると以下の3点があるので安いんだろうな、と結論付けました。

  1. 若干厚い
  2. 若干重い
  3. ドッキングステーションが使えない

まずサイズですが、縦横の寸法は324㎜x220㎜と小さめですが、厚さが17.9㎜となっています。14型のノートパソコンは15~16㎜が多いので、2~3㎜厚いです。

次に重さは1.59㎏~1.64㎏となっています。1.4㎏~1.5㎏が標準クラスなので、200gほど重たいですね。

ドッキングステーションを使うビジネスパーソンも結構いると思いますが、本機種では使えないです。ThinkPad E14 gen 2 インテルではThunderbolt 4が搭載しているので、利用する人はこちらがいいと思います。

また、ベゼルが若干大きいですが、ビジネスモデルは全体的に大きくなる傾向があるので、標準的だと思います。

ベゼルはそこまで気にならないにしても、重さや厚さが少し大きくても問題ない人は全然アリですね。

Lenovo公式ページ

ThinkPad E14 Gen 2の特徴

Lenovo thinkpad E14 Gen 2の外観

ディスプレイはフルHDで解像度が高いので見やすく、外観はさすがThinkPadと言った見た目です。ビジネス用って感じですね。

Lenovo thinkpad E14 Gen 2の外観・右横から Lenovo thinkpad E14 Gen 2の外観・サイズ

先ほど若干厚いと言いましたが、横から見ると厚く見えませんね。まぁ、厚いと言っても2~3㎜なので、あまり分からないですね。

Lenovo thinkpad E14 Gen 2の外観・厚さ・横から

厚さは17.9㎜なので、1円玉(20㎜)より若干小さい厚さです。縦横のサイズは324㎜x220㎜と、大学ノートA4サイズ(297㎜x210㎜)より横+2.7㎝、縦+1㎝になります。重さは約1.6㎏なので、カバンに入れて持ち運びもギリギリしやすいサイズです。

Lenovo thinkpad E14 Gen 2のディスプレイ・ThinkShutter

ディスプレイの上にある前面カメラのカバー・ThinkShutterも搭載可能です。カメラを使わない時は、隠しておきたいですよね。

生体認証もIRカメラ(顔認証)に指紋センサーが搭載できるので、セキュリティも上がるし、ログインが一瞬で終わります。

キーボード

Lenovo thinkpad E14 Gen 2のキーボード

ThinkPadのキーボードは、IBM時代から「タイピングがしやすい」と有名ですよね。打感が違うんですね。ThinkPadはキーストロークが2㎜前後と深いので、押しごたえがあるんですね。

打感が軽すぎず重すぎず、ちょうどいい打ち心地です。資料作成などで長時間タイプする人は、ThinkPadを使う人が多いですよね。

キーボードは、JISキーかUSキーが選べます。キーボード選べる会社って少ないので、嬉しいですね。ショートカットキーも使いやすいし、プログラミングの時もUSキーが使いやすいですよね。

また、キーボード上部のファンクションキー列に、テレワーク用のビデオ電話受信・終了ボタンが付いています。

Lenovo thinkpad E14 Gen 2のテレワーク用ボタン

テレカンが多い人は、使いやすいと思います。

ディスプレイ

Lenovo thinkpad E14 Gen 2のベゼル

ディスプレイは2種類で、FHD(250nit) IPS液晶 光沢なしと、HD TN液晶 光沢なしになります。

横にスクロールできます↓

光沢 液晶 輝度 コントラスト比 視野角
HD 無し TN 220nit 400:1 90度
FHD 無し IPS 250nit 700:1 170度
FHD フルハイディフィニション、解像度1920x1080
HD ハイディフィニション、解像度1366x768
TN液晶 視野角が狭いので画面が薄暗く見える角度もある
IPS液晶 視野角が広いので画面の角度を変えてもきれいに見える
光沢なし 映り込みが軽減された液晶
nit nitは輝度(明るさ)を表す単位で、250前後が標準です
コントラスト比 最少輝度(黒色)と最大輝度(白色)の差。比が高い方がメリハリのある色が表現できる

HDディスプレイを選ぶ人はほとんどいないと思いますが、画質が悪いと目が疲れやすいので辞めた方がいいですね。

フルHDは解像度も高く、画面がきれいなので断然おすすめです。

CPU

パソコンの頭脳であるプロセッサーは、AMD製のRyzenシリーズの最新版になっています。ここ最近のAMDは「打倒Intel」感が強いので、低価格高性能モデルで攻めていますね。

今回搭載のCPUは、以下の3点になります。

  • AMD Ryzen 3 4300U(2.7GHz)
  • AMD Ryzen 5 4500U(2.3GHz)
  • AMD Ryzen 7 4700U(2.0GHz)

下のグラフは本機種搭載のCPUと、その他CPUのPassMarkスコアの比較です。

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い

(グラフをタップすると数値が表示されます)

下4つの青グラフは最新世代のIntel製CPUで、Core i7は高性能モデルです。Ryzen 3ですらCore i7-10610Uという高性能CPUよりもスコアが高くなっています。

ちなみに一番上のi7-9700Kはデスクトップ用の高性能CPUなのですが、Ryzen 7はほとんどスコアに差がありませんね。

モンスタークラスのプロセッサーですね。

また、クロック数も2.7GHz~2.0GHzと高い数字になっています。クロック数は、数値が大きいと同時に処理できるデータ量が大きくなります。

コアとスレッドは、

  • Ryzen 3・・・4コア4スレッド
  • Ryzen 5・・・6コア6スレッド
  • Ryzen 7・・・8コア8スレッド

となっています。こちらもクロック数同様に、数値が大きいと処理できるデータ量が多くなります。

2コア4スレッドが標準的な性能なので、どのCPUを選んでも標準以上の性能です。

WiFi6

WiFi6は、5Gと並んで普及が進んでいる次世代通信規格です。WiFi5からいろいろと改善点はあるのですが、大きな点は通信速度です。

WiFi5は速度が6.9Gbpsなのですが、WiFi6は9.6Gbpsと約40%ほど速くなりました。

今後の標準規格なので、E14 Gen 2はこれから先も安心して使えます。

Lenovo公式ページ

メモリ

メモリは最大24GBと大容量で、DDR4 3200MHzと高性能になっています。

現在販売されているパソコンに搭載されているのは2400MHzが多いと思うのですが、E14 Gen 2は断然性能が高くなっていますね。単純にDDR4-2400より30%以上高速で処理できるので、表示速度も上がります。

オンボードに4GBか8GBのメモリ1つ、スロットにもう一つのメモリを設置するようになるので、オンボード8GBを選べば増設可能ですね。

ストレージ

ストレージにはハイエンドモデルに使われるM.2 PCle-NVMeのSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)になります。

一般的にPCle-NVMeとSATAというタイプのSSDがあるのですが、

SATA・・・データ転送速度の理論値が6Gbps
PCle-NVMe・・・データ転送速度の理論値が40Gbps

なので、高速で大きなファイルを扱えます。

ちなみにHDDより数十倍速いので、パソコンの起動も10秒ほどとかなり短いです。

OS

OSは、Windows 10 HomeとWindows 10 Proが選べます。

ProにはWindowsをカスタマイズするのに必要な機能や、複数のOSをインストールできるHyper-Vと言った機能があります。

セキュリティやチーム、会社のパソコンの管理をする人はProの機能があったほうがいいですね。

普通に個人で使う場合は、Homeで全然問題ないと思います。必要であればMicrosoft Storeでアップグレードが出来ます。

セキュリティ

さすがThinkPadですね。セキュリティが豊富です。

  • パワーオンパスワード・・・電源を入れた時のログインパスワード
  • ハードディスクパスワード・・・ハードウェアレベルでストレージにパスワードを設定
  • セキュリティキ―ホール・・・ワイヤーなどを繋げて持ち運びできないようにする
  • Windows Defender・・・Windows 10に搭載されているウイルスから保護するセキュリティ
  • スーパーバイザーパスワード・・・BIOSなどの設定を見たり変更する時のパスワード
  • TPM・・・独立して機能するセキュリティチップで、パスワードなどの情報を格納する

グラフィックス

グラフィックスは、3Dゲームや動画編集などの3Dグラフィックスが必要な事をする時に必要になります。

今回搭載のグラフィックスは、CPUごとに変わります。

  • Ryzen 3・Radeon RX Vega 5
  • Ryzen 5・Radeon RX Vega 6
  • Ryzen 7・Radeon RX Vega 7

性能は一般的なものになるので、標準アプリでの編集や軽いゲームであれば対応できますが、本格的な事をするには性能が足りません。

ただし、こういった編集をしないのであれば、あまり気にする必要もないですね。

インターフェイス

Lenovo thinkpad E14 Gen 2のインターフェイス

  • USB Type-C 3.1 Gen 1
  • USB 3.1 Gen 1
  • HDMI
  • マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
  • USB2.0
  • イーサネットコネクター(RJ45)
  • セキュリティロックスロット

LANケーブルも使えるし、HDMIポートもあるので外付けディスプレイにもケーブル1本で繋げますね。

ドッキングコネクターが使えないので配線が多い人はちょっと面倒かもしれませんが、使わない人であれば十分なインターフェイスになっています。

まとめ

最後にもう一度注意点を紹介します。

  1. 若干厚い(2~3㎜)
  2. 若干重い(200gほど)
  3. 若干ベゼルが太い(1㎜ほど)

あとはドッキングコネクターが使えない点ですね。

この部分を気にしないのであれば、コスパがかなり高いのでおすすめです。

最初にも言ったように、現在レノボではセールをやっていて機種によっては50%以上割り引かれています。E14 Gen 2は約6万円~9万円ほど割引になっているので、この機会をお見逃しなく。

Lenovo公式ページ