レノボのThinkPadシリーズは、Lenovoのパソコンの中でも一番人気の機種で、価格も他のシリーズより少し高めですね。
ThinkPadは何と言ってもタイピングがしやすいし、ハイスペックで軽量化もされているので、プログラマーに人気だし、書類作成が多いビジネスパーソンなどにも人気のヘビーユーザー向けの機種です。
Xシリーズと一言で言っても種類が豊富なので、各モデルの特徴も併せて紹介します。
ThinkPad Xシリーズの比較
ThinkPad Xシリーズには、公式ページで販売されている機種は以下の種類があります。
- メモリは購入できる最大のものを記載。自分で増設する場合は記載以上のメモリ搭載可能な機種もあり
- Core Uシリーズは特別明記が無い限り第10世代Core i3-10110U,Core i5-10210U,Core i7-10510Uに準ずるもの
- Core Hシリーズは特別明記が無い限り第10世代Core 15-10400H,Core i7-10750H,Core i910885Hに準ずるもの
- 指紋センサーはX1 Fold以外全機種搭載、顔認証はX280以外全機種搭載
- グラフは右にスクロールできます
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CPU | 最大メモリ メモリスロット |
最大ストレージ | ディスプレイ | グラフィックス | LTE | 無線LAN | 最大バッテリー駆動 | サイズ | |
X1 Nano | 11世代CPU Core i5,i7 |
16GB/LPDDR4X | ー | 2K IPS HDR | Iris Xe | 有り | WiFi6 | 22.9時間 | 907g | X1 Nano |
X1 Fold 13.3型 |
Core i5-L16G7 | 8GB LPDDR4X オンボード |
SSD1TB | QXGA OLED マルチタッチ |
内蔵 | 有り | WiFi6 | 11.7時間 | 1㎏以下 | X1 Fold |
X1 Extreme Gen 3 15.6型 |
Intel core H | 64GB/2666MHz スロット2つ |
SSD 4TB | FHD/UHD マルチタッチあり/OLEDあり |
GTX 1650Ti Max-Q | 有り | WiFi6 | 16.7時間 | 1.7㎏ | X1 Extreme Gen 3 |
X1 Carbon Gen 8 14型 |
Intel core U | 16GB/2133MHz オンボード |
SSD 2TB | FHD/WQHD/UHD 省電力/タッチパネルあり |
内蔵 | 有り | WiFi6 | 19.8時間 | 1.09㎏ | X1 Carbon Gen 8 |
CPU | 最大メモリ | 最大ストレージ | ディスプレイ | グラフィックス | LTE | 無線LAN | バッテリー | サイズ | ||
X13 Gen 1 13.3型 |
Intel core U | 32GB/3200MHz オンボード |
SSD 2TB | HD/FHD タッチパネルあり |
内蔵 | 有り | WiFi6 | 16時間 | 1.18㎏~ | X13 Gen 1 |
X13 Gen 1 AMD 13.3型 |
Ryzen 3 Pro 4450U Ryzen 5 Pro 4650U Ryzen 7 Pro 4750U |
32GB/3200MHz オンボード |
SSD 1TB | HD/FHD タッチパネルあり |
内蔵 | 有り | WiFi6 | 13.9時間 | 1.18㎏~ | X13 Gen 1 AMD |
X13 Yoga Gen 1 13.3型 |
Intel core U | 16GB/3200MHz オンボード |
SSD 2TB | FHD IPS マルチタッチ 省電力あり |
内蔵 | 有り | WiFi6 | 16.2時間 | 1.25㎏~ | X13 Yoga Gen 1 |
X1 Yoga Gen 5 14型 |
Intel core U | 16GB/2133MHz オンボード |
SSD 2TB | FHD/WQHD/UHD マルチタッチ 省電力あり |
内蔵 | 有り | WiFi6 | 19.3時間 | 1.36㎏ | X1 Yoga Gen 5 |
CPU | 最大メモリ | 最大ストレージ | ディスプレイ | グラフィックス | LTE | 無線LAN | バッテリー | サイズ | ||
X1 Carbon 2019 14型 |
Intel core U Core i7-10710U |
16GB/2133MHz オンボード |
SSD 2TB | FHD/WQHD/UHD 省電力パネルあり |
内蔵 | 有り | WiFi5 | 19.5時間 | 1.09㎏ | X1 Carbon 2019 |
X1 Extreme 15.6型 |
Intel core H 第9世代 |
64GB/2666MHz スロット2つ |
SSD 4TB | FHD/UHD/UHD OLED マルチタッチあり HDR |
GTX 1650 Max-Q | ー | WiFi6 | 15.6時間 | 1.7㎏~ | X1 Extreme |
X1 Yoga 14型 |
Intel core U | 16GB/2133MHz オンボード |
SSD 2TB | FHD/WQHD/UHD マルチタッチ |
内蔵 | 有り | WiFi5 | 19.3時間 | 1.36㎏ | X1 Yoga |
X395 AMD 13.3型 |
Ryzen 3 PRO 3300U Ryzen 5 Pro 3500U Ryzen 7 PRO 3700U |
16GB/2666MHz オンボード |
SSD 1TB | HD/FHD タッチパネルあり Privacy Guardあり |
内蔵 | 有り | WiFI5 | 14.4時間 | 1.28㎏~ | X395 AMD |
CPU | 最大メモリ | 最大ストレージ | ディスプレイ | グラフィックス | LTE | 無線LAN | バッテリー | サイズ | ||
X390 Yoga 13.3型 |
Intel core U 第8世代 |
16GB/2400MHz オンボード |
SSD 1TB | FHD IPS 光沢なし マルチタッチ |
内蔵 | 有り | WiFi5 | 16.7時間 | 1.7㎏ | X390 Yoga |
X390 13.3型 |
Intel core U 第8世代 |
16GB/2400MHz オンボード |
SSD 1TB | HD/FHD マルチタッチあり Privacy Guard り |
内蔵 | 有り | WiFi5 | 19時間 | 1.18㎏~ | X390 |
X280 12型 |
Intel core U 第8世代 |
16GB/2400MHz オンボード |
SSD 512GB | HD/FHD | 内蔵 | ー | WiFi5 | 15時間 | 1.13㎏ | X280 |
CPU | 最大メモリ | 最大ストレージ | ディスプレイ | グラフィックス | LTE | 無線LAN | バッテリー | サイズ |
簡単に言うと、こんな感じです。
- X1 Extreme・・・グラフィックス付きでハイエンドモデル
- X1 Carbon・・・1.09㎏の最軽量モデルでハイスペック
- X1 Yoga・・・2in1PCでタッチペン付き
- X13・・・2020年新製品
- X395・・・Xシリーズでは安い方だが高スペック
- X390・・・軽い・バッテリーの持ちが良い・安め
- X280・・・12型の小型ノート
みんなの憧れはExtremeですが、高いですよね。高い分スペックも良いので、どこまでの性能を求めるかにもよりますが・・・。
ThinkPadシリーズは基本的に、ビジネスパーソンやプロとしてパソコンが必要な人向けの機種になります。
また、ThinkPadシリーズは、12項目の米軍調達基準に準拠し、200以上の品質テストをクリアしているので、すごく頑丈です。
NASAが、宇宙ステーションに持って行ったパソコンはThinkPadでしたよね。そのくらい頑丈なんです。
それでは以下にて、もう少し詳しく各モデルの特徴を新しい順に紹介します。
2020年販売
ThinkPad X1 Nano
13型ですが画面比率が通常の16:9でなく16:10と縦に長いので、今まで以上に資料作成などの書き仕事がしやすいです。
またEvo認証は特別な条件をクリアーした機種のみ得ることが出来るもので、性能はお墨付きです。
CPU | Intel core i5-1130G7 Intel core i7-1160G7 |
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メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD |
ディスプレイ | 2K 画質 IPS液晶 光沢無し Dolby Vision |
グラフィックス | Iris Xe |
OS | Windows 10 Pro |
その他 | WiFi6、Thunderbolt 4、LTE、顔認証、指紋センサー、ThinkShutter、 |
セキュリティ | Windows Defender、TPM、パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、スーパーバイザー パスワード、システム マネジメント パスワード、HPD |
バッテリー | 最大22.9時間 |
重さ | 907g 939g(LTEモデル) |
価格 | 18万円~ |
ThinkPad X1 Fold
ここ最近2 in 1 PCと言うものを聞くことが多いかもしれませんが、ヒンジが360度回るパソコンはLenovoが最初に作って、これが他社に広まっていったんですね。かなり独創的なアイデアでしたね。
今では何と、ディスプレイを折りたたむことが出来るパソコンを販売しています。Lenovoって似たような機種も投入していたので当然と言えば当然ですが、面白いパソコンを開発しましたね。
タブレット以上パソコン以下なスペックですが、オリジナリティ溢れるパソコンが欲しい人や、外出用の2台目、メールチェックや外出時での映画用と言った使い方に合うと思います。
CPU | Intel core i5-L16G7 |
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メモリ | 8GB LPDDR4X |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ | 13.3型 QXGA OLED マルチタッチ |
グラフィックス | Intel UHDグラフィックス |
キーボード | 73キー |
その他 | LTE(5G)、顔認証、WiFi6 |
セキュリティ | パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、スーパーバイザー パスワード、システム マネジメント パスワード、TPM |
寸法(幅・奥行・高さ) | 158.2x236x27.8㎜(折り畳み時) 299×236×11.5㎜(開いたとき) |
重さ | 本体 973g~ キーボード 178g |
バッテリー | 最大 約11.7時間 |
ThinkPad X1 Extreme Gen 3
CPU | Intel core i5-10400H Intel core i7-10750H Intel core i7-10850H Intel core i9-10885H |
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メモリ | 8GB~64GB |
ストレージ | SSD 最大2TB+SSD 最大2TB |
ディスプレイ(15.6型) | FHD WVA 光沢なし UHD(マルチタッチあり/OLEDあり) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650Ti Max-Q |
OS | Windows 10 Home、Windows 10 Pro |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
Raid | Raid0、Raid1 |
WiFi6 | 対応 |
WWAN(LTE) | 対応 |
Office | 搭載可能 |
Facory Color Calibration | 設定可能 |
オーディオ | Dolby Atmos |
重さ | 1.7㎏~ |
サイズ | 361.8×245.7×18.4㎜ |
バッテリー | 最大15時間 |
保証 | 1年間引き取り修理 |
価格 | 20.7万円~ |
Lenovo最高峰の性能で、これ以上必要な機能はないでしょ?と言うくらいなんでもあり、それなのにバッテリーも長く、本体もコンパクトで重さも1.7㎏からと軽いです。
最大の特徴はCore i9が搭載でき、4KディスプレイであるUHDが選択でき、プロクリエイターならだれでも使っているOLED(有機EL液晶)も搭載できます。
RAW編集や動画編集、3Dゲームも出来る完全無欠の機種になります。
ThinkPad X1 Carbon Gen 8(2020)
CPU | Intel core i5-10210U Intel core i5-10310U Intel core i7-10510U Intel core i7-10610U |
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コア | 全て4コア8スレッド |
メモリ | 8GB、16GB |
ストレージ | SSD 256GB~2TB |
ディスプレイ | FHD(400nit) IPS 光沢なし FHD(400nit) IPS 光沢なし マルチタッチ WQHD(300nit) IPS 光沢なし UHD(500nit) IPS HDR |
グラフィックス | CPU内蔵UHDグラフィックス |
OS | Windows 10 Home、Windows 10 Pro |
生体認証 | 指紋センサー・顔認証 |
その他機能 | LTE、NFC、WiFi6、テレワーク用ボタンが設置 |
サイズ | 323x217x14.95mm |
重さ | 1.09㎏ |
バッテリー | 最大19.8時間 |
価格 | 17.4万円~ |
2020年5月末にリリースされた機種、X1 Carbon Gen 8は、X1 Carbon(2019)の後継機種になります。
前機種から変わった点は、以下になります。
- LTEの規格がCAT.9→CAT.16(5Gに対応できる)
- WiFi6に対応
- テレワーク用のボタンが追加
- マルチタッチモデルが追加
- CPUでCore i7-10710Uが選べなくなったが、i7-10610Uが追加
基本的にマイナーアップデートになりましたが、2020年以降に必要なサービスに対応しているので順当なバージョンアップですね。
重さやサイズはそのままなので、前機種と同じボディを使っているようですね。ただし、ファンクションキーの列に、ビデオ電話の受信・終了ボタンが付いたので、オンライン会議などが多い人は使い勝手が上がっています。
また、4K画質のUHDディスプレイがあるので、Raw編集をする人や、目が悪くなるからきれいなディスプレイが欲しいという人も安心して使えますね。
詳細は下記ページをどうぞ。
ThinkPad X13 Yoga Gen 1(13.3型)
CPU | Intel core i5-10210U Intel core i5-10310U Intel core i7-10510U Intel core i7-10610U |
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コア | 4コア8スレッド |
メモリ | 8GB、16GB |
ストレージ | SSD 128GB、SSD 256GB~2TB(Opal対応・PCle-NVMe) |
マルチタッチディスプレイ | FHD IPS 反射防止 FHD IPS 反射防止 省電力 FHD IPS 反射防止 Thinkpad privacy Guard |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス |
OS | Windows 10 Home、Windows 10 Pro |
生体認証 | 指紋センサー・顔認証 |
その他機能 | LTE(CAT.16)、NFC、WiFi6、テレワーク用ボタンが設置 |
アクティブペン | ThinkPad Pen Pro付属 |
バッテリー | 最大16.2時間(省電力パネル) |
サイズ | 310.4x219x15.95mm |
重さ | 1.25㎏~1.29㎏ |
価格 | 15.2万円~ |
外出が多い人向けの機種で、LTE対応、1.25㎏と軽量タイプです。ThinkPad X390 yogaの後継機種で、CPUの性能が前機種に比べ飛躍的にアップしています。
Yogaは2 in 1 PCとして有名で、デスクトップモードやテントモード、タブレットモードなど状況により形を変えることが出来ます。
次世代通信規格WiFi6にも対応しているので、普及が進めば高速データ通信が可能になりますね。
詳細は下記からどうぞ。
ThinkPad X1 Yoga Gen 5
CPU | Intel core i5-10210U Intel core i5-10310U Intel core i7-10510U Intel core i7-10610U |
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コア | 4コア8スレッド |
メモリ | 8GB,16GB |
ストレージ | 256GB~2TB |
マルチタッチ・ディスプレイ | ・FHD 400nit IPS ・WQHD 300nit IPS ・UHD 500nit IPS HDR |
グラフィックス | インテルUHDグラフィックス |
OS | Windows 10 Home、Windows 10 Pro |
生体認証 | 指紋センサー・顔認証 |
その他機能 | LTE、NFC、WiFi6、ビデオ電話用のボタン |
付属 | ThinkPad Pen Pro |
サイズ | 323x218x15.5㎜ |
重さ | 1.36㎏ |
バッテリー | 最大19.3時間 |
価格 | 22.7万円~ |
上で紹介したX13 Yoga Gen 1と似ていますが、違いはいくつかあります。
- ディスプレイが高性能
- オーディオはAtmos Speaker
- 14型
大きな違いはこの3点ですね。その他の性能は同じなので、X13 Yogaの13.3型じゃ使いにくいという人や、高画質ディスプレイが欲しい人はこちらを選んだ方がいいですね。
こちらも2 in 1 PCなので、色々な形状にして使うことが出来ます。仕事にプライベートに活躍してくれます。
ThinkPad X13 Gen 1
CPU | Intel Core i3-10110U(2コア4スレッド) Intel Core i5-10310U(4コア8スレッド) Intel Core i7-10610U(4コア8スレッド) |
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CPU(AMD) | Ryzen 3 Pro 4450U(4コア8スレッド) Ryzen 5 Pro 4650U(6コア12スレッド) Ryzen 7 Pro 4750U(8コア16スレッド) |
メモリ | 8GB~32GB |
ストレージ | 128GB~2TB |
ディスプレイ | ・HD(250nit) ・FHD(300nit) ・FHD(300nit マルチタッチ) ・FHD(500nit Privacy Guard) |
生体認証 | 指紋センサー・顔認証 |
その他 | LTE、NFC、WiFi6、ビデオ電話用のボタン |
OS | Windows 10 Home、Windows 10 Pro |
重さ | 1.18㎏~1.39㎏(スペックによる) |
バッテリー | Intel)最大16時間、AMD)最大13.9時間 |
価格 | Intel )10.8万円~、AMD)9.6万円~ |
こちらはThinkPad x390やX395の後継機種で、Intel製CPUとAMD製APUが選べます。AMDのプロセッサーはかなり性能が高いですね。
Pro 3でも4コア8スレッドで、Pro 7に至っては8コア16スレッドのモンスターCPUになっています。
これは2020年リリースモデルで一番お買い得機種だと思います。しかも価格は9.6万円からとかなり安くなっているので、人気商品になるはずですね。
詳細は下記からどうぞ。
Intelモデルはこちらからどうぞ。
2019年販売
ThinkPad X1 Extreme(15.6型)
CPU | Intel core i5, i7(第9世代) |
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GHz | 2.4GHz、2.5GHz、2.6GHz |
コア数 | 4(8スレッド)、6(12スレッド) |
メモリ | 8、16、32、64GB |
ストレージ1(SSD) | 256GB~4TB |
ストレージ2(HDD) | 256GB~512GB |
OS | Windows 10 Home、Windows 10 Pro |
セキュリティー | Windows Defender |
ディスプレイ | FHD、UHD、UHDタッチパネル |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX1650 4GB GDDR5 128ビット |
指紋センサー | 標準搭載 |
キーボードバックライト | 標準搭載 |
バッテリー | 最大15.6時間 |
Office | 有り・無し |
TPM | 有り(TCG V2.0準拠) |
重量 | 1.7㎏ |
保証 | 1年~3年間引き取り修理 |
金額 | 約20万円~ |
Extremeは、スペック的に人々の願いをかなえることが出来る機種ですね。
周波数(GHz)も高いし、コア数も4か6でスレッドはそれぞれ倍だし、何と言ってもメモリが64GBまで上げれるので、プロ仕様の動画・画像編集にも対応できます。
グラフィックスも高性能のNVIDIA GeForce GTX1650が付いてるので、ゲーミングPCとしてでも使えますね。
1点だけ注意したいのは、重量が1.7㎏と少し重いので、持ち運びが多い人はX1 Carbonにした方がいいかなと思います。
時々しか持ち運ばない人だったら、あまり気にする必要もないです。
まぁ、Xシリーズでは珍しくLTE(SIMカードをPCに差してインターネットに接続する事)に対応していないので、外に持ち歩いて使うことを想定した機種ではないですね。
自宅や会社でプロとして動画や画像編集をする人や、今後の事を考えて高性能のパソコンが欲しい人におすすめです。
詳しくは「X1 Extremeのレビュー」か、もしくは公式ページをどうぞ。
ThinkPad X1 Carbon(2019)14型
CPU | Intel core i5, i7(第8、10世代) |
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GHz | 1.6GHz、1.8GHz |
コア数 | 4コア/8スレッド |
メモリ | 8GB、16GB |
ストレージ(SSD) | 256GB~2TB |
OS | Windows 10 Home、Windows 10 Pro |
セキュリティー | Windows Defender |
ディスプレイ | FHD、UHD |
指紋センサー | 標準搭載 |
キーボードバックライト | 標準搭載 |
バッテリー | 最大18.9時間 |
LTE | 搭載有・無し |
Office | 追加可能 |
TPM | 有り(TCG V2.0準拠) |
重量 | 1.09㎏ |
WiFi6 | 対応 |
保証 | 1年間引き取り修理 |
金額 | 約17万円~ |
X1 Carbonは一転して、外出先で使うことを想定して作られた機種ですね。
何と言っても、軽い(1.09㎏)し、バッテリーが最大18.9時間持つし、LTE対応です。
また、最新の第10世代のCPUが選べるので、性能はハイスペックです。
メモリは8GBあれば大抵のことはできると言われていますが、16GBまで付けれるので、ここもポイントが高いですね。
出先でパソコンを使うことが多い人、外出が多い人に向いている機種です。
詳しくはX1 Carbonの詳細レビューもしくは、公式ページで確認をどうぞ。
ThinkPad X1 Yoga(14型)
CPU | インテル Core i7-10510U(第10世代) |
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メモリ | 8GB , 16GB |
SSD | 256GB~2TB(2000GB) |
OS | Windows 10 Pro, Windows 10 Pro Home |
Office | 有り無し選択可 |
ディスプレイ | FHD マルチタッチ、WQHD マルチタッチ、UHD マルチタッチ |
セキュリティ | TPM、Windows Defender |
指紋センサー | あり |
重さ | 1.36㎏ |
バッテリー時間 | 最大19.3時間 |
サイズ | 323 x 218 x 15.5mm |
価格 | 約21万円~ |
Thinkpad X1 yogaは2in1PCと言い、タブレットとしても使えるように、360度回転します。
タッチペンが付いているので、デッサンしたり、メモを取ったりといろんな場面で役に立ちます。
ThinkPadシリーズでは珍しく、カラーはアイアングレーになっています。
デザイナーやイラストレイターに人気なので、黒を採用しなかったのでしょうか?まぁ、アイアングレーはこの機種に合うので、良い選択だったと思います。
ディスプレイのUHDというのは、4K動画に対応したものなので、かなり画像がきれいです。
デザイナーやイラストレーター向けの機種なので、はっきり細かい部分まで見れないと困りますしね。
重さも1.36㎏で、バッテリーは19時間以上持つので、外出先で使うことが多い人でも使いやすいです。
詳しくはX1 Yogaのレビュー、もしくは公式ページをどうぞ。
ThinkPad X395(13.3型)
CPU | AMD Ryzen 3 PRO 3300U、5 Pro 3500U、7 PRO 3700U |
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GHz | 2.1~2.3 |
コア数 | 4 |
メモリ | 8GB、16GB |
ストレージ | SSD 256GB~1TB |
OS | Windows 10 Home、Windows 10 Pro |
セキュリティー | Windows Defender |
ディスプレイ | HD、FHD、FHDタッチパネル、FHD ThinkPad privacy Guard |
指紋センサー | 有り・無し |
キーボードバックライト | 有り・無し |
バッテリー | 最大14.4時間 |
Office | 有り・無し |
TPM | 有り |
重量 | 1.28㎏、1.33㎏ |
保証 | 1年間引き取り修理 |
金額 | 約9万円~ |
X1に比べ半額くらいの値段で購入できるX395は、安価な割にXシリーズの高性能を兼ね揃えた、コスパの高い機種です。
個人使用のパソコンとしても使えますが、やっぱり性能を見るとビジネスパーソンやプロ向けの機種になりますね。
特徴としては、CPUがAMD Ryzenになっています。
インテルのcore iシリーズと比較してもそれぞれ特徴があり、良し悪しありますが、そんなに言うほど性能に差があるわけではありません。
13.3型なのでたくさんのタブやウィンドウを開けて作業する人は、ちょっと使いにくさを感じる場面もあるかと思いますが、小型なので持ち運びがしやすいです。
詳しくはX395のレビュー、もしくは公式ページをどうぞ。
ThinkPad X390 (13型)
CPU | Intel core i3 , i5 , i7(第8世代・第10世代有り) |
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メモリ | 4GB,8GB,16GB |
ストレージ | 128,256,512,1000GB |
OS | Windows 10 Home、Windows 10 Pro |
セキュリティ | Windows Defender, Privacy Guard |
ディスプレイ | HD・FHD・FHDマルチタッチ・FHD Privacy Guard付き |
指紋センサー | 有り・無し |
重量 | 1.18㎏ |
TPM(セキュリティチップ) | あり |
バッテリー | 最大19時間 |
保証 | 1年間引き取り修理 |
価格 | 約8.8万円~ |
X390も同様に価格を抑えた機種ですが、ThinkPadの性能を兼ね揃えた一品です。
X395よりもバッテリーの持ちは長いし、軽いし、外で使うことが多い人は、こちのX390の方が良いかなと思います。
2点ほど注意点ですが、CPUとディスプレイは確認してから購入してください。
というのも、CPUは、第8世代と第10世代が選べるのですが、1世代変わると全然性能が違うので、第10世代を買ったほうがスペック的に今後長くストレス無しで使用できます。
また、ディスプレイはHD(1366x768)とFHD(1920x1080)がありますが、FHD(フル・ハイディフィニション)は画面がきれいなので目が疲れにくいです。
イコール、作業効率が上がります。
詳しくはX390のレビューか、公式ページをどうぞ。
ThinkPad X390 Yoga
CPU | Intel core i7-8565U |
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コア/スレッド | 4/8 |
メモリ | 最大16GB |
ストレージ | 128GB、256GB~1TB(OPAL対応,Opatneメモリ有り) |
ディスプレイ | 13.3型 FHD IPS液晶 反射防止 マルチタッチ |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス 620 |
OS | Windows 10 Home, Windows 10 Pro |
セキュリティ | Windows Defender、TPM、セキュリティ キーホール、パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、スーパーバイザー パスワード |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
LTE | 対応 |
NFC | 搭載可能 |
サイズ | 310.4x219x15.95mm |
重さ | 1.29㎏~ |
バッテリー | 最大15.1時間 |
付属品 | ThinkPad Pen Pro |
価格 | 20.9万円~ |
こちらも2 in 1 PCのYogaで、13.3型と小型軽量モデルですが、バッテリー駆動時間は最大15.1時間と長く全体的にまとまりの良いスペックになっています。
指紋センサーに顔認証も搭載でき、LTEやNFCといった意外に役に立つものも搭載できます。
2019年のモデルとは言えハイスペックモデルなので、本機種の様に多彩な機能が付いた機種も少ないと思います。
2018年リリース
ThinkPad X280(12)
CPU | Intel core i3、i5(第7・第8世代) |
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コア/スレッド数 | i3)2/4、i5)4/6 |
クロック数 | i3)2.2、2.3GHz、i5)1.6GHz |
メモリ | 4GB,8GB,16GB |
ストレージ(SSD) | 256GB、512GB(OPAL対応) |
OS | Windows 10 Home, Windows 10 Pro |
ディスプレイ | HD、フルHD(IPS液晶) |
Office | 搭載機種有り |
GPU | CPU内蔵インテルUHD 620 |
指紋センサー | 搭載 |
セキュリティ | パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、セキュリティー キーホール、スーパーバイザー パスワード、TPM、OPAL、ThinkShutter、FIDO認証 |
バッテリー | 約15時間 |
サイズ | 307.7×209.8×17.4mm(ディスプレイによって差異有り) |
重さ | 1.13㎏(ディスプレイによって差異有り) |
保証 | 1年間 |
価格 | 約7.1万円~ |
とにかく持ち運びがしやすい12型小型のモバイルノートです。小型と言っても、そこはThinkPad。セキュリティも万全だしスペックも高いです。
2018年にリリースされた機種なので、2020年現在割引率がすごいことになっています。12万円~17万円割引になっているので、かなりお買い得です。
2年前にリリースされたといっても、2年前に作られたものが余って販売されているわけじゃなく、2020年3月~5月に新たに販売されているモデルなので古いわけではありません。
CPUにCore i7が2020年5月現在選べないようになっていますが、もしかしたら復活しているかもしれないので公式ページを確認してみて下さい。
また、短納期モデルと言って、最短1~2営業日で出荷されるモデルもあるので、速く欲しいという人にもおすすめです。
注意点として、第7世代の古いCPUが混じっているのでコレを選ばなければ全然スペックも高いです。
詳しくはレビューもしくは公式ページをどうぞ。
最後に
ThinkPadのXシリーズは、使いやすい・性能が良い・ビジネス向けの機能が満載なので人気がありますよね。
どちらかというと、ライトユーザー向けじゃなく、がっつりパソコンを使って働く人向けの機種なので、仕事用のノートパソコンを探している人にはうってつけの機種です。(当然仕事用じゃなくてもいいですが、それならIdeaPadがおすすめです)
今現在セール中で最大54%も割引になっているので、この機会をお見逃しなく!