ThinkPhoneのカメラ・オーディオ性能を実機で徹底チェック

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モトローラから発売されたThinkPhoneのカメラを、徹底的に調査しました。

筆者はずっと安いスマホ(だいたい3万円前後の機種)を使っていたので、こんなにすごいんだと驚きました。

特に気に入ったのは、8K動画の撮影が可能なことです。筆者が持っているCanon EOS 6D Mark IIではFHD動画しか取れないので、今度のYoutube撮影からThinkPhoneを使ってみようかなと思っています。(登録はこちらから(笑))

ThinkPhoneのレビュー記事でも、カメラ性能をちょっと紹介しているのですが、記事が長~くなりすぎたので、こちらでがっつり紹介します。

 

ThinkPhoneのカメラスペック

画素数 リア/5000万画素+1300万画素(ウルトラワイドアングル)+200万画素(深度カメラ)
フロント/3200万画素
f値 リア/1.8/2.2
フロント/2.45
動画(リア) 8K UHD (30 fps), 4K UHD (60/30 fps), FHD (60/30 fps)
4K UHD HDR10 (30 fps)
Slow motion: FHD (960/240/120 fps)
Macro/Ultra camera rear wide angle:
4K UHD (30 fps), FHD (60/30 fps)
動画(フロント) UHD (30 fps)
FHD (30/60 fps)
画像タイプ JPG、RAW、RAW+JPG
その他 デュアルキャプチャー、タイムラプス、アートスマイルキャプチャー、手振れ補正など

カメラも高性能で、リアカメラはf値1.8の5000万画素、f値2.2の1300万画素、そして、200万画素の深度カメラです。

リアカメラは最大で8K動画が撮影でき、フロントカメラは最大4K解像度の動画が撮影できます。

 

撮影モード

撮影モードは

・写真
・動画
・ポートレート
・プロ
・詳細
・スローモーション

の6つがあり、各モード時に画面を上から下にスワイプして、各種設定を呼び出します。

ThinkPhone 写真モード設定<写真モード>

写真モードではフラッシュやタイマーの有無、アスペクト比やHDRなどが設定できます。

 

ThinkPhone 動画モード設定<動画モード>

動画を選んだら、同じく下から上にスワイプし、各種設定をします。ちなみに、8Kでは手振れ補正が使えず、最大fpsは30です。8Kの場合は、用途が限られますね。

 

ThinkPhone スローモーション設定<スローモーション>

 スローモーションは、撮った動画全部がスローになるわけじゃなく、一部分が動画になります。

 

ThinkPhone 詳細モード設定 <詳細>

これ、なんで詳細と言う名前か分かりませんが、パノラマやタイムラプス、デュアル撮影などができます。デュアル撮影は、フロントとリアカメラで同時に撮影できます。

 

ThinkPhone Proモード設定

プロモードはフォーマットが選べ、ISOやホワイトバランスの設定ができます。CANONのカメラで言えば、「Mモード(マニュアルモード)」みたいなものですが、f値の設定はできません。

 

ThinkPhone ポートレートモード

ポートレートモードは焦点距離のみ設定可能で、24㎜、35㎜、そして50㎜にできます。

写真の解像度は、16:9のときは4096×2304ドットです。

 

ThinkPhoneで撮影した写真

すべての写真はリサイズと圧縮をしていますが、編集は一切していません。

 

リアカメラ

 

ThinkPhoneのカメラで撮影 ThinkPhoneのカメラで撮影 ThinkPhoneのカメラで撮影

ぼかしが効かせやすいです。

 

ThinkPhoneのカメラで撮影したパノラマ

見にくいと思いますが、パノラマ撮影をした画像です。

 

ThinkPhoneのカメラで撮影

ThinkPhoneのカメラで撮影 ThinkPhoneのカメラで撮影した写真

上はレモンの木を撮影し、下は同じ場所から最大までズーム撮影したものです。

ThinkPhoneのカメラで撮影した写真 ズーム

ズームはそこまですごいとは思いませんが、まぁ、十分なくらいかなと思います。

 

フロントカメラ

フロントカメラは3200万画素で、一般的なスマホの背面カメラ並みのスペックです。最高で4K動画も撮れるので、自分を撮影することが多いインスタグラマーや動画配信者にも使えると思います。

 

ThinkPhoneのフロントカメラで撮影

圧縮リサイズをしてこのクオリティは、すごいです。

ちなみに、ThinkPad X1 Carbon Gen 10のWebカメラと比較です。X1 CarbonのWebカメラは、ノートパソコン搭載カメラとしては最高峰の性能だと思います。(FHD解像度/f値 2.0です)

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 10のWebカメラで撮影
ThinkPad X1 Carbon Gen 10

全然違いますね。

ちなみに、パソコンとThinkPhoneを接続したら、ThinkPhoneのカメラを使うことができます。例えば、パソコンでWeb会議をするときに、自分を映すカメラはThinkPhoneを使用する、などできます。

 

ThinkPhoneのカメラをパソコンの会議に使用

Ready Forアシスタントを起動し、ウェブカメラを選択するだけです。

 

ThinkPhoneのカメラをパソコンの会議に使用

すると、パソコンで会議をしていても、相手に表示されるのはThinkPhoneのカメラに映った被写体になります。また、左の写真はぼかしを入れていますが、背面ライトをONにしたり、動きながら話す人には「被写体トラッキング」など、使える機能があります。

 

 

動画

動画は、8K UHD (30 fps)、4K UHD (60/30 fps),、FHD (60/30 fps)で撮影できます。

こちらはFHD 60fps、4K 60fps、そして8K 30fpsで撮影しました。筆者が使用しているモニターは4Kなので8Kの恩恵をそこまで受けることができないため、4Kが一番きれいに見えました。また、これをスマホで見ている場合は、そこまで差がわからないかもしれません。

ゆっくり行ったつもりが、ちょっと速くなりました。すみません。

こちらは4Kで、スペインの街並みを撮影しました。

 

オーディオ

ThinkPhone 上部

オーディオはドルビーアトモスで、広がりがあり、奥深い音になっています。迫力のある映画が見れたり、音楽も重低音が効いてるし、高音も音割れせずにしっかりと音の粒まで聞こえます。

メタルを聴いていると、スマホに重低音の振動が来るほどでした。

 

ThinkPhoneとスピーカー

普段筆者は、1万円くらいで買ったJBLのスピーカーか、MarshallのMinor 3だったかな?2万円くらいのイヤフォンを使っていますが、そこまで違和感なくThinkPhoneで聞くことができました。

仮にJBLスピーカー を10とすると、Marshallは9.5点、ThinkPhoneは8点です。スマホでは、かなり高性能だと思います。

 

 

最後に

ThinkPhone、すっごくいいですよ。高機能で高性能、そしてなんと言ってもかっこいいですからね。

皆さんも、チャンスがあれば購入をお勧めします。モトローラ製品は、楽天で多く販売されているので、発売開始したらチェックしてみてください。

ちなみに、オーディオはスマホにしては良い方で、個人的には10段階で星7つくらい付けます。

今回はカメラ性能の記事でしたが、ThinkPhone全体のレビューはこちらからどうぞ。

 

 

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