HP ZBook Fury 15.6inch G8 Mobile Workstationのレビュー

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最新スペックを搭載したハイエンドワークステーションで、現行最高峰のスペックになります。

15.6インチで2.5㎏なので、ワークステーションとしては比較的持ち運びがしやすく、外出先でもパワフルな作業がしやすい機種です。

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ZBook Fury 15.6inch G8のスペックレビュー

ZBook Fury 15.6inch G8 左斜め前から

CPU Core i7-11800H
Core i7-11850H
Core i9-11950H
メモリ 最大128GB
ストレージ 最大SSD×4
グラフィックス NVIDIA T1200
NVIDIA RTX
A2000/3000/4000/5000
ディスプレイ(15.6型) FHD IPS 非光沢 400nit/1000nit
無線 WiFi6、Bluetooth 5
内蔵マイク トリプルマイク(ベーシックモデル以外に搭載)
生体認証 指紋センサー、顔認証
LTE Intel XMM 7360 LTE-Advanceあり
セキュリティ TPM、HP Endpoint security Controller、HP Sure sense、HP BIOSphere、HP Sure Clickなど
寸法(幅x奥行きx高さ) 357 x 242.5 x 25.9㎜
重さ 2.5㎏
バッテリー 最大10時間18分
電源 150W/200W
保証 3年保証
価格 35.8万円~(割引前価格)

CPUには最新のインテル11世代 Core i7とCore i9で、ハイパフォーマンスモデルが搭載です。文句のつけようがないプロセッサーですね。

メモリは大容量・最大128GBまで搭載でき、ストレージは最大でSSD 4枚、もしくはSSD 2枚+HDDと言う構成もあります(販売は最大でSSD 2TB×2枚)。ノートパソコンでメモリ128GBはかなり大きいので、大規模データを扱う人でも使いやすいですね。

一番重要なグラフィックボードは、エントリーモデルのNVIDIA T1200からRTX A5000のハイエンドモデルまで選べます。どの用途で使う場合でも適切なスペックを選べば、これ1台で何とかなりますね。

こんなに高い性能を詰め込めるので、電源も大きめの150Wか200W(グラボにA3000以上搭載モデル)になっています。

ディスプレイはちょっと残念ですが、FHD解像度のみで、WQHD(2.5K)やUHD(4K)はありません。それでもディスプレイの輝度はかなり高く、日中の屋外でも見やすい400nitや、超高輝度の1000nitモデルもあります。いつでもどこでも、画面が見やすいです。

他には、指紋センサーや顔認証、高速通信のWiFi6に対応、LTEモデル、Thunderbolt 4も2つあるので、総合的に見ても使いやすいワークステーションですね。

 

公式サイト

旧モデルとの比較

ZBook Fury 15.6inch G8と旧モデルの筐体<左/本機種・右/ZBook Fury 15 G7>

旧モデルのZBook Fury 15 G7との比較です。(メモリ・SSD・GPU・バッテリーは最大値)

本機種 ZBook Fury 15 G7
CPU Core i7-11800H
Core i7-11850H
Core i9-11950H
Core i7-10750H
Core i7-10850H
Core i9-10885H
メモリ 128GB 128GB
ストレージ SSD ×4 SSD+HDD
GPU RTX 5000 Quadro RTX 5000 Max-Q
ディスプレイ FHD FHD、UHD
無線 WiFi6、4G LTE WiFi6、4G LTE
バッテリー 約10時間 約16時間
重量 2.5㎏ 2.5㎏
価格 35.8万円~ 35.6万円~

CPUとグラフィックボードが最新モデルになり、ストレージが大幅に増えています。性能が上がった分、バッテリー駆動時間は減っており、4Kディスプレイもなくなっていますね。

こちらはCPUの性能を計るPassmarkスコアです。

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル

Core i9-11950H 24248
Core i7-11850H 21756
Core i7-11800H 21652
Core i9-10855H 15964
Core i7-10750H 12903
Core i7-10850H 12162

 

これだけ性能が上がっても価格はほぼ変わらないので、お得です。

 

ZBook Fury 15.6inch G8の特徴

ZBook Fury 15.6inch G8 正面

このクラスのワークステーションにしてはベゼル(画面の黒い枠)が細いですが、拡張性が高くエアフローも良い機種なので筐体は大きいです。

寸法は

幅357㎜(≒千円札2.5枚分/375㎜)
奥行242.5㎜(≒一万円札1.5枚分/240㎜)
高さ25.9㎜(≒500円玉/26.5㎜)

になり、特に高さは25.9㎜と500円玉サイズなので分厚いですね。

まぁ、高性能ワークステーションなので、このくらいのサイズがないと筐体が熱くなりやすいし、拡張性も低くなるのでOKだと思います。

ZBook Fury 15.6inch G8の底面

底面の吸気口はかなり大きくとられています。

ZBook Fury 15.6inch G8 排気口

ヒンジ部分にある排気口も大きいですね。

ZBook Fury 15.6inch G8の筐体内部

筐体内部を見るとかなりすっきりまとめられており、べーパーチャンバーという熱を分散するヒートパイプもありますね。増設できる個所も見分けが簡単につくし、余計なところは触れないので、安心してカスタマイズもできます。

ZBook Fury 15.6inch G8 右側面インターフェース

ディスプレイ開閉部分は「くの字」になっており、指1本で開閉が可能です。じつは指1本で開けれるノートパソコンって、ほとんどないんですよね。

 

ZBook Fury 15.6inch G8 背面

天板にはZBookの「Z」のロゴがあるだけで、シンプルですね。CNCアルミニウム筐体で、高い強度と耐久性がありながら、軽量化も実現できたとのことです。

筐体は一般的な家庭用の消毒液などを使って、クリーニングできるように設計されています。コロナの影響でパソコンを掃除することも多いと思いますが、簡単に消毒できるので助かりますね。

また、12万時間以上に相当するHP独自の品質基準テストをクリアし、MIL-STD 810Hという米軍の物資調達規格のテストもクリアしており、高い堅牢性があります。東京生産・サポートセンターも東京なので、安心感がありますね。

プライバシーシャッター

ZBook Fury 15.6inch G8のプライバシーシャッター

本機はWebカメラに物理シャッターがあるので、カメラを使用していないときやオンライン会議の離席中などに閉じておくと、プライバシーも完全に守られます。

 

キーボード

ZBook Fury 15.6inch G8 右斜め前から

キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は18.7×18.7㎜で、余裕をもってタイピングできる幅があります。また、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.5㎜~1.7㎜とノートパソコンでは普通なので、入力しやすいと思います。

 

CPU

Core i9-11950H Core i7-11850H Core i7-11800H
製造プロセス 10nm SuperFin
コア/スレッド 8/16
キャッシュ 24MB
グラフィックス UHDグラフィックス
基本クロック 2.6GHz 2.5GHz 2.3GHz
ブーストクロック 5.0GHz 4.8GHz 4.6GHz
最大TDP 45W

CPUは最新のTiger Lake・インテル11世代モデルで、ハイパフォーマンスのHシリーズが搭載です。現行、最高峰のCPUなので、文句なしですね。

こちらはCPUの性能を表すPassmarkスコアです。

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-11950H  24248
Core i9-11900H  23371
Ryzen 9 5900HX  23249
Ryzen 7 5800H  21981
Core i7-11850H  21756
Core i7-11800H  21652
Ryzen 5 5600H  17768
Core i5-11500H  17655
Core i9-10980HK  17257
Core i9-10855H  15964
Core i5-11400H  15164
Core i7-10750H  12903
Core i7-11370H  12424
Core i5-11300H  11373

 

当然の結果と言えばそれまでですが、かなり高い性能になっていますね。一般的なビジネス用途に必要とされる目安が約7000なので、本機は3倍以上の性能があります。

こちらはCinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。マルチコア性能は総合性能で、シングルコア性能が高いとゲームやクリエイティブワークもしやすくなります。

Cinebench R23 マルチコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 9 5900HX  13875
Ryzen 7 5800H  12969
Core i9-11950H  12836
Core i9-11900H  12345
Core i7-11850H  12345
Core i7-11800H  12180
Ryzen 5 5600H  9974
Ryzen 7 5700U  9555
Core i5-11500H  9532
Core i7-10750H  7314
Core i7-1165G7  6070
Core i5-1135G7  5913
Core i7-11370H  5812
Core i5-11300H  5349

Cinebench R23 シングルコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-11950H  1574
Core i9-11900H  1540
Core i7-11850H  1517
Core i7-1165G7  1504
Core i7-11800H  1492
Core i5-11500H  1492
Ryzen 9 5900HX  1478
Ryzen 7 5800U  1478
Ryzen 7 5800H  1445
Core i5-11400H  1415
Core i5-11300H  1394
Ryzen 5 5600H  1374
Ryzen 5 5700U  1274
Core i7-10750H  1174

 

インテルはシングルコア性能が高いので、クリエイティブワークがしやすいですね。

 

グラフィックス

業務用のAシリーズは以前はQuadroと言う名称で販売されていましたが、今回の新製品から「A」となっています。また、このクラスのワークステーションを購入するので、RTX A2000以上を選ぶ人が多いと思います。簡単に判別するなら、CUDAコアとメモリ容量に注目するといいです。

RTX
A5000
RTX
A4000
RTX
A3000
RTX
A2000
T1200
アーキテクチャ Ampere Turing
CUDAコア 6144 5120 4096 2560 1024
RTコア 48 40 32 20
Tensorコア
(TFLOPS)
192 160 128 80
単精度性能
(TFLOPS)
21.7 17.8 12.8 9.3 3.7
Tensor性能 174 142.5 102.2 74.7
メモリタイプ GDDR6
メモリ帯域 448GB/秒 384GB/秒 264GB/秒 192GB/秒 192GB/秒
メモリ容量 16GB 8GB 6GB 4GB 4GB
TGP 80-165W 80-140W 60-130W 35-95W 35-95W

TFLOPS・・・単精度浮動小数点演算性能で、例えばA4000の17.8TFLOPSだと、32bit小数の乗算、または加算を1秒間に17.8兆回実行できる速度

RTXシリーズはVR Readyなので、VR・ARなどの高負荷なこともできます。

ZBook Fury 15.6inch G8 対応ソフト

本機はISV認証と言う「主要なソフトウェアベンダーの認証を受けた機種」になり、一部ですがソフトをご紹介します。

・データサイエンス・・・Keras、TensorFlow、PyTorch、RAPIDS等

・プロダクトデザイン、エンジニア・・・Ansys、Unity、Unreal、NX、VRED、Creo、Catia、SOLIDWORKS等

・メディアエンターテイメント・・・Premier Pro、Avid、3DS Max、Autodesk Maya等

ISV認証があるので、安心して使えますね。

 

ディスプレイ

ZBook Fury 15.6inch G8のディスプレイ

右にスライドできます↓

解像度 光沢 液晶 輝度 Sure View
FHD
1920×1080
なし IPS 400nit なし
FHD
1920×1080
なし IPS 1000nit あり
HD ハイディフィニション、低解像度で安い機種に使用される
FHD フル・ハイディフィニション、一般的な画質
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い
nit 明るさを表す単位。通常250nitが標準

ディスプレイはこのクラス・この価格としてはちょっと残念なフルHD解像度のみで、以前のように4Kディスプレイはありません。それでも輝度はかなり高く、400nitか1000nitがあるので、日中の日が当たる場所でも明るくて見やすいです。

1000nitのモデルにはSure View Reflectと言うプライバシーガードがあり、輝度を下げてのぞき見を防止できます。

HP EliteBook 830 G6のSure View-min

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

メモリは最大128GB・4スロットで、各モデルにより搭載メモリが変わります。

  • スタンダードモデル・・・16GB(8GBx2)
  • パフォーマンスモデル・・・32GB(16GBx2)
  • ハイパフォーマンスモデル・・・32GB(16GBx2)
  • プレミアムパフォーマンスモデル・・・64GB(32GBx2)
  • ハイパフォーマンスPlus~エクスクルーシブモデル・・・128GB(32GBx4)

ハイパフォーマンスモデル以外はスロットに空きがあるので、自分で増設も可能です。

ただし、本機搭載メモリはすべて2933MHzになり、CPUが対応している最大値の3200MHzではありません。この動作周波数(MHz)が高いと処理速度も上がるのですが、なぜ、あえて古いメモリを搭載しているか分かりません。

2933MHzでも遅くないですが、当然3200MHzの方がより快適に作業ができるので、自分で増設する場合は3200MHzに変えていいかもしれないですね(となると、メモリ全て交換しないといけないので、お金がかかりますが・・・)。しかも、2933MHzのメモリは市場にほとんどないので、どちらにしても、増設する場合は3200MHzのメモリを購入することになります(もとからあるメモリが2933MHzなので、動作は2933MHzになります)。

 

ストレージ

SSD(PCIe NVMe) HDD
最大データ転送速度 最大16Gbps~32Gbps 最大6Gbps(SATAの場合)
平均起動時間 10秒~15秒 30秒~2分
温度 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 安い

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージは高速データ転送速度があるM.2 PCIe NVMeで、最大4つのSSDが搭載できます(販売は2TB×2枚まで)。

ただし、RAID設定は公式サイトでは設定できないようで、自分でやる必要があります。

 

増設

 

ZBook Fury 15.6inch G8の底面カバー

底面カバーはスライドするだけで開けることができ、ツールフリーでカスタマイズやメンテナンスができます。

ZBook Fury 15.6inch G8の筐体内部

赤枠はメモリスロット、緑はSSD、青は2.5インチHDDになります。仕様書を見る限りでは2.5インチベイが記載されていないモデル(ハイパフォーマンス・ハイパフォーマンスPlus)が2つあるので、これらのモデルにはないかもしれません。

 

セキュリティ

HP セキュリティ

HPは世界で最も安全なワークステーションと宣伝しており、それに見合った多くのHP独自のセキュリティが搭載しています。

  • HP Endpoint Security Controller・・・BIOSに改ざんがないかどうか知らべる機能
  • HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
  • HP BIOSphere・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
  • HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
  • HP Sure Run・・・OSの重要な機能や設定を構成時の状態に維持し、万が一設定が無効になった場合は再起動し、安全な状態に戻す
  • HP Sure Recover・・・OSがウイルス感染しても自動的にリカバリーする
  • HP Sure Start・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリーする
  • HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
  • ナノセキュリティロックケーブルスロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
  • TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
  • Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる

 

公式サイト

 

WiFi6

次世代通信規格のWiFi6に対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。今まで5GHzにしか対応していなかった周波数が、2.4GHzと5GHzと2バンドに対応しており、また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

 

LTE

LTEはnano SIMを使ってインターネットに常時接続できる機能で、インテル XMM 7360 LTE-Advanced(GPS機能付き)に対応しているモデルもあります。

対応バンドはこちらで、大手3社の重要バンドすべてに対応しています。

インテルXMM 7360 LTE-Advanceの対応バンド

  • docomo・・・1,3,19,21
  • au・・・1,18
  • softbank・・・1,3

4G回線なので上りはそこまで早くないですが、下り(受信)はかなり速いです。

・送信(上り)・・・最大50Mbps
・受信(下り)・・・最大450Mbps

LTE用の格安SIMなら、大手のIIJmioがおすすめですよ。

 

バッテリー駆動時間

8セル94Whの大きなバッテリーが搭載で、最大バッテリー駆動時間は10時間18分になります。実際にGPUも使った作業をしているとここまで持つこともないので、長時間外出する時は充電ケーブル持ち運びが必須です。

また、高速充電機能に対応しているので、30分で約50%まで充電できます。

電源

電源は比較的大きめの150W(ベーシックモデル・パフォーマンスモデル)か、200Wの2種類があります。悪くない大きさだと思います。

 

インターフェイス

ZBook Fury 15.6inch G8 右側面インターフェース

右側面インターフェースはSDカードリーダー、HDMI 2.0、Mini Display Port 1.4、Thunderbolt 4が2つに電源コネクタになります。

 

ZBook Fury 15.6inch G8 左側面インターフェース

左側面インターフェースはRJ45、ナノセキュリティスロット、USB-Aが3つ、ヘッドフォン/マイクジャック、スマートカードリーダーになります。

インエーフェースは充実していますね。

 

サポート・保証

標準で3年保証が付いており、翌日オンサイト修理になります。オンサイト修理とは、エンジニアが自宅や会社に訪問してその場で修理するもので、最長5年まで延長できます。

サポートはワークステーション専用テクニカルサポートが東京にあり、土日祝日を含む毎日朝8時から夜9時まで対応しています、

HPはサポートも保証も手厚いですね。

まとめ

良い点

・高性能
・増設が簡単にできる
・メモリやストレージの最大容量が大きい
・WiFi6やLTEに対応
・ディスプレイの輝度が高い

残念な点

・ディスプレイがFHD解像度のみ
・メモリが2933MHz
・ディスプレイの縦横比が従来の16:9のまま

 

総合評価

総合的に見て、本機は現行最高峰のスペックでカスタマイズもしやすく、高速通信のWiFi6にも対応、LTE対応モデルもあり、使い勝手はかなり高いです。インターフェイスも充実しているので、据え置き用としても使いやすいですね。

グラフィックボードもローエンドからハイエンドモデルまであるので、用途に合った必要なスペックが選べるし、ディスプレイの輝度が高いのでどこででも作業がしやすいです。

旧モデルにあった4K UHDディスプレイが選べなくなり、ディスプレイの縦横比も16:9と、ここ最近のハイエンドモデルの流れからは遅れていると思います(2021年から縦横比16:10が多く出ています)。

ただし、一番重要なセキュリティが豊富で堅牢性も高いので、HPのワークステーションは13年連続で国内シェアNo.1になっていると思います。

 

公式サイト