HP Pavilion 15-eh2000 (AMD・2022年モデル)のレビュー Ryzen 5000シリーズ搭載のハイスペックモデル


Ryzen 5000シリーズの超高性能プロセッサーが搭載で性能が高いはもちろん、タッチパネルにWi-Fi 6、映像出力機能付きのUSB-Cも搭載と、使い勝手が高い機種になります。

メモリも最大16GBと十分な容量があるし、M.2 SSD搭載なのでパソコンの起動も激速です。

※2022年8月21日追記)CPUが変わり、型番がeh1000からeh2000に変わったので、情報をアップデートしています

 

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Pavilion 15-eh2000のスペックレビュー

カラー フォグブルー・セラミックホワイト
CPU Ryzen 5 5625U
Ryzen 7 5825U
メモリ 最大16GB
ストレージ SSD 最大1TB
グラフィックス AMD Radeon内蔵グラフィックス
ディスプレイ(15.6型) フルHD IPS 光沢ありタッチディスプレイ
無線 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
生体認証 指紋センサー
セキュリティ Windows Defender、TPM、セキュリティロックケーブル用スロットなど
寸法(幅×奥行×高さ) 360 × 234 × 17.9㎜
重さ 1.71㎏
バッテリー 8.5時間
保証 1年間引き取り修理
価格 9.3万円~

パソコンの頭脳であるプロセッサーは最新のRyzen 5000シリーズが搭載で、旧モデルに搭載していたRyzen 5 5600UやRuzen 7 5800Uとほぼ同じ性能ですが、最大発熱量が10度ほど下がっているので、使い勝手が高くなっています。

メモリはDDR4-3200MHzが搭載で、8GB(4GB x2枚)か16GB(8GB x2枚)のデュアルチャンネルメモリーなので、メモリ1枚の機種よりも処理速度が速いです。ストレージも高速モデルのM.2 PCIe NVMeなので、パソコンの起動もデータ移動もサクサクですね。

ディスプレイはフルHDで、視野角が広くコントラスト比も高いIPS液晶が搭載です。タッチパネル搭載で光沢のあるディスプレイは、発色が良く見えてより明るいです。

低価格モデルでは非対応が多い指紋センサーやWi-Fi 6にも対応、USB-Cはデータ転送速度が10Gbpsと速いタイプが搭載で、映像出力機能も付いているのでHDMIと合わせ最大3画面表示も可能です。

本機種は15.6型で据え置き用として合う機種で、バッテリー駆動時間は短めの最大8時間30分になります。

全体的に見て、使いやすい機能・性能があり、電話サポートも付いているので初心者からがっつり使う人にも合う機種です。

 

公式サイト

 

旧モデルとの比較

Pavilion 15-eh2000と旧モデルの筐体<左/本機種・右/Pavilion 15-eh1000>

旧モデルのPavilion 15-eh1000との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 eh1000
CPU Ryzen 5 5625U
Ryzen 7 5825U
Ryzen 3 5300U
Ryzen 5 5500U
Ryzen 7 5700U
メモリ 16GB
ストレージ SSD 1TB
ディスプレイ FHD IPS
無線 WiFi6
バッテリー 8.5時間
重量 1.71㎏

変更点はプロセッサーが変わり、microSDカードリーダーがなくなりました。

プロセッサーの性能を表すPassmarkスコアを比較すると、新モデルの方が性能が下がっていますが、最大温度が10度下がったのでより長く高クロック数を維持することができます。

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル

Ryzen 7 5800U  18827
Ryzen 7 5825U  18328
Ryzen 5 5600U  15944
Ryzen 5 5625U  15108

 

Pavilion 15-eh2000の特徴

HP Pavilion 15-eh2000 左斜め前から

最近のHPのノートパソコンはベゼル(画面の黒い枠)が細く、おしゃれですね。以前は黒部分が太くてずんぐりむっくりに見えていましたが、スリムな外観です。

画面占有率も86%と高く、無駄がなくなっていますね。

寸法は、

・幅360㎜(≒千円札2.5枚分/375㎜)
・奥行き234㎜(≒一万円札1.5枚分/240㎜)
・高さ17.9㎜(≒一円玉の直径/20㎜)

で、15.6型では標準的なサイズです。

 

HP Pavilion 15-eh2000 左側面

厚さ(高さ)は17.9㎜なので掴みやすく、重さは1.71㎏となっています。持ち運びに適した重さではないですが、こちらも15.6型としては普通の重量です。

 

HP Pavilion 15-eh2000 右斜め前から

本機種はディスプレイを開くと、キーボードの奥が若干持ち上がる「リフトアップヒンジ」を採用しているので、キーボードに傾斜が付きタイピングがしやすくなっています。

 

Pavilion 15-eh2000の指紋センサー

もちろん指紋センサーも搭載なので、サインインは一瞬ですね。

 

カラーは2種類

HP Pavilion 15-eh2000 セラミックホワイトとフォグブルー

本機種はフォグブルーとセラミックホワイトの2種類があり、好みのカラーを選べます。パソコンって通常1つのカラーしかないので、選択肢が広がりますね。

 

アルミニウム素材を使用

HP Pavilion 15-eh2000 背面

天板とキーボード面にはアルミニウム素材を使用しており、軽量でも強度の高い作りになっています。

セラミックホワイトの天板はAED(アニオン電着塗装)加工がしてあり、指紋が付きにくくひっかき傷にも強い仕様になっています。

また、環境保護とサステナビリティの観点から、本体の一部に海岸や海沿いの地域で回収されたプラスチックを使用しています。

 

コネクテッド・モダンスタンバイ

HP Pavilion 15-eh2000 正面

パソコンを使用時に閉じると通常「スリープモード」になるのですが、本機種は「コネクテッド・モダンスタンバイ」という低電力で動作し続ける機能があり、閉じていてもメールの受信をしたりと情報がアップデートされます。

サクッと使い始めることが出来るんです。

 

キーボード

HP Pavilion 15-eh1000のキーボード

キーボードはフルサイズで、テンキー(数字のキー)とバックライト付きです。暗がりでパソコンを使っても、タイピングがしやすいです。

キーストローク(キーを押す深さ)は1.3㎜と浅いので、軽いタッチでのタイピングが合います。また、キーストローク(1つのキー中心部から次のキーの中心までの距離)は、縦横18.7㎜×18.7㎜と余裕をもってタイピングできるサイズです。

 

CPU

Ryzen 5 5625U Ryzen 7 5825U
製造プロセス 7nm
アーキテクチャ Zen 3
コア/スレッド 6/12 8/16
L3キャッシュ 16MB
GPUコア 7 8
基本クロック 2.3GHz 2.0GHz
ブーストクロック 4.3GHz 4.5GHz
TDP 15W

CPUはRyzen 5000シリーズで、Zen 3アーキテクチャになります。

アーキテクチャがZen 3になっており、キャッシュ容量が倍になったりとパフォーマンスが向上しています。Zen 2とZen 3の変更点はいろいろありますが、大まかなものは以下になります。

  • コアからアクセスできるL3キャッシュが倍増(パフォーマンス向上)
  • IPCが19%向上し、電力当たりのパフォーマンスが最大24%UP
  • シングルスレッドの性能が最大23%UP
  • マルチスレッドの性能が最大108%UP
  • バッテリー効率が上がった

また、最大発熱温度が旧モデルの105度から95度に下がったので、高クロックを維持しやすく、パフォーマンスが上がります。

 

スコアの目安

  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 Pro 5875U  20369
Ryzen 7 5800U  18827
Ryzen 7 5825U  18328
Ryzen 7 5700U  16272
Ryzen 5 5600U  15944
Ryzen 5 5625U  15108
Ryzen 5 5500U  13579
Ryzen 3 5400U  12110
Ryzen 3 5425U  10946
Core i7-1165G7  10620
Core i5-1135G7  10098

 

こちらはCinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。

マルチコアは6000ほどで高性能、8000以上でかなり高性能、シングルコアは1500以上でかなり高性能になります。

マルチコアシングルコア

Cinebench R23 マルチコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 5875U  11530
Ryzen 7 5800U  11203
Ryzen 7 5700U  9555
Core i5-1240P  8392
Ryzen 5 5500U  7783
Ryzen 5 5625U  7776
Ryzen 5 5600U  7582
Core i7-1165G7  6070
Ryzen 3 5300U  5379
Ryzen 3 5300U  5379
Ryzen 3 5425U  5239

Cinebench R23 シングルコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 5875U  1510
Core i7-1165G7  1504
Core i5-1240P  1488
Ryzen 9 5900HX  1478
Ryzen 7 5800U  1478
Ryzen 5 5625U  1394
Ryzen 5 5600U  1372
Core i5-1135G7  1343
Ryzen 3 5425U  1300
Ryzen 5 5700U  1274
Ryzen 5 5500U  1180

 

グラフィックス

グラフィック性能が高いと、動画編集や画像編集、3Dゲーム、そして複数画面を使ったり、Officeワークなどもやりやすくなります。

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

MX450  3715
Core i7-1165G7  3681
Core i7-1260P  3263
Core i5-1135G7  2898
Ryzen 7 5800U  2416
Core i5-1240P  2326
Ryzen 5 5500U  2326
Core i3-1215U  2258
Ryzen 7 5700U  2251
Ryzen 5 5600U  2101
Ryzen 5 5625U  2021
Ryzen 3 5425U  1859
Ryzen 3 5400U  1734

 

標準的な性能です。

 

ディスプレイ

HP Pavilion 15-eh2000 正面

解像度 液晶 光沢 タッチディスプレイ その他
FHD IPS あり ブライトビュー
FHD フル・ハイディフィニション、1920 × 1080ドット
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
IPS液晶 コントラスト比や視野角が高く視野角が広い

ディスプレイは高解像度のフルHDで、コントラスト比が高く、視野角も広いIPS液晶です。スタンダードなディスプレイで、見やすく目にも優しいですね。

また、スマホやタブレットと同じタッチディスプレイなので、画面を触って操作も出来ます。

 

 

メモリ

メモリはパソコンの作業台で、メモリが大きいとより快適にパソコンが使えます。

搭載メモリはDDR4-3200MHzで、8GB(4GBx2)と16GB(8GBx2)の2種類があり、どちらもデュアルチャンネルメモリーと言うメモリ2枚組になっているので、1枚しか使用しない場合に比べ処理速度が速くなり、グラフィック性能も高いです。

 

公式サイト

 

ストレージ

ストレージはデータ転送速度が速く、パソコンの起動も速いSSD M.2 PCIe NVMeが搭載です。

SSD PCIe NVMe HDD
最大データ転送速度 16Gbps~32Gbps 6Gbps(SATA)
平均起動時間 10秒~15秒 30秒~2分
温度 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 安い

 

Wi-Fi 6

WiFi6は次世代通信規格で、5G回線と共に注目されている通信規格です。

WiFi6の特徴は、

  • 理論値ベースの最大通信速度が9.6Gbps(WiFi5は6.9Gbps)
  • 一度に多くの電波を飛ばせるので、安定した通信が可能

です。簡単に言うと、混みあった回線でも今まで以上に安定した高速回線で通信ができるようになりました。

 

セキュリティ

  • Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティでウイルス対策機能がある
  • TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納
  • パワーオンパスワード・・・電源を入れた時に入れるログインパスワード
  • アドミニストレーターパスワード・・・管理者以外はソフトウェアなどをダウンロードする時に、管理者の認証・パスワードが必要にできる。子供が有害なものをダウンロードしないように等の時に使います
  • セキュリティロックケーブル用スロット・・・PCを持ち運びできないようにワイヤーを設置する箇所。展示品などについているようなワイヤーが使用可能
  • マカフィーリブセーフ・・・セキュリティソフト30日試用版

 

バッテリー

Pavilion 15-eh2000の電源コネクタ

バッテリーは3セルで、最大8.5時間のバッテリー駆動時間があります。

また、45分の充電で50%まで回復できる急速充電に対応しているので、外出前や外出中でもサクッと充電すれば長時間使えますね。

 

 

インターフェイス

HP Pavilion 15-eh2000 右側面

右側面には、セキュリティロックケーブル用スロット、USB Type-A、電源コネクタがあります。

 

HP Pavilion 15-eh2000 左側面

左側面には、HDMI、USB-AとUSB-C、ヘッドフォン/マイクジャックがあり、USB Type-CはPowerdelivery対応、Display Port 1.4(映像出力付き)になります。

USB-Aは最大データ転送速度が5Gbps、USB-Cは10Gbpsになります。

インターフェイスは、必要最低限といったところです。ビジネス用途でなければ、困ることもないと思います。

 

保証・サポート

HPでは「1年間の使い方サポート」と「1年間の引き取り修理保証」が標準でついています。

パソコンに同梱される「パソコン入門書」を見ながら設定や使い方を見ることが出来、分からない場合は電話でサポートを受けることが出来るので、安心して購入できます。

HP Pavilionの延長保証保証は最長3年まで延長でき、引き取り修理じゃなく出張修理もあります。

  • 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
  • 出張修理・・・家や事務所に来て現場で修理。期間内は交換パーツ代など無料

 

ライバル機種

ライバル機種としていくつか紹介しますが、ノートパソコンの流行として、ここ最近画面アスペクト比が16:10のものが主流になりつつあります。

2022年以前はアスペクト比が16:9のものがほとんどでしたが、16:10になり、より多くの情報が表示されるようになっています。

例えば13.3インチの16:10だと14インチ(16:9)以上に、14インチ・16:10だと15インチほどです。

IdeaPad Flex 570 14型とFlex 550 14型のディスプレイ<左・16:10の14型/右・16:9の14型>

14型・縦横比16対9のディスプレイと13型・縦横比16対10のディスプレイ<左・16:10の13.3型/右・16:9の14型>

 

いくつか比較機種をご紹介します。

Pavilion Aero 13-be1000
HP Pavilion aero 13-be1000たったの957gで、価格は9.2万円からと、HPで1,2を争うほどコスパが高い機種です。スペックも高めで、ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、13.3インチでも14インチ以上の情報が表示されます

CPU Ryzen 5 5625U
Ryzen 7 5825U
メモリ 最大16GB
ストレージ SSD 最大512GB
ディスプレイ(13.3型) WUXGA IPS 400nit sRGB 100%
無線 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
生体認証 指紋センサー
重さ 957g
バッテリー 11時間
価格 9.2万円~

レビュー

 

Lenovo IdeaPad Slim 570(14型 AMD)
Lenovo IdeaPad Slim 570(14型 AMD)上位モデルのRyzen 5000シリーズが搭載でかなり性能が高く、普段使い用としては十二分の性能があります。1.39㎏と軽く、Wi-Fi 6にも対応し、バッテリー駆動時間も長めと、持ち運びがしやすい機種です

CPU Ryzen 3 5425U
Ryzen 5 5625U
Ryzen 7 5825U
メモリ DDR4 最大16GB
ストレージ SSD 最大512GB
ディスプレイ(14型) FHD IPS 光沢なし 300ニト
無線 Wi-Fi 6
生体認証 指紋センサー
重さ 1.39㎏
バッテリー 最大15.1時間
価格 6.8万円~(Ryzen 5モデル)

レビュー

IdeaPad Flex 570(14型 AMD)
IdeaPad Flex 570(14型 AMD)普段使いモデルのIdeaPadですが、画面アスペクト比が16:10と縦に長く、より効率よく作業ができます。Ryzen 5000シリーズのCPUで性能も高く、ペンも付属しているので、メモ取りやイラストもできます

CPU Ryzen 3 5300U
Ryzen 5 5500U
Ryzen 7 5700U
メモリ 最大16GB
ストレージ SSD 最大1TB
ディスプレイ(14型)
画面比
WUXGA IPS 300nit 光沢あり
16:10
無線 Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1
その他 指紋センサー、デジタルペン同梱
重さ 1.55㎏
バッテリー 約13時間
価格 8.0万円~(Ryzen 5モデル)

レビュー

 

 

まとめ

良い点

・アルミニウム素材を使用
・ベゼル(画面の黒い枠)が細いのでおしゃれ
・15.6型の大画面で見やすい
・Wi-Fi 6対応

 

残念な点

・大画面な分、持ち運びは不向き
・旧モデルからスペックがあまり変更なし

 

総合評価

全体的に標準から標準以上のスペックで、タッチディスプレイやWi-Fi 6もあるし、使いやすい機種だと思います。また、USB-CがDisplay Port出力対応なので、HDMIと合わせて最大3画面表示もできるので、テレワークにも使いやすいですね。

天板やキーボード面はアルミニウムを使用しているので高級感もあるし、15.6型の大画面で作業もしやすいです!

良い機種ではあるのですが、本機は2020年のeh0000モデルから、2021年のeh1000、そして本機2022年のeh2000とCPUが変わっただけで、特に進化がないのが残念です。

 

 

公式サイト