Lenovoにはいろんな種類がありますが、その中でもビジネスノートパソコンであるThinkPadはビジネスパーソンに人気で、執筆・資料作成が多い人やクリエイティブワーカーにも向いています。
種類も豊富で、低価格モデルのThinkPad Eシリーズから、最上位モデルのThinkPad X1やワークステーションのPシリーズなどがあります。
でも種類が多すぎて、どれを選んだらいいか分からないという欠点もありますよね。
我が家ではThinkPad, IdeaPad, Yoga, Legion(ゲーミングGen 11PC)を使っているので、詳細な比較ができるのでご紹介していきます。
Contents
ThinkPadの特徴
レノボThinkPadには、これだけの種類があります。
総合性能 | 特徴 | |
X/X1 シリーズ | 薄型軽量、標準スペックでもハイスペック・ハイエンドモデル | |
Zシリーズ | Z世代向けの新しいThinkPad。SDGs(持続可能な開発目標)を意識したモデル | |
X1 Yogaシリーズ | ハイエンドモデルの2 in 1 PC | |
Tシリーズ | 軽量・ハイスペックだが、Xシリーズより1~2㎜大きいため中価格 | |
ThinkBookシリーズ | IdeaPadの外観にThinkPadのビジネススペックが搭載 | |
Eシリーズ | 2023年モデルは低価格で高性能。文句なしです | |
Lシリーズ | 性能ははそこそこ高く、メモリ最大64GBと大容量だが大きな筐体 | |
Pシリーズ | 開発者向けのワークステーション。画像・動画編集・CADや分析などに向いている |
人気があるのは、Xシリーズ、Yogaシリーズ、Tシリーズ、Eシリーズで、高性能ビジネスモデルのPは、エンジニアやクリエイター向けのワークステーションです。
Zシリーズは2022年6月に販売開始した新モデルで、Z世代にアピールしているNew ThinkPadです。
また下のスクショを見て欲しいのですが、これはシリーズの型番です。
レノボではパソコンのバージョンが上がるたびに数字が大きくなります。(時々画面サイズで数字が変わります)
以前は470→480→490といった具合に名称が変わっていましたが、最近はGen 1、Gen 2と世代(Gen)で分けられており、プロセッサー名も書いてあるので分かりやすくなっています。
また、末尾にSが付くモデルは薄型(スリムのS)なので、Sが無いモデルよりも小型軽量ですが、価格も若干上がります。
セキュリティ
ThinkPadのノートパソコンはビジネスモデルとだけあって、他のシリーズにない強固なセキュリティが標準装備されており、全方位から備えるサイバーセキュリティのThinkShieldによって守られています。(詳しくは、公式サイトをどうぞ。)
主に以下の様なセキュリティがありますが、モデルにより細かな点が変わります。
- TPM
- Windows Defender
- ThinkShutter
- FIDO認証
- Privacy Guard
- ハードディスクパスワード
TPM | Trusted Platform Moduleの略で、OSや他のハードウェアから独立して機能するセキュリティチップの事です |
Windows Defender | マルウェア対策や、フィッシング対策もしてあり、危険なページやアプリを実行しようとするとブロックし、警告を出してくれるし、ランサムウェアの検出テストでは失敗無しの検出率。 |
ThinkShutter | パソコンの内蔵カメラを物理的に隠すシャッター |
FIDO認証 | Fast Identity Onlineの略で、今までのパスワードにとって代わる新しい認証技術・多要素認証の一つ。ただし、2023年現在、全然見ない |
Privacy Guard | 出先やカフェなどで使っている時に、横からのぞき見できないように視野角を狭くする機能です。Privacy ShutterがONだと正面から以外は暗く(黒く)見えるので、のぞき見されにくいです。 |
ハードディスクパスワード | ストレージにハードウェアレベルでパスワードを設定できるので、パソコン内部のデータが盗み見られる可能性がかなり減ります |
MILスペック準拠
MIL規格(MIL-STD-810H)と言う米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。
極上のキーボード
トラックポイントとは、キーボードの真ん中に付いている赤いボタンで、ページをスクロールしたり、部分的に拡大表示にしたりするボタンです。これがあるので指がホームポジションから離れずにパソコンを使えるので、慣れたらかなりタイピングが早くなります。
また、ThinkPadのキーボードはタイピングしやすいと有名です。
なぜThinkPadはタイピングしやすいかというと、キーピッチ(キーの中央から隣のキーの中央までの距離)が広く、キーストローク(キーの押し込み具合)が2㎜前後と深いので打鍵感がいいんですよね。
IdeaPadなどの他の機種や多くの他社製品は、キーストロークが1㎜~1.3㎜前後と浅いので、押しごたえが無くカチャカチャ軽い音がなる感じですね。
キーボードは打感が軽すぎても打ちにくいし、重すぎても打ちにくいのですが、ThinkPadはちょうどいいんです。
Thinkpadは元々IBM時代に日本で開発され、今も継続して横浜のみなとみらいにある大和研究所で作られている、こだわりの機種なんです。
保証・サポート
Lenovoは標準保証で「1年間引き取り修理」があり、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、保証は最長5年まで延長できます。
ビジネスモデルのみ「オンサイト修理」と「プレミアサポート+翌日オンサイト修理」という保証やサポートにアップグレードできます。
「オンサイト修理」は万が一の時にPCをLenovoの工場に送ることなく、技術員が直接家や会社に来て修理をしてくれるので、セキュリティ的にも安心だし楽です。
プレミアサポートは24時間365日、ハイスキルな専任エージェントが対応してくれるものです。標準サポートは朝9時から夕方6時までで、通常、第1第3日曜日が休みです。(月により祝日も休み)
他にも、盗難紛失、水濡れなどの通常保証ではカバーされない損傷を保証するADP(アクシデント・ダメージ・プロテクション)や、ハードディスク返却不要サービス、内蔵バッテリー交換サービスなどもあります。
価格
価格はカスタマイズによっても変わるのですが、おおよそのセール時の価格帯を紹介します。
高い(15万以上) | X1シリーズ・Zシリーズ |
Xシリーズ・Pシリーズ | |
Tシリーズ | |
Lシリーズ | |
安い(8万円~) | Eシリーズ |
注)Xシリーズでも昔の機種は約9万円~からあります。Lシリーズは量販店で販売されることが多く、割引非対象機種が多いので高いものもあり
2021年以降、CPU性能がかなり上がっているので、おすすめスペックはこれになります。(202年モデル以前を買うなら、Core i5/Ryzen 5以上)
・CPU・・・Intel core i3以上(AMD Ryzen 3以上)
・メモリ・・・8GB以上
・ストレージ・・・SSD 256GB以上
ライトユーザーがプライベートで使うのだったらこれ以下のスペックでもいいですが、ビジネスモデルなので上記数字を目安にしてみて下さい。
簡単にですが、スペックの役割を紹介します。
- CPU・・・PCの頭脳
- メモリ・・・作業テーブル(大きいと作業しやすい=PCが快適に動く)
- ストレージ・・・収納
それでは以下にて人気機種を紹介していきますが、ThinkBookは一応ThinkPADではないので、別のページで比較しています。また、後継モデルが出た場合は旧モデルを削除していますが、旧モデルでもお得なものや人気がある機種、そしてコスパが高いものは残しています。
Lenovo ThinkPad X/X1シリーズ
まずは一番性能の高いX1とXシリーズの紹介です。両者はどちらもハイエンドモデルですが、X1シリーズは主に14インチと16インチ、Xシリーズは13.3インチになります。
また、X1シリーズは基本的に高性能なスペックになっていますが、Xシリーズは「カスタマイズ」からスペックを上げないとX1シリーズの様にならないモデルがあります。
最新機種のみを紹介しているので、全ての機種を確認するにはThinkPad Xシリーズの全てをどうぞ。
ThinkPad X1 Carbon Gen 11
最新の13世代インテルを搭載し、その他のスペックも最新最先端を行っており、総合的に完成された機種です。重さも1.12㎏からとかなり軽く、バッテリー駆動時間は最大約28.5時間です!
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U Core i7-1370P |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS 2.2K IPS 2.8K OLED |
OS | Windows 11 Home/ Pro Windows 11 Pro(Windows 10へのダウングレード権行使) |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | FHD、FHD&IRカメラ、FHD&IRカメラ、MIPI |
重さ | 1.12㎏~ |
バッテリー | 最大約28.5時間 |
価格 | 20.7万円~ |
ThinkPad X1 Nano Gen 3
13インチで最軽量モデルが966.5gからと、ThinkPad最軽量モデルです。軽いだけじゃなくパワフルなスペックで、MILスペックに準拠した堅牢性もあります。バッテリー駆動時間も長く、毎日PCを持ち運ぶ人にピッタリの機種です
CPU | Core i5-1340P/1350P Core i7-1360P/1370P |
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メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(13型) | 2K IPS タッチあり |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | FHD 1080p+IRカメラ、MIPI(人勧検知機能)モデルあり |
重さ | 966.5g~ |
バッテリー | 最大約19.7時間 |
価格 | 22.1万円~ |
ThinkPad X1 Yoga Gen 8
13世代インテルCPU搭載で、ハイエンド中のハイエンド2 in 1 PCになります。CPUやメモリ性能だけでなく、筐体の素材やカメラ、マイクなど全体的に高品質です。付属のペンは筐体内部に収容箇所があり、失くすことも少ないと思います。
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U Core i5-1340p(未発売) Core i7-1370P(未発売) |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS 光沢なし WQUXGA OLED 反射防止 |
OS | Windows 11 Home/ Pro Windows 11 Pro(Windows 10へのダウングレード権行使) |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE/5G |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | FHD 1080p |
重さ | 1.38㎏~ |
バッテリー | 最大約27.7時間 |
価格 | 22.9万円~ |
ThinkPad X13 Gen 4 intel
すでにコンパクトで軽量だった旧モデルからさらに小さくなり、重さも1.09㎏からと羽のような軽さです。ハイエンドなモバイルPCで、性能も機動性は抜群です。それでいて、9.9万円からと低価格です
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS 2.8K OLED |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE/5G |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | HD、FHD、500万画素 |
重さ | 1.09㎏~ |
バッテリー | 最大約22.9時間 |
価格 | 9.9万円~ |
ThinkPad X1 Fold 16.3型
折り畳み可能なPCで、パソコンを広げると16.3型、半分をキーボードにしたら12型となり、Bluetooth接続のキーボードもあるので、がっつり作業もできます。旧モデルはスペックが低く使いにくかったですが、本機はいろんな面で悪かったところが改善されています
CPU | Core i5-1230U/1240U Core i7-1250U/1260U |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(16.3型) | 2.5K OLED タッチ |
無線 | Wi-Fi 6、5G搭載可能 |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 500万画素+IRカメラ |
寸法(幅×奥行×高さ) | 345.7 ×276.2 × 8.6㎜(本体のみ) 276.2 × 176.2 × 17.4㎜(折り畳み時) |
重さ | 約1.26㎏(タブレット本体) 約1887g(キーボード_スタンド付き) |
バッテリー | 最大約14.7時間 |
付属 | 執筆時現在)プレシジョンペン、スタンド、キーボード |
価格 | 59.2万円~(割引前価格) |
ThinkPad X13s Gen 1
13.3型で1060gと超軽量、そしてバッテリー駆動時間が最大31.2時間とかなり長いです。SoC搭載とは言え、性能もそこそこ高く、ビジネス用途でも十分使えます。5G LTE sub6とミリ波にも対応しており、機動性は抜群です
CPU | Qualcomm Snapdragon 8cx Gen 3 |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS液晶 光沢なし sRGB 100%など |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、5G LTEあり、Bluetooth 5.2 |
その他 | 指紋センサー/顔認証あり、500万画素 RGBカメラ、IRカメラあり |
重さ | 1.06㎏~ |
バッテリー 電源 |
最大31.2時間 45W/65W |
保証 | 1年間 |
価格 | 15.8万円 |
ThinkPad X1 Extreme Gen 5
現行最高スペックで、ディスプレイの品質も最高クラスと非の付け所がありません。これ以上の機種は見当たらないと思います。本格派向けのクリエイターPCです
CPU | Core i7-12700H/12800H Core i9-12900H |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | RTX 3050 Ti RTX 3060 RTX 3070 Ti RTX 3080 Ti(Core i9) |
ディスプレイ(16型) | WUXGA / WQXGA / WQUXGA IPS 光沢なしAdobe RGB 100%あり |
OS | Windows 11 Home / Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、5G LTE |
その他 | 指紋センサー、顔認証、Dolby Atmos、FHD Webカメラ |
重さ | 1.88㎏~ |
バッテリー | 4セル・90Wh |
電源 | 170W/230W |
ペン | Lenovo presicion Pen 2購入可能 |
価格 | 32.7万円~ |
ThinkPad X13 Yoga Gen 4
13世代CPU搭載で、メモリやストレージも最新、そして基本性能が高い2 in 1 PCになります。Wi-Fi 6EにLTEにも対応、WEBカメラも高画質です。ThinkPad Pen Proが付属しており、筐体に収納できるので失くす心配もありません
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | FHD、500万画素 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 301.7 × 214.6 × 16.4mm |
重さ | 1.21㎏~ |
バッテリー | 最大約22.6時間 |
付属 | Lenovo内蔵ペン |
価格 | 21.7万円~ |
ThinkPad X13 Gen 3 AMD
Ryzen PRO 6000シリーズ搭載の本機種は、メモリやSSDも最新で、スペックが高いです。X1シリーズよりも若干ベゼルが太めですが、1.19㎏と軽く、バッテリーも16.2時間と長いです。13.3型ですが画面アスペクト比が16:10と縦に長いので、14インチ以上の情報が表示されます。
CPU | Ryzen 5 PRO 6650U Ryzen 7 PRO 6850U |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA、WQXGA IPS 16:10 |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、LTEあり、Bluetooth 5.2 |
生体認証 | 顔認証(オプション)、指紋センサー |
Webカメラ | 720p、1080p |
重さ | 1.19㎏~ |
バッテリー 電源 |
41Whr・16.2時間 54.7Whr・? 45W、65W |
価格 | 14.5万円~ |
ThinkPad Zシリーズ
work-from-anywhere(どこからでも働ける)を実践するThinkPad Zシリーズは、Z世代や今までThinkPadを使わなかった人にもアプローチした機種で、今までのThinkPadと一味違う機種になっています。
再生アルミニウムや再生プラスチックを使用したりと、サステナビリティを実践する機種です。
詳しくは「Zシリーズの特徴とレビュー」をどうぞ。
ThinkPad Z13 Gen 1(AMD)
標準スペックでも高性能パーツが搭載しており、「間違いない構成」になっています。キーボードが筐体の端から端まで広がっており、タイプしやすい幅とキーになっています。画面アスペクト比が16:10と縦に長く作業効率もアップ。軽量コンパクトで、バッテリー駆動時間は最大22.8時間!
CPU | Ryzen 5 PRO 6650U Ryzen 7 PRO 6860Z |
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メモリ | LPDDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS 光沢なし タッチあり WQXGA+OLED タッチ |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE、Bluetooth 5.2 |
その他 | 指紋センサー、顔認証、1080p、IRカメラ、ドルビーアトモス、 |
カラー | ブラックビーガンレザー+ブロンズ アークティックグレー |
重さ | 1.19㎏~ |
バッテリー | 最大約22.8時間 |
価格 | 21.7万円~ |
ThinkPad Z16 Gen 1(AMD)
16インチの大型で、Ryzen 6000 Hシリーズ搭載、メモリはLPDDR5、SSD PCIe 4.0と最新スペック満載です。ディスプレイも4K OLEDが選択可能で、Radeonグラフィックボードもあります。性能はすごく高く、+アルファもあり、おしゃれな機種です
CPU | Ryzen 5 PRO 6650H Ryzen 7 PRO 6850H Ryzen 9 PRO 6950H |
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メモリ | LPDDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス Radeon RX 6500M |
ディスプレイ(16型) | WUXGA IPS タッチあり WQUXGA OLED タッチ |
OS | Windows 11 Home |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE |
その他 | 1080p Webカメラ、顔認証、指紋センサー、ドルビーアトモス |
重さ | 1.81㎏~ |
バッテリー | 72Whr・最大約25.9時間 |
価格 | 25.2万円~ |
ThinkPad Tシリーズ
Tシリーズは比較的低価格なのに、スペックが高くインターフェースも豊富な機種になります。
LTE(SIMカードを入れてパケット通信ができる)搭載機種を選べるので、基本的に外出が多い人をターゲットに作られているものが多いです。
中価格帯のビジネスノートをお探しの人は、こちらがおすすめです。
最新機種のみ紹介しているので、全ての機種はTシリーズの特徴とおすすめ機種で確認できます。
ThinkPad T14 Gen 4 Intel
このスペックで11万円台からとかなり低価格で、Tシリーズと言うかThinkPad全体でもおすすめの機種です。最新スペック満載で最大メモリも大きく、LTEや500万画素Webカメラも搭載可能です。バッテリー駆動時間が最大約21.7時間と長く、14インチで1.32㎏と軽量です
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
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メモリ | 16/32GB(最大40GB) |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS 2.2K IPS 2.8K OLED |
通信 | Wi-Fi 6E、4G LTE、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証あり |
WEBカメラ | FHD 1080p+IRカメラ 5MP+IRカメラ |
バッテリー | 最大約21.7時間 |
価格 | 11.4万円~ |
ThinkPad T14s Gen 4 Intel
インテル第13世代CPU搭載でメモリは最大32GB、SSDが2TBと大容量で、全体的なスペックが高い機種です。16:10の画面アスペクト比で、14インチでも15.6インチ並みの情報が表示でき、1.25㎏~、バッテリーは最大24.5時間と機動性が高い機種です
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
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メモリ | LPDDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS 光沢なし タッチあり 2.2K IPS 2.8K OLED |
無線 | Wi-Fi 6E、4G/5G |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | FHD、500万画素+IRカメラ |
重さ | 1.25㎏~ |
バッテリー | 最大約24.5時間 |
価格 | 14.7万円~ |
ThinkPad T16 Gen 2 Intel
持ち運び向けの16インチで、約1.68㎏からと軽く、最大バッテリー駆動時間は31.9時間と超ロングランです。全体的な性能も高く、がっつり作業をしたい人に合います。USB4(Thunderbolt 4対応)も2つあり、据え置き用としても使いやすいです
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
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メモリ | 40GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(16型) | WUXGA IPS 光沢なし WQUXGA OLED 反射防止 |
通信 | 1ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6E、LTE |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー(オプション) |
WEBカメラ | HD FHD/5MP+IRカメラ |
バッテリー | 最大約31.9時間 |
価格 | 15.7万円~ |
ThinkPad T14 Gen 3 AMD
スリムタイプのT14s Gen 3よりも軽量で低価格、ただし、スペックは同等クラスに高いです。筐体が樹脂素材なので若干安いので、この点にこだわらない人は格安にハイスペック機種を購入できます
CPU | Ryzen 5 PRO 6650U Ryzen 7 PRO 6850U |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA、2.2K、WQUXGA IPS 光沢なし マルチタッチあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 有線 |
Wi-Fi 6E、4G/5G LTE 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | 720p/1080p |
重さ | 1.21㎏~ |
バッテリー | 39.3Whr/約14.4時間 52.5Whr/最大21.1時間 |
価格 | 13万円~ |
ThinkPad T14s Gen 3 AMD
画面アスペクト比が16:10と縦に長く、14インチで1.22㎏と軽量、バッテリー駆動時間も20時間越えと、性能が高い機種です。最新のRyzen 6000シリーズ搭載で、メモリやSSDも最新。持ち運びが多い人向けの機種です
CPU | Ryzen 5 PRO 6650U Ryzen 7 PRO 6850U |
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メモリ | LPDDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA、2.2K IPS 2.8K OLED |
OS | Windows 11 Pro/Home |
無線 | Wi-Fi 6E、4G/5G LTEあり |
その他 | 顔認証、指紋センサー、1080p WEBカメラあり |
重さ | 1.22㎏~ |
バッテリー 電源 |
57Whr・最大22.98時間 45W/65W |
価格 | 15.7万円~ |
ThinkPad T16 Gen 1 AMD
1つ前に紹介した機種のAMDモデルで、似た様なスペックですが、グラフィック性能がかなり高く、2.5Kディスプレイもあり、クリエイターにも使いやすいし、Office系アプリを多用する人にも向いています
CPU | Ryzen 5 PRO 6650U Ryzen 7 PRO 6850U |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(16型) | WUXGA、WQXGA |
通信 | Wi-Fi 6E、4G LTE、イーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
重量 | 約1.65㎏~ |
バッテリー | 最大約17.3時間(52.5Whr時) |
価格 | 15.3万円~ |
ThinkPad Eシリーズ
Eシリーズはエントリーモデルなので7万円台からありますが、安いからと言って性能が低いというわけではありません。ただし他のシリーズの様に、あれもこれも機能が付いているわけではないです。
2023年モデルから、画面アスペクト比が16:10と縦に長くなった機種が販売しているので、他のThinkPadの様に使い勝手も高いです。
新製品を紹介しているので、Eシリーズ全機種のまとめで全ての機種を確認できます。
ThinkPad E16 Gen 1 AMD
全体的なスペックは中の上と、この価格にしては高めで、メモリやストレージの増設もできるので、安くスペックアップができます。画面アスペクト比が16:10と縦に長いので17インチ並みの情報が表示され、より使いやすくなっています
CPU | Ryzen 3 7330U Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | SSD×2 |
ディスプレイ(16型) | WUXGA/WQXGA IPS タッチあり |
通信 | Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー/顔認証(オプション) |
WEBカメラ | FHD、FHD+IRカメラ |
重さ | 1.77㎏~ |
バッテリー | 最大約20.7時間 |
価格 | 7.9万円~ |
ThinkPad E14 Gen 5 AMD
下位モデルのRyzen 7000シリーズ搭載ですが、CPU性能は高く、メモリやストレージの容量も十分です。画面アスペクト比が16:10になり、14インチでも15.6インチ並みの情報が表示可能です。Wi-Fi 6Eにも対応し、Webカメラは高画質FHD、指紋センサーや顔認証も搭載可能です。
CPU | Ryzen 3 7330U Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | 最大SSD ×2 |
ディスプレイ(14型) | WUXGA/2.2K IPS 光沢なし、タッチあり |
通信 | Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証あり |
重さ | 約1.41㎏~ |
バッテリー | 最大約20.9時間 |
価格 | 7.9万円~ |
ThinkPad E14 Gen 5 Intel
過去の欠点をすべて解消し、上位モデルに近づいた最新機種です。画面アスペクト比が16:10と縦に長く、1.41㎏と標準的な重さ、そしてイーサネットもThunderbolt 4も搭載と、外出用でも据え置き用でも使いやすい機種です。このスペックで8.1万円からと安いです
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U Core i7-1355U Core i5-1340P Core i7-1360P |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | 最大SSD ×2 |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS 光沢なし、タッチあり |
通信 | Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証あり |
WEBカメラ | FHD 1080p、FHD+IR |
重さ | 約1.41㎏~ |
バッテリー | 最大約15.4時間 |
価格 | 8.1万円~ |
ThinkPad E16 インテル
ThinkPad初の画面アスペクト比が16:10の機種で、Thunderbolt 4も初めて搭載しています。スペック的に「低価格モデル」と呼べないスペックになっていますが、価格は8万円台からとかなり安いです
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U Core i7-1355U Core i5-1340P Core i7-1360P |
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メモリ | 最大24GB |
ストレージ | SSD×2 |
ディスプレイ(16型) | WUXGA/WQXGA IPS タッチあり |
通信 | Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー/顔認証(オプション) |
WEBカメラ | FHD、FHD+IRカメラ |
重さ | 1.76㎏~ |
バッテリー | 最大約13.9時間 |
価格 | 8.1万円~ |
ThinkPad E15 Gen 4 Intel
旧モデルからマイナーアップデートされた機種で、インテル12世代CPU搭載です。WebカメラにFHD画質が追加されたり、Wi-Fi 6EやGeForce MX550が搭載可能です。1.78㎏と重たいので、持ち運びが多い人よりも、据え置き用のノートパソコンを探している人に合います
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U/1240P Core i7-1255U/1260P |
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メモリ | 最大40GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス NVIDIA GeForce MX550 |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS |
OS | Windows 11 Home / Pro |
無線 | Wi-Fi 6/6E ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証(オプション) |
WEBカメラ | 720p、1080p |
重さ | 1.78㎏~ |
バッテリー | 45Whr 最大12.6時間 57Whr 最大15.6時間 |
価格 | 8.8万円~ |
ThinkPad E15 Gen 4(AMD)
Ryzen 5000シリーズのリフレッシュ版CPU搭載で発熱が下がったCPUです。メモリは最大40GBと大きく、特に大きなメモリが必要だという人に合います。生体認証もあり、FHD Webカメラも搭載可能です
CPU | Ryzen 3 5425U Ryzen 5 5625U Ryzen 7 5825U |
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メモリ | 最大40GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS液晶 マルチタッチあり、sRGB 100%あり FHD TN液晶 |
無線 | Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 |
有線 | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
その他 | 指紋センサー、IRカメラあり、1080p Webカメラ搭載可能 |
重さ | 1.78㎏~ |
バッテリー | 最大16.7時間 |
価格 | 8.1万円~ |
ThinkPad Pシリーズ
Pシリーズはワークステーションで、開発者向けのシリーズです。
例えば動画を作る、設計図をCGで描く、長時間の処理が必要な研究、エラーが出ては困る作業をする人などをターゲットに作られています。
CPUに業務用サーバーやワークステーションに特化したXeonを選べ、ECCメモリと組み合わせることによって、システム全体の信頼性を向上できます。ただし、2021~22年頃からCPUの性能がかなり上がってきたので、ここ最近Xeonを搭載できる機種は見かけません。
一般的なパソコンにはグラフィックボードにGeForce(3Dゲーム/DirectXに最適化)が使われますが、本機種では旧称Quadro(CADなどの専門的な高度な技術計算/OpenGLに最適化)が搭載です。
また、ISV(独立系ソフトウェアベンダー)により、アプリケーションとの互換性や安定稼働、高い運用性をテストされてISV認証を取得しているので、不具合が絶対に許されないプロの現場でも安心して使えます。
以下にて最新機種を紹介しますが、モバイルワークステーションの全機種は「Pシリーズ全機種の比較」で確認できます。
ThinkPad P1 Gen 6
機動性を高めつつ、性能も最高峰まで上げられる機種です。ワークステーションにしてはコンパクトで軽量なので、外出先でも高負荷な作業をする人に合います
CPU | Core i7-13700H/13800H Core i9-13900H |
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メモリ | 最大96GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | RTX A1000 RTX 2000/3500/4000/5000 ada Geforce RTX 4060/4080/4090 |
ディスプレイ(16型) | WUXGA IPS WQXGA IPS WQUXGA OLED |
LAN | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | なし/FHD/5MP |
バッテリー 電源 |
最大約19.5時間 170/230W |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 34.4万円~ |
ThinkPad P16 Gen 2
2023年のLenovoノートパソコン最高峰の機種で、これより高いスペックの機種は出ないんじゃないかなと思います。16インチで約3㎏と重たいですが、LTEも搭載可能で現場作業にも向いています。ただし、ストレージが異常に高く、購入する人も限られると思います
CPU | Core i5-13600HX Core i7-13700HX Core i7-13850HX Core i9-13980HX Core i9-13950HX |
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メモリ | 最大192GB |
ストレージ | SSD ×2 |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス Intel Arc Pro A30M RTX A1000 RTX 2000/3500/4000/5000 ada |
ディスプレイ(16型) | WUXGA/WQXGA IPS 光沢なし WQUXGA OLED 光沢なし |
無線 | Wi-Fi 6E、LTE |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 1080p FHD、IRカメラ搭載モデルあり |
重さ | 約2.95㎏~ |
価格 | 30.4万円~ |
ThinkPad P16v
ミドルハイクラスのスペックで、低価格です。インターフェイスが若干乏しいですが、Thunderbolt 4対応ドックを持っていたら大丈夫かと思います。ディスプレイの輝度が300ニトか800ニトと極端に分かれているので、屋外でも使う人は+5万円ほどかかります
CPU | Core i5-13500H Core i7-13700H/13800H Core i9-13900H |
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メモリ | 最大96GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス RTX A500 RTX A1000 RTX 2000 Ada |
ディスプレイ(16型) | WUXGA IPS 300nit WQUXGA IPS 800nit |
無線 | Wi-Fi 6E、LTE |
生体認証 | 指紋センサー(標準)、顔認証(オプション) |
WEBカメラ | 1080P/500万画素 |
バッテリー 電源 |
最大約20.18時間 170W |
価格 | 20.7万円~ |
ThinkPad P16s Gen 2 Intel
16インチで1.7㎏と軽く、持ち運び兼据え置き用として使いやすい機種です。ワークステーションとしてはエントリークラスで、2DCADや簡単な3DCADを扱う人、また学生にも合います
CPU | Core i5-1340P/1350P Core i7-1360P/1370P |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス NVIDIA RTX A500 |
ディスプレイ(16型) | WUXGA IPS タッチあり WQUXGA OLED |
OS | Windows 11 Home/Pro |
通信 | Wi-Fi 6E、4G LTE、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
重さ | 1.7㎏~ |
バッテリー | 最大約16.7時間 |
価格 | 20.2万円~ |
ThinkPad P14s Gen 4 Intel
持ち運び用のワークステーションで1.34㎏と軽く、最大18.1時間のバッテリー駆動時間があります。コンパクトな機種でもあるので機動性を重視している分、大きな筐体に比べ若干性能が劣ります
CPU | Core i5-1340P/1350P Core i7-1360P/1370P |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス NVIDIA RTX A500 |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS タッチあり 2.2K IPS 2.8K OLED |
通信 | Wi-Fi 6E、4G LTE、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
重さ | 1.34㎏~ |
バッテリー | 最大約18.1時間 |
価格 | 17.8万円~ |
ThinkPad P16s Gen 1 AMD
Ryzen PRO 6000シリーズ搭載で、メモリやストレージも最新スペックになっています。グラボがないですが、内蔵グラフィックの性能が高く、学生や簡単なCAD、画像編集などをするクリエイターに向いています
CPU | Ryzen 5 PRO 6650U Ryzen 7 PRO 6850U |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(16型) | WUXGA(1920×1200) IPS液晶 タッチあり WQXGA(2560×1600) IPS液晶 省電力パネルあり |
OS | Windows 11 Pro/ 10Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE、Bluetooth 5.2 |
有線 | ギガビットイーサネット(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T) |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証あり |
内蔵カメラ | HD 720p / FHD 1080p |
重さ | 1.73㎏ |
バッテリー | 最大20.5時間 |
価格 | 16.5万円~ |
ThinkPad P14s Gen 3 AMD
高性能・低発熱のRyzen 6000シリーズが搭載で、最新スペックが満載の機種です。iGPU性能が高いのでインテルモデルの様にビデオカードはありませんが、発熱が低くバッテリー駆動時間も長い、そしてたったの1.28㎏からと軽量です
CPU | Ryzen 5 PRO 6650U Ryzen 7 PRO 6850U |
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メモリ | LPDDR5 32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA/WQUXGA IPS タッチあり |
通信 | Wi-Fi 6E、LTEあり、ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 720p、1080p+IRカメラ |
重さ | 1.28㎏~ |
バッテリー | 最大21.7時間 |
価格 | 15万円~ |
Thinkpad Lシリーズ
ThinkPad Lシリーズは一部のワークステーションを除き、唯一64GBメモリが搭載できるシリーズです。モデルによっては、旧モデルのスペックが搭載していたり、量販店で販売されることが多いです。
また、Lシリーズは基本的に、カスタマイズをして自分の好みのスペックにする機種なので、しっかりスペックを確認して購入する費用があります。
最新機種のみ紹介しているので、Lシリーズの全ての機種は「Lシリーズ全機種の比較」からどうぞ。
ThinkPad L13 Yoga Gen 4 AMD
Lシリーズにしては珍しく標準スペックが高く、そのまま購入しても良さそうな機種です。スペックは中クラスで、ビジネス用途では十分なほどです。2 in 1 PCなので、場所を選ばずに使いやすいのもポイントです
CPU | Ryzen 3 7330U Ryzen 5 PRO 7530U Ryzen 7 PRO 7730U |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TGB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS 光沢/光沢なし |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 指紋センサーと顔認証搭載可能 |
WEBカメラ | HD、FHD、FHD+IRカメラ |
重さ | 1.32㎏~ |
バッテリー | 最大約15.3時間 |
付属 | Lenovoペン |
価格 | 14.8万円~ |
ThinkPad L13 Gen 4 AMD
13.3インチで最大メモリ容量が32GBと大きく、パワフルな機種ですが、1.26㎏と軽く、バッテリーも最大15時間以上と使いやすい機種です。画面アスペクト比が16:10と縦に長いので、14インチ並みに見やすいです
CPU | Ryzen 3 7330U Ryzen 5 PRO 7530U Ryzen 7 PRO 7730U |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS液晶 光沢なし タッチあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
通信 | Wi-Fi 6E、4G LTE |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証搭載可能 |
Webカメラ | 720p HD 1080p FHD & IRカメラ |
重さ | 1.26㎏ |
バッテリー | 最大15.3時間 |
価格 | 12.8万円~ |
ThinkPad L13 Yoga Gen 3インテル
13.3インチで1.32㎏と一般的な重さで、全体的に2022年の標準的なスペックになっています。カスタマイズからいろいろな機能を追加できるので、好みの仕様に仕上げやすいです
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U/1245U Core i7-1255U/1265U |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS、マルチタッチ |
無線 | Wi-Fi 6/6E、4G LTE |
生体認証 | 指紋センサー、IRカメラあり |
重さ | 1.32㎏~ |
バッテリー | 約13時間 |
付属 | Lenovo内蔵ペン |
価格 | 14万円~ |
ThinkPad L14 Gen 3(インテル)
第12世代CPU搭載で、メモリも64GBと大きく、高い性能にできます。また、持ち運びが多い人向けにバッテリー容量も大きくできたりと、細かなカスタマイズが可能です。
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U/1245U Core i7-1255U/1265U Core i5-1240P/1250P Core i7-1260P |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 最大1TB |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS 光沢なし sRGB 100% マルチタッチあり |
通信 | Wi-Fi 6/6E、ギガビットイーサネット、4G LTE、Bluetooth 5.2 |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証搭載可能 |
重さ | 1.54㎏(最軽量モデル1.39㎏) |
バッテリー | 42Wh/57Wh、最大13.9時間 |
価格 | 16.9万円~ |
ThinkPad L15 Gen 3(インテル)
最新第12世代インテルCPUが搭載で、いろいろなCPUが選べます。省電力モデルのUシリーズもあるので、バッテリー駆動時間が長い方が良い場合にも合います。据え置き用として外部モニターを使用しながら使う人に合います
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U/1245U Core i7-1255U/1265U Core i5-1240P/1250P Core i7-1260P |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 最大1TB |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS 光沢なし 250nit/300nit マルチタッチあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
通信 | Wi-Fi 6E/6、ギガビットイーサネット、4G LTE、Bluetooth 5.2 |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証搭載可能 |
Webカメラ | 720p HD 1080p FHD & IRカメラ |
重さ | 1.76㎏ |
バッテリー | 42Wh/57Wh、最大17.1時間 |
価格 | 17.8万円~ |
ThinkPad L15 Gen 3 AMD
高性能Ryzen PRO 5000シリーズ搭載で、メモリは64GB、SSDは最新のPCIe 4.0です。Wi-Fi 6Eや1080p Webカムも搭載可能ですが、ディスプレイはFHD 250/300ニトのみになっています
CPU | Ryzen 3 PRO 5475U Ryzen 5 PRO 5675U Ryzen 7 PRO 5875U |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 最大1TB |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS 光沢なし |
通信 | Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット、LTE、Bluetooth 5.2 |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証搭載可能 |
Webカメラ | 720p HD 1080p FHD & IRカメラ |
重さ | 1.82㎏ |
バッテリー | 最大13.6時間 |
価格 | 15.4万円~ |
ThinkPad L14 Gen 3(AMD)
高性能モデルのRyzen 5000 PROシリーズCPU搭載で、最大メモリは何と64GB!最新のSSD PCIe 4.0も搭載で、基本性能は高いです。ただし、14型にしては若干重たく、USBのデータ転送速度は最大5Gbpsになります。
CPU | Ryzen 3 PRO 5475U Ryzen 5 PRO 5675U Ryzen 7 PRO 5875U |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 最大1TB |
ディスプレイ(14型) | FHD IPS 光沢なし |
通信 | Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット、LTE、Bluetooth 5.2 |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証搭載可能 |
Webカメラ | 720p HD 1080p FHD & IRカメラ |
重さ | 1.54㎏ |
バッテリー | 最大14.5時間 |
価格 | 14.7万円~ |
ThinkPad Cシリーズ
2020年12月の出た新しいシリーズで、Chrome OSを使ったThinkPadです。いわゆるChromebookですね。
基本的にChromebookはスペックが低くても快適に動くのですが、さすがThinkPadの名を冠しているだけあって、高めのスペックです。
ちなみに、ChromebookはMicrosoft Officeが使えないなんて言う人もいますが、Google PlayからOffice系のアプリをダウンロードできるし、オンラインのOfficeも使えます。また、最初から入っているGoogleドキュメントやスプレッドシートは私が使っている限りでは誤変換もなく使えているので、わざわざOfficeを使わなくてもいいかもしれません。
ThinkPad C14 Chromebook Gen 1
低価格モデルが多いChromebookで、約20万円とハイエンドモデルです。スペック的にその価値があると思いませんが、Chromebookとしてはかなり高い性能で、一般的なWindows PCに似たスペックです。本機は量販店モデルなので公式サイトじゃなく、家電量販店や
楽天などで購入することができます
CPU | Core i5-1235U |
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メモリ | 8GB |
ストレージ | eMMC 128GB(microSDカードリーダーあり) |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス(Iris Xe) |
ディスプレイ(14型) | FHD IPS 光沢なし |
OS | Chrome OS |
無線 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、LTEあり |
オーディオ | Waves MaxAudio |
生体認証 | 指紋センサー |
WEBカメラ | FHD 1080p |
重さ | 1.56㎏ |
バッテリー | 最大約11.1時間 |
価格 | 19.5万円~(楽天市場) |
ThinkPad C13 Yoga Chromebook
2 in 1 PCの本機種は、ビジネスノートのThinkPadシリーズ初のChromebookになります。
Chromebookにしては性能が高く、快適に作業が出来ます。
ディスプレイの質も高く、FHDでもコントラスト比が1400:1、UHDでは100,000:1とかなり高く、クリエイター向けのディスプレイが備わっています。
リリース | 2020年12月 |
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CPU | AMD Ryzen 7 3700C AMD Ryzen 5 3500C AMD Ryzen 5 3250C AMD Athlon Gold 3150C |
メモリ | 最大16GB |
ストレージ | eMMC/SSD |
ディスプレイ(13.3型) | FHD IPS マルチタッチ sRGB 100% UHD OLED マルチタッチ DCI-P3 100% |
OS | Chrome OS |
セキュリティ | TPM、ThinkShutter、セキュリティキーホール |
生体認証 | 指紋センサー(搭載可能) |
無線 | WiFi6、Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 最大12.5時間 |
重さ | 約1.5㎏ |
寸法 | 307.5×212.1×15.5㎜ |
価格 | 9.9万円~ |
最後に
他の記事ではピンポイントに良い機種を紹介しているので、こちらも併せてどうぞ。