NEC Lavie Direct N15(R)のレビュー・Ryzen 4000シリーズ搭載の光学ドライブモデル

高性能のRyzen 4000シリーズ搭載で、さらに性能が高いRyzen 7 Extreme Editionも搭載可能です。光学ドライブ搭載機種は全体的に低めのスペックが多いのですが、本機種はがっつりと高負荷な作業ができますね。

15.6型の大画面なので作業がしやすく、メモリも最大32GB、ストレージは最大2TBと大容量なので、ヘビーユーザーやビジネス用途でも快適に使えると思います。

光学ドライブ付きなので大きく重たいため、基本的に据え置き用として事務所や自宅で使う用途に合います。

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Lavie Direct N15(R)のスペックレビュー

NEC Lavie Direct N15(R) 右斜め前から

APU AMD Ryzen 7 Extreme Edition
AMD Ryzen 7 4700U
AMD Ryzen 5 4500U
メモリ 最大32GB
ストレージ 最大2TB(SSD 1TB+HDD 1TB)
グラフィックス Radeonグラフィックス
ディスプレイ(15.6型) FHD LED TN液晶
FHD LED IPS液晶
OS Windows 10 Home、Pro
無線 WiFi6、Bluetooth 5.0
有線 RJ45あり
カラー パールホワイト、パールブラック、カームレッド、ネイビーブルー
オーディオ インテルHD、ヤマハ製AudioEngine搭載
Extreme Editionのみヤマハ製スピーカー
生体認証 顔認証(IPS液晶選択時)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ブルーレイドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能付き)
MSOffice Office Home &Business 2019、Personal 2019搭載可能
セキュリティ TPM
寸法 362.4 x 253.8 x 22.7㎜
重さ 2.2㎏
バッテリー 最大6.3時間
保証 1年間
価格 14万3880円~

パソコンの頭脳であるプロセッサーはRyzen 4000シリーズで、2020年にリリースされましたが人気がありすぎて在庫なしだったり、出荷までの待ち時間が長かったですね。ここ最近は落ち着いてきて、比較的速く入手できます。(本機種は執筆時現在、目安納期は4~7日です)

通常のRyzenも性能が高いのですが、本機種はより性能が高いRyzen 7 Extreme Editionも選択できるので、ヘビーユーザーにも満足がいく性能です。

グラフィック性能もExtreme Editionが一番高いので、DVDやブルーレイを焼く前に簡単な動画編集もしやすいです。

メモリは多くの人には十分な8GBから、ヘビーユーザー向けに16GBと32GBもあるので、まずメモリが足りないということは無いと思います。

ストレージも大容量で、SSD+HDDで最大2TBも搭載できます。多くのデータを保存する人には嬉しいですね。

ディスプレイは高解像度のFHDですが、TN液晶とIPS液晶の2種類があり、Extreme Editionのみ高品質のIPS液晶になっています。最低価格が14万円ちょっとの機種でTN液晶はきついですね・・・。それでもスーパーシャインビューという輝度が高い液晶なので、そこまで悪くないですが。

光学ドライブは一般的なDVDスーパーマルチドライブか、ブルーレイ用のドライブが選択できます。ブルーレイ用はDVDスーパーマルチドライブ機能も付いているので、一石二鳥ですね。

持ち運びを想定した機種ではないのでバッテリー駆動時間は6.3時間と短めですが、WiFi6にも対応しているし、有線接続もできるので使い勝手は高いと思います。

公式サイト

兄弟モデルとの比較

NEC Lavie N15 2021年春モデルとN15(R)<本機種とインテルモデルは同じ筐体を使用>

兄弟モデルはLavie Direct N15 2021年夏モデルで、本機種と同じ筐体を使用しており、外観や寸法は全て同じです(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)

Lavie N15(2021年春モデル) 本機種
CPU Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
Ryzen 5 4500U
Ryzen 7 4700U
Ryzen 7 Extreme Edition
メモリ 最大32GB 最大32GB
ストレージ SSD 最大1TB+HDD 最大1TB SSD 最大1TB+HDD 最大1TB
ディスプレイ FHD TN/IPS FHD TN/IPS
無線 WiFi6 WiFi6
バッテリー 6.1時間 6.3時間
重量 2.2㎏ 2.2㎏
価格 14.4万円~ 14.3万円~

兄弟モデルはインテル11世代CPU搭載で、筐体や重さなどは全て同じになります。

まずはプロセッサーの性能を測る、Passmarkスコアです。

AMD Ryzenはインテルに比べ総合性能が高いですね。ただし、動画編集や画像編集などをする人は、3Dグラフィック性能が高いインテルモデルの方が使いやすいと思います。

こちらは3Dグラフィック性能を測る、Video Card Benchmarksです。

本機種のグラフィック性能も悪くないのですが(というか良い方です)、インテルモデルの方が格段に高いグラフィック性能になっています。

編集などのクリエイティブワークが少ない人は本機種・Ryzenモデルが、編集を頻繁にする人はインテルモデルが使いやすいです。

メリット・デメリット

良い点

・ブルーレイドライブも搭載可能
・WiFi6対応!
・高性能Ryzen 4000シリーズ搭載

残念な点

・この価格でTN液晶は・・・
・USB-Cに映像出力機能があれば、より使いやすかったかも

Lavie Direct N15(R)の特徴

NEC Lavie Direct N15(R) 正面

15.6型なので画面は大きいですが、ベゼル(画面の黒い枠)が比較的細いのでより大きく見えますね。

寸法は幅362.4㎜、奥行きは253.8㎜、高さ22.7㎜で、

・幅はB4サイズの長辺(364㎜)
・奥行きは一万円札1.5枚分(240㎜)
・厚さは五円玉(直径22㎜)

とほぼ同じサイズです。

NEC Lavie Direct N15(R) 厚さ

光学ドライブがあるので22㎜と厚めで、2.2㎏と重たいですね。据え置き用として使いやすいサイズです。

NEC Lavie Direct N15(R)のカラー

カラーは4種類あり、パールブラック、パールホワイト、カームレッドそしてネイビーブルーが選べます。カラーが多いので、自分好みのパソコンを選びやすいですね。

NEC Lavie Direct N15(R) 背面から

天板にはシンプルなLavieのロゴが入っています。黒は特にビジネスモデルと言う感じですね。

国内生産

NEC Lavie 国内生産

NEC Lavie 品質テスト

国内で管理・生産を行っているLavieはいくつもの品質テストやチェックをしており、購入後も安心して使えます。

国内生産のメリットとして、高い品質、配送が速い、輸送時にダメージが受けにくいということが挙げられます。多くの外資ブランドは中国などで生産しており、国内輸送よりも長時間・長距離移動になることを考えると、安心感が違いますね。

キーボード

NEC Lavie Direct N15(R)のキーボード

NECのキーボードは全体的に質が高く、本機種はキーストローク(キーを押し込む距離)が1.7㎜と比較的深いので打感が良く、サクサクタイピングができます。キーピッチ(1つのキーから次のキーへの距離)は19㎜と余裕があるので、手が大きな人でも窮屈じゃないと思います。

また、テンキー(数字のキー)付きなので、エクセルなどで数字を使うことが多い人は特に使いやすいですね。

NEC Lavie Direct N15(R)のリフトアップヒンジ

ディスプレイを開けるとキーボードが少し浮かび上がる「リフトアップヒンジ」構造で、キーの中央が少し湾曲(シリンドリカル形状)しているのでよりタイピングがしやすい仕様になっています。

電源ボタンの左にある「ワンタッチスタートボタン」でよく使うアプリなどを登録できるので、毎回使うようなものがあれば登録しておくと時間短縮になります。

光学ドライブ

本機種はDVDスーパーマルチドライブかブルーレイドライブが搭載可能で、ブルーレイドライブを選んだ場合は、DVDスーパーマルチドライブ機能付きになります。

読み込み、書き込み DVDスーパーマルチドライブ ブルーレイドライブ
CD-R,CD-RW
DVD-R,DVD-R+,DVD-RW,DVD-RW+
DVD-RAM
BD-ROM,BD-R,BD-RE, BD-REX

嬉しいのは、ブルーレイドライブもDVDスーパーマルチドライブを使えるので、一石二鳥になります。

CPU

Ryzen 7 Extreme Edition Ryzen 7 4700U Ryzen 5 4500U
コア/スレッド 8/16 8/8 6/6
キャッシュ 12MB 12MB 11MB
GPUコア 7 6
基本クロック 1.8GHz 2.4GHz 2.3GHz
ブーストクロック 4.2GHz 4.1GHz 4.0GHz

実は、このRyzen 7 Extreme EditionはAMDとNECが共同開発したプロセッサーで、詳細は未公開なので分かっている範囲で記載しています。

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

↓グラフをタップすると数値が表示されます↓

ビジネス用途で快適に使いたい場合はスコア7000くらいが目安ですが、Ryzen 5でも1.1万オーバーとかなり高い性能です。Ryzen 7 Extreme Editionに限っては、インテルの上位モデルであるCore i9-10885Hよりも性能が高く、デスクトップ向けCPUのCore i9-10900より10%ほど性能が低いくらいです。

恐るべし、Ryzen 7 Extreme Editionです。

また、Ryzen 7 Extreme Editionのみマルチスレッディングになっており、多くのアプリやソフトを同時に使うことが多い人は、より使いやすくなっています。

コアとスレッドの解説

コアとスレッド数が多いと、同時により多くのデータを処理できるようになるので、使い勝手が上がります。

グラフィックス

グラフィックス性能は、内蔵グラフィックとしては比較的性能が高いです。

Windowsに標準搭載のビデオエディターを使用しての動画編集は、難なく使えるほどです。

ディスプレイ

NEC Lavie Direct N15(R)のディスプレイ

ディスプレイは以下の2種類になり、Ryzen 7 Extreme EditionのみIPS液晶になります。

  1. FHD ワイドスーパーシャインビューLED TN液晶
  2. FHD ワイドスーパーシャインビューLED IPS液晶

スーパーシャインビューとは「光沢あり液晶」で、タブレットやスマホと同じ仕様です。

FHD フル・ハイディフィニションで1920×1080の解像度
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い
TN液晶 青みがかった色でコントラスト比も低く視野角も狭い

本格的な画像・動画編集をする人はIPS液晶を選んだ方が良いですが、そこまで色合いにこだわりがなく、動画にタイトルやテキストを追加するくらいの編集をする人であれば、TN液晶でもそこまで問題ないと思います。

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

本機種搭載のメモリはPC4 21300(DDR4-2666MHz)が搭載で、メモリは2枚1組のデュアルチャンネルメモリーなので、例えば8GB1枚のメモリよりも本機種の8GB(4GB+4GB)の方が快適に使えます。

ストレージ

SSD(PCIe NVMe) HDD
最大データ転送速度 最大16Gbps~32Gbps 最大6Gbps(SATA)
平均起動時間 10秒~15秒 30秒~2分
温度 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 安い

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

本機種には高速タイプのPCIe SSDと、HDDではかなり速度が速い SATAの2つを搭載することができます。最大2TBなので、データが多くても安心ですね。

標準ではHDDのみになっているので、必ずSSDを追加するか、SSDのみにした方が良いです。HDDのみだと全体的な速度が落ちます。

公式サイト

セキュリティ

本機種にはTPMという独立して機能するチップが搭載しており、パスワードなどの重要情報を格納できます。

また、Windows 10 標準搭載のWindows Defenderと言うセキュリティ機能があり、マルウェアやフィッシングなどのウイルスからパソコンを守ってくれます。

WiFi6

次世代通信規格のWiFi6に対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

バッテリー駆動時間

持ち運びを想定していない機種だと思うので、バッテリー駆動時間は短めの最大6.3時間になります。外出する場合は、充電アダプターの持ち運びが必要なケースがほとんどだと思います。

また、約2.7時間の充電で満タンになります。

インターフェース

NEC Lavie Direct N15(R) 右側面インターフェース 右側面インターフェイスには光学ドライブと、盗難防止用のワイヤーを設置できるロックがあります。

NEC Lavie Direct N15(R) 左側面インターフェース

左側面インターフェイスは電源コネクタ、RJ45、HDMI、USB-C 3.1、USB-A 3.0が2つ、そしてヘッドフォン・マイクジャックがあります。

HDMIもあるしUSB-Cもあるので、使いやすいと思います。ただし、USB-Cは映像出力機能はありません。

サポート・保証

標準保証で1年間の引き取り修理が付いており、NEC指定業者が指定住所に引き取りに来てリペアセンターに配送し、修理後に返送するサービスです。送料等は無料で、最短で1日で修理が完了します。(ただし配送期間があるので、手元に戻ってくるには最短数日かかります)

最長5年まで延長できるので、安心ですね。

また、アクシデントダメージプロテクションという「水濡れ・火災・水害・落下など」の通常保証には含まれない保証もある「あんしん保障サービスパック」という上位保証もあります。

サポートは24時間365日対応のチャットサポートや、使い方相談・故障診断・修理受付の電話サポートがあります。受付時間は朝9時から夜7時までになっています。

まとめ

ここ最近、光学ドライブ搭載モデルが少なく、あっても性能が低いものが多いので本機種は重宝する機種だと思います。カラーも4種類あるので、自分好みの色もあると思います。

この価格の機種にTN液晶を使っている点はマイナスポイントですが、より高品質のIPS液晶はRyzen 7 Extreme Editionに搭載しています。

国内生産なので品質も高く、安心して使る機種ですね。

公式サイト