Lenovo ThinkPad E16 Gen 2 AMDのレビュー

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2024年モデルでRyzen 7000シリーズ搭載ですが、ビジネス用途にも十分な性能があり、メモリとストレージの増設が可能なので、スペックが足りなくなったときに増設をしたら永く使えます。

16インチで1.81㎏と重たい機種ではありますが、バッテリー駆動時間が最大約13.2時間もあるので、外出時に大きな画面で作業をしたいエンジニアなどに向いています。

当サイトの評価は、このようになりました。

スペック 4.3 out of 5 stars
コスパ 4.2 out of 5 stars
総合評価 4.3 out of 5 stars

 

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ThinkPad E16 Gen 2 AMDのスペック

CPU Ryzen 3 7335U
Ryzen 5 7535U
Ryzen 7 7735U
Ryzen 5 7535HS
Ryzen 7 7735HS
メモリ DDR5-4800 最大32GB(最大容量64GB)
ストレージ SSD×2
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(16型) WUXGA/WQXGA IPS タッチあり
OS Windows 11 Home/Pro
通信 Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット
生体認証 指紋センサー/顔認証(オプション)
WEBカメラ HD、FHD、FHD+IRカメラ
寸法(幅×奥行×高さ) 356.1 × 247.7 × 19.85mm~
重さ 1.81㎏~
バッテリー(JEITA 3.0) 最大約13.2時間
標準保証 1年間
価格 9.3万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるCPUはRyzen 7000シリーズで、ミドルクラスの7035シリーズです。省電力モデルのUシリーズと、ハイパフォーマンスモデルのHSシリーズがあります。

バッテリー重視ならUシリーズ、性能重視ならHSシリーズですね。

メモリはDDR5-4800が搭載で、公式サイトでは最大32GBにできますが、最大64GBに対応しています。後々スペックアップできるので、長く使えますね。

ストレージは最新のSSD PCIe 4.0が搭載で、最大1TBと大容量です。こちらもM.2スロットがもう1つあるので増設も可能です。PCIe 4.0はデータ転送速度が爆速で、パソコン起動やアプリの立ち上げなどサクサクです。

ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長いWUXGA(1920×1200ドット)か、2.5K(2560×1600ドット)で、16インチですが17インチ並みの情報が表示されるので、作業効率もアップします。

また、2.5KはsRGB 100%と高色域で、画像編集をする様なクリエイターに合います。

その他のスペックは、Winodws 11 HomeかProが選べ、無線は高速安定通信ができるWi-Fi 6かWi-Fi 6E、そして有線接続も可能、Webカメラは最高で高画質FHD 1080pになります。

指紋センサーと顔認証はオプションで追加でき、サインインも一瞬で完了です。ハーマンカードン製でドルビーアトモスに対応したオーディオに2Wスピーカーが2つ搭載しており、そこそこ良いスピーカーです。

バッテリーは47Whrか57Whrがあり、バッテリー駆動時間は最大13.2時間となっています。使い方によっては、丸1日外出先で使用できそうです。

インターフェイスは16インチでは豊富じゃないですが、RJ45もあるしUSB Type-Cも2つあるので悪くないです。

 

 

公式サイト

 

2024年のトレンドと比較

2024年の‘ビジネスノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)

Ryzen 8000 DDR5 PCIe 4.0 アスペクト比16:10
×
Wi-Fi 6/6E sRGB 100%以上 輝度300nit以上 1080P Webカメラ以上
USB4 生体認証 バッテリー10時間以上
×

バツと三角が多いですが、△はカスタマイズから上位スペックに変更できるので、悪くないと思います。

 

 

旧モデルとの比較

<左/本機種・右/E14 Gen 5>

旧モデルのThinkPad E16 Gen 1 AMDとの比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)

旧モデル 本機種
CPU Ryzen 3 7330U
Ryzen 5 7530U
Ryzen 7 7730U
Ryzen 3 7335U
Ryzen 5 7535U
Ryzen 7 7735U
Ryzen 5 7535HS
Ryzen 7 7735HS
メモリ DDR4-3200 32GB DDR5-4800 64GB
ストレージ SSD×2
ディスプレイ WUXGA/WQXGA IPS
無線 Wi-Fi 6/6E
バッテリー 20.7時間(JEITA 2.0) 11.8時間(JEITA 3.0)
重量 1.77㎏ 1.81㎏
寸法 356.1 × 247.7 × 19.9mm 356.1 × 247.7 × 19.85mm

主な変更点です。

・CPUが上位モデルの7035シリーズに
・メモリがDDR5になり、最大容量が倍に
・40g重くなった
・HD Webカメラが追加
・USB 3.2 Gen 2が追加
・Trackpoint Quick Menuが搭載

同じ筐体を使用しており、主な変更点はCPUとメモリを別のものに載せ替えただけです。

 

こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアです。

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル

Ryzen 7 7745HS  24243
Ryzen 7 7735U  21486
Ryzen 7 7730U  19287
Ryzen 5 7535HS  18452
Ryzen 5 7535U  17419
Ryzen 5 7530U  16139
Ryzen 3 7335U  12410
Ryzen 3 7330U  11013

 

それでは、本機の特徴です。

 

 

増設可能なメモリとストレージ

注)自己増設や換装をすると保証が外れる可能性があるので、ご注意ください

Lenovo ThinkPad E16 Gen 2 AMD メモリ

メモリはDDR5が搭載し、動作周波数は4800MHzです。公式サイトでは最大で16GB×2枚の32GBにできますが、最大容量は64GBなので、32GB×2枚の64GBにできます。ヘビーユーザーにも使えますね。

今は16GBでも十分という人でも数年後に32GB、その後には64GBなどとその時の状況に合わせてスペックアップできるので、末永く使えます。

 

Lenovo ThinkPad E16 Gen 2 AMD SSD

ストレージも最新のSSD PCIe 4.0が搭載で、公式サイトでは最大1TBできますが、M.2スロットがもう一つあるのでストレージの増設も可能です。

スロットはType-2242と2280が1つずつで、PCIe 4.0×4スロット最大1TBとなっています。PCIe 4.0はデータ転送速度が速く、パソコンの起動も15秒前後と速く、アプリの立ち上げも高速です。

ちなみに搭載ストレージはType-2242で、自分で増設するにはType-2280になります。

こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。

シーケンシャル速度

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

PCIe 4.0×4  ~約7000MB/秒
 ~約5000MB/秒
PCIe 3.0×4  ~約3000MB/秒
 ~約2000MB/秒
HDD  600MB/秒
 200MB/秒

 

 

画面比16:10のディスプレイ

ThinkPad E16 Gen 2 AMD 正面

解像度 液晶/光沢 インチ 輝度
WUXGA
WQXGA
IPS/なし 16インチ 300nit
400nit
コントラスト比 色域 視野角 その他
800:1
1500:1
NTSC 45%
sRGB 100%
170°
Eyesafe

ディスプレイは3種類あり、用途に合わせてスペックを選べます。

  1. WUXGA(1920×1200) IPS 300ニト NTSC 45%
  2. WUXGA IPS 300ニト NTSC 45% タッチパネル
  3. WQXGA(2560×1600) IPS 400ニト sRGB 100% EyeSafe

 

画面アスペクト比が16:10と縦に長いので、16インチでも17インチ並みの情報量があり、小型モニターを使っているくらい見やすいです。

その他のインチと比較するとわかりやすいですが、一目で見て取れる情報量が多いです。スクロールアップ/ダウンの回数が減るので、作業効率もアップします。

 

液晶は視野角が広いIPS液晶で、本機は上下横各85°広いので画面の四隅が暗くなったりしません。色域は2種類あり、一般的なNTSC 45%か、Web用画像編集に向いているsRGB 100%になります。

左はNTSC 45%で、右はsRGB 100%ですが、同じものを見ていても全然違ったものに見えますね。

輝度は300ニトか400ニトで、こちらは輝度の目安です。

220ニト 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える
250ニト 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える
300ニト 屋外の日陰でも見える
400ニト 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい
500ニト 屋外向け
600ニト 画面に直射日光が当たっても比較的見える

 

 

Copilotボタン搭載キーボード

ThinkPad E16 Gen 2 AMD キーボード

旧モデルからの変更点ですが、Prtscボタンがあった場所にCopilotボタンがついています。コパイロットはWordやExcelなどのMicrosoft製品をサポートする生成AIで、Chat GPTのような使い方もできます。

例えばCopilotで「Lenovoパソコンを購入するのに、おすすめのパソコンレビューサイトは?」と質問したら、当サイトも紹介されました。信頼性が高いAIです(笑)。

Copilotボタン搭載

 

本機はフルサイズの110キーで、テンキー付き、バックライトの有無と英語/日本語キーはカスタマイズから変更できます。ただし、バックライト無しのキーボードはプラスチック感が強く打鍵感も低いので、バックライトありを強くお勧めします。

ThinkPadは打鍵感が良く、タイピングがしやすいのが特徴ですね。ただし、バックライト無しのキーボードはプラスチック感が強く打鍵感も低いので、バックライトありを強くお勧めします。

 

Lenovo ThinkPad E16 Gen 1 Intelのキートップ

ThinkPadのキートップは若干湾曲しているので、ミスタイプしにくいです。これもタイピングがしやすい要因の一つです。

指紋センサーを選んだ場合は、電源に統合されているので、電源を入れたらサインインも完了です。

また、トラックポイントをダブルタップすると、TrackPoint Quick Menuがポップアップし、カメラやマイク、ノイズ抑制などの設定ができるようになりました。

次は、その他の特徴です。

 

 

その他の特徴

 

外観

旧モデルと同じ筐体を使用しているので、参考までにご紹介します。

べゼル幅は左右4.9㎜、上7.8㎜(最薄部)、下11.2㎜とすべてが狭額で、16インチですがスリムにまとまっています。画面占有率は91%なので、いかにベゼルが細いかわかりますね。

寸法は、

・幅 356.1㎜
・奥行 247.7㎜
・高さ 19.85㎜

で、ちょっとぶ厚いですが、15.6インチサイズの大きさです。重さは1.81㎏からと重たいですが、バッテリー駆動時間が13.2時間もあるので、外出時にも大画面で作業をしたい人に向いています。

 

ThinkPad E16 Gen 2 AMD 背面

アルミニウム素材の筐体で、高級感もあり耐久性も高い機種です。

MIL規格と言う12項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。他にも、200の項目の品質チェックをしており、安心して使える機種です。

 

ThinkPad E16 Gen 2 AMD 底面

排気口は底面の半分ほどあり、すごく幅広くなっています。がっつりフレッシュエアーを吸ってくれそうです。

 

 

Ryzen 7035シリーズ搭載

Ryzen 3 7335U Ryzen 5 7535U Ryzen 7 7735U
製造プロセス 7nm
アーキテクチャ Zen 3+
コア/スレッド 4/8 6/12 8/16
L3キャッシュ 8MB 16MB
GPUコア 4 6 12
基本クロック 3.0GHz 2.9GHz 2.7GHz
ブーストクロック 4.3GHz 4.55GHz 4.75GHz
TDP 28W

 

Ryzen 5 7535HS Ryzen 7 7735HS
製造プロセス 6nm
アーキテクチャ Zen 3+
コア/スレッド 6/12 8/16
L3キャッシュ 16MB 16MB
GPUコア 6 12
ベースクロック 3.3GHz 3.2GHz
ブーストクロック 4.55GHz 4.75GHz
TDP 35-54W

アーキテクチャはZen 3+で、Zen 3と比べ、以下の点が変わっています。

・前世代と比較して最大30%高速
・最大24時間のバッテリー
・内蔵GPUがRDNA2(レイトレーシング対応)
・統合型グラフィック性能はRyzen 5000シリーズの最大2倍
・DDR5/LPDDR5のメモリに対応
・USB4対応
・PCIe Gen 4対応
・Wi-Fi 6E対応

 

ちなみに、Ryzen 7000シリーズって5種類あり、それぞれ仕様や規格が全然違うんです。見分け方は下2桁の数字です。

20U 30U 35U 40U/HS 45HX
プロセス 6nm 7nm 7nm 4nm 5nm
アーキテクチャ Zen 2 Zen 3 Zen 3+ Zen 4 Zen 4
最大温度 95° 95° 100° 100°
メモリ DDR4 DDR4 DDR5 DDR5 DDR5
PCIe 4.0 PCIe 3.0 PCIe 3.0 対応 対応 対応
USB4 × × 内蔵 内蔵 ×

本機搭載モデルは下2桁が「35」で、ちょうど真ん中のモデルです。

HSシリーズは6nmプロセスを採用し、TDPとベースクロックが上がりましたが、最大クロックはUシリーズと同じです。

こちらはCPU Markスコアで、CPUの性能を数値化したものです。

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 14000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 7745HS  24243
Core i7-1360P  21549
Core i5-1340P  20197
Ryzen 7 7735U  19706
Ryzen 5 7535HS  18452
Ryzen 7 5825U  18328
Ryzen 5 7535U  17419
Core i7-1355U  16378
Ryzen 5 7530U  16139
Ryzen 5 5625U  15108
Ryzen 3 7335U  12440

 

Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 7840HS  16854
Ryzen 9 PRO 6950H  14670
Ryzen 7 6800H  14135
Ryzen 7 7735HS  13766
Ryzen 5 7535U  8071
Ryzen 7 7735U  8013
Ryzen 7 7730U  7170
Ryzen 5 7520U  4976

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 7840HS  1815
Ryzen 9 PRO 6950H  1662
Ryzen 7 7735HS  1548
Ryzen 7 7735U  1509
Ryzen 7 6800H  1498
Ryzen 5 7535U  1447
Ryzen 7 7730U  1399
Ryzen 5 7520U  1150

 

 

WEBカメラ周り

ThinkPad E16 Gen 2 AMD Webカメラ

ThinkPad E16 Gen 2 AMD 搭載可能Webカメラ

Webカメラは3種類あり高画質FHD 1080p、FHD 1080p+IRカメラ。HD 720pカメラになり、プライバシーシャッター付きになります。

IRカメラは顔認証用で、サインインも一瞬で完了です。

ズームするとわかりやすいですが、FHDの方が倍近い画質で、毛並みまできれいに見えます。Web会議などで相手に表示される自分の映像が高精細になり、印象がアップします。

マイクはデュアルアレイで2つ搭載、そしてドルビーアトモス対応2Wのスピーカーが2つあります。また、周囲の騒音があるときや、複数人で会議をしているときに、自動的に音量を調整するDolby Voiceにも対応しています。

また、AIによる自動フレーミングや背景ぼかしなどの機能もあり、より快適なオンライン会議ができます。

 

 

セキュリティ

ThinkShield

ThinkPadは、全方位から備えるサイバーセキュリティのThinkShieldによって守られており、堅牢性が高い機種になっています。

AIを搭載したインテル スレット・ディテクション・テクノロジーは、ランサムウェアやクリプトジャッキングなどを検出します。

一般的なノートパソコンよりは強固ですが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。

 

 

Wi-Fi 6/6Eに対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 6、もしくは6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができます。そして1ギガビットイーサネットも搭載しており、無線でも有線でも快適に使えます。

 

 

バッテリー駆動時間

バッテリーは47Whrと57Whrがあり、最大バッテリー駆動時間は約13.2時間になります。使い方によっては1日持つので、重たいですが、大画面で作業をしたいという場合は持ち運んでもよいかもしれません。

 

 

インターフェイス

インターフェイスは多くないですが、最低限必要なものはあります。

 

ThinkPad E16 Gen 2 AMD 右側面インターフェイス

右側面インターフェイスはUSB 3.2 Gen 1(データ転送速度5Gbps)、RJ45、そしてケーブルロックスロットになります。

 

ThinkPad E16 Gen 2 AMD 左側面インターフェイス

左側面インターフェイスはUSB 3.2 Gen 2 Type-Cが1つとGen 1が1つ(DisplayPort映像出力機能、PD 3.0)、USB 3.2 Gen 2、HDMI、そしてマイク/ヘッドフォンジャックになります。

 

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアサポートと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

また、保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。

  1. 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
  2. オンサイト修理・・・事務所や自宅にエンジニアが来て修理
  3. 翌営業日オンサイト修理・・・翌営業日(土日祝日以外)にエンジニアが来て修理

 

 

ライバル機種

 

 ThinkPad E16 Gen 1 AMD
Lenovo ThinkPad E16 Gen 1 AMDのレビュー7万円台とは思えないスペックのビジネスPC本機の旧モデルですが、今ならRyzen 3モデルが8.1万円、Ryzen 5モデルが8.7万円から販売中です。CPU以外はほぼ同じスペックなので、ぶっちゃけ言うと私だったらこっちの旧モデルを買います

CPU Ryzen 3 7330U
Ryzen 5 7530U
Ryzen 7 7730U
メモリ 最大24GB
ストレージ SSD×2
ディスプレイ(16型) WUXGA/WQXGA IPS タッチあり
通信 Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット
生体認証 指紋センサー/顔認証(オプション)
WEBカメラ FHD、FHD+IRカメラ
重さ 1.77㎏~
バッテリー 最大約20.7時間
価格 8.1万円~

レビュー

 

 ThinkBook 16 Gen 6 AMD

Lenovo ThinkBook 16 Gen 6 (AMD)のレビューなんと最大メモリが64GBと大きく、ストレージも2枚搭載可能なThinkBookです。キートップがThinkPadの様に湾曲しており、タイピングがしやすくなっています。また、画面比が16:10と縦に長く、より多くの情報を表示できます。CPUスペックはハイエンドではありませんが、十分な性能となっています

CPU Ryzen 3 7330U
Ryzen 5 7530U
Ryzen 7 7730U
メモリ 最大64GB
ストレージ SSD 最大1TB(M.2スロットは2つあり)
ディスプレイ(16型) WUXGA IPS 光沢なし
WQXGA IPS 光沢なし sRGB 100%
通信 Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット
生体認証 指紋センサー、顔認証
WEBカメラ FHD 1080p、IRカメラ
重さ 約1.71㎏
バッテリー 最大14.9時間
セキュリティ ThinkShield
価格 7.4万円~

レビュー

 

ThinkPad E16 Gen 2インテル

Lenovo ThinkPad E16 Gen 2 Intelのレビューインテル14世代CPU搭載でAI性能が高まった機種です。メモリとストレージの増設が可能で、かなり大容量にできます。画面比は16:10と縦に長く、17インチ並みの情報が表示され、2.5KディスプレイはsRGB 100%と高色域です。Thunderbolt 4対応USB4が1つ搭載しており、据え置き用としても使いやすい機種です。

CPU Core Ultra 5 125H/125U
Core Ultra 7 155H/155U
メモリ DDR5-5600 最大32GB(最大容量64GB)
ストレージ SSD×2
ディスプレイ(16型) WUXGA/WQXGA IPS タッチあり
通信 Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット
生体認証 指紋センサー/顔認証(オプション)
重さ 1.78㎏~
バッテリー(JEITA 3.0) 最大約8.5時間
価格 12.0万円~

レビュー

 

 

まとめ

良い点

・16インチとしては比較的コンパクト
・画面アスペクト比が16:10と縦に長い
・2.5Kディスプレイや、sRGB 100%もあり
・メモリとストレージの増設が可能
・Wi-Fi 6/6Eに対応
・高画質FHD Webカメラ搭載可能

 

 

残念な点

・旧モデルからほとんど変化がない

 

総合評価

画面アスペクト比が16:10と縦に長い16インチで、メモリは最大64GB、ストレージは最大2枚搭載可能と、デスクトップ並みのスペックにできますね。

デフォルトでは低スペックな部分もありますが、カスタマイズからスペックを上げることもできるし、もし必要ないものであれば、そのまま低スペックのものにしておけば安く購入することができます。

旧モデルから祖こんなに変化がないですが、2024年モデルのThinkPadで10万円以下の機種ってあまりないので、お買い得ではあります。

 

 

公式サイト