Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6のレビュー

2 in 1 PCで14型なのに1.35㎏と軽く、パソコンを持ち運ぶことが多いビジネスパーソンにお勧めの機種です。

最新のIntel 第11世代CPU搭載で性能がかなり上がっており、今まで以上に生産性が上がりますね。

無線も充実しており、WiFi6搭載、LTE(4G CAT12, 5G CAT20!!)は搭載可能、Thunderbolt 4も搭載なので、どこででも快適に作業ができます。

Lenovoではフレッシャーズ大抽選会を開催しており、3月4日まで最大60%の割引になっています。この機会をお見逃しなく!

ThinkPad X1 Yoga Gen 6のスペックレビュー

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 正面

CPU インテル第11世代CPU
メモリ 最大32GB
ストレージ SSD 最大1TB
ディスプレイ(14型) UHD IPS ,HDR400 Dolby Vision, DCI-P3 90% ,500nit, タッチパネル
FHD IPS ,sRGB 100%、タッチパネル
カラーキャリブレーション UHDディスプレイのみあり
グラフィックス Iris Xe
OS Windows 10 Home、Pro
無線 WiFi6、Bluetooth 5.1搭載
LTE、NFC搭載可能
生体認証 指紋センサー、顔認証
Office Office Home &Business 2019搭載可能
オーディオ Dolby Atmos
セキュリティ TPM、パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、スーパーバイザー パスワード、システム マネジメント パスワード、セキュリティ キーホール、HPD
寸法 313 x 223 x 14.9㎜
重さ 1.35kg~
バッテリー 最大15時間
付属 アクティブペン(本体内部収納)
保証
価格

パソコンの頭脳であるCPUには最新のインテル第11世代CPUが搭載で、Evoプラットフォーム認証を受けた機種になります。Evo認証は11世代CPUを搭載した機種全てが得られる認証じゃなく、その中でも特に「快適に使える機種」のみに与えられる認証なので、より高い性能と機能があります。

また、グラフィックスはIris Xeで、外部グラフィックボードのNVIDIA MX350並みの性能があり、動画編集や画像編集が今まで以上にやりやすくなっています。仕事にもプライベートにも活躍できる機種ですね。

メモリはLPDDR4x・最大32GBと大容量で、前モデルがLPDDR3・最大16GBだったので、大幅に性能が上がっていますね。

ストレージは高速データ転送速度を誇るSSDで、最大1TBです。パソコンの起動も速いし、大きなデータ移動もサクサクできますね。Thunderbolt 4もあるので、データ移動は爆速です。

ディスプレイは14インチ・画面縦横比16:10と通常のディスプレイ(16:9)よりも縦が長いので、表示される情報が増えたので見やすくなっています。

また、ディスプレイは4K画質のUHDとFHDがあり、どのディスプレイもsRGB 100%もしくはDCI-P3 90%~100%と色域が高く、輝度も400nit~500nitと日中の日の当たる場所でも見やすいほど明るいです。Lenovoのディスプレイは、年々標準スペックが高くなっていますね。

重さは14型の2 in 1 PCとしては軽いほうで、1.35㎏です。毎日パソコンを持ち運ぶという人でも、問題ない重さだと思います。

他にも、指紋センサーに顔認証、WiFi6にLTEは4GのCAT 12か5GのCAT 20が搭載可能と、非の打ち所がないスペックになっています。

公式サイト

Evoプラットフォーム認証

インテルEVOプラットフォーム

Evoプラットフォームは以前Engineered For Mobile Performance(エンジニアのためのモバイルパフォーマンス)という認証だったのですが、インテル第11世代CPUから名称が変わりました。

11世代CPUを搭載していたらEvo認証を得るわけじゃなく、下記項目を満たす「ハイスペックなノートパソコン」のみがEvo認証を得ることが出来ます。

  • Iris Xeグラフィックス搭載の第11世代CPU搭載機種
  • アプリケーションを高速かつ高レスポンスで使える
  • AI推論も高速で使える
  • 電源を問わずにレスポンスが良い事
  • 9時間以上のバッテリー駆動時間
  • フルHD以上
  • 1秒以内でスリープから復帰
  • 30分の充電で4時間駆動
  • WiFi6対応
  • Thunderbolt 4搭載
  • ノートパソコンであること

第11世代CPU搭載モデルは増えてきましたが、Evoプラットフォーム認証を受けた機種は数えるほどしかありません。 そのくらい特別な機種なんですね。

Evoプラットフォームの特徴

また、Evoプラットフォーム認証の機種は、Microsoft Officeのパフォーマンスが最大52%向上、ビデオ会議中のOfficeの生産性が41%アップ、Adobe CCによる動画編集が最大2.5倍高速化などと、今までとは一味も二味も違う機種になっています。

ThinkPad X1 Yoga Gen 6の特徴

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 スタンドモード

みなさん、気付かれました?本機種はThinkPadだけど黒じゃないんですね。もしかすると黒のモデルも出るかもしれませんが、現在では「ストーミーグレー(アイアングレー)」という灰色(シルバー)なんです。前機種のGen 5も灰色っぽい色でしたね。

また、ベゼル(画面の黒い枠)がかなり細くなっていますね。ベゼルが細いとおしゃれです。

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 右斜め前から

寸法は幅313㎜、奥行き223㎜、そして高さは14.9㎜と小型の13型ノートと同じくらいのサイズで、2 in 1 PCって大きくなりがちなのですが、コンパクトにまとまっています。

大学ノートA4サイズ(297㎜x210㎜)と比べると、幅は+1.6㎝、奥行きは+1.3㎝とほぼ同じサイズです。今お使いのビジネスバックにすっぽり入ると思います。

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 閉じた状態の右側面<閉じた状態>

厚さ(高さ)は14.9㎜と薄く、1円玉(直径20㎜)の2/3サイズです。こんなに薄いのにUSB-Aがあるのもすごいです。

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 アクティブペンを収納する場所

ちなみにこの赤枠は、ディスプレイ上でメモを取ったりイラストを描いたりできる「アクティブペン」の収納箇所になります。これなら失くさないですね。

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 半分開いた状態の右側面

筐体は丸みを帯びているので。優しい印象を与える機種です。

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 開いた状態の側面

横から見ても、スリムです。

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 背面横

背面には排気口もあります。

2 in 1 PC

2 in 1 PCとはヒンジ(ディスプレイ)が360度開くもので、タブレットの様にして使えます。

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 タブレットモード<タブレットモード>

移動中の車内やカフェで使うときは、タブレットモードだと場所を取らないので使いやすいです。

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 スタンドモード

<スタンドモード>

タブレットモードだと光が反射して見にくい時や、ディスプレイをもっと近づけたいときに有効なスタンドモード。

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 テントモード<テントモード>

ベッドやソファに寝転がって使うとき、テントモードだと底面にある排気口を塞がないので、本体が熱くなりにくいです。

オーディオ

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 キーボード面にある高音スピーカー<キーボード左右に高音スピーカー>

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 底面にあるウーファー<底面のウーファー>

キーボード面に高音スピーカーが2つ、底面に低音スピーカー(ウーファー)が2つあり、オーディオは最大9.1.6chサラウンドのDolby Atmosなので、音質がかなり良くなっています。

また、360度方位のマイクが4つ搭載されており、Dolby Voiceという「バックグラウンドのノイズを排除し、クリアな会話を可能にする音声処理技術」が搭載しているので、Zoomなどでの会議でも音がクリアに相手に伝わります。

MILスペック

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 左斜め前から

本機種は12のMILスペックに準拠した堅牢性があり、衝撃や振動、湿気、砂や粉塵などに対する200以上のテストを行っており、安心して使うことができます。

ThinkPadと言えば、NASAが宇宙ステーションに持って行ったPCとしても有名ですよね。どんな環境でも対応できるんですね。

CPU

CPUの詳細は発表されていないのですが、メモリがLPDDR4xを使用しているので、省電力モデルの第11世代CPUが搭載されると思います。また、内臓グラフィックスがIris Xeのため、Core i3モデルは無いと思います。

製造プロセス コア/スレッド
キャッシュ
グラフィックス ベースクロック
ターボブースト時
Core i7-1180G7 10nm
SuperFin
4/8
12MB
Iris Xe 2.2GHz
4.6GHz
Core i7-1160G7 10nm
SuperFin
4/8
12MB
Iris Xe 2.1GHz
4.4GHz
Core i5-1140G7 10nm
SuperFin
4/8
8MB
Iris Xe 1.8GHz
4.2GHz
Core i5-1130G7 10nm
SuperFin
4/8
8MB
Iris Xe 1.8GHz
4.0GHz

第11世代CPUから、メーカーが独自にTDPを設定できるため、紹介しているスコアは参考値として見てください。

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い

↓グラフをタップすると数値が表示されます↓

データを入手次第、詳細を追加します。

グラフィックス

グラフィックスは最高峰の内蔵グラフィックスである、Iris Xeが搭載です。

趣味で画像編集や動画編集もしやすくなっていて、今まで以上に3Dエフェクトも使いやすくなっています。

こちらも細かいデータが揃い次第、情報を追加していきます。

ディスプレイ

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6のディスプレイ

右にスクロールできます↓

解像度 光沢 液晶 輝度 HDR Dolby Vision 色域 その他
UHD
3840×2400
あり
反射/汚れ防止
IPS 500nit DCI-P3 90% 省電力パネル
ブルーライトカット
カラーキャリブレーション
FHD
1920×1200
無し IPS 500nit sRGB 100% Privacy Guard
ブルーライトカット
FHD
1920×1200
無し IPS 400nit sRGB 100% 省電力
ブルーライトカット
FHD
1920×1200
あり
反射/汚れ防止
IPS 400nit sRGB 100% 省電力
ブルーライトカット
UHD ウルトラ・ハイディフィニション、いわゆる4K画質
FHD フル・ハイディフィニション、一般的な画質
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い
nit 明るさを表す単位。通常250~300nit
DCI-P3 アメリカの映画製作業界団体が策定した色空間の規格で、映画撮影に使われるカラーフィルムの色域に対応した高色域の規格
sRGB Web用画像編集にも向いているほどの色域
HDR ハイダイナミック・レンジの略で、黒つぶれ、白飛びなどが無く、より本来の色を表現できる。
Dolby Vision Dolby独自の規格。最大輝度を高め、より大きなコントラストに滑らかなグラデーション、そして高い色域を表現できる
Privacy Guard 輝度を下げ、視野角を狭くして背後からののぞき見を防止する機能
カラーキャリブレーション カラーキャリブレーションとは通常200~300時間ごとにやる「色を正確に再現するための調整」ですが、工場出荷時の状態に戻せる機能

ディスプレイは、縦横比が通常の16:9じゃなく16:10なので縦の比率が高く、より多くの情報が表示されるため作業がしやすくなっています。15.6型並みの表示領域になりますね。

色域はsRGB 100%かDCI-P3 90%とどちらを選んでも高色域で、色鮮やかに描写されます。

色域図<色域図>

また、HPD(Human Presence Detection)は、IRカメラと連携して「画面から顔を背けたら画面にぼかし」が入ったり、背後から誰かがのぞき見をしていたらアラートを出したりする機能があります。

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 カメラ

前面カメラはThinkShutterもあるので、使用していない時や離席中は物理シャッターを閉じてプライバシーを守ることができます。

4K UHDディスプレイのみDolby VisionというDolby社のHDR(ハイダイナミックレンジ)規格なので、最大輝度を高め、より大きなコントラストに滑らかなグラデーション、そして高い色域を表現できます。

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する場所で、パソコンの作業台になります。メモリが大きいとより大きなデータが扱え、より速く処理されます。

本機種にはLPDDR4X-4266MHzが搭載で、オンボード・最大32GB搭載可能です。前モデルはLPDDR3で最大16GBだったので、より大きなデータが快適に処理されますね。

また、動作周波数(MHz)が高いと処理速度が速くなるのですが、本機種搭載メモリの4266MHzは、現行最高周波数なのでサクサク快適に使えます。

ストレージ

ストレージはSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)で、最大1TB搭載できます。ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動にも関わる重要なパーツなんですね。

SSD PCIe NVMe HDD
最大データ転送速度 16Gbps~32Gbps 6Gbps
平均起動時間 10秒~15秒 30秒~2分(新品の場合)
温度 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 安い

 

WiFi6

本機種は次世代通信規格のWiFi6が搭載しており、混雑した回線でも安定した高速通信が可能なので、カフェや社内無線LANを使う場合でも作業がやりやすくなりますね。

WiFi6は旧規格のいわゆるWiFi5よりも、同時により多くのデバイスに電波を飛ばすことができ、最大通信速度もWiFi5より約40%速くなっているので、遅延も少なく、高画質のビデオ会議などにも対応できます。

  • WiFi5の最大通信速度・・・6.9Gbps
  • WiFi6の最大通信速度・・・9.6Gbps

LTE

LTEはnanoSIMカードを使った通信で、スマホの様に常時インターネットに接続ができ、5GのCAT20と、4GのCAT12があります。

・4G回線は下り最大450Mbps
・5G回線は下り最大10Gbps(ゆくゆくは20Gbpsと言われています)

となります。(数値は最大理論値なので、実際にここまで出ません)

5Gの方が価格が高いですが、ここまで性能が違うと考えものですね。

セキュリティ

  • パワーオンパスワード・・・電源を入れた時のログインパスワード
  • ハードディスクパスワード・・・ハードウェアレベルでストレージにパスワードを設定
  • スーパーバイザーパスワード・・・BIOSなどの設定を見たり変更する時のパスワード
  • Windows Defender・・・Windows 10に標準搭載されているウイルスから保護するセキュリティ機能
  • TPM・・・独立して機能するセキュリティチップで、パスワードなどの情報を格納する
  • セキュリティキーホール・・・ワイヤーを設置できる箇所

 

インターフェイス

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 右側面インターフェイス

右側面には、ペン収納場所、イヤフォン/マイクジャック、nanoSIMスロット(WWANモデルのみ)、USB-A 3.2 Gen 1、セキュリティロックケーブル用スロットがあります。

Lenovo ThinkPad X1 Yoga Gen 6 左側面インターフェイス

左側面には、Thunderbolt 4(USB-C端子)が2つ、USB-A 3.2 Gen 1、HDMI 2.0が搭載で、一番左のThunderbolt 4は充電をするときにも使います。

ここ最近ノートパソコンの薄型化が進んできて、Thunderbolt対応ドッキングステーションを買わないといけないな~って思ってたのですが、HDMIもあるしUSB-Aもあるので助かりますね。ただし、イーサネットがないので、有線接続をする場合は拡張コネクタが必要になります。

ちなみに、Thunderbolt 4にはこういった機能・性能があります。

  • Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
  • 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
  • PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
  • 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
  • 8K出力にも対応
  • USB4.0規格に準拠

 

サポート・保証

通常ThinkPadは、1年間引き取り修理保証と標準サポート(電話・チャット・メール・LINE)が付いており、サポートは朝9時から夕方6時までになります。引き取り修理とは、万が一の際にLenovo指定業者が引き取りに来て、リペアセンターに配送、修理後、郵送してくれるサービスで、保証期間内は郵送費などは無料です。

保証とサポートは以下のものにアップグレードできます。

  • オンサイト修理保証・・・エンジニアが指定住所に来て現地で修理
  • 翌営業日オンサイト修理・・・通常、翌営業日にエンジニアが指定住所に来て修理
  • プレミアサポート・・・専任エージェントが24時間365日対応。一般のコールセンターとは別のコールセンターで対応

また、アクシデントダメージプロテクションといった「通常保証ではカバーしない」水濡れや破損にも対応する保証があります。

ThinkPadのアクシデントダメージプロテクション 概要

まとめ

2 in 1 PCなので使い勝手がよく、バッテリー駆動時間は最大15時間、WiFi6にLTEも搭載可能と、フルスペックですね。もっと快適に、どこででも仕事を終わらせたいという忙しいビジネスパーソンは、特に使いやすいと思います。

画面の縦横比が16:10なので、資料作成などの作業がかなりやりやすくなっているし、最低でもsRGB 100%の高色域なので、プライベートで映画を見る時も鮮やかでダイナミックな映像が楽しめますね。

性能・機能自体は文句なしですね。最新のインテル第11世代CPU搭載なので、これ以上は望めませんね。

まだ販売は始まっていませんが、始まり次第公式ページで確認ができます。

公式サイト