HP(ヒューレットパッカード)のプレミアムモデルのENVYは洗練された外観に、堅牢で軽量なアルミニウムボディの機種になります。
ワンランク上の性能や機能があり、快適にパソコンを使いたい人や、ビジネスパーソンに人気の機種です。
インテルの最新11世代CPU搭載モデルも登場し、AMD Ryzen 4000シリーズを搭載した機種もあるので、性能は高いです。
こちらの割引クーポンもどうぞ。[広告]【提供:株式会社日本HP】 金土日月開催の週末限定セールはこちらを、5/7までのGWセールはこちらからどうぞ。
Contents
HP Envyの特徴
性能 | 特徴 | |
Spectre | ハイエンドモデルのマスターピース。バッテリーは15時間など長め | |
Envy | プレミアムモデルで、小型軽量。ディスプレイに4Kあり。バッテリーも長め | |
Pavilion | おしゃれなスタンダードモデルで、普段使い用の普通の性能~高性能機種まであり、ゲーミングPCもあり。バッテリーは10時間以下が多い | |
HP | 樹脂(プラスチック)素材のエントリーモデル。バッテリーは短い | |
OMEN | ゲーミングPC |
HPのノートパソコンは、基本的におしゃれでポップな感じの外観が多いですよね。とっつきやすいというか、万人受けしそうな外観だと思います。
ペイルゴールドにナチュラルシルバーや、ビジネスモデルっぽいナイトフォールブラックや木目調(Wood Edition)のクルミの木を使用した機種もあります。
<Wood Edition>
また、あまり知られていないですが、HPは(と言うか、多くの同業他社も似たものです)グレードによって素材が変わります。
- ENVY、Spectreはアルミニウム
- Pavilionは天面とキーボード面はアルミニウム、その他は樹脂
- HPは樹脂
PavilionとHPに使用される樹脂素材って、プラスチックのことなんですね。もちろん薄っぺらいものじゃないので爪でたたいてみないと分からないですが、樹脂って言えば聞こえがいいんですが、プラスチックです。
Envyはさすがにプレミアムモデルなので、アルミニウムの筐体になっています。
モデル名
モデル名は、比較的わかりやすく付けられています。
- Envy x360 13(AMD)・・・13型の2 in 1 PCで、AMDのプロセッサー搭載
- Envy x360 15(インテル)・・・15型の2 in 1 PCで、インテルのプロセッサー搭載
- Envy-13・・・13型の通常のPCで、インテルのプロセッサー搭載
HPではx360というと2 in 1 PCを指し、ヒンジ(ディスプレイ)が360度回転するものになります。イラストを描いたり、会議や講義のメモ取りもできるので使いやすいですよ。
<2 in 1 PC>
モデル名で大体のことは分かるのですが、HPでは名前からどれが新しいか古いかの区別ができないようになっているので、プロセッサーで判断しないといけないことが多いのも事実です。
バージョンアップ時の例)
- 「an0000」→「an1000」
- 「an0000」→「ed0000」
上の場合は分かりやすいですが、下の場合は別機種かと思うほど名称が変わっていることもあります。ただし、本記事では発売日を記載しているので、古い機種を「新機種」と思って買うことはないと思います。
性能
<全ての性能や機能を総合した筆者主観のグラフです>
執筆時現在、実はPavilionもEnvyも、そこまでCPUのスペックは変わりません。また、EnvyのハイエンドモデルEnvy 15とHPの最高峰モデルSpectreを見ると、単純な性能(CPUとグラボ)自体はEnvy 15の方が高いんです。
じゃあ、何が違うの?って思いますよね。違いはここになります。
4Kディスプレイ | 最高色域 | 平均バッテリー | 素材 | 11世代CPU | |
Spectre | 〇 | sRGB Adobe RGB DCI-P3 |
約15時間 | アルミニウム | 〇 |
Envy | 〇 | sRGB Adobe RGB DCI-P3 |
約13時間 | アルミニウム | 〇 |
Pavilion | ー | NTSC 45% | 約8時間 | アルミニウム/樹脂 | 〇 |
HP | ー | NTSC 45% | 約9.5時間 | 樹脂 | X |
Spectreはよりビジネスに使いやすい仕様で、より洗練された高級感がありますが、Envyはどちらかと言うと、高級感があるおしゃれな外観で、高い性能(Spectreと似た)性能になります。
変わってPavilionと比較すると、同じインテル11世代CPUもあるので単純な性能だけを見るとそんなに変わりがないですが、バッテリー駆動時間がより長く、筐体の素材に若干差があります。また、PavilionにはThunderbolt 4がないですが、Envyにはあったりと、細かな違いもあります。
まぁ、Pavilionはバッテリー駆動時間が短いので、一日PCを持ち運ぶ人は確実にEnvyの方が使いやすいですね。
セキュリティ
この価格帯のノートパソコンとしては、セキュリティは可もなく不可もなくの標準的なものです。
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティでウイルス対策機能がある
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納
- パワーオンパスワード・・・電源を入れた時に入れるログインパスワード
- アドミニストレーターパスワード・・・管理者以外はソフトウェアなどをダウンロードする時に、管理者の認証・パスワードが必要にできる。子供が有害なものをダウンロードしないように等の時に使います
- マカフィーリブセーフ・・・セキュリティソフト30日試用版
サポート・保証
HPでは「1年間の使い方サポート」と「1年間の引き取り修理保証」が標準でついていて、電話やLINE、ツイッターでもサポートをしています。購入時に詳しく書かれた「パソコン入門」もあるので、初めてパソコンを買う人でも設定から使い方まで、分かりやすいと思います。(サポートの受付時間は、月-金9:00-21:00、土9:00-17:00になります)
保証は1年間で、引き取り修理サービスになり、最長3年に延長できます。。
- 引き取り修理サービス・・・HP指定業者が自宅や会社にPCを引き取りに来て、リペアセンターに郵送、修理後に返送
- 出張修理・・・指定住所にエンジニアが来て修理
保証期間内は、パーツ代、輸送費など無料です。
また、アクシデントサポート(正式名称・HP Care Packアクシデントサポート)と言う、通常保証ではカバーされない「水漏れや落下、盗難などの事故」をカバーできるものや、訪問設定サポートというHP委託会社が初期設定をやってくれるサポートもあります。
Envy全機種の比較
・CPUはCore i3< i5 < i7、世代は数字が大きいほうが性能が高い
・メモリとストレージは最大販売容量を、バッテリー駆動時間は最大時間を記載
・機種名をクリックすると、下記レビューに移動します。ブラウザの戻る「←」ボタンを押すとここに戻ってきます
販売年月日順↓ | CPU | メモリ/ストレージ | 特徴 | 重さ | バッテリー |
---|---|---|---|---|---|
Envy x360 14-fc | 14世代 | LPDDR5 SSD PCIe 4.0 |
5MP Webカメラ、Wi-Fi 6E、2 in 1 PC | 1.39㎏ | 15.5時間 |
Envy x360 15-fh | Ryzen 7 | LPDDR4x SSD |
5MP Webカメラ、Wi-Fi 6E | 1.57㎏ | 13.5時間 |
Envy 16 | インテル13世代 | DDR5 PCIe 4.0 |
5MP Webカメラ、Wi-Fi 6E、RTX 3060 | 2.67㎏ | 5.5時間 |
Envy x360 13-bf | インテル12世代 | 16GB SSD 1TB |
5MP Webカメラ、Wi-Fi 6E | 1.33kg | 17時間 |
Envy x360 15-ey | Ryzen 5000 | 16GB SSD 1TB |
5MP Webカメラ、Wi-Fi 6 | 1.72kg | 12時間 |
Envy x360 13-ay | Ryzen 5000 | 16GB SSD 1TB |
Wi-Fi 6 | 1.25kg | 15時間 |
注)HPは公式サイトで発売日を表示しないので、以下に記載の発売日は実際の発売日と前後する可能性7があります。
Envy x360 14-fc
さすがHP普段使いPCの上位モデルで、ほぼ欠点がない機種だと思います。メモリも最大32GBと大きく、最高で2.8K OLEDディスプレイを搭載可能、WEBカメラは高画質500万画素です。Thunderbolt 4も1つあり、14インチの2 in 1 PCで1.39㎏と軽いので、持ち運びにも据え置き用にも使いやすいです
カラー | メテオシルバー、ミッドナイトブルー |
---|---|
CPU | Core Ultra 5 125U Core Ultra 7 155U |
メモリ | LPDDR5-6400 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | Intel グラフィックス |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS 2.8K OLED |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証 |
WEBカメラ | 5MP |
重さ | 1.39㎏ |
バッテリー | 最大約15時間 |
価格 | 16.4万円~ |
ENVY x360 15-fh(AMD)
最新のRyzen 7000シリーズ搭載で、Wi-Fi 6Eや500万画素のWEBカメラ搭載と、全体的に良いスペックです。Ryzen 5モデルはディスプレイがちょっと暗いですが、Ryzen 7モデルはOLED液晶を採用しており、高品質です。2 in 1 PCですが1.75㎏もあるので、持ち運び用と言うよりは自宅などの屋内で使う人に向いています
CPU | Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(15.6型) | FHD IPS 250nit 光沢あり FHD OLED 400nit 光沢あり |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証 |
WEBカメラ | 500万画素WEBカメラ |
バッテリー | 最大約13.5時間 |
価格 | 11.4万円~ |
Envy 16
HP個人向け機種の最高スペックで、最新スペック満載のクリエイターPCです。特にディスプレイが高品質で、4K OLEDでDCI-P3 100%の広色域もあります。画面アスペクト比が16:10と縦に長いので、より多くの情報を表示できます
CPU | Core i7-12700H Core i9-12900H Core i7-13700H Core i9-13900H |
---|---|
メモリ | DDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 最大2TB |
グラフィックス | RTX 3060 RTX 4060 |
ディスプレイ(16型) | WQXGA IPS UHD+OLED タッチ |
通信 | Wi-Fi 6E |
オーディオ | Bang & Olufsen クアッドスピーカー |
その他 | 顔認証、Webカメラ 500万画素 |
重さ | 2.67㎏ |
バッテリー | 最大5時間半 |
価格 | 36.2万円~ |
Envy x360 13-bf
アルミニウム素材を使用したり、ディスプレイが最高で2.8K OLED液晶が選べたりと性能は高めで、バッテリー駆動時間が長いので、外出用の機種として活躍すると思います。CPUがバッテリー重視の超省電力モデルなので、CPU性能はそこまで高くありません
CPU | Core i5-1230U Core i7-1250U |
---|---|
メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | Iris Xe |
ディスプレイ(13.3型) | WQXGA IPS 光沢あり 2.8K OLED 光沢あり |
無線 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
その他 | 顔認証、500万画素WEBカメラ、アスペクト比16:10 |
重さ | 1.33㎏ |
バッテリー | 最大17時間 |
価格 | 13.4万円~ |
旧モデル
こちらは販売されているモデルもありますが、古い機種です。価格や販売されているかどうかなどの情報は更新していません。
まとめ
HPはサポートが手厚く、それでいてコスパが高い機種が多いので人気ですよね。
初めてパソコンを買う人でも、電話サポートや「入門書」があるので設定もしやすいし、使いやすいと思います。
第11世代CPU搭載モデルが出てからは、よりクリエイターPCっぽくなったので使い勝手も上がっているし、動画編集や画像編集もしやすくなっています。今まで以上に「これやってみよう」がやりやすいので、いろいろな事に挑戦しやすいスペックだと思います。
ちなみに、HPでは機種の販売が比較的早く終わるので、在庫がなくなったり、新モデルが出た場合は記載している公式ページに移動できない、もしくは新モデルのページに移動する場合もあります。その場合は、下記リンクよりEnvyシリーズの販売機種を確認してみてください。