HP Chromebook x2 11のレビュー 2021年12月末販売開始予定

HPから人気のChromebookが発表されました。発売日は2021年12月末で、予約はすでに受け付けています。

キーボードが取り外せる2 in 1 PCで、タブレットとしても使え、2.1K解像度のディスプレイにメモリも最大8GB、LTEモデルもあるので、家でも外出先でも快適に使えます。

HPでは10月24日まで週末限定セールをしており、最大で7万6000円割引がされています!この機会をお見逃しなく!

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HP Chromebook x2 11のスペックレビュー

HP Chromebook x2 11 左斜め前から

SoC Qualcom Snapdragon 7c
メモリ 最大8GB
ストレージ eMMC 最大128GB
グラフィックス Adreno 618
ディスプレイ(11型) 2K IPS タッチディスプレイ
OS Chrome OS
無線 WiFi5、Bluetooth 5.0、4G LTEモデルあり
オーディオ Bang &Olfsen
カメラ 500万画素(インカメラ)
800万画素(アウトカメラ)
生体認証 指紋センサー
カラー ナチュラルシルバー & シェイドグレー(WiFiモデル)
ナチュラルシルバー & ナイトティール(セルラーモデル)
寸法(幅x奥行きx高さ)
重さ 560g(本体)
1.03㎏(キーボード、キックスタンド付き)
バッテリー 最大11時間
保証 1年間
発売日 2021年12月末
価格 8万2500円~

各動作の快適度で、◎が一番です。

Web閲覧 Office 動画視聴 ビデオ電話
画像編集 動画編集

パソコンの頭脳であるプロセッサー(SoC)は、ChromebookやArm版Windows PC用に開発されたSnapdragon 7cです。コスパが高いエントリーSoCですね。

メモリは標準的な4GB(WiFiモデル)と、ChromeBookではかなり大きい8GB(セルラーモデル)になります。普通に使う分には4GBでも大丈夫ですが、よりサクサク使いたい場合は、8GBモデルがおすすめです。

ストレージはスマホやタブレットに搭載されるeMMCが搭載で、デバイスの起動やデータ移動などに影響があるパーツです。スマホを使っている人なら性能はもう分かると思いますが、スリープからの復帰も速く、サクサク使えます。

ディスプレイは11インチで2.1K解像度、広視野角でコントラスト比も高いIPS液晶になります。11インチでこの解像度だと、かなりきれいに見えますね。もちろん、タッチディスプレイでUSIペンにも対応しています。

電源ボタンに指紋センサーも統合しているので、電源を入れたらサインインも完了し、すぐに使い始めることができるし、セキュリティ面でも安心ですね。

インカメラは500万画素、アウトカメラは800万画素と「スマホに比べると」画素数が低く、あまり使う機会もないかもしれません。ただし、ビデオ電話やオンライン授業などで必要なインカメラは、一般的なノートパソコンに搭載のカメラ(92万画素)よりもかなり高いので、相手により鮮明な映像がいきます。

バッテリー駆動時間は一般的なタブレットと同じくらいの最大11時間なので、安心して持ち運ぶことができます。

キーボードを取り外してタブレットとしても使えるし、キーボード付きで入力作業もできるので、公私ともに活躍する機種だと思います。

公式サイト

ライバル機種

HP Chromebook x2 11と比較機種の筐体<左から本機種・Surface Go 3・Lenovo IdeaPad Duet Chromebook>

本機種と似たような機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)

本機種 Surface Go 3 IdeaPad Duet
CPU Snapdragon 7c Pentium Gold 6500Y
Core i3-10100Y
MediaTek Helio P60T
メモリ 8GB 8GB 4GB
ストレージ eMMC 128GB eMMC 64GB
SSD 128GB
eMMC 128GB
OS Chrome Windows Chrome
ディスプレイ 11型)2.1K 10.5型)FHD相当
無線 WiFi5、4G LTE WiFi6 WiFi5
バッテリー 11時間 11時間 10時間
重量
キーボード付
560g
1030g
544g
約800g
450g
920g
キーボード 付属 別売り(約2万円) 付属
価格 8.2万円~ 6.5万円~ 約4万円

全機種ともにエントリークラスのSoCが搭載で、そこまで高いスペックではありません。Web検索や動画視聴、メールの返信などの普段使い用途、もしくはビジネス用途で外出用デバイスといった使い方が合う機種です。

各機種の特徴

  • 本機・・・LTE対応モデルもあり、移動が多い人に合います。解像度も若干高いです
  • Surface・・・唯一WiFi6対応なので、より高速通信が可能
  • IdeaPad・・・メモリが4GBと小さいが、他機種よりも100g近く軽い(タブレット部分のみ)。キーボード付きで4万円台とかなり安い。筆者も購入

 

HP Chromebook x2 11の特徴

HP Chromebook x2 11 セルラーモデルとWiFiモデルの筐体

本機はセルラーモデルとWiFiモデルでカラーが違い、

  • セルラー・・・ナチュラルシルバー & ナイトティール
  • WiFi・・・ナチュラルシルバー & シェイドグレー

ちょっと何色か分からない名前がついています(笑)。青っぽい色と濃いグレーですね。

タブレットとしてはそこそこベゼル(画面の黒い枠)も細く、見やすいと思います。

ただし、先ほどの比較でも紹介したように、キーボード付きの重さは1030gとなり、他のキーボード付きタブレット(もしくは2 in 1 PC)に比べ、ちょっと重たいですね。

本機種 Surface Go 3 IdeaPad Duet
インチ 11インチ 10.5インチ
タブレット部分 560g 544g 450g
キーボード、キックスタンド付 1030g 約800g 920g

HP Chromebook x2 11 タブレット部分 背面キックスタンド

このキックスタンドを外して、純粋なタブレットとして使用した場合は560gと標準的な重さで、持ち運びも楽にできます。

HP Chromebook x2 11 タブレット部分 寝かせた状態

キックスタンドとカバーを外すと、普通のタブレットと同じです。

HP Chromebook x2 11 タブレット部分キックスタンド付きなので、タブレットのようにカバーを購入する必要もありません。USIペンにも対応しており、側面に張り付けることができるので、ペンを失くす可能性も低いですね。

HP Chromebook x2 11 キックスタンドの可動角度

このキックスタンドは可動式で、最大170度まで傾斜させることができます。使いやすい角度に調整できますね。

HP Chromebook x2 11 右斜め前から

キーボードを装着すると、ノートパソコンのように使えます。本機はChrome OSなのでWindowsパソコンとは若干違う使い方ですが、すぐに慣れると思います。

HP Chromebook x2 11のカバー

カバーにキーボードを装着時でも折りたためば薄く、カバンに入れてもかさばらないと思います。持ち運びに向いた機種ですね。

USIペン

HP ワイヤレスリチャージャブル USI ペン

USIペンは主にChromebookに対応しているペンで、傾き・筆圧検知があり、主にペアリング不要で使うことができます。

HPからHP ワイヤレスリチャージャブル USI ペンも販売されるようなので、続報を待ちたいですね。

HP Chromebook x2 11の右側面

右側面にはUSIペンをくっつけることができるドックがあり、ワイヤレスで充電もできます。

 

Chrome OSとWindowsの違い

Chrome OSとWindows OSの比較です。

Chrome Windows
OS Chrome OS Windows
ダウンロード Google Play Microsoft Store
各Webサイト
Microsoft Office
セキュリティ
ブラウザ Google Chrome(Google PlayからDLしたら選べる) Microsoft Edge(好きなものを選択可能)
データ保存 基本的にGoogle Drive 基本的に内蔵ストレージ

MicrosoftのOfficeも使えるし、Googleのスプレッドシートやドキュメントも使え、大きな違いは「各Webサイトからアプリやソフトをダウンロードできるか」どうかだと思います。

Windowsであれば好きなアプリをダウンロードできますが、ChromeではGoogle Playにあるもののみダウンロードできます。普通に使う人であれば、サイトから何かをダウンロードすることも少ないので、影響はないと思います。

また、Chrome OSは低スペックでも快適に使えるよう設計されており、仮に完全に同じスペックのWindows PCとChrome PCがあったら、Chromeの方が断然速く動作します。

 

セキュリティソフトがいらない?

Chromebookのセキュリティ

これは、その通りです。Chrome OSは「万が一ウイルスに感染したページを開いてもシステムと切り離されている」ので、パソコン本体にウイルスが感染することがありません。

ということは、Windowsパソコンの様に動作が重たくなるウイルスバスターなどのセキュリティソフトが必要ないので、快適にサクサク使えるんです。

 

キーボード

HP Chromebook x2 11 左斜め前から

マグネティックのキーボードでキーストローク(キーを押し込む距離)は1.3㎜と、ここ最近の薄型ノートパソコン並みで、打鍵感は軽いです。タイピングも軽めがいいですね。

HP Chromebook x2 11 横から

キーボードはテクスチャー加工をした素材が使用され、滑りにくくなっています。また、キーボードは装着時に角度がつくように設計されているので、タイピングもしやすくなっていますね。

CPU

パソコンの頭脳であるプロセッサー(タブレットやスマホではSoC)は、Qualcomm Snapdragon 7cになります。8コアと多くのコアがあるので、多くのことが同時にできます。

コアとスレッドの解説図

画像はコアのイメージですが、単純にコア数が多いものはより多くのデータを同時に処理できるので、使い勝手が高くなります。ただし、実際に多くのことを同時にするとなると、メモリやストレージの性能などその他の要因もかかわってくるので、8つのことを「快適に」同時にできるというわけではありません。

プロセッサーの性能を表すPassmarkスコアです。

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8cx Gen 2  4103
Pentium Silver N5030  2665
Pentium Silver N5000  2605
Snapdragon 7c  2333
Celeron N4020  1589
Celeron N4000  1405

一般的なパソコンに搭載されるCPUのスコアは5000~6000くらいになりますが、Chrome OSはスペックが低くても動作するように設計されているため、スコア2000~3000くらいのSoCが多いです。

本機は2333とエントリークラスのChromebookとしては普通で、高負荷な作業などはしにくいですが、Web検索や動画視聴、メールやGoogleドキュメントなどは普通にできるほどです。

 

公式サイト

ディスプレイ

HP Chromebook x2 11 正面

右にスライドできます↓

解像度 インチ 光沢 液晶 タッチ
2160×1440 11インチ あり IPS

解像度は標準的なFHD(1920×1200)よりも若干良い2.1Kで、コントラスト比が高く視野角も広いIPS液晶が搭載です。

11インチでこの解像度だと、数字以上にきれいに見えると思います。

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

本機種はChromebookではかなり大きめの8GB(セルラーモデル)か、標準的な4GB(WiFiモデル)が選べます。LTEが必要ない人でも快適に使いたい場合は、セルラーモデルがいいですね。

 

ストレージ

SSD(PCIe NVMe) eMMC HDD
最大データ転送速度 かなり速い 速い 遅い
平均起動時間 10秒~15秒 15秒前後 30秒~2分(新品の場合)
温度 熱くなりにくい 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 中価格 安い

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

eMMCはタブレットやスマホに使用されるストレージで、みなさんも知らずに使っていると思います。

低電力で、しかも熱くなりにくい、そして速いと3拍子揃ったストレージです。

 

LTE

セルラーモデルはnanoSIMカードを使い、常時インターネットに接続できるLTEに対応しています。LTEはQualcomm Snapdragon X15 4G LTEモデムになり、MU-MIMO(複数の端末に同時にデータを送信する機能)にも対応しています。

移動が多い人は、アクセスポイントを探さずにどこででも使えるので、便利ですね。

LTE用の格安SIMなら、大手のIIJmioがおすすめですよ。

 

バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間は、WiFiモデルもセルラーモデルも最大11時間となっています。タブレットの標準的な長さなので、特に困ることはないと思います。

 

インターフェイス

HP Chromebook x2 11のインターフェース

インターフェースは左からmicroSDカード兼SIMカードリーダー(WiFiモデルはMicroSDのみ)、ボリュームボタン、USB-C(Display Port 映像出力機能付き)が2つになります。USB-Cの最大データ転送速度は5Gbpsになります・

タブレットとしてはUSB-Cが2つもあるので、便利だと思います。

 

サポート・保証

HPでは「1年間の使い方サポート」と「1年間の引き取り修理保証」が標準でついています。

パソコンに同梱される「パソコン入門書」を見ながら設定や使い方を見ることが出来、分からない場合は電話でサポートを受けることが出来るので、安心して購入できます。

保証は最長3年まで延長でき、引き取り修理じゃなく出張修理もあります。

  • 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
  • 出張修理・・・家や事務所に来て現場で修理。期間内は交換パーツ代など無料

 

まとめ

良い点

・タブレットとしても使える2 in 1 PC
・LTE対応モデルは外出が多い人に便利
・キーボード付き

残念な点

・SoCがちょっと古い?
・WiFi6に非対応

 

総合的に見て、2.1K解像度にキーボード付き、メモリも最大8GBと大きいく、控えめな性能でもサクサク動くChrome OSなので、使いやすい機種だと思います。

残念な点で上げたSoCですが、2019年に販売を開始したものなので古いわけではないですが、もうすでに後継モデル(Gen 2)も出ているし、本機が販売されるのが2021年末からなので、販売時には3年前のモデルになります。どうでしょうか、この選択は?

とはいっても、後継モデルのSnapdragon 7c Gen 2は本機搭載のGen 1から5%しか性能がアップしてないので、それであれば安いモデルでもいいかなと思います。

また、すでに販売されているより安いモデルにはWiFi6が対応しているのですが、本機は対応していないようです。マイナスポイントですね。

細かいことは気にせずに、「とりあえず普通に使えたら問題ないよ」という方には合うと思います。

公式サイト