Lavie N13 Slimのレビュー 13.3インチで1.14㎏と軽量

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Lavieの新しいシリーズで、スリムな機種が多いSlimシリーズ・Lavie N13 Slimです。

最初にぶっちゃけると、筐体の厚さは19.7㎜とスリムと言うよりも若干分厚い機種ですが、筐体はコンパクトで、性能もそこそこ高いです。

当サイトの評価は、このようになりました。

スペック 4.2 out of 5 stars
コスパ 4 out of 5 stars
総合評価 4.1 out of 5 stars

 

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Lavie N13 Slimのスペック

CPU Core i5-1335U
Core i7-1355U
メモリ LPDDR4X 最大32GB
ストレージ SSD 最大2TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(13.3型) WUXGA IPS液晶 スーパーシャインビュー
OS Windows 11 Home/Pro
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 指紋センサー
WEBカメラ FHD 1080p
オーディオ Dolby Audio搭載(YAMAHA製AudioEngine機能搭載)、2W×2
寸法(幅×奥行×高さ) 300.6 × 216 × 19.7mm
重さ 約1.14㎏
バッテリー 最大約9.4時間(JEITA 3.0)
標準保証 1年間
価格 15.8万円~

パソコンの頭脳であるCPUはインテル第13世代で、高性能Core i5かCore i7になります。どちらもビジネス用途でも快適に使えるほどの性能です。

メモリはなぜだか旧モデルのLPDDR4Xで、最大32GBと大容量です。旧モデルとはいえLPDDR4Xは処理速度が速いので、サクサク使えます。

ストレージは高速データ転送速度があるSSDで、最大2TBと大容量です。

ディスプレイは13.3インチで、画面アスペクト比が16:10と縦に長く、13.3インチでも14インチ並みの情報が表示されます。今まで13.3インチは画面が小さいからと敬遠していた人にも使いやすいです。

解像度はWUXGA(1920×1200ドット)で、コントラスト比が高いIPS液晶、そしてスーパーシャインビューという光沢ありになります。

その他のスペックは、OSはWindows 11 HomeかProがあり、最新のWi-Fi 6Eに対応、WebカメラはFHD 1080pで、2Wのスピーカーが2つ搭載です。インターフェスはSDカードリーダーがあり、USB Type-C 3.2 Gen 2 が2つにUSB 3.1  Gen 2が2つ、そしてHDMIが1つと問題ない程度にあります。

また、生体認証には指紋センサーが用意されていますが、モデルによっては標準搭載じゃないので追加する必要があります。

13.3インチで1.14㎏と軽く(大容量バッテリー搭載時は1.25㎏)、標準バッテリー搭載時は4.7時間、大容量バッテリー搭載時は最大9.4時間のバッテリー駆動時間があります(動画再生時)。

名前にスリムとついていますが、厚さ19.7㎜と分厚く、なんで?って感じもしますね。ただし、筐体の幅や奥行きはコンパクトです。

 

 

公式サイト

 

2023年のトレンドと比較

2023年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)

13世代CPU DDR5 PCIe 4.0 アスペクト比16:10
×
Wi-Fi 6/6E sRGB 100%以上 輝度300nit以上 1080P Webカメラ
Thunderbolt 4 生体認証 バッテリー14時間以上(JEITA 2.0)
×

※先ほどバッテリー駆動時間は最大9.4時間と言いましたが、これは最新の計測方法JEITA 3.0で、一般的に使われるJEITA 2.0測定では最大約24時間になっています。

 

 

旧モデルとの比較

兄弟モデルとしてN13という機種がありますが、N13 Slimという名称では本機が初めてになります。

ぶっちゃけて言うと、N13のほうがスリムで軽量です。

<左/本機種・右/N13 2023年モデル>

旧モデルじゃないですが、兄弟モデルのLavie N13との比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 N13
CPU Core i5-1335U
Core i7-1355U
Core i3-1215U
Core i5-1235U
Core i7-1255U
メモリ LPDDR4X 32GB LPDDR4X 32GB
ストレージ SSD 最大2TB SSD 最大2TB
ディスプレイ WUXGA FHD
無線 Wi-Fi 6E Wi-Fi 6E
バッテリー 24時間 18時間
重量 1.14㎏ 984g
価格 300.6 × 216 × 19.7㎜ 307 × 216 × 17.9㎜

基本的に似たようなスペックですが、本機はCPUが第13世代、N13は12世代になります。また、画面アスペクト比も本機は16:10でより情報量が多いです。

ただし、コンパクトさや軽量という視点で見たらN13のほうが断然持ち運び向きです。

こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアです。

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル

Core i5-1335U  16014
Core i7-1355U  15337
Core i5-1235U  14106
Core i7-1255U  13919
Core i3-1215U  10907

 

 

持ち運びがしやすい13.3インチ

Lavie N13 Slim 右斜め前から

13.3インチで最計量モデルは1.14㎏と軽く、持ち運びがすっごく便利です。

13.3インチの平均的な重量は約1.3㎏なので、160gほど軽いです。こんなに軽いので、会議などで社内移動が多い人や、外出先に持ち運ぶことが多い人に合います。

 

avie N13 Slimの高さ

寸法は幅 300.6㎜、奥行き 216㎜とコンパクトですが、厚さ(高さ)は19.7㎜と「スリム」と呼ぶには「?」が頭に浮かびます。

 

 

リフトアップヒンジでタイピングがしやすい

Lavie N13 Slim リフトアップヒンジ

兄弟モデルのN13も同じくリフトアップヒンジを採用していましたが、90度以上ディスプレイを傾けるとディスプレイ下部が机にあたりキーボードが持ち上がります。

劇的な効果はないですが、「あれ、なんかタイピングしやすいな」というくらいに効果を感じると思います。

キーピッチは19㎜とフルサイズ並みで、手が大きな人でも普通にタイピングできます。キーストロークは1.5㎜と普通で、軽めのタイピングでサクサク打てます。

 

 

画面アスペクト比が16:10で、縦に長いWUXGA解像度

Lavie N13 Slim 正面

Lavieではあまりないのですが、本機は画面アスペクト比が16:10と縦に長く、13.3インチでも14インチ以上の情報が表示されます。

上の画像を見比べると一目瞭然ですが、左の13.3インチのほうがより多くの情報を見て取れます。

筆者も以前は「13.3インチは見にくいからな~」と敬遠しており、14インチ以上を購入対象にしていましたが、今では16:10なら13.3インチも対象です。

解像度はWUXGA(1920×1200ドット)とFHDよりも縦に120ドット長く、コントラスト比が高いIPS液晶を採用です。また、スーパーシャインビューというグレア液晶なので、明るく発色がよく見えます。ただし、反射しやすいので好みが分かれるかもしれません。

 

 

カラーが3色もあるので、人と被りにくい

Lavie N13 Slimのカラー

本機はスカイシルバー、ネイビーブルー、そしてパールブラックの3色があり、オリジナリティを出せるラインアップです。

 

 

国内生産でサポートも抜群

NEC Lavie 国内生産

本機は、さすがNECが作るだけあって、国内生産になります。品質も高く、特にビジネス用途の場合は安心して使えます。

やっぱり、Made in Japanが一番ですよね。

標準保証で1年間の引き取り修理が付いており、NEC指定業者が指定住所に引き取りに来てリペアセンターに配送し、修理後に返送するサービスです。送料等は無料で、最短で1日で修理が完了します。(ただし配送期間があるので、手元に戻ってくるには最短数日かかります)

最長5年まで延長できるので、安心ですね。

また、アクシデントダメージプロテクションという「水濡れ・火災・水害・落下など」の通常保証には含まれない保証もある「あんしん保障サービスパック」という上位保証もあります。

サポートは24時間365日対応のチャットサポートや、使い方相談・故障診断・修理受付の電話サポート(フリーダイヤル)があります。受付時間は朝9時から夜7時までになっています。

NECのサポートは手厚いことで有名で、「デジタルライフレスキューサービス」もあり、パソコンだけじゃなくデジタル家電やゲーム機の設定方法、Officeの使い方、テレワークをしたいけどどうしたらいいかなど、幅広い質問ができます。しかも、フリーダイヤルなので、気軽に電話できますね。

 

 

高画質FHD Webカメラ

Lavie N13 Slim ディスプレイ

なんと、WEBカメラはFHD 1080pで、高画質です。Lavieって価格が高くてもHD解像度のカメラを搭載していることが多いので、うれしいですね。

 

 

HD解像度は約92万画素、FHDは約200万画素と倍以上違うので、きれいに見えます。Web会議が多い人や、オンラインレッスンの講師にも合うスペックです。

また、プライバシーシャッターも搭載しています。カメラを使わないときは閉じておくと安心です。

スピーカーは2Wが2つあり、YAMAHA製AudioEngine機能が搭載です。

 

スペック

 

CPU

CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。

先ほど紹介しましたが、こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアです。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・その他

Core i7-1260P  18691
Core i5-1240P  17664
Core i5-1335U  16014
Core i7-1355U  15337
Core i5-1235U  14106
Core i7-1255U  13919
Core i3-1215U  10907
Core i3-1305U  9491
Celeron 7305  2665

 

 

グラフィックス

グラフィック性能が高いと、Officeを使った作業や複数画面での作業などがしやすくなります。

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  3263
Core i7-1355U  2981
Core i5-1135G7  2898
Core i5-1335U  2686
Ryzen 7 5800U  2416
Core i5-1240P  2326
Ryzen 5 5500U  2326
Core i3-1215U  2258
Ryzen 7 5700U  2251
Core i5-1235U  2196
Ryzen 5 5600U  2101
Ryzen 5 5625U  2021
Ryzen 3 5425U  1859
Ryzen 3 5300U  1606

 

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはLPDDR4Xで、最大32GBになります。どのメモリ容量を選んでもデュアルチャンネルメモリなので、性能も高いです。

こちらはメモリの処理速度を数値化した、Memory Markの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

DDR5-4800MHz平均 2774
LPDDR4-4266MHz平均 2735
LPDDR5平均 2703
DDR4-3200MHz平均 2151

 

 

Wi-Fi 6Eに対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。

 

 

インターフェイス

インターフェスは普通にあり、USBのデータ転送速度はすべて10Gbpsになります。

 

Lavie N13 Slim 右側面インターフェイス

右側面インターフェイスにはヘッドフォン/マイクジャック、USB 3.2 Gen 2が2つ、そしてHDMIとセキュリティスロットになります。

 

Lavie N13 Slim 左側面インターフェイス

左側面にはUSB Type-C 3.2 Gen 2が2つ(うち1つは電源コネクタと兼用)、そしてSDカードリーダーになり、USB Type-CにはPowerdeliveryとDisplay Port映像出力機能付きです。

 

 

ライバル機種

 

 ThinkPad X13 Gen 4 intel

Lenovo ThinkPad X13 Gen 4のレビューすでにコンパクトで軽量だった旧モデルからさらに小さくなり、重さも1.09㎏からと羽のような軽さです。ハイエンドなモバイルPCで、性能も機動性は抜群です。それでいて、9.9万円からと低価格です

CPU Core i3-1315U
Core i5-1335U/1345U
Core i7-1355U/1365U
メモリ 最大32GB
ストレージ SSD 最大2TB
ディスプレイ(13.3型) WUXGA IPS
2.8K OLED
無線 Wi-Fi 6E、4G LTE/5G
生体認証 指紋センサー、顔認証
WEBカメラ HD、FHD、500万画素
重さ 1.09㎏~
バッテリー 最大約22.9時間
価格 9.9万円~

レビュー

 

 ThinkBook 13s Gen 4 インテル

Lenovo ThinkBook 13s Gen 4 インテルインテル12世代CPUにDDR5のメモリ、そしてPCIe 4.0のSSDと最新スペック満載です。ほかにもFHD WebカメラやWi-Fi 6E、16:10のディスプレイなどなど上げたらきりがないほどの高品質モデル。

CPU Core i5-1240P
Core i7-1260P
メモリ DDR5 最大32GB
ストレージ SSD 最大1TB
グラフィックス Iris Xe
ディスプレイ(13.3型) WUXGA/WQXGA IPS液晶 光沢なし 300nit sRGB 100%
OS Windows 11 Home/Pro
その他 Wi-Fi 6/6E、Bluetooth 5.2、FHD Webカメラ、指紋センサー
重さ 1.23㎏
バッテリー 最大約17.8時間
価格 9.8万円~

レビュー

 

 

まとめ

良い点

・軽量コンパクトで、持ち運びがしやすい
・画面アスペクト比が16:10で、14インチ並みの情報が表示される
・指紋センサー搭載でサインインが楽
・バッテリー駆動時間が長い
・WebカメラがFHD画質

 

残念な点

・スリムというほどスリムじゃない

 

総合評価

「Slim」と名がつくシリーズですが、特にスリムじゃないのでちょっと戸惑います(笑)。メモリやストレージが旧モデルですが、全体的にハイスペックで、普段使い用はもちろんビジネス用途でも十分活躍できます。

また、日本生産でサポートも手厚いので、安心して使える機種です。

 

 

公式サイト