ここ最近はYoutuberを目指したり、趣味でゲーム配信をしたりする人が増えていますね。
実は私も音楽のYoutubeをやっていて、動画編集なんかもしています。
よく「どんなパソコンを使っていますか?」とか、「どんなパソコンを買えばいいのか?」と言う質問をもらうのですが、動画編集をするなら快適にするなら「高性能パソコン」が必要になります。
価格も8万~ウン十万円クラスのものまでありますが、今回は、どんなパソコンを選べばいいかや、確認点、おすすめのパソコンを紹介します。
動画編集用パソコンとは?
動画編集用のパソコンはピンからキリまであり、使いたいソフトによっても変わってきます。
初心者にも人気のPowerDirectorやGOM Mix Pro、もしくはアマチュアからプロまで愛用するAdobe Premiere Premiereとかいろいろありますが、ほとんどのソフトは以下のものが必要です。
- 高性能プロセッサー
- 大きめのメモリ
- グラフィックボード
- 大きめのストレージ
中にはPowerDirectorの様にグラボは必須ではないソフトもありますが、当然グラフィックボードが付いていた方がより快適に作業できます。
それでは以下にて、各パーツの役割などを見ていきましょう。
プロセッサー(CPU)
プロセッサーはパソコンの頭脳で、ソフトやアプリの各部分に「アレして、君はコレをして」と命令を出す部分なので、性能が高くないとはっきりいって動きが遅いです。
動画のエンコード(書き出し)にも関係してくるところなので、例えば性能が普通のプロセッサーだと1時間かかるものが、性能が高いと30分で終わったりなど、差が出ます。(ただしエンコードに関して言えば、CPUよりGPUが大事です)
CPUレンダリングはコア数が多い方が有利で、ここ最近はMayaやBlender、3ds maxなどでGPUレンダラーが使えたり、クラウドレンダリングサービスなどもあります。
プロセッサーはIntel製のものがCPUと呼ばれ、AMD製のものがAPUと呼ばれます。
個人的に私はIntel製を選びますが、ここ最近はAMD製の方が低価格で性能が高いものが多くなっています。また、モデリングなどのシングルコア性能が必要なことに重点を置くならインテル製の方が断然良いです。
このCPU、APUには主に3つの確認ポイントがあります。
- Intel Core i5以上必須(AMD Ryzen 5以上)
- コアとスレッド
- クロック数(動作周波数)
1のCore i5(Ryzen 5)以上ですが、性能順は以下の様になります。(細かく言うとまだ種類はありますが、今回は関係ないので省きます)
性能 | Intel | AMD |
低 | Celeron | A4 |
Pentium | Athlon | |
普通 | Core i3 | Ryzen 3 |
Core i5 | Ryzen 5 | |
高 | Core i7 | Ryzen 7 |
Core i9 | Ryzen 9 | |
超高 | Xeon | Threadripper |
デスクトップでは、基本的にCore i5以上のプロセッサーが必須になります。
2のコアとスレッドですが、この数字が大きいと「より多くのデータ処理が同時に」できます。
今までは4コア8スレッドや6コア12スレッドなどがありましたが、2022年以降、インテルでは多コア化が進み、
3のクロック数ですが、クロック数が大きいと同一時間内により多くのデータ処理ができます。
基本的に、より上位モデルのCPUはより高いクロック数なので、そこまで気にして見なくてもいいかもしれません。
メモリ
<メモリのイメージ・より大きなメモリ(作業台)はより多くのものを置ける(データを処理できる)>
メモリはパソコンの作業台で、大きい方がより多くのデータ・より大きなデータが処理しやすくなります。
ここ最近では、最低16GB、がっつり作業・4Kで編集をする人は32GBがおすすめになります。
通常、グラフィックボード、CPUに一番お金をかけ、次にお金をかけるのはメモリです。やっぱりメモリが大きいと全てが快適なので、余裕があれば64GBや128GBにした方がいいと思います。(私は普段使いのノートパソコンですら、24GBや32GBに増設しています)
グラフィックボード
グラフィックボード(GPU)は3Dグラフィックスの描写に必要なもので、ある程度の性能のものがあれば、ソフト自体は快適に使えます。
グラボはGeForce GTXやRTXの後に来る数字が世代を表しており、RTX 40シリーズが最新です。
・GTX 1650、1660
・RTX 2060、2070、2080など
・RTX 3050、3060、3070、3080、3090など
・RTX 4070 Ti、RTX 4080、RTX 4090など
ちなみに、上記したグラボは3Dゲームに最適化されたDirectXで、業務用で高度な技術計算(OpenGL)に最適化されたNVIDIA Aシリーズ(旧名Quadro)もあります。今までは「動画編集をするならQuadro(NVIDIA Aシリーズ)じゃないと」、なんて言っていましたが、ここ最近、私の周りを見たら、QuadroもGeForceも半々です。
おそらく、編集を専門にする会社や、1日に何本ものレンダリングをするならAシリーズがいいかもしれませんが、そこまで気にしなくてもいいと思います。GeForceならゲームも編集もできるし、Aシリーズは価格も高いですしね。
また、ビデオメモリ(VRAM)が大きい方が性能は高く、最低4GBからありますが、個人的には6~10GBあれば十分だと思います。
ストレージ
動画編集していると、データがどんどん溜まっていきます。正直言って、数年やっていたら容量はいくらあっても足りないくらいですよね。
デスクトップであれば、メインのCドライブにSSD 512GB以上を搭載し、HDDを2TB以上搭載しておけば、ひとまず安心です。時間があるときにもっと増設したらOKです。
ノートパソコンならCドライブにSSD 512 GB以上を選び、後は外付けストレージに移動していけば大丈夫です。
増設用HDDはここ最近価格も安くなり、Wester Digitalの8TB HDDが1.4万円くらいになっています。
外付けHDD(実際はSSDですが)なら、Samsung Portable SSD T5がちょっと高いですが転送速度が速くおすすめです。
ちなみにストレージには、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)とHDD(ハードディスクドライブ)の2種類があり、代表的なものは以下の3つになります。
SSD(PCIe 4.0×4) | SSD(PCIe 3.0×4) | HDD SATA | |
最大データ転送速度 | 最大64Gbps | 最大32Gbps | 最大6Gbps |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 30秒~2分(新品の場合) | |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい | |
価格 | 高い | 安い |
ここ最近は、低価格モデルじゃなければ、ほぼSSD PCIe 4.0が使用されており、かなり速いシーケンシャル速度があります。
動画編集おすすめデスクトップ
紹介しているデスクトップは、俗に言う「ゲーミングPC」もあります。基本的にゲーミングPCとは「グラフィックボード搭載の高性能PC」のことで、便宜上ゲーミングPCと呼ばれています。
以下を目安にすると良いと思います。
スペック | GPU | |
個人・ホビー用 | Core i5以上 16GB/SSD 256GB+HDD |
RTX 3050~RTX 3060 |
個人・仕事用 | Core i5以上 16GB/SSD 256GB以上+HDD |
RTX 3050 Ti以上 |
仕事用 | Core i7以上 最低16GB/512GB以上+HDD |
RTX 3060以上 Quadro RTX 4000以上 |
プロ用 | 最低Core i7 32GB以上/あればあるほどよい |
最低RTX 3070 Quadro RTX 4000以上 |
企業向け | Xeon 64GB以上/あればあるほどよい |
最低RTX 3080 最低Quadro RTX 5000 |
また、下記スペックのOSは発表時のOSで、現在はWindows 11が搭載されているかもしれません。購入時にご確認ください。
Lenovo ThinkStation P620
将棋の藤井棋士が使用しているプロセッサーとして一時期注目を集めたAMD Threadripper搭載で、考えられないほどの性能があります。モデリングやレンダリングなどとにかく快適で、これを超す性能は見当たりません。
1日に何本も編集をする人や企業向けPCを探している人に勧めです
CPU | AMD Threadripper Pro 3945WX/3955WX/3975WX/3995WX |
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メモリ | 最大512GB ECC |
ストレージ | 最大3.5インチHDDx5、最大M.2 SSDx11 |
チップセット | AMD WRX80 |
マザーボード | AMD Ryzen Threadripper Pro 3000シリーズ |
OS | Windows 10 Pro |
グラフィックス | Quadro P620/1000/2200 Quadro RTX /4000/5000/6000/8000 AMD Radeon Pro W5500/W5700/WX3200 |
RAID | RAID0、1、5、10 |
光学ドライブ | ウルトラスリムDVD-ROM ウルトラスリムDVDスーパーマルチドライブ ウルトラスリムBue-Ray |
無線 | AC 9260 2×2、Bluetooth 5.1 |
有線(イーサネット) | 内蔵イーサネット 10ギガビット イーサネット |
セキュリティ | Windows Defender、TPM、パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、セキュリティケーブルスロット、パッドロック |
重さ | 最大24㎏ |
保証 | 3年間オンサイト・プレミアサポート |
電源 | 1000W 80PLUS Platinum |
価格 | 30.2万円~ |
Lenovo ThinkStation P920
Intel最高のCPUであるXeonが2枚組で搭載されている、モンスターPCです。それでも価格は約26万円からと、購入しやすい機種です。
メモリ最大1TBに、Quadro RTX 8000も搭載できるので、快適を通り越して、超快適に作業が出来ます。
こちらも同じく、プロ・企業向けの機種です。
CPU | Xeon Silver x2(2つ搭載) Xeon Gold x2(2つ搭載) Xeon Platinum x2(2つ搭載) |
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メモリ | ECCメモリ 最大1024GB |
ストレージ | M.2スロット<9xM.2 SSD(オンボードx2,PCIex x7)> ドライブベイ<4×3.5 HDD/SSD> Flexベイ<2×2.5インチHDD/SSD> |
チップセット | インテル C621 |
OS | Windows 10 Pro for Workstations |
グラフィックス (複数搭載可能) |
Quadro P400/600/620/1000/2200/ Quadro RTX /4000/5000/6000/8000 Quadro GV100 |
RAID | RAID0、1、5、10 |
光学ドライブ | スリムDVD-ROM スリムDVDスーパーマルチドライブ スリムBue-Ray |
無線 | AC 8265、Bluetooth 4.1(搭載可能) |
有線(イーサネット) | イーサネットアダプター |
セキュリティ | シャーシ イントルージョン スイッチ、TPM、パワーオン・パスワード、ハードディスク・パスワード、アドミニストレーター・パスワード、USBロック(BIOS)、kensingtonロック、パッドロック、シャーシキーロック |
重さ | 最大31㎏(最大) |
保証 | 3年間オンサイト |
電源 | 最大1400W 80PLUS Platinum(日本では1125Wで作動) |
価格 | 26.4万円~ |
ThinkStation P360 Tower
ミニタワー型で最大9.4㎏と、ワークステーションとしては軽い方です。メモリは最大4枚・128GB、ストレージはSSD 3枚+HDD 4基の最大7つが搭載でき、RAID設定もできます。CPUとグラボも最高峰のスペックです
CPU | Core i3-12100/12300 Core i5-12400/12500/12600/12600K Core i7-12700/12700K Core i9-12900/12900K |
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メモリ | DDR5 最大128GB |
ストレージ | 最大 SSD×3+HDD×4 |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス NVIDIA T400/T600/T1000 NVIDIA RTX A2000/A4000/A4500/A5000 |
RAID | RAID 0, 1, 5 |
無線 | なし/Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E |
有線 | 1Gbe |
重さ | 最大9.4㎏ |
電源 | 500W/750W |
価格 | 21.8万円~ |
ThinkStation P360 Ultra
3.9Lの小型筐体で、最新のインテル第12世代CPUにRTX Aシリーズも搭載可能と基本性能は高く、2.5ギガビットイーサネットと1ギガビットイーサネットの2つのLANポートがあります。Tinyじゃもの足りないから、もうちょっとパワフルな機種が欲しいというニーズに合います
CPU | Core i3-12100/12300 Core i5-12400/12400T/12500/12600/12600K Core i7-12700/12700T/12700K Core i9-12900T/12900/12900K |
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メモリ | DDR5 最大128GB |
ストレージ | SSD×2+HDD |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス NVIDIA T400/T1000 NVIDIA RTX A2000/A5000 |
RAID | RAID 0、RAID 1 |
無線 | なし/Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E |
有線 | 2.5GbE+1Gbe |
重さ | 最大3.6㎏ |
電源 | 170W/230W/300W |
価格 | 19.9万円~ |
Legion Tower 5 gen 8(AMD)
Ryzen 7000シリーズ搭載機種で、メモリやSSDも最新スペックです。グラフィックスはRTX 3060 Tiが搭載で、ホビーユーザーであれば十分な性能です。ゲームも動画編集もこなせます
APU | Ryzen 7 7700X |
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標準メモリ | DDR5 16GB(メモリスロット4つ/最大128GB) |
ストレージ | SSD 512GB(最大SSD×3+HDD×2) |
グラフィックス | RTX 3060 Ti LHR |
LAN | 1000BASE-T/2.5GBASE-T、Wi-Fi 6E |
拡張スロット/ベイ | 3.5インチ×2、PCI Express ×16(1つ/空き0)、M.2 2230(WLAN用)1つ/空き0、M.2 PCIe SSD用(3つ/空き2) |
冷却 | 空冷 |
重さ | 最大14㎏ |
電源 | 500W 80PLUS Silver |
価格 | 23.7万円~ |
Legion Tower 5i Gen 8
インテル13世代CPU搭載で、最高でCore i9-13900のモンスターCPUが搭載できます。メモリやSSDも2023年最新で、LANはワークステーションに採用されることがある2.5ギガビットイーサネットに対応です。グラボはRTX 3060 Tiでミドル(~ミドルハイ)クラスで、ホビーゲーマーには十分すぎるスペックになっています
CPU | Core i5-13400F/13400 Core i7-13700F/13700 Core i9-13900 |
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標準メモリ | DDR5 16GB(メモリスロット4つ/最大128GB) |
ストレージ | SSD 512GB(M.2スロット2つ) |
グラフィックス | RTX 3050 RTX 3060 LHR RTX 3060 Ti LHR |
LAN | 1000BASE-T/2.5GBASE-T、Wi-Fi 6E |
拡張スロット/ベイ | 3.5インチ×2、PCI Express ×16(1つ/空き0)、M.2 2230(WLAN用)1つ/空き0 |
重さ | 最大14㎏ |
電源 | 500W 80PLUS Silver 850W 80PLUS Platinum |
価格 | 17.2万円~ |
Legion Tower 7i Gen 8
ほぼ、現行最高峰のスペックを詰め込み、筐体も新しく、よりおしゃれになりました。2.5ギガビットイーサネットに対応しており、より高速で安定した通信が可能です。水冷か空冷を選ぶことができるので、便利ですよね。
CPU | Core i7-13700K/KF Core i9-13900K/KF |
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メモリ | 最大128GB |
ストレージ | 最大SSD×3+HDD×2 |
グラフィックス | RTX 3080 LHR RTX 4080 |
通信 | 2.5Gbe、Wi-Fi 6E |
冷却方式 | 水冷/空冷 |
重さ | 最大15㎏ |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
価格 | 42.8万円~ |
動画編集用ノートパソコン
ノートパソコンはデスクトップに比べ割高になる傾向にありますが、持ち運びも出来るので場所を選ばずに作業が出来るし、ここ最近は性能が高くても比較的低価格になっています。
当然の前提ですが、デスクトップの方がパワフルなので、作業がしやすいです。ただし、持ち運びを考えたり、ノートパソコンでも十分な編集しかしないという人も多いので、ご自身の用途によってデスクトップかノートか選んでください。
ノートの場合は、
- ディスプレイ
- バッテリーの長さ
- 重量
も確認していきましょう。
ディスプレイはWUXGAや2.5K、2.8Kなどがあり、予算に合わせてより良いディスプレイを選びましょう。また、一般的にIPS液晶が多いですが、YogaなどのクリエイターPCには、OLED液晶を採用しているモデルもあるので、より正確な色で作業をしたい場合は、OLED液晶を選ぶと良いです。
また、sRGB(Web用画像編集向き), Adobe RGB(印刷向け), DCI-P3(動画編集向け)の色域カバー率も記載するので、購入の参考にどうぞ。
基本的に、ディスプレイの色域を記載していないPCはNTSC45%が多く、実際の色と自分が画面で見ている色の乖離があるので注意が必要です。
こちらはディスプレイの色域図で、ピンクの三角がNTSC 45%で黒がsRGB 100%、紫がDCI-P3 100%、そして大きな黒三角がAdobe RGB 100%になります。色域が高いディスプレイはより現実に近い色を表現できます。(ただし、ここ最近Adobe RGB 100%はあまり見ないです)
<色域の例>
ノートパソコンで良いディスプレイを選択するとそれだけで3~4万円高くなるし、作業効率を考えると自宅にいる時は外付けディスプレイを使った方が絶対にいいので、こちら「おすすめLenovoモニター」も読んでみてください。
以下に紹介する機種はハイエンドノートパソコンなので、重たいです。平均で2㎏くらいするので持ち運びには向いていないですが、持ち運んで使いたい場合は、この点は妥協しないといけません。
ThinkPad X1 Extreme Gen 5
現行最高スペックで、ディスプレイの品質も最高クラスと非の付け所がありません。これ以上の機種は見当たらないと思います。本格派向けのクリエイターPCです
CPU | Core i7-12700H/12800H Core i9-12900H |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | RTX 3050 Ti RTX 3060 RTX 3070 Ti RTX 3080 Ti(Core i9) |
ディスプレイ(16型) | WUXGA / WQXGA / WQUXGA IPS 光沢なしAdobe RGB 100%あり |
OS | Windows 11 Home / Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、5G LTE |
その他 | 指紋センサー、顔認証、Dolby Atmos、FHD Webカメラ |
重さ | 1.88㎏~ |
バッテリー | 4セル・90Wh |
電源 | 170W/230W |
ペン | Lenovo presicion Pen 2購入可能 |
価格 | 32.7万円~ |
ThinkPad Z16 Gen 1(AMD)
16インチの大型で、Ryzen 6000 Hシリーズ搭載、メモリはLPDDR5、SSD PCIe 4.0と最新スペック満載です。ディスプレイも4K OLEDが選択可能で、Radeonグラフィックボードもあります。性能はすごく高く、+アルファもあり、おしゃれな機種です
CPU | Ryzen 5 PRO 6650H Ryzen 7 PRO 6850H Ryzen 9 PRO 6950H |
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メモリ | LPDDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス Radeon RX 6500M |
ディスプレイ(16型) | WUXGA IPS タッチあり WQUXGA OLED タッチ |
OS | Windows 11 Home |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE |
その他 | 1080p Webカメラ、顔認証、指紋センサー、ドルビーアトモス |
重さ | 1.81㎏~ |
バッテリー | 72Whr・最大約25.9時間 |
価格 | 25.2万円~ |
ThinkPad P1 Gen 5
アスペクト比16:10の16インチで、重さは1.81㎏からと持ち運びがしやすく、グラボも最大でRTX A5500、もしくはGoForce RTX 3080 Tiが搭載できます。CPUやメモリ、SSDも最新スペックで、パワフルな機種です
CPU | Core i7-12700H/12800H Core i9-12900H |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | NVIDIA RTX A1000 /A2000/A3000/A4500/A5500 Laptop GPU NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti/3080 Ti |
ディスプレイ(16型) | WUXGA/WQXGA/WQUXGA IPS タッチあり |
OS | Windows 11 Home/ Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、5Gあり |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証あり |
WEBカメラ | 1080p |
重さ | 1.81㎏~ |
バッテリー 電源 |
最大約21.9時間 170W/230W |
価格 | 33.8万円~ |
ThinkPad P16 Gen 1 Intel
第12世代CPUのHXシリーズが搭載で、メモリもSSDも最新スペックです。画面アスペクト比が16:10と縦に長く、16インチでも17インチ並みの情報が表示でき、最大で4K Adobe RGB 100%も選択できます。最高峰の業務用ワークステーションです
CPU | Core i5-12600HX Core i7-12800HX/12850HX Core i9-12900HX/12950HX |
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メモリ | 最大128GB |
ストレージ | SSD×2 最大8TB |
グラフィックス | NVIDIA RTX A1000 Laptop GPU NVIDIA RTX A2000 Laptop GPU NVIDIA RTX A3000 Laptop GPU NVIDIA RTX A4500 Laptop GPU NVIDIA RTX A5500 Laptop GPU |
ディスプレイ(16型) | WUXGA/WQXGA/WQUXGA IPS 光沢なし WQUXGA OLED 光沢なし |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTEあり、Bluetooth 5.2 |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証あり |
WEBカメラ | なし/FHD 1080p |
重さ | 2.95㎏ |
バッテリー 電源 |
最大約23.5時間 170W/230W |
価格 | 35.4万円~ |
Legion Pro 7i Gen 8 16
2023年最新スペックが満載で、13世代インテルCPUにRTX 4090も搭載可能です。画面比16:10の16インチで、2.5K解像度、リフレッシュレートは240Hzとぬるぬるです。重たいタイトルも高リフレッシュレートでプレイでき、クリエイティブワークには、メモリが最大32GBとちょっと物足りないかもしれませんが、概ね重たい作業もできます
CPU | Core i9-13900HX |
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メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | RTX 4080 Laptop RTX 4090 Laptop |
ディスプレイ(16型) | WQXGA IPS液晶 240Hz |
通信 | インテルKiller Wi-Fi 6E/Wi-Fi 6、1Gbe |
重さ | 約2.8㎏ |
バッテリー 電源 |
最大約5.5時間 330W |
価格 | 39.5万円~ |
Yoga Pro 7i Gen 8 14
Yogaでは珍しくグラフィックボードが搭載可能で、パワフルなクリエイターPCです。最新スペック満載で、CPUやメモリはもちろん、Webカメラやマイク、スピーカーなどもハイスペック。グラボ無しのモデルは12万台からとかなり安く、グラボ付きは18万円台からになります
CPU | Core i5-13500H Core i7-13700H |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス RTX 3050 RTX 4050 |
ディスプレイ(14.5型) | WQXGA IPS 光沢なし 90Hz 3K IPS 光沢なし 120Hz |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証 |
WEBカメラ | FHD&IRカメラ |
重さ | 1.49㎏ |
バッテリー 電源 |
最大約18時間 100W/140W |
価格 | 12.8万円~ |
ThinkBook 16p Gen 3 AMD
Ryzen 6000シリーズ+RTX 3060が搭載のクリエイターPCで、画面が縦に長いアスペクト比16:10の16インチで、重さは1.99㎏と持ち運びもできる機種です。バッテリー駆動時間も長く、総合性能が高いです
CPU | Ryzen 5 6600H Ryzen 7 6800H Ryzen 9 6900HX |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB |
グラフィックス | RTX 3060 |
ディスプレイ(16型) | WQXGA IPS 光沢なし sRGB 100% |
無線 | Wi-Fi 6 |
生体認証 | 指紋センサー |
WEBカメラ | FHD 1080p |
オーディオ | ドルビーアトモス |
重さ | 約1.99㎏ |
バッテリー | 最大約16.3時間 |
価格 | 19.9万円~ |
グラフィックボード無しの機種
ビデオエディターやAviutlなどの、グラボが必要ない必要ないソフトを使う人や、例えばPower Directorなど、内蔵グラフィックスでも十分動くものを使う人向けです。
ちなみに、私は主に内蔵グラフィックスのThinkPad X1 Carbon Gen 10で、Photoshopで動画編集をしています。Youtubeチャンネルもあるので、見てみてください。
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
次に紹介する新モデル・Gen 11が出ましたが、なんと本機は最低価格が17.7万円まで値下がりしています。また、Gen 11はCPUが13世代に上がっただけで、その他の変更はほとんどありません。今であればGen 10がお得です
CPU | Core i5-1240P/1250P Core i7-1260P/1270P/1280P |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | Iris Xe |
ディスプレイ(14型) | WUXGA(1920×1200)/WQUXGA(3840×2400) 光沢なし、sRGB 100% |
無線 | Wi-Fi 6E AX211、Bluetooth 5.2、LTE |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
重さ | 1.12kg |
バッテリー | 57wHr/最大24.9時間 |
価格 | 17.7万円~ |
ThinkPad X1 Carbon Gen 11
最新の13世代インテルを搭載し、その他のスペックも最新最先端を行っており、総合的に完成された機種です。重さも1.12㎏からとかなり軽く、バッテリー駆動時間は最大約28.5時間です!
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U Core i5-1340p(未発売) Core i7-1370P(未発売) |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS 2.2K IPS 2.8K OLED |
OS | Windows 11 Home/ Pro Windows 11 Pro(Windows 10へのダウングレード権行使) |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | FHD、FHD&IRカメラ、FHD&IRカメラ、MIPI |
重さ | 1.12㎏~ |
バッテリー | 最大約28.5時間 |
価格 | 20.7万円~ |
ThinkPad Z13 Gen 1(AMD)
標準スペックでも高性能パーツが搭載しており、「間違いない構成」になっています。キーボードが筐体の端から端まで広がっており、タイプしやすい幅とキーになっています。画面アスペクト比が16:10と縦に長く作業効率もアップ。軽量コンパクトで、バッテリー駆動時間は最大22.8時間!
CPU | Ryzen 5 PRO 6650U Ryzen 7 PRO 6860Z |
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メモリ | LPDDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS 光沢なし タッチあり WQXGA+OLED タッチ |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE、Bluetooth 5.2 |
その他 | 指紋センサー、顔認証、1080p、IRカメラ、ドルビーアトモス、 |
カラー | ブラックビーガンレザー+ブロンズ アークティックグレー |
重さ | 1.19㎏~ |
バッテリー | 最大約22.8時間 |
価格 | 21.7万円~ |
Yoga 7 Gen 8 AMD
Ryzen 7000シリーズ搭載で、メモリやSSDも最新スペック、そしてディスプレイがハイスペックのクリエイターPCです。画面比16:10と縦に長く、WUXGAでも2.8KでもOLED液晶、DCI-P3 100%と業務用としても使えるほどです
CPU | Ryzen 5 7535U Ryzen 7 7735U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA/2.8K OLED |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証 |
WEBカメラ | IR&FHDカメラ |
重さ | 約1.49㎏ |
バッテリー | 最大約14.4時間 |
付属 | Lenovoデジタルペン |
価格 | 12.3万円~ |
ThinkPad T14 Gen 3 AMD
スリムタイプのT14s Gen 3よりも軽量で低価格、ただし、スペックは同等クラスに高いです。筐体が樹脂素材なので若干安いので、この点にこだわらない人は格安にハイスペック機種を購入できます。また、グラフィック性能がかなり高く、ちょっと前のグラボ並みでした
CPU | Ryzen 5 PRO 6650U Ryzen 7 PRO 6850U |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA、2.2K、WQUXGA IPS 光沢なし マルチタッチあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 有線 |
Wi-Fi 6E、4G/5G LTE 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | 720p/1080p |
重さ | 1.21㎏~ |
バッテリー | 39.3Whr/約14.4時間 52.5Whr/最大21.1時間 |
価格 | 13万円~ |
まとめ
購入に当たりデスクトップは後々性能をカスタマイズ出来るので、安めの物を買って自分で増設するなんてことが出来ますが、ノートパソコンはメモリ以外のカスタマイズがしにくいので、より高性能のモデルを買うことをおすすめします。
特に初心者の方は安いパソコンで済ませようと、ぎりぎりのスペックを買う傾向にありますが、初心者にこそ「まともな性能のパソコンを買う」事をおすすめします。
ぎりぎりのスペックだと快適に作業も出来ないので、ストレスを感じ、編集自体辞めると思うからです。
今回紹介した機種は全て「快適に作業が出来る」レベルのパソコンなので、検討の一つにしてみて下さい。