Lavie Tab T9 2023年モデルのレビュー

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Lavie Tab T9 2023年モデルのレビューです。

スマホじゃ小さくて見にくいけど、タブレットは大きすぎるという人に向いた機種で、スペックは低めなので軽めのことをする人に向いています。

例えば、通勤中の電車で電子書籍を読んだり、家にいるときにちょっと大きめの画面で動画視聴をしたり・・・。

当サイトの評価は、このようになりました。

スペック 3 out of 5 stars
コスパ 2.5 out of 5 stars
総合評価 2.7 out of 5 stars
 5月23日まで春タブ祭を開催中で、ノートパソコンスタンドとBluetoothイヤホンが同時購入で最大2点、実質0円になります。

また、お役立ち品(バッテリーやタンブラー、ケースなど)が割引になります。この機会をお見逃しなく

Tab Tab T9のスペック

SoC MediaTek Helio G80
メモリ 3GB/4GB
ストレージ 32GB/64GB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(9型) HD 1340×800、高視野角液晶
OS Android 12
無線 Wi-Fi 5(IEEE802.11ac/a/b/g/n)
生体認証 無し
カメラ 800万画素/200万画素
寸法(幅×奥行×高さ) 136.8 × 215.4 × 8.0mm
重さ 344g
バッテリー 最大約10時間
標準保証 1年間
価格 37,820円~

<性能評価>

 

タブレットの心臓部であるSoCはローエンドモデルで、ちょっと古いMediaTek Helio G80になります。基本的にサクサク使えるわけじゃなく、ゆっくりと使う人に向いています。

メモリはLPDDR4Xで3GBと4GBモデルがあるので、ちょっとでもより快適に使いたい人は4GBを選ぶとよいです。

また、3GBモデルはストレージが32GBなので、多くのアプリをダウンロードする人や写真を撮る人はすぐに満タンになり、動作がかなり遅くなります。どちらのモデルを買うにせよ、microSDカードで増設できるので、データはこちらに保存したほうが良いかもしれません。

ディスプレイはHD解像度の1340×800ですが、画面が小さいのでFHDでもHDでも見分けはつかないと思います。特に画質が荒いなどと思うことはないと思います。

その他のスペックはWi-Fi 5に対応し、カメラは前面200万画素、リア800万画素と低価格タブレットのスペックで、好んで使うことはないと思います。

意外なことにドルビーアトモスに最適化された2つのスピーカーがあり、モノラルマイクが搭載です。

9インチで344gと軽く、バッテリー駆動時間は最大約10時間と1日に使うには十分かと思います。

本機はスマホよりちょっと大きな画面を使って、Web閲覧や電子書籍を読む人に合います。もしくは、カーナビ替わりにも使えますね。

 

 

公式サイト

 

旧モデルとの比較

2019年ごろからLavieのレビューをしていますが、筆者が把握している限りでは、Lavie初の9インチかと思います。

兄弟モデルにLavie T8があり、本機と似たようなスペックで小型タイプになります。

 

 

メタルボディで高級感がある

Lavie Tab T9 正面

スペックは低いタブレットですが、若干コンパクトなメタルボディになります。プラスチックを使った安っぽいボディじゃないので、どこにもっていっても恥ずかしくありません。

 

Lavie Tab T9 背面

シンプルな外観で、Lavieのロゴがあるだけです。

 

 

ちょっとコンパクト

Lavie Tab T9 片手持ちで動画を見ているところ

寸法は

・縦 215㎜
・横 136㎜
・厚さ 8㎜

で、コンパクトな9インチタブレットです。絶妙なサイズで、スマホより大きく一般的なタブレットよりも小さいです。

例えばスマホではズームしないと読みにくいマンガなんかも、T9だとズームなしで読めるものがほとんどだと思います。

また、344gなので片手持ちもできますが、長々持つと手が疲れてきます。

 

その他の特徴

 

顔認証には非対応

Lavie Tab T9 正面

公式サイトを見ると「おっ!顔認証に対応!」と一瞬思いましたが、これは家電量販店で販売されているLavie Tab T9 T0975のことで、直販モデルは非対応です。

4万円近いタブレットで、指紋センサーも顔認証もない機種は珍しいですね。

 

ケースも売っていたようだが、販売終了

Lavie Tab T9 ケース

カバーケースも販売していたようですが、執筆時現在、販売が終了したようです。amazonなどで2千円ほどで販売されているので、そちらから購入をどうぞ。

ローエンドスペック

MediaTek Helio G80
プロセス Arm Cortex-A75
Arm Cortex-A55
コア 8コア
最大クロック 2GHz
GPU Arm Mali-G52 MC2

Socはbig.Littleで、パフォーマンスの高いコアと省電力のコアの2種類を搭載しており、低負荷なことをしているときは省電力コアで作業をするため、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。

 

Geekbench 6はクロスプラットフォームのベンチマークで、CPUやGPUコンピューティングのスコアを計測できます。

マルチコアシングルコア

Geekbench 6 マルチコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8+ Gen 1  4596
Snapdragon 870  3538
Snapdragon 870  3096
MediaTek Kompanio 1300T  2864
MediaTek Dimensity 7050  2440
Snapdragon 695  1958
Snapdragon 750G  1940
MediaTek Helio G99  1875
Snapdragon 690 5G  1873
Snapdragon 7c Gen 2  1629
Snapdragon 730G  1625
MediaTek Helio G90T  1622
Ryzen 3 3250C  1596
Snapdragon 680  1592
MediaTek Kompanio 520  1534
Snapdragon 662  1397
MediaTek MT8183  1384
Unisoc T610  1213
MediaTek Helio P90  1031
MediaTek Helio P22T  992
MediaTek Helio P60T  928
Snapdragon 439  817
Helio G80  786
Ryzen 3 3250C  697
Snapdragon 429  552
MT8166  497
MediaTek Helio A22  442

Geekbench 6 シングルコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8+ Gen 1  1781
Snapdragon 870  1047
MediaTek Dimensity 7050  967
Snapdragon 870  935
Snapdragon 695  886
MediaTek Kompanio 1300T  739
Snapdragon 750G  644
MediaTek Kompanio 520  619
Snapdragon 690 5G  610
MediaTek Helio G99  565
Snapdragon 7c Gen 2  553
Snapdragon 730G  551
MediaTek Helio G90T  495
Snapdragon 680  376
Unisoc T610  339
Snapdragon 662  314
Helio G80  306
MediaTek MT8183  297
MediaTek Helio P60T  261
MediaTek Helio P90  218
Snapdragon 439  177
Snapdragon 429  170
MediaTek Helio P22T  167
MT8166  140
MediaTek Helio A22  138

 

Lavie Tab T9 スペック表

また、メモリは4GBか3GBになり、できれば4GBモデルがおすすめです。3GBモデルだと、何をするにも遅いです。

こちらならストレージも倍の64GBになるので、そんなにすぐにストレージがカツカツになることもないと思います。また、microSDカードを増設できるので、いろいろとダウンロードする方は増設しておいた方が良いです。

 

 

 

ディスプレイはHD解像度だがそんなに悪くない

Lavie Tab T9 正面

 

解像度 光沢 液晶
9型 1340×800ドット あり 高視野角液晶

HD解像度ですが、ディスプレイが小さいので高精細に見えます。小さな文字でも読みやすく、悪くないと思います。

視野角は広く、四隅が暗くて読みにくいなんてこともないです。

 

 

バッテリー駆動時間

最大バッテリー駆動時間は、約10時間となっています。性能が低い分、消費電力も小さいので、人によっては丸一日持つかもしれません。

 

 

インターフェイス

Lavie Tab T9 左右インターフェイス Lavie Tab T9 インターフェス

ポートはUSB 2.0 Type-Cになり、OTG機能付きです。OTG機能はパソコンを介さずにHDDなどと直接接続し、データのやり取りができる機能です。

 

 

サポート・保証

Lavie タブレットの保証

Lavie製品には1年間の標準保証が付いており、タブレットは最大2年まで延長が可能です。ただし、ちょっと面倒で、購入時にそのまま2年に延長できず、Google検索で探さないとこのページを発見できません。ん??なんででしょう?公式サイトからはこのページに移動できないんです。。。

こちらの「タブレット延長保証サービス」から延長ができます。ちなみにこちらも公式サイトです(笑)。

保証は、何かあった場合はNECの指定業者が引き取りにきてリペアセンターに配送し、修理後に郵送してくれます。もちろん、保証期間内は無料です。

Lavie タブレットの保証とサポート

また、121コンタクトセンターと言う電話サポートで使い方相談をしたり、チャットでのサポートもあります。

 

 

まとめ

良い点

・スマホよりも大きなディスプレイで使いやすい
・バッテリー駆動時間が長い
・電子書籍を読むのにばっちり
・電話サポートがあり、初心者でも安心

 

残念な点

・価格の割に性能が低い

 

総合評価

本機は、スマホじゃ使いにくい・見にくいからちょっと大きめのデバイスを探している人に合う機種ですね。

性能は低いのでサクサク快適にとは言えませんが、電子書籍を読んだりWeb閲覧くらいなら十分使える機種です。

また、サポートは手厚いので、初めてタブレットを使う人にも使いやすい機種です。

 

 

公式サイト