ロック好きにはたまらない、Marshallのイヤフォンレビューです。
こんなに小さいのに重低音もずっしりしており、高音の伸びも良し。見た目もかっこいいです。
Marshallなので音は良いのですが、あえて言うなら、初めてデバイスに接続する時、不具合が多くなかなか繋がらないことがありました。
Minor Ⅲイヤフォンの特徴
| 周波数 | 20Hz-20KHz |
|---|---|
| インピーダンス | 32Ω |
| 音圧 | 93dB |
| 接続 | Bluetooth |
| ワイヤレス動作距離 | 10m |
| 防水性能 | IPX4 |
| 重さ | 4g |
| バッテリー駆動時間 | 15分の充電で1.5時間の稼働 |
| 充電時間 | 1.5時間（イヤフォン）/2時間（ケース） ワイヤレス充電/エコ充電対応 |
| 再生時間 | 5時間 ケースの充電機能使用時25時間 |
| 同梱 | ケース、USB-C充電ケーブル |
| 価格 | 1万8990円 |
周波数は高価格帯のイヤフォンとしては普通で、重低音から高音までしっかりとカバーしています。
音圧は93dBと十分な音量がありますが、最大にしても耳が痛くなるほどうるさくはなりません。
筆者はジャンゴラインハルトからメタリカ、チャックベリーやナットキングコールなど幅広い音楽を聴きますが、どういったジャンルを聞いても没頭できるほど良い品質です。まぁ、でもマーシャルなのでロックが一番合いますね。
ワイヤレス動作距離は10mもあるので、スマホなどの接続機器を充電しながら家の中を動いても、十分使えると思います。
防水の保護等級であるIPコードはIPX4で、キッチンなどの水回りやアウトドア、小雨などでも使える等級です。また、濡れた手で触っても一応大丈夫である等級ですが、手が濡れていたら拭いてから触った方がいいですね。
イヤフォン自体の充電時間は1.5時間と短く、15分充電したら1.5時間使えます。また、ケースはバッテリーを搭載しており、2時間で満充電です。
バッテリー駆動時間は、結構長いです。私はほぼ毎日、寝る前に1時間くらい映画を見たり音楽を聴いているのですが、10日～2週間に1度ケースを充電します。
イヤフォンの方では音量調節はできませんが、イヤフォンをタップすると曲をスキップしたり、戻ったりできます。これは便利なんですよね。わざわざスマホを触んなくてもいいので、楽です。
さて、ここまでは結構いいことばかりお伝えしましたが、一番重要で、一番ストレスがたまることもお伝えします・・・。
それは、Bluetooth接続です。なかなか繋がらないんですよね～。ここさしっかりしていたら、すっごくお勧めなんですけどね。
それでは本題に入る前に、まずは外観から紹介します。
外観
バッテリー搭載のケースです。めちゃくちゃかっこいいですよね。あのアンプを思わせる外観です。
ちなみに、何時間分充電できるか分かりませんが、長いです。
充電中。
USB Type-Cケーブルが付属しており、ケースの後ろから充電できます。ちなみに、USB-Cケーブルが多すぎてどれが付属か分からなかったので、写真を撮っていません（笑）。
充電ポートの左横にあるボタンを押すと、USB接続が始まります。
ケース背面です。
イヤフォンはフィット感もよく、付け心地もいいですね。
イヤフォン下部は、ゴールドです。おしゃれですね。
接続方法
接続方法はいたって簡単で、ケース底面にあるボタンを押してBluetoothを有効化し、スマホなどのデバイスで接続するだけです。でも、ボタンを押さなくてもできることがほとんどです。
さて、これはうまくいけば誰でもできることですが、繋がんないんですよ（笑）。「えっ？えっ？何コレ？」ってちょっとパニックになるくらい繋がらないんです（泣）。
私が接続したのは、以下のデバイスです。
| デバイス | 接続状況 |
| ノートPC（30万くらいのLenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 10） | △ |
| ノートPC（15万円くらいのLenovo Yoga 770i） | △ |
| Huawei（スマホ） | △ |
| Xiaomi（スマホ） | △ |
| ThinkPhone（スマホ） | × |
| タブレット（Lenovo Tab P11 Pro Gen 2） | 〇 |
| タブレット（Lenovo Tab M10 Gen 3） | 〇 |
△が多いですね。これは接続にてこずったけど、何とか接続できたものです。
てこずったって、どうてこずるんだ？って思うかもしれませんが、繋がらないんです。認識しないんですよ。
これ↑はスマホに繋いだ時ですが、なぜかフランス語っぽくLe Minor Ⅲって出てきたんです。もしくは「不明なデバイス」ですね。
で、これらに接続すると、一応「接続済みのデバイス」に名前が出るのですが、一切接続されていないんです。何度試してもダメでした。もちろん、ペアを削除して再度やり直しても、専用アプリをインストールしてもダメでした。
そして、これは一発で接続できたタブレットのスクショですが、こちらは「MINOR Ⅲ 有効、電池40％」って出てますね。これは苦労なく接続されました。
これは、PCです。同じく「LE-MINOR Ⅲ」となってますね。何度やってもダメでした。
ここで海外のサイトをチェックしてみると、同じ状況の人が多く、いくつかのトリックが紹介されていたのでやってみました。
トリックは、接続するデバイス、例えばスマホのBluetoothを切っておき、MINOR Ⅲのケースのボタン（Bluetooth接続開始ボタン）を押した瞬間に、スマホのBluetoothをONにするとMINOR Ⅲと出てくるので、これをタップして接続するというものでした。
ただし、名前が出てくるのが一瞬だったので、何度も試して、やっと接続しました。これが、△の機種です。
もう一度、表を確認しましょう。
| デバイス | 接続状況 |
| ノートPC（30万くらいのLenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 10） | △ |
| ノートPC（15万円くらいのLenovo Yoga 770i） | △ |
| Huawei（スマホ） | △ |
| Xiaomi（スマホ） | △ |
| ThinkPhone（スマホ） | × |
| タブレット（Lenovo Tab P11 Pro Gen 2） | 〇 |
| タブレット（Lenovo Tab M10 Gen 3） | 〇 |
上4つのデバイスは、何とか接続できましたが、ThinkPhoneは一切接続できませんでした。
なぜだか、タブレットのみ何の支障もなく接続可能でした。
ん～、不思議です。
タップで操作
例えばSpotifyやYoutubeなどを聞いているときに、イヤフォンの赤丸部分をタップすると、以下の様に動作します。
・タップ1回でストップ
・タップ2回で次の曲にスキップ
・タップ3回で前の曲に戻る
便利ですが、反応が良すぎて、髪の毛がイヤフォンに当たると曲を停止したり、スキップしたりと誤動作もあります。
Marshall Bluetooth App
さて、先述したようにイヤフォンになかなか接続できなかったので、Marshallの専用アプリ（Android）をインストールしてみました。
結果から言うと、全然使えないアプリでした（笑）。3万件のレビューで星4.6ですが、レビューの詳細を見ていくと、良いレビューは一切見当たりませんでした。
使える人もいるかもしれないので、一応紹介しますね。
Google PlayからアプリをDLし、設定をしていきます。
「新しいデバイスを追加」を押すと検索され、ここではMINOR Ⅲと出ていますね。ここで「追加」をタップします。
すると、ファームウェアをアップデートしないといけないと出るので、アップデート。
ここで終了です。
ん？終了？
これずーっとやってて、ここから先に進まないんですよ。そもそも新しいアプリをDLしたばかりでアップデートさせるっておかしいですね。
そう、このアプリ、実は評判悪いんですよ。
レビューを見ても、ひどいですね。そもそも、2022年のレビューは4つ、2023年のレビューは4月1日現在1つです。使う人いないんでしょうね。（ただし、レビューは日本のみが検索されています）
まぁ、何はともあれ、アプリを入れても接続できませんでした。
最後に
音は抜群に良いです。しかもかっこいいし。さすがマーシャルと言って出来ですね。
ただし、音響以外の面は「ん～」って感じなので、ちょっとリスキーですよね。まぁ、接続できなかったら、返品したらお金は戻ってくるので大丈夫ですが。
個人的には、音は抜群に良いのでおすすめしたいですが、繋がらなかったら面倒くさいので、おすすめかどうかと言われたら、「ん～・・・」って答えます（笑）
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