Lenovo IdeaPad Slim 550 15.6型(AMD Ryzen 5000シリーズ)のレビュー

IdeaPadで人気シリーズのSlim 5の15型に、超高性能CPU・Ryzen 5000シリーズが搭載されました。前作のRyzen 4000シリーズ搭載モデルは人気が高すぎて、未だに入荷待ちになることもありますよね。今回はより性能が上がったRyzen 5000シリーズなので、また争奪戦になりそうです。

旧モデルより100g軽くなりWiFi6にも対応しているので、15型と言えど機動性が高く、外出が多い人にも使いやすくなっています。

現在Lenovoでは4月22日までスタートダッシュセールを開催しており、最大61%の割引になっています。この機会をお見逃しなく!

IdeaPad Slim 550 15.6型(AMD Ryzen 5000シリーズ)のスペックレビュー

Lenovo IdeaPad Slim 550 15(AMD Ryzen 5000シリーズ)の外観

CPU Ryzen 3 5300U
Ryzen 5 5500U
Ryzen 7 5700U
メモリ 最大16GB
ストレージ SSD 最大512GB
グラフィックス AMD Radeon
ディスプレイ 15.6型FHD IPS液晶 光沢なし
OS Windows 10 Home
無線 WiFi6、Bluetooth v5.1
生体認証 指紋センサー
Microsoft Office Office Home &Business 2019搭載可能
寸法 356.7×233.1×17.9㎜
重さ 1.66㎏
バッテリー 最大15時間
保証 1年間
価格 5.8万円~

パソコンの頭脳であるCPUには超高性能のRyzen 5000シリーズが搭載で、はっきり言ってデスクトップ並みの性能です。執筆時現在Ryzen 3 5300Uの情報がないのですが、ミドルクラスのRyzen 5 5500Uはインテル11世代の上位モデルCore i7-1185G7よりも高い性能になっており、コスパが高いです。

多くの人はRyzen 3か5で、十分だと思います。

メモリは処理速度が速いDDR4-3200MHzで最大16GB、ストレージは高速のSSD M.2 PCIe NVMeです。パソコンの起動も10秒ほどと速いです。

ディスプレイも高画質のフルHDに、視野角が広くコントラスト比も高いIPS液晶が搭載です。高画質なのでディスプレイも見やすく目にも優しいですね。

今までの機種は旧規格のWiFi5にしか対応していなかったのですが、2021年リリースモデルより徐々にWiFi6に対応しており、混雑した回線でも安定した高速回線での通信が可能になっています。カフェや大学、または社内無線LANなどを使う時でも快適です。

総合的に見て、据え置き用の高性能ノートパソコンを探している人や、持ち運びはあるが大画面で作業をしたい人、家族共用PCなどの用途に合う機種です。

公式サイト

前モデルのと比較

旧モデルは「量販店モデル」で、同じ筐体を使っているので変更点は数か所になります。

IdeaPad Slim 550(Ryzen 5000) IdeaPad Slim 550(Ryzen 4000)
リリース 2021年4月6日 2020年5月19日
CPU Ryzen 5000シリーズ Ryzen 4000シリーズ
メモリ 最大16GB DDR4/3200MHz 8GB DDR4-3200MHz
ストレージ SSD PCIe NVMe 最大512GB SSD PCIe NVMe 512GB
WiFi WiFi6 WiFi5
バッテリー 最大15時間 最大19時間
重量 1.66㎏ 1.76㎏
価格 5.8万円~ 約10万円~(取扱店による)

CPUの性能は下記にて詳しく解説していますが、Ryzen 5000シリーズは約20%ほど性能が上がっています。ただし、性能が上がった分、消費電力も大きくなったのでバッテリー駆動時間が―4時間の最大15時間です。それでも長いですね。あと、100g軽くなったので、15型と言えど持ち運びが若干しやすくなっています。

個人的に一番うれしい変更点は、WiFi6に対応したことです!WiFiでの通信が体感で分かるくらい、速くなっています。

スペックは上がって価格は下がったので、お買い得になりましたね。

ライバル機種

本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの方は表を右にスクロールできます)

本機種 IdeaPad Slim 550i IdeaPad Flex 550
CPU Ryzen 5000 インテル11世代 Ryzen 5000
メモリ 16GB 左に同じ 左に同じ
ストレージ SSD 512GB 左に同じ 左に同じ
グラフィックス Radeon Iris Xe Radeon
WiFi6 ―(WiFi5) ―(WiFi5)
バッテリー 15時間 13時間 14.3時間
重量 1.66㎏ 1.66㎏ 1.8㎏
価格 5.9万円~(Ryzen 3)
6.2万円~(Ryzen 5)
6.1万円~
(Core i3)
6.9万円~
(Ryzen 5)

注)Flex 550はRyzen 3モデル無し

本機種はWiFi6対応で、価格が一番安いですね。インテルモデルは約2000円ほど高いのは良いのですが、WiFi6に対応していない点がマイナスポイントだと思います。

Flex 550は2 in 1 PCなので若干重く、価格も高めですが、Ryzen 5000搭載の2 in 1 PCでこの価格は安いですね。

IdeaPad Slim 550 15.6型(AMD Ryzen 5000シリーズ)の特徴

Lenovo IdeaPad Slim 550 15(AMD Ryzen 5000シリーズ)の外観 正面

さすがSlim 5シリーズですね。ベゼル(画面の黒い枠)がすごく細いです。ディスプレイの占有面積は90%とのことなので、ほぼすべてがディスプレイですね。IdeaPad 5シリーズは同業他社と比べてもベゼルが細いので、おしゃれに見えますね。

Lenovo IdeaPad Slim 550 15(AMD Ryzen 5000シリーズ)の外観 右斜め前から

寸法は幅356.7㎜、奥行き233.1㎜、高さ17.9㎜で、15型としては若干小さいサイズです。

  • 幅・・・1万円札の長辺x2+短辺の半分(358㎜)
  • 奥行き・・・1万円札の長辺+短辺(236㎜)
  • 高さ・・・1円玉(直径20㎜)以下

と、ほぼ同じサイズです。

Lenovo IdeaPad Slim 550 15(AMD Ryzen 5000シリーズ)の外観 背面

天板やキーボード面はアルミニウムで、底面には樹脂素材が使用されています。高級感のある見た目です。

Lenovo IdeaPad Slim 550 15(AMD Ryzen 5000シリーズ) 筐体のロゴ

天板とキーボード面にはシンプルなロゴもあります。

キーボード

Lenovo IdeaPad Slim 550 15(AMD Ryzen 5000シリーズ)のキーボード

キーボードはテンキー(数字のキー)付きなので、Excelなどで数字を使う時に使いやすいです。また、指紋センサーは右上の電源ボタンに統合されているので、電源を入れたらサインインも同時に完了しています。時間短縮ですね。

キーボード上部には2.0Wのスピーカーが2つあり、音がクリアに聞こえやすいですね。

CPU

コア/スレッド GPUコア 基本クロック
ブーストクロック
キャッシュ TDP
Ryzen 3 5300U 4/8 6 2.6/3.8GHz 4MB 15W
Ryzen 5 5500U 6/12 7 2.1/4.0GHz 8MB 15W
Ryzen 7 5700U 8/16 8 1.8/4.3GHz 8MB 15W

Passmarkスコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

↓グラフをタップすると数値が表示されます↓

一番上にあるCore i9-10880Hはインテル製CPUで、ハイエンドのゲーミングPCやクリエイターPC、ワークステーションに搭載される超高性能CPUになります。Ryzen 7はそれとほぼ同等のスコアがありますね。すごいです。

Ryzen 5ですらかなり高い性能で、1万3896と普段使い用のノートパソコンに搭載されるような性能じゃないですね(笑)。ゲーミングPCに搭載してもよさそうなくらいの性能です。

また、Ryzen 5000シリーズになりスレッドがコアの倍であるマルチスレッディングになったので、並行作業がよりやりやすくなっています。

コアとスレッドの解説<アプリの数は例です>

旧モデルのRyzen 3 4300Uは4コア4スレッドで単純化して解説すると、今までは4つの事を同時にできていたのですが、Ryzen 5000になり、4コア8スレッドとなったので8つの事を同時にできるようになりました。より多くのことが同時に、「ストレスレス」にできるようになったんですね。

ディスプレイ

Lenovo IdeaPad Slim 550 15(AMD Ryzen 5000シリーズ)の外観 左斜め前から

右にスライドできます↓

解像度 光沢 液晶 輝度 コントラスト比 色域
FHD
1920×1080
なし IPS 300nit 800:1 NTSC 45%
HD ハイディフィニション、低解像度で安い機種に使用される
FHD フル・ハイディフィニション、一般的な画質
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い
nit 明るさを表す単位。通常250nitが標準
コントラスト比 最少輝度(黒色)と最大輝度(白色)の差。差が大きいとより鮮やかで、力強い描写が可能
色域 NTSC 45%は一般的なノートパソコンに搭載される色域

ディスプレイは一般的なもので、高解像度のFHDディスプレイに視野角が広くコントラスト比も高いIPS液晶が搭載です。色域は高くないですが、一般的なノートパソコンに搭載される標準的なものなので、画像編集などをするクリエイターでなければ気にならないと思います。

また、ディスプレイ上部のWebカメラにはプライバシーシャッターがあるので、ビデオ通話の離席中やカメラを使わないときは、シャッターを閉じておくとプライバシーが守られます。

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

メモリはDDR4-3200MHz搭載で、現行最高の動作周波数(3200MHz)なので処理速度も速いです。また、メモリはオンボードですが、最大16GBまで搭載できるので十分な容量がありますね。

ストレージ

SSD SSD(SATA) HDD(本機種非搭載)
最大データ転送速度 最大16Gbps~32Gbps 最大6Gbps 最大6Gbps(SATAの場合)
平均起動時間 10秒~15秒 15秒前後 30秒~2分(新品の場合)
温度 熱くなりにくい 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 中価格 安い

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響するパーツです。

本機種にはデータ転送速度がかなり速いM.2 PCIe NVMe、PCIe 3.0×4が搭載で、最大データ転送速度は32Gbpsとなっています。パソコンの起動も10秒ほどと、爆速ですね。

WiFi6

次世代通信規格のWiFi6に対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。今まで5GHzにしか対応していなかった周波数が、2.4GHzと5GHzと2バンドに対応しており、また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

また、IdeaPadシリーズでは2021年に入りWiFi6モデルが登場したので、購入を考えている人は本機種のような2021年モデルがおすすめです。

公式サイト

バッテリー

バッテリーは3セルで、Ryzen 3とRyzen 5は最大15時間、Ryzen 7は最大10時間となっています。また、1時間で約80%充電できる急速充電にも対応しています。

インターフェイス

Lenovo IdeaPad Slim 550 15(AMD Ryzen 5000シリーズ)のインターフェイス

右側面インターフェイスはSDカードなどが使える4-in-1 メディアカードリーダーに、USB-A 3.0が2つあります。

左側面には電源ジャックにUSB-C 3.1(Powerdelivery対応、Display Port出力機能付き)、HDMIにマイク/ヘッドフォンジャックがあります。

普段使い用としては十分なインターフェイスです。

サポート・保証

IdeaPadの保証とサポート 詳細

IdeaPadでは標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長3年まで延長できます。また、Premium Careと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

引き取り修理とは、家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。

修理拠点は日本国内なので対応も速く、安心して任せることができます。

まとめ

IdeaPad 5シリーズはおしゃれですね。ベゼルが細く筐体もスリムだし、アルミニウム素材も使用しているので高級感もあります。

性能的にはかなり高く、普段使い用としてはもうこのあたりが限界かなと思うスペックです。これ以上性能を上げたらクリエイターPCになっちゃいそうですね。

15.6型なので持ち運びがしやすいサイズではないですが、大画面で作業ができるので、理系の学生やビジネスパーソンでも快適に使えると思います。

公式サイト