HP Envy 13-ba0000の実機レビュー・クリエイター向けsRGB100%のディスプレイ搭載

HP Envy 13には13-aq0000や13-aq1004TU、13-ad0009TUなど多くの機種がありますが、本機種は最新モデルの13-ba0000になります。

Envyシリーズはプレミアムモデルで使われている部品も質が高く、外観も高級感溢れるペイルゴールド、ディスプレイにもsRGBカバー率100%の質が高いものが使われており、macの様な印象を受けるクリエイターモデルになります。

性能も高く使い勝手も良いので、プライベートに、仕事にも活躍できる機種になります。

※本記事はメーカーからお借りしたレビュー機(Core i5-1035G4・メモリ8GB・SSD 256GB)を使用しています。

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HP Envy 13のレビュー

HP Envy 13-ba0000 左斜め前から

CPU Intel core i5-1035G4
コア/スレッド 4/8
メモリ 8GB
ストレージ 256GB、512GB
OS Windows 10 Home
グラフィックス Iris Plus
ディスプレイ 13.3型 FHD IPS タッチディスプレイ(400nit)
キーボード バックライト付き
セキュリティ パワーオンパスワード、アドミニストレーターパスワード、TPM、Windows Defender、物理シャッター、マカフィーリブセーフ30日版
生体認証 指紋センサー
WiFi6 対応
カラー ペイルゴールド
寸法 306x194x16.9㎜
重さ 1.3㎏
バッテリー 最大17時間30分
サポート 1年間電話相談、LINEやツイッターでのサポート
保証 1年間引き取り修理
価格 9万3500円~

8.7万円と比較的安いクリエイターモデルで、細部にまでこだわった匠の一品になります。

パソコンの頭脳であるCPUはGシリーズのハイスペックCPUで、メモリも安物のメモリじゃなく3200MHzの高性能高価格モデルになっています。

ストレージもSSDのPCle-NVMeという高性能モデルで、データ転送速度が40Gbpsと、かなり速いものになっています。

細部を見ていけばいくほど、「こだわって作っているな」というのが見て取れる機種ですね。似たような名前の部品を使い、似たような性能で低価格モデルはありますが、本物を求める人に合う機種です。

HP公式ページ

旧モデルとの比較

HP Envy 13-ba0000と旧モデルの比較<左/本機種・右/Envy 13 2018>

旧モデルのEnvy 13 2018との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 Envy 13 2018
CPU Core i5-1035G4 Core i3-8130U
Core i5-8250U
メモリ 8GB 8GB
ストレージ SSD 512GB SSD 256GB
ディスプレイ FHD FHD
無線 WiFi6 WiFi
バッテリー 17.5時間 14時間
重量 1.3㎏ 1.27㎏
価格 9.3万円~ 販売終了

筐体はやはり上位モデルなので以前から洗練された外観になっており、本機種も似ていますね。奥行きが1.6㎝も小さくなっていますが、重さは30gアップしています。

バッテリー駆動時間は3.5時間伸び、WiFi6にも対応と、順当に性能アップしています。

こちらはCPUの性能を表すPassmarkスコアです。

8世代CPUから10世代CPUに変わっり、30%以上性能が上がっていますね。

ライバル機種

HP Envy 13-ba0000と比較機種の筐体<左から本機種・Envy x360 13・Lenovo IdeaPad S540>

本機種と似たような機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)

本機種 Envy x360 13 IdeaPad S540 13
CPU Core i5-1035G4 Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
Core i5-10210U
メモリ 8GB 16GB 8GB
ストレージ SSD 512GB SSD 512GB SSD 512GB
ディスプレイ FHD IPS FHD IPS 2.5K 画面比16:10
無線 WiFi6 WiFi6 WiFi6
バッテリー 17.5時間 11.5時間 14時間
重量 1.3㎏ 1.24㎏ 1.25㎏
Thunderbolt
価格 9.3万円~ 9.8万円~ 9.9万円~

Envy Ex360 13は本機種のモデル違いで、2 in 1 PCになります。ディスプレイが360度回転するのでタブレットとして使用することもできるんですね。また、CPUは11世代になります。

Passmarkスコアはこの様になります。スコアが7000ほどあると、ビジネス用途でサクサク使えるくらいです。

各機種の特徴はこの様になります。

  • 本機種・・・CPU性能は中の上で、バッテリー駆動時間が長くこのクラスとしては低価格
  • Envy X360・・・2 in 1 PCでCPU性能が高いが、バッテリー駆動時間が若干短い
  • IdeaPad S540・・・CPU性能は中くらいだが、ディスプレイが2.5Kで画面比16:10と縦に長いのでより多くの情報が表示される

メリット・デメリット

良い点

・小型軽量なのにバッテリー駆動時間がかなり長い!
・アルミニウム素材で上品、耐久性も高い
・sRGB 100%の広色域
・Thunderbolt搭載!!

残念な点

・HDMIがあったら使いやすかった
・キーボードのレイアウトが若干不思議

HP Envy 13-ba0000の特徴

HP Envy 13-ba0000 正面

何と言ってもこの高級感溢れる外観ですが、ベゼル(画面の黒い枠)が狭いので特におしゃれに見えます。ボディは当然プラスチックじゃなくアルミ素材なので、一目で違いが分かります。

寸法は横幅が306.5㎜、縦(奥行き)が194.6㎜で、大学ノートA4サイズ(297㎜x210㎜)より横+9.5㎜、縦-15.4㎜なのでかなり小型になっています。

HP Envy 13-ba0000の左側面インターフェース

幅もたったの16.9㎜と1円玉の3/4サイズで、1.3㎏と持ち運びがしやすい軽さですね。

HP Envy 13-ba0000 左側面

とにかく薄いので、おしゃれですね。

HP Envy 13-ba0000 背面

天板のロゴはHPの上位機種のみに使用されるもので、HPシリーズやPavilionとは違うものになっています。後ろから見ても、横から見てもおしゃれですね。

HP Envy 13-ba0000の底面

底面には横に長い吸気口があり、左右にスピーカーもあります。インテル性能CPUなので熱くなりにくいですが、吸気口が大きいとエアフローも良くなるのでハイパフォーマンスを維持しやすくなります。

キーボード

HP Envy 13-ba0000のキーボード

キーボードにはバックライトが付いているので、暗い所で作業をする時にすっごく役に立ちます。ただし、エンターキーやデリートキーが一番端っこじゃなく1列中に入っているので、普通のキーボードに慣れている人は最初は戸惑うかもしれません。

キーストローク(キーを押し込む距離)は浅めなので、軽いタッチでタイピングすると使いやすいです。ちなみに1つ1つのキーは、1100万回押すテストをクリアしています。

電源の横にはWebカメラをON/OFFできるボタンがあり、使用していない時やWeb会議の離席中などはOFFにしておくとよりプライバシーも守られます。

生体認証

HP Envy 13-ba0000の指紋センサー

指紋センサーはキーボード右下のカーソルキーの横にあり、ここを触るとサインインができます。パスワードを入力しないでいいので助かりますね。

素材

HP Envy 13-ba0000の素材

上位モデルの機種なので素材はアルミニウムになっています。手触りもいいし、見た目の高級感もありますね。また、一般的に使用される樹脂素材(プラスチック)に比べ耐久性も高く、頑丈です。

CPU(プロセッサー)

パソコンの頭脳であるCPUは、上位モデルのIntel Core i5-1035G4になります。通常のノートパソコンはCore i5-〇○○Uという末尾がUの省電力・省性能モデルが使われるのですが、Envy 13にはハイスペックなGモデルなのにバッテリーも17.5時間と長くなっています。

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

↓グラフをタップすると数値が表示されます↓

何と本機種搭載のCore i5は、ハイスペックモデルのCore i7-10510Uよりも10%ほどスコアが高くなっています。スコアも8000オーバーで、ヘビーな使い方をしても対応できる性能です。

例えば、Zoomで会議をしながらYoutubeをこっそり見て、アマゾンでショッピングをしながら・・・などハードな仕事も快適に使えます。

また、プロセッサーにはコアとスレッドという性能もあるのですが、この数字が大きければ同時に処理できるデータ量が増えます。コアとスレッドの解説図<アプリの数は例>

本機種は4コア8スレッドと大きく、同時に多くのアプリやページが処理できます。

メモリ

メモリはパソコンの作業台で、数字が大きい方が多くのファイルや大きなファイルが扱えます。

一般的に4GBが標準ですが、Envy 13は8GBと比較的大きなメモリになっているので、安心して使えますね。

本機種搭載のメモリはDDR4-3200MHzで、現行最高の動作周波数になっています。この動作周波数が高いとデータの処理速度が上がるので、高速表示が可能です。

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

SSD(PCIe NVMe) HDD
最大データ転送速度 最大16Gbps~32Gbps 最大6Gbps(SATAの場合)
平均起動時間 10秒~15秒 30秒~2分
温度 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 安い

本機種にはM.2 PCIe NVMeが搭載で、データ転送速度も速くサクサク使えます。

公式ページ

ディスプレイ

HP Envy 13-ba0000のディスプレイ

ディスプレイはFHD IPS液晶 タッチパネル 400nit sRGBカバー率100%の、高品質液晶です。

FHD FHD(フル・ハイディフィニション)で、解像度は1920x1080
IPS液晶 視野角が広い液晶で、画面の角度を変えても鮮明に見やすい液晶
タッチパネル スマホの様に画面をタップして操作できる
nit 輝度を表す単位で、通常250nit前後あれば日中の室内で問題なく見える明るさ。4Kテレビは400nit~800nitが多い
sRGB 国際的な標準色空間で、カメラやモニターなどほとんどの機器が対応している。

ディスプレイは高解像度のFHDで、コントラスト比や視野角が広いIPS液晶が搭載です。また、色域がsRGB 100%と広いので、より鮮やかな色が描写されます。

sRGB 100%とNTSC 45%のディスプレイ比較

こちらはsRGB 100%のディスプレイと一般的なディスプレイ(NTSC 45%)を一眼カメラで撮影し並べたものですが、左の方が明らかに鮮やかな色になっています。

またディスプレイはGorilla Glass NBT(通称ゴリラガラス)で、一般的なソーダライムガラスより8~10倍の強度があるので、安心して使えますね。

ちなみにディスプレイは2万5000回の開閉テストをクリアしているので、ヒンジ部分も頑丈な造りになっています。

グラフィックス

グラフィックスはCPU内蔵のIris Plusで、ローエンドモデルのグラフィックボードNVIDIA GeForce MXに近い性能を持っています。

グラフィックス能力が高いとOfficeワークや複数画面を使った作業もしやすいくなります。

Iris Plusはスコアが2860と内蔵グラフィックスにしては高い性能があり、簡単な動画編集も出来、画像編集も出来ます。画像編集はAdobeのLightroomなんかも使える性能があるので、クリエイターも安心して使える機種です。

WiFi6

WiFi6はスマホの5Gと共に注目される次世代通信規格で、超高速インターネット回線です。

現在主流のWiFi5は通信速度が6.9Gbps(理論値)ですが、WiFi6では40%ほど性能が上がり、9.6Gbpsになっています。

また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

セキュリティ

Envy 13には色々なセキュリティが付いているので、あまりパソコンに詳しくない人でも安心して使うことが出来ます。

  • Windows Defender・・・Windowsに標準搭載のセキュリティ
  • パワーオンパスワード・・・電源を入れた時などにパスワードを入れないと使えないようにするもの
  • アドミニストレーターパスワード・・・例えば子供とPCを共用する場合、子供が勝手にアプリなどをダウンロードできないようにパスワードを設定するもの
  • TPM・・・独立して機能するチップにパスワードなどの重要情報を保存できる
  • プライバシーシャッター・・・前面カメラのカバー

また、セキュリティソフトのマカフィーリブセーフ30日版も付いているので、セキュリティは盤石です。ただしマカフィーは30日後には切れるので、長期間使いたい場合は購入時に1年~3年に延長できます。

バッテリー駆動時間

バッテリーは3セルで、最大駆動時間は17.5時間になります。バッテリーの持ちがかなり良いので、一日外出する人でも安心して使えると思います。

インターフェイス

HP Envy 13-ba0000の右側面インターフェース

右側面インターフェースには電源コネクタ、USB-A(最大データ転送速度5Gbps)、そしてmicroSDカードリーダーがあります。

HP Envy 13-ba0000の左側面インターフェース

左側面インターフェースにはマイク・ヘッドフォンジャック、USB-A(最大データ転送速度5Gbps)、Thunderbolt 3があります。

インターフェイスはそこまで多くないですが、Thunderbolt3対応なので、対応のドッキングステーションやハブを購入すればより多くの機器に接続できます。また、USB-Cは映像出力機能付きなので、モニターに繋ぐこともできます。

HDMI接続しかできない機器を持っている場合は、USB-C→HDMI変換ケーブルが1000円くらいから購入できます。

サポート

HPパソコン購入のメリットは、手厚いサポートにもありますよね。

パソコンに同梱される「パソコン入門書」を見ながら設定や使い方を見ることが出来、分からない場合は「電話相談」が1年間できるので、安心して購入できます。

また、LINEやツイッターでもサポートをしているので、色々な手段で簡単にコンタクトを取る事が出来ます。

パソコンも1年間修理保証が付いているので、万が一の時も安心ですね。

まとめ

HP Envy 13は細部にまでこだわった機種で、値段もそこそこしますが満足度も高い機種です。

性能も高くおしゃれ、ディスプレイもsRGB 100%とクリエイターにも合う品質だし、サポートも手厚いので初めてパソコンを購入する人にも安心です。

インターフェースが若干乏しいですが、普通に使う分には十分だし、変換ハブも安く売っているので問題ないかと思います。

HP公式ページ