HP ZBook Fury 17 G7のレビュー メイン機種としても使えるハイスペック大画面ワークステーション

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本機種は公式サイトでの販売が終了し、後継機種のFury 17 G8が発売されました!

 

ここ最近めっきり減った17型のワークステーションです。持ち運びを考えると17型はちょっと大きいので、ワークステーションに限らず15型ノートが多いですよね。

17型は大きく重いですが、外出先や出張先のホテルなどでがっつり働くには作業がしやすいので、需要もあるし、人気もありますね。

価格は高めですが、スペック+アルファの性能があるので重たい作業ができ、万が一の時も安心して使える機種になります。

レビュー自体はちょっと辛口になっていますが、値段が値段だけに厳しい目でみているためです。性能的には最高クラスのモバイルワークステーションなので、問題ありません。

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HP ZBook Fury 17 G7のスペックレビュー

HP ZBook Fury 17 G7

CPU Intel core i7-10750H
Intel core i7-10850H(vPro対応)
Intel core i9-10885H(vPro対応)
メモリ 最大128GB
ストレージ 最大 HDD 2TB+SSD 512GB
もしくはSSD 8TB
グラフィックス NVIDIA Quadro T1000/T2000 Max-Q
NVIDIA Quadro RTX 3000/4000/5000 Max-Q
ディスプレイ(17.3型) UHD IPS 非光沢 550nit DCI-P3 100%(Dreamcolor対応あり)
セキュリティ TPM、HP Endpoint security Controller、HP Sure sense、HP BIOSphere、HP Sure Clickなど
生体認証 指紋センサー、顔認証
WiFi6 対応
Webカメラ あり
LTE 搭載モデルあり
NFC あり
重さ 3㎏
寸法 398.4×267.1×26.9㎜
バッテリー 最大15時間45分(MobileMark14で計測)
保証 3年間(オンサイト)
価格 税込)39万1600円~

やはりですが、このクラスの価格でXeonが選べないのは不思議ですね。まぁ、Core i9があるので大丈夫と言えば大丈夫ですが、レンダリングが速いのはXeonなのでプロ仕様の機種なら搭載してほしかったです。

メモリはこの価格にしては動作周波数が小さめの2666MHzで、メモリを4枚使うと周波数が2400MHzで動きます。部品的には1000円くらい高いDDR4-2933MHzだと、15%ほど性能が高いのでこれにしてくれても良かったのですが。

ストレージは最大でSSD 2TBを4つ搭載できるので、8TBとかなりの容量があります。ノートパソコンでこの容量は見かけないですよね。

グラフィックスにはゲーミングPCで使用されるGeForce(3Dゲーム/DirectXに最適化)ではなく、より専門的なNVIDIA Quadro(CADなどの専門的な高度な技術計算/OpenGLに最適化)が搭載です。最大でQuadro RTX 5000 Max-Qも搭載できるので、困ることはないです。

ディスプレイは4K画質でDCI-P3 100%と色域も高く、映像クリエイター向けの品質で、HP DreamColor対応ディスプレイは10億色の色が描写されます。

最高のディスプレイです。

その他にも指紋センサーや顔認証、WiFi6にも対応、LTE搭載モデルにNFCもあるので、必要な機能は全てあると言っても過言じゃありません。

サポートも保証も手厚く、万が一の時は現場に来て修理してくれるオンサイト保証が3年間もついています。何かあった時の対応が手厚いのは嬉しいですね。

バッテリーは最大15時間45分となっていますが、MobileMark14での計測なので2/3くらいの時間で見ていた方がいいです。

公式サイト

ZCentral Remote Boost

ZCentral Remote BoostとはHPのワークステーションをセンダー(Sender)として設定でき、例えば自宅にある性能が低いPCからでもセンダーに接続でき、パワフルなワークステーション(センダー)で作業をすることが出来ます。

また、本性能はデータなどを転送するわけじゃなく、画面のピクセルを転送しているので、例えば今作業しているCADの設計データなどはセンダーであるワークステーションにあるままで、リモート操作しているパソコンにはデータがないので、情報漏洩の心配もありません。

当然複数人でアクセスできるので、共同作業も可能です。

詳細は公式ページをどうぞ。

HP ZBook Fury 17 G7の特徴

HP ZBook Fury 17 G7の外観

ベゼル(画面の黒い枠)が細く、おしゃれですね。スクリーンは筐体比82%と、ワークステーションにしては大きい方です。ベゼルが視界に入りにくいので、作業もしやすいと思います。

寸法は幅398.4㎜、奥行き267.1㎜、厚さ26.9㎜とかなり大きいです。17.3型なのでこのくらいにはなりますが、専用のカバンか大きめのカバンが必要になると思います。

  • 幅は、一般的な針金ハンガー横幅(400㎜)
  • 奥行きは、B5用紙の長辺(257㎜)+1㎝
  • 幅は、500円玉(26.5㎜)

とほぼ同じです。大きいので作業がしやすいですが、持ち運びがしにくいサイズです。毎日持ち運ぶと言うよりも出張で2-3日滞在することが多い人や、現場で使う人向けのサイズですね。

HP ZBook Fury 17 G7の寸法 厚さ

厚さは500円玉サイズなので、結構分厚いです。その分、インターフェイスも豊富だしメイン機として使えるほどの性能なので、これはこれで普通だと思います。

重さは3㎏で、小型パソコン2台分ほどの重さです。

HP ZBook Fury 17 G7の天板

天板には特徴的な「Z」のロゴがあります。

HP ZBook Fury 17 G7のデュアルスピーカー

オーディオはデンマークの老舗高級オーディオメーカーのBang & Olufsenで、デュアルスピーカー搭載です。マイクは360度全方位マイク機能付きで、3つのマイクが搭載されています。

ビデオ会議もやりやすいし、グループでの会議にこれ一台と言った場合でも、皆の声が通りやすくなっています。

HP ZBook Fury 17 G7の背面

本機種はMIL-STD 810G(米軍の物資調達規格)の試験をクリアしており、落下テストや衝撃、振動、粉塵テストなど14項目実施されています。頑丈ですね。

HP XBook Fury 17 G7の冷却システム 吸気口と排気口

かなり大きな吸気口が底面に、そして、大きな排気口が背面側部にあり、エアフローの良さはさすがです。

本機種の冷却方式は空冷で、ベーパーチャンバーという方式になっています。CPUとGPUに1基づつのファンがあり、熱をチャンバー(熱を拡散する板)に分散させることで冷却しやすい仕様になっています。

HP ZBook Fury 17 G7の外観 右斜め前から

バッテリー駆動時間はMobileMark14では最大15時間45分となっていますが、通常、業界ではJEITAの定める基準を使うことが推奨されているので、JEITA測定だと10時間ほどになると思います。(MobileMark14は通常50%ほど割り増しされるので)

キーボード

HP ポイントスティック付きキーボード

キーボードはキーピッチ18.7㎜、キーストロークが1.5㎜~1.7㎜と深いので、打感が良く、タイピングがしやすくなっています。

ポイントスティックというボタンがキーボードの中央にあり、このボタンを使ってカーソルを動かすことが出来るので、手がホームポジションから離れずに作業でき、快適に資料作成などがしやすいです。

ツールレスデザイン

HP ZBook Fury 17 G7の底面

赤枠部分をスライドさせるとカバーが簡単に外れるので、メンテナンスや機器の増設・交換が簡単に行えます。

HP ZBook Fury 17 G7の内部

ネジがあまりないので作業時間も短いし、簡単ですよね。メモリは4スロットあるし、SSDは最大4つ搭載できるので、スペックアップがやりやすいですね。

保証・サポート

HP サポート・保証

サポートは受付時間が長めの朝8時~夜の9時までで、土日祝日を含む毎日になります。これだけサポートが長いと、万が一の時にも助かります。

サポートはワークステーション専任のエンジニアによるサポートなので、知識もあり、問題があってもスムーズに解決しやすいです。

保証はオンサイトと言って出張修理で、交換部品があった場合も無料です。

標準で3年間保証ですが、5年まで延長することが出来ます。

ライバル機種

HP Fury G7 17と比較機種の筐体<左から本機種・Lenovo ThinkPad P17 Gen 2・HP Fury 15 G7>

本機種と似たような機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)

本機種 P17 Gen 2 Fury 15 G7
CPU Core i7-10750H
Core i7-10850H
Core i9-10885H
Core i5-11500H
Core i7-11800H/11850H
Core i9-11950H
Xeon W-11855M/11955M
Core i7-10750H
Core i7-10850H
Core i9-10885H
メモリ 128GB 128GB 128GB
ストレージ SSD 8TB SSD x3 SSD +HDD
グラフィックス Quadro T1000/T2000
RTX3000~5000
NVIDIA T1200
RTX A2000~A5000
Quadro T1000/T2000
RTX3000~5000
ディスプレイ UHD
DCI
FHD、UHD
sRGB、Adobe RGB
FHD、UHD
sRGB、DCI
無線 WiFi6、LTE WiFi6E、LTE WiFi6、LTE
バッテリー 15.7時間 11時間 16時間
重量 3㎏ 3.67㎏ 2.5㎏
価格 39.1万円~ 25.3万円~ 36.6万円~

各機種の特徴です。

  • 本機種・・・性能やセキュリティも高く、映像クリエイターにも向いているDCI-P3の色域
  • ThinkPad P17 Gen 2・・・11世代CPU搭載でXeonも選べ、製版向けの色域であるAdobe RGB 100%もあり。多くの書き出しをする人におすすめ。GPUもQuadroの後継モデルであるAシリーズが搭載
  • Fury 15 G7・・・17インチの機種と同じ仕様だが、15インチのため機動性が高い。持ち運びが多い人は検討の価値アリ

Windows 11

Microsoftが2021年6月にWindows 11を発表しました。今までのWindowsのアップデートと違い、全機種アップデートできるわけじゃなく、以下の要件を満たした機種のみになります。

  1. 1GHz以上で動作する複数コアを搭載した64bitCPU
  2. メモリ4GB以上
  3. ストレージ64GB以上
  4. DirectX 12サポート
  5. 9インチ以上720p以上の解像度
  6. Microsoftアカウント
  7. ネット接続
  8. UEFIによるセキュアブートをサポート
  9. TPM 2.0

ZBookは当然全てを兼ね揃えているので、問題なくWindows 11にアップデートできます。

メリット・デメリット

良い点

・セキュリティが堅牢
・最新機能満載

残念な点

・他の色域もあればよかった

CPU

i7-10750H/10850H/ i9-10885H
開発コード名 Comet Lake Comet Lake
製造プロセス 14nm 14nm
コア/スレッド 6/12,6/12 8/16
ベースクロック 2.6GHz/2.7GHz 2.4GHz
クロック・ブースト時 5.0GHz/5.1GHz 5.3GHz
キャッシュ 12MB/12MB 16MB
TDP 45W 45W

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い

↓グラフをタップすると数値が表示されます↓

CADや動画編集はグラフィックボードも大切ですが、CPUはレンダリングやモデリングがいかに快適にできるかの重要なパーツです。

Core i9はデスクトップ並みの性能があるので、快適に作業できます。Core i7はそこそこ高性能で、メインの機種としてはちょっとストレスを感じるかもしれませんが、サブ機や持ち運び用ならそこまで気にならないと思います。

こちらは、レンダリングを行ってスコアを出すCinebench R20です。上3つが本機種搭載CPUです。

CADはほとんどがシングルコアでの作業になるので、シングルコアの性能が高いものがより快適に使いやすいです。Core i7-10750Hはスコアが480、10850Hは497、Core i9は509なので、予算に合わせて選んで大丈夫だと思います。

Core i7-10750H以外はvProに対応しているので、企業が一括管理する場合はvPro対応CPUが使いやすいです。

グラフィックス

↓右にスクロールできます↓

Quadro T1000 Max-Q Quadro T2000 Max-Q Quadro RTX 3000 Max-Q Quadro RTX 4000 Max-Q Quadro RTX 5000 Max-Q
GPUアーキテクチャ Turing Turing Turing Turing Turing
CUDAコア 768 1024 1920 2304 3072
ベースクロック 795/1230MHz 930/1200MHz 945MHz 780-960MHz 600-900MHz
ブーストクロック 1455MHz 1620MHz 1380MHz 1380MHz 1350MHz
FTLOPS 2.6 3.5 5.4 8 9.4
Tensorコア 240 320 384
RTコア 30 40 48
メモリ帯域 128Gbps 128Gbps 336Gbps 448Gbps 448Gbps
メモリタイプ GDDR5 GDDR5 GDDR6 GDDR6 GDDR6
メモリ容量 4GB 4GB 6GB 8GB 16GB
TGP 40W 40W 80W 80W 80W
  • TFLOPS・・・単精度浮動小数点演算性能で、RTX 4000のTFLOPSだと32bit小数の乗算、または加算を1秒間に8兆回実行できる速度。数値が高いと性能が高い(=作業がやりやすい)

Quadro TシリーズはGDDR5(1世代前の規格)でメモリ容量も4GBとロースペックですが、3DCADも比較的扱いやすく、モバイル用としてみると問題ない性能です。

現場でCADを使いながらと言う場合は、RTX 4000、5000が視野に入ると思います。

HP Zbook Fury G7推奨アプリ

ISV(独立系ソフトウェアベンダー)認証も得ているので、ソフトウェアとの互換性があり、使用するであろうほとんどのソフトウェアは認証を受けていると思います。もしあまり有名じゃないソフトを使っている場合は、「動作環境」を調べてから購入するのが良いかと思います。と言っても、Quadroで使えないソフトなんて聞いたことないので、心配は無用かもしれません。

ディスプレイ

HP ZBook Fury 17 G7のディスプレイ

ディスプレイは2種類あります。

光沢 液晶 輝度 色域 DreamColor
UHD 無し IPS 550nit DCI-P3 100%
UHD 無し IPS 550nit DCI-P3 100% 対応

※DreamColor対応はプレミアムパフォーマンスとエクスクルーシブモデルのみ

UHD(4K) ウルトラ・ハイディフィニション、解像度3840×2160
IPS 視野角が広く、コントラスト比も比較的高く、自然な色合いが描写できる
光沢なし 映り込みが軽減された液晶
nit 輝度(明るさ)を表す単位で、通常250前後が標準
DCI-P3 動画編集にも向いているほどの高色域
DreamColor HP独自の技術で最大10億色以上描写できる。

どちらも4K画質のUHDディスプレイで、DCI-P3 100%なので品質はかなり高いです。製版向けに近い品質です。

色域図

DreamColor対応は10億色の色を表現できるので、より詳細を必要としたデータを扱う場合(壁の色や木々の色、公園の遊具の色など)はDreamColor対応モデルが良いと思います。

ただし本機種にはファクトリーカラーキャリブレーション機能がないので、キャリブレーション時は今まで通り自分でしなくちゃいけません。

注)ディスプレイは使用に応じて表示される色合いが変化します。例えば#000000の真っ黒の色が、#101010という若干明るい黒に変わってたり。これはどのモニター、ディスプレイを使っても起こるので、通常200~300時間ごとに較正します。

ファクトリーカラーキャリブレーションとは、工場出荷時の正しい色を表示していた設定に戻せる機能なので、あの面倒くさいキャリブレーションをしなくて済みます。

ファクトリーカラーキャリブレーション対応機種で17型なら、Lenovo ThinkPad P17になります。

公式サイト

メモリ

メモリは最大128GB搭載可能で、DDR4-2666MHzになります。

4枚挿し(例えば32GBx4)すると動作周波数が2400MHzになるので、場合によっては処理速度が落ちます。

本機種搭載のCPUはDDR4-2933MHzまで対応しているので、上のクラスのメモリを搭載してほしかったのが本音です。

ストレージ

ストレージはSSDで、M.2 PCIe NVMeと性能が高いものが搭載です。

最大8TB(SSD 2TBx4つ)もしくはSSD 512GB+HDD 2TBまで搭載できるので、余裕をもってデータ保存ができると思います。

SSD 512GBはOPALに対応で、ハードウェアレベルでデータを暗号化できるので、より強固なセキュリティが使用できます。

  • HDDはSATA接続で、最大データ転送速度は6GB/秒
  • SSDはPCIe NVMeで、最大データ転送速度は16~32GB/秒

WiFi6

次世代通信規格のWiFi6に対応なので、安定した高速回線での通信が可能です。

WiFi6は最大通信速度は9.6Gbpsと、有線接続じゃなくてもかなり速いので、現場で使いやすいと思います。

もしWiFiが飛んでいないところであれば、LTE搭載モデルにすると携帯の電波が入るところであればどこでもインターネットに常時接続ができます。

LTEは4Gで、下り最大450MB/秒です。

NFC

NFCは近距離無線通信規格の一つで、NFC機能があるデバイス同士を近づけるとデータ移動などが出来ます。

例えば、スマホで見ているページをパソコンで見たいときに、スマホをパソコンに近づけるとパソコンでも同じページが表示される仕組みです。

セキュリティ

HPのワークステーションはこれだけの独自セキュリティがあるので価格も高いですが、安心・安全度も高いです。

  • HP Endpoint Security Controller・・・BIOSに改ざんがないかどうか知らべる機能
  • HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
  • HP BIOSphere・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
  • HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
  • HP Sure Run・・・OSの重要な機能や設定を構成時の状態に維持し、万が一設定が無効になった場合は再起動し、安全な状態に戻す
  • HP Sure Recover・・・OSがウイルス感染しても自動的にリカバリーする
  • HP Sure Start・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリーする
  • HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
  • HP Client Security Manager・・・データ、デバイス、ユーザー認証情報を保護する
  • ナノセキュリティロックケーブルスロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
  • TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
  • Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる

こういった多くの独自セキュリティがあるので、安心して使うことが出来ます。

インターフェイス

HP ZBook Fury 17 G7のインターフェイス

  • ネットワークポート(RJ45)
  • ナノセキュリティスロット
  • USB 3.1 Type-A(充電対応)
  • USB 3.1 Type-A
  • マイク入力/ヘッドフォン出力コンボポート
  • スマートカードリーダー
  • SDカードリーダー
  • HDMI
  • Mini DisplayPort
  • USB Type-C(Thunderbolt3)x2
  • 電源ポート

インターフェイスはすごく豊富ですね。必要な機能は全てあると思います。Display Portへの接続はThunderbolt 3でできるし、ドッキングステーションもThunderbolt 3経由でできます。

まとめ

ほぼ完ぺきなモバイルワークステーションだと思います。個人的には、ファクトリーカラーキャリブレーション機能があればよかったかなと思いますが。

本機種をまとめると、

  • サポート、保証、セキュリティは極上
  • スペックは上の中
  • ディスプレイは上の上

の品質があります。

現場でCADを使いながら作業をする人や、持ち運びはあるが一か所にとどまることが多い人に向いている機種です。持ち運びが多い人は15型がいいかなと思います。

公式サイト

15型はこちらをどうぞ。

公式サイト