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    Lenovo ThinkPad E14 Gen 2 Intelのレビュー・第11世代CPU搭載の持ち運びがしやすいモバイルノート

    Lenovo ThinkPad E14 Gen 2 Intelのレビュー・第11世代CPU搭載の持ち運びがしやすいモバイルノート

    LenovoのThinkPadシリーズで人気のEシリーズで、インテル第11世代CPU搭載のモデルになります。

    Eシリーズはエントリークラスのビジネスモデルですが、性能も高く、本機種はThunderbolt 4にも対応していてドッキングステーションも使えるので、いろいろな機器に接続する人でも使いやすくなっています。

    EシリーズとThinkPadの上位モデルの違いは主に、

    • LTEがない
    • 筐体が数ミリ大きい
    • 数百グラム重い
    • バッテリー駆動時間が短い(と言ってもここ最近の機種は12時間~15時間)
    • 2Kや4Kディスプレイがない

    になります。

    これだけの違いで6~7万円安いので、お買い得です。

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    Lenovo ThinkPad E14 Gen 2(インテル)のレビュー

    Lenovo ThinkPad E14 Gen 2 インテルの外観 正面
    CPUIntel core i3-1115G4
    Intel core i5-1135G7
    Intel core i7-1165G7
    メモリ最大32GB
    ストレージSSD 最大512GB+1TB
    グラフィックスIris Xe
    NVIDIA GeForce MX450
    OSWindows 10 Home/Pro
    セキュリティWindows Defender、TPM、パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、スーパーバイザー パスワード、システム マネジメント パスワード、セキュリティ キーホール、ThinkShutter
    ディスプレイ(14型)FHD TN 光沢無し
    FHD IPS マルチタッチあり
    FHD IPS 光沢無し sRGB 100%
    無線WiFi6(カスタマイズで搭載可能)、Bluetooth v5.0
    有線LANポートあり(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)
    生体認証指紋センサー、顔認証(オプション)
    寸法324x220x17.9㎜
    重さ1.59㎏
    バッテリー最大12.6時間
    保証1年間
    価格6.9万円〜

    最新のインテル第11世代CPU搭載で、スペック的には全然エントリークラスになっていません(笑)。高めのスペックです。

    Eシリーズ初のThunderbolt対応(しかもThunderbolt 4!!)なので、ドッキングステーションも使え、室内で作業をするときに配線が多い人でも使いやすくなっています。

    ドッキングステーションとは、こういったやつ↓ですね。(ただしこれはThunderbolt 3対応です。一応リンクはここです)

    Thunderbolt対応ドッキングステーション

    CPUはCore i3, i5, i7と選べ、Core i5かCore i7を選ぶとIris Xeという最高の内蔵グラフィックスが搭載です。外部グラフィックボードのNVIDIA GeForce GTX 660並みの性能があり、簡単な画像・動画編集もできるほどの性能です。

    もしくはNVIDIA GeForce MX450も搭載できるので、こちらはGTX 1050Tiに迫る性能があります!かなりハイスペックです。

    メモリはDDR4 3200MHzで、市販されるノートパソコンに搭載される中で最速動作周波数、ストレージもM.2 PCIe NVMeという速度が速いものが搭載です。細かな部品までスペックが高いです。

    もちろんセキュリティも豊富で、米軍の物資調達規格・MILスペックのテストもクリアしているので、堅牢性は高いです。

    WiFi6はもちろん、RJ45(有線ポート)もあるのでインターネット環境は抜群、また、最新のThunderbolt 4に対応しているので、先々も困ることはないと思います。

    公式サイト

    ThinkPad E14 Gen 2(インテル)の特徴

    最大の特徴である11世代CPUですが、数字だけじゃなく実際の使い勝手も上がっています。

    こちらは例として11世代のCore i7と、このクラスでは最高のPassmarkスコアを出すRyzen 7 4800Uとの比較ですが、第11世代Core i7はエクセルは1.3倍速く、ワードは1.38倍、フォトショップは1.4倍、Google Chromeも1.15倍速く快適に使えるんです。

    Intel第11世代CPUのスペックIntelより>

    Passmarkスコアという性能を測るベンチマーク上はRyzen 7の方がスコアが高いのですが、実際に使用するとCore i7の方が多くのことでより高速に処理できています。

    Intel core iシリーズ第11世代のベンチマーク

    グラフィックスの詳細は後述していますが、グラフィックスは内蔵とは思えないほどの性能でかなり高性能です。

    Lenovo ThinkPad E14 Gen 2 インテルの外観 左斜め前から

    筐体はザ・ThinkPadといった見た目で、「出来るビジネスパーソン」が使っていそうな外観ですね。

    Lenovo ThinkPad E14 Gen 2 インテルの外観 背面Lenovo ThinkPad E14 Gen 2 インテルの外観 左側面

    寸法は幅324㎜、奥行き220㎜、そして厚さが17.9㎜と、ビジネスモデルとしては標準的なサイズです。

    大学ノートA4サイズ(297㎜x210㎜)と比べると、幅+2.7㎝、奥行き+1㎝と、ほとんど変わらないので、カバンに入れて持ち運びもしやすいです。

    重さも1.59㎏なので、毎日持ち運ぶ人でも問題ないと思います。

    Lenovo ThinkPad E14 Gen 2 インテルの外観

    指紋センサーは電源ボタンに統合されているので、電源を入れたらサインインができているし、顔認証(IRカメラ)もあるので、パソコンを開いたらすぐに使い始めることができます。

    Lenovo thinkpad E14 gen 2のプライバシーシャッター

    前面カメラにはPrivacyShutter搭載なので、使わないときには物理カバーを閉じでプライバシーを守ることができます。

    Lenovo ThinkPad E14 Gen 2 インテルの外観 180度開いた状態

    あまり機会はないですが、この様に180度開くこともできます。

    MILスペック

    ThinkPadシリーズは12項目の「米軍の物資調達規格」に準拠しており、200以上の品質チェックをした耐久性・堅牢性の高いパソコンになっています。

    有名な話ですが、ThinkPadは元々IBMのパソコン事業部門でそれをLenovoが買収したのですが、今でもThinkPadの研究開発は横浜にある大和研究所で行われています。一部のモデルは日本でも作られているし、安心の品質があります。

    WiFi6

    次世代通信規格のWiFi6(最大通信速度は9.6GB/秒)にも対応しており、高速通信、混雑したネットワークでも快適に使用することができます。

    WiFiはいわゆるWiFi5とWiFi6の2種類があり、たったの+1100円でWiFi6を搭載できるので必ず搭載しておきましょう。

    ここ最近は、ドコモが光ギガという最大10GB/秒の通信速度がある回線も提供しているので、ますます快適に使うことができます。

    キーボード

    Lenovo ThinkPad E14 Gen 2 インテル

    ThinkPadのキーボードはキーピッチも広く、特にキーストロークが深いので「タイピングがしやすいキーボード」として有名です。2㎜前後のキーストロークなので、打感がかなり良く、テンポよくタイピングできます。

    私は主にThinkPad E15 Gen2の15型を使っていますが、一度ThinkPadを使うとほかのパソコンには戻れないくらい打感が違います。

    Lenovo thinkpad E15 gen 2のキーボード・湾曲があり使いやすい仕様

    この赤いボタン(トラックポイント)は、ズームをしたり、ページをスクロールできるので、手がホームポジションから離れずにタイピングができます。

    ライターやプログラマー、資料作成が多い人は特に使いやすさが実感できます。

    Lenovo ThinkPad E15 Gen 2のキーボード ビデオ電話受信/終了ボタン搭載

    Fキー列にスカイプやZoomなどのインターネット電話用に受信・終了ボタンがあるので、テレカンが多い人は使いやすいです。

    Lenovo ThinkPad E14 Gen 2 インテルの外観 ビデオ電話をしているところ

    また、AIベースのノイズキャンセリング機能があるので、カフェなどの雑音が入るような場所でも比較的快適に通話ができます。

    CPU

    Intel Core i 第11世代CPU

    横にスクロールできます↓

    コード名
    Tiger Lake
    製造プロセスコア/スレッド
    キャッシュ
    グラフィックスベースクロック
    ターボ時
    TDP
    Core i7-1165G710nm
    SuperFin
    4/8
    12MB
    Iris Xe2.8GHz
    4.7GHz
    12~28W
    Core i5-1135G710nm
    SuperFin
    4/8
    8MB
    Iris Xe2.4GHz
    4.2GHz
    12~28W
    Core i3-1115G410nm
    SuperFin
    2/4
    6MB
    UHDグラフィックス3GHz
    4.1GHz
    12~28W

    スコアの目安

    • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
    • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
    • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
    • 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い

    (グラフをタップすると数値が表示されます)

    注)第11世代CPUから各メーカーが独自にTDP(熱設計電力)を設定できるため、同じCPUを搭載したパソコンでも性能が違うことがあります。

    Core i7は、ゲーミングPCや動画編集用のハイエンドノートパソコンに搭載されるCore i7-10750H(HはハイパフォーマンスモデルでUより上位モデルです)並みの性能です。かなりのハイスペックですね。

    Core i5もCore i7-10510Uより高い性能なので、並行作業もしやすく、エクセルを使いながら調べ物をして、Youtubeを見るなどのヘビーな使い方でも快適に使える性能です。

    こちらはレンダリングを行ってスコアを出すテストで、Cinebench R20です。

    こちらはさすがにCore i7-10750Hには及びませんが、それでもCore i5-10300H並みの性能で、Core i7とi5共にスコアは高いです。

    グラフィックス

    グラフィックスはCore i7とi5にIris Xeが、Core i3にはUHDグラフィックスが搭載です。外付けグラフィックボードのNVIDIA GeForce MX450も、選択できます。

    グラフをタップすると数値が表示されます。

    本機種を「がっつり動画編集用」に購入する方は少ないと思いますが、MX450は比較的性能が高く、編集もしやすくなっています。

    ただし、Core i5かi7を選んだ場合は高性能のIris Xe搭載なので、ビデオエディターやPowerdirectorなどの編集ソフトも快適に使えます。

    公式サイト

    メモリ

    メモリは現在市販されているパソコンに搭載される最高の周波数があり、DDR4 3200MHzが搭載です。

    周波数(MHz)が高いと処理速度が速いので、快適に作業ができます。

    ちなみにメモリはスロットが1つなので、今ついているメモリを外して大きなメモリに増設も可能です。

    ストレージ

    ストレージはM.2 PCIe NVMeのSSDでType 2242と2280の2種類がありますが、どちらもPCIe 3.0×4の高速モデルが搭載です。

    最大データ転送速度は32GB/秒とかなり速く、快適に使えます。ただし、実際のシーケンシャル速度はリード・ライト共に3000MB/秒くらいです。(それでもかなり速いです)

    パソコンの起動も12秒前後、とにかく速いです。

    また、OPALに対応しているストレージもあるので、セキュリティはより強固になっています。OPALとは自己暗号化ドライブのことで、ハードウェアレベルでデータを暗号化できます。

    ディスプレイ

    Lenovo ThinkPad E14 Gen 2 インテルの外観 ディスプレイ

    ディスプレイはすべてFHDですが、4種類あります。

    右にスクロールできます↓

    光沢液晶輝度コントラスト比色域視野角
    FHD無しTN220nit500:1NTSC 45%90度
    FHD無しIPS250nit800:1NTSC 45%170度
    FHD無しIPS300nit1200:1sRGB100%170度
    FHD
    マルチタッチ
    無しIPS300nit800:1NTSC 45%170度
    FHDフル・ハイディフィニション、解像度1920x1080
    TNコントラストが低く視野角も狭い液晶
    IPS視野角が広く、コントラスト比も比較的高く、自然な色合いが描写できる
    nit輝度(明るさ)を表す単位。250ニットくらいが標準
    光沢なし映り込みが軽減された液晶
    NTSC45%色域の規格で一般的なノートパソコンはすべてNTSC45%
    sRGB100%色空間の規格。Web用画像編集にも向いているほど高色域。NTSC換算すると72%ほど

    TN液晶は価格を抑えてビジネスモデルが買いやすくなるように選べるのですが、あまり良い液晶ではありません。IPS液晶を選んでもそこまで値段は変わらないので、長時間作業をする人や毎日使う人はIPSにした方がいいと思います。

    色域図

    またsRGB 100%のディスプレイも選択できるので、色域も高く、より詳細な色が描写されます。このグラフだけを見るとあまり高い色域じゃ無いように見えますが、一般的なディスプレイはNTSC45%で、sRGB100%はNTSC72%相当なのでかなりの差があります。

    セキュリティ

    ビジネスモデルの本機種は、セキュリティが豊富で堅牢です。

    • パワーオンパスワード・・・電源を入れた時のログインパスワード
    • ハードディスクパスワード・・・ハードウェアレベルでストレージにパスワードを設定
    • スーパーバイザーパスワード・・・BIOSなどの設定を見たり変更する時のパスワード
    • セキュリティキ―ホール・・・ワイヤーなどを繋げて持ち運びできないようにする
    • Windows Defender・・・Windows 10に標準搭載されているウイルスから保護するセキュリティ機能
    • TPM・・・独立して機能するセキュリティチップで、パスワードなどの情報を格納する
    • ThinkShutter・・・前面カメラのカバー

    インターフェイス

    Lenovo ThinkPad E14 Gen 2 インテルのインターフェイス
    1. USB Type-C 3.1 Gen 1 (Thunderbolt 4対応)
    2. Powered USB 3.1 Gen 1
    3. HDMI
    4. マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
    5. USB 2.0
    6. イーサネットコネクター(RJ-45)
    7. セキュリティキーホール

    インターフェイスは若干少ないですが、必要最低限のものが搭載しており、Thunderbolt対応のドッキングステーションを使えばいろんなものに接続できるので、十分かと思います。

    Thunderbolt 4の特徴はこのようになります。

    • Powerdelivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
    • 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
    • PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000MB/秒
    • 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
    • 8K出力にも対応
    • USB4.0規格に準拠

    Thunderbolt対応ドッキングステーションは安くないですが、1つあれば先々も十分なので、ケーブルが多い人は検討してもいいかと思います。

    最後に

    Thunderbolt 4が搭載されたのは、すごく助かりますね。今までEシリーズはドッキングステーションに対応していなかったのですが、これで配線が多い人でも簡単に装脱着できます。

    全体的なスペックはかなり高いので、これで困る人は少ないと思います。というか、最新機能・最新性能が詰め込まれているので、満足すると思います。

    公式サイト