Lenovo ThinkPad T16 Gen 2インテルのレビュー バッテリー駆動時間が長い持ち運びに向いた軽量大型機種

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持ち運びがしやすい16インチのビジネスPCです。

最新スペックが満載で性能は高く、16インチでは軽い1.68㎏から、そして最大バッテリー駆動時間は31.9時間と丸1日働けます(笑)。

USB4(Thunderbolt 4対応)も搭載しており、持ち運びでも据え置き用でも使いやすいです。

当サイトの評価は、このようになりました。

スペック 4.3 out of 5 stars
コスパ 4 out of 5 stars
総合評価 4.2 out of 5 stars

 

Lenovoではゴールデンウィークセールを実施中で、年に一度の大型セールです。

土日は週末セールをやっているのでお見逃しなく!

ThinkPad T16 Gen 2インテルのスペック

CPU Core i5-1335U/1345U
Core i7-1355U/1365U
メモリ 40GB
ストレージ SSD 最大2TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(16型) WUXGA IPS 光沢なし
WQUXGA OLED 反射防止
OS Windows 11 Home/Pro
通信 1ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6E、LTE
生体認証 顔認証、指紋センサー(オプション)
WEBカメラ HD
FHD/5MP+IRカメラ
寸法(幅×奥行×高さ) 361.9 × 255.5 × 20.5mm
重さ 約1.68㎏~
バッテリー 最大約31.9時間
標準保証 1年間
価格 15.7万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第13世代CPUが搭載で、省電力モデルのUシリーズになります。バッテリー駆動時間も最大31.9時間と長く、重さも1.68㎏からと、持ち運びに便利な16インチです。

また、省電力モデルとは言え性能も高く、ビジネス用途でもサクサク使えるほどです。

メモリも最新のDDR5-5600MHzになり、オンボードに16GB、スロットに最大16GBになります。最大メモリ容量は40GBまでとのことですが、オンボードに16GB入っているので、40GBにするにはスロットに32GBメモリ(おそらく32GBの内の24GBを使用)を挿入しないといけないですね。もったいないので、そんなことする人はほとんどいないと思いますが。

ストレージはSSD PCIe 4.0が搭載で、最大2TBと大容量、そしてデータ転送速度もかなり速いモデルです。旧モデルも同じですが、こんなに大きな筐体なのにストレージの増設はできません。軽量化のために、そぎ落としたんだと思います。。

ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、16インチでも17インチ並みの情報が表示されます。解像度はWUXGA(1920×1200ドット)とWQUXGA(3840×2400ドット)の2種類があり、WQUXGAはOLED液晶 DCI-P3 100%の広色域です。

久しぶりにほぼ4KのWQUXGAを見ましたが、何でこの機種でこんなに高解像度にしたんでしょうね?クリエイターが選びそうな機種ではないですが、クリエイター向けの最高峰ディスプレイです。

通信環境は良く、Wi-Fi 6Eに対応し、LTEも搭載可能、そして1ギガビットイーサネットもあります。無線でも有線でもサクサク使えます。

その他のスペックは、OSはWindows 11 HomeかProが選べ、生体認証にはIRカメラが標準搭載、指紋センサーも搭載できます。IRカメラと連動する人体検知機能もあります。

約1.68㎏からと15.6インチ並みの重さで、外出時に大画面で作業をする必要がある人に合います。バッテリー駆動時間も長いので、助かりますね。

 

 

公式サイト

 

2023年のトレンドと比較

2023年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)

13世代CPU DDR5 PCIe 4.0 アスペクト比16:10
Wi-Fi 6E sRGB 100%以上 輝度300nit以上 1080P Webカメラ
Thunderbolt 4 生体認証 バッテリー14時間以上

ほとんどの項目を標準搭載スペックでカバーしていますが、色域だけは標準でNTSC 45%があります。

また、WEBカメラは標準で1080p FHDカメラが搭載ですが、HD解像度にグレードダウンもできます。また、500万画素にもグレードアップできます。

 

旧モデルとの比較

<左/本機種・右/旧モデル>

 

旧モデルのThinkPad T16 Gen 1との比較です。同じ筐体を使用し、中身がブラッシュアップされたモデルです(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 旧モデル
CPU Core i5-1335U/1345U
Core i7-1355U/1365U
Core i5-1235U/1245U
Core i7-1255U/1265U
Core i5-1240P/1250P
Core i7-1260P/1270P/1280P
メモリ DDR5 40GB DDR4 48GB
ストレージ SSD 2TB
GPU 内蔵 内蔵
MX550、RTX 2050
ディスプレイ WUXGA/WQUXGA WUXGA/WQXGA
通信 Wi-Fi 6E、4G LTE、1Gbe
バッテリー 31.9時間 17.4時間
重量 1.68㎏ 1.64㎏

主な良い変更点です。

・CPUが最新の13世代に
・メモリが最新のDDR5-5600に
・4K WQUXGAが追加
・バッテリー駆動時間が倍近くになった

 

残念な変更点です。

・CPUにパワフルなPシリーズがなくなった
・最大メモリ容量が下がった
・ビデオカードがなくなった
・40g重くなった

いろいろな変更点がありますが、基本的にハイ-ハイエンドモデルを選ぶ人に影響があり、ハイエンドモデルまでを選ぶ多くの人は影響は軽微です。

また、バッテリー駆動時間がかなり伸びており、外出先でも大画面PCで作業をしたい人に、より使いやすくなっています。

こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアです。Pシリーズがなくなったので最大性能は落ちますが、それでもUシリーズを見ると性能アップしています。

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル

Core i7-1370P   22664
Core i5-1340P   20197
Core i5-1335U  18931
Core i7-1260P  18691
Core i5-1240P   17318
Core i5-1345U  16802
Core i7-1355U  15878
Core i7-1365U  14982
Core i7-1255U  13919
Core i5-1235U  13039

 

 

ThinkPad T16 Gen 2 インテルの特徴

Lenovo ThinkPad T16 Gen 2 インテル 左斜め前から

ベゼル(画面の黒い枠)もそこそこ細く、16インチと大きいですが、スリムにまとまった筐体です。

 

Lenovo ThinkPad T16 Gen 2 インテル 横から

寸法は

・幅 361.9㎜
・奥行き 255.5㎜
・高さ 20.5㎜

で、標準的なサイズです。

 

Lenovo ThinkPad T16 Gen 2 インテル 右側面

厚さは20㎜オーバーと、ちょっと厚みがありますね。この理由は、旧モデルはグラフィックボードを搭載できたので、熱がこもりにくいように大きくしたと思います。今回の新モデルではグラボはないですが、筐体内部のファンは1つで、ヒートパイプも1本と冷却性能が高くないので、ちょうどよいかもしれません。

右側面に排気口があるので、16インチにしてはインターフェイスは多くありませんが、Thunderbolt 4が2つあるし、使いやすいと思います。

また、右手でマウスを使う人は、高負荷な作業をしてファンが回ると排気口からの温風を感じるので、夏場は気持ちの良いものではありません。

 

Lenovo ThinkPad T16 Gen 2 インテル 底面

背面にはかなり大きな通気口があり、フレッシュエアーをがっつり取り込めます。

 

Lenovo ThinkPad T16 Gen 2 インテル 天板

天板はハイブリットカーボンファイバーを採用し、手触りも見た目も良いです。

 

Lenovo ThinkPad T16 Gen 2 インテル ディスプレイを180度開いた状態

ディスプレイは約180度開くことができるので、画面を共有する人や、床に座って作業をすることがあるSEなどに使いやすいです。

 

 

MILスペック

Lenovo ThinkPad T16 Gen 2 インテル 背面

本機はMIL規格と言う12項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。他にも、200の項目の品質チェックをしており、安心して使える機種です。

 

 

キーボード

Lenovo ThinkPad T16 Gen 2 インテル キーボード

キーボードはフルサイズの110キーで、バックライト有/なし、JISキーかUSキーが選択できます。トラックパッドは115㎜×67.7㎜で奥行きはありますが、幅は115㎜と13.3インチ並みのサイズです。

ThinkPadのキーボードは打鍵感が高くタイピングしやすいので、タイピングが多い人に特に人気です。

ちなみに、バックライト無しのキーボードはプラスチック感が強く、打鍵感もバックライト有りに比べ劣るので、必ずバックライト有りを選んだほうが良いです。

マイクは360度全方位マイクが2つ搭載で、キーボード上部に2.0Wスピーカーが2つあり、オーディオはドルビーオーディオと普通なスペックです。

 

 

WEBカメラ周り

Lenovo ThinkPad T16 Gen 2 インテル WEBカメラ

WEBカメラは3種類あり、標準で高画質FHDになります。カスタマイズから低解像度のHDと、超高解像度の500MPも選択できます。

FHDカメラの場合は顔認証用のIRカメラとのハイブリットで、500万画素の場合は独立したIRカメラが搭載です。

IRカメラ搭載モデルは人体検知(HPD)機能付きになるので、のぞき見されていると警告を出した、離席するとロック、戻るとアンロックされたりします。

 

 

CPU

i5-1345U i5-1335U
コア(P/Eコア) 10(2/8)
スレッド 12
Pコアクロック 1.6GHz 1.3GHz
Pコア最大クロック 4.7GHz 4.6GHz
Eコアクロック 1.2GHz 0.9GHz
Eコア最大クロック 3.5GHz 3.4GHz
L3キャッシュ 12MB
GPU 80EU
ベース/マックスパワー 15/55W
i7-1365U i7-1355U
コア(P/Eコア) 10(2/8)
スレッド 12
Pコアクロック 1.8GHz 1.7GHz
Pコア最大クロック 5.2GHz 5.0GHz
Eコアクロック 1.3GHz 1.2GHz
Eコア最大クロック 3.9GHz 3.7GHz
L3キャッシュ 12MB
GPU 96EU
ベース/マックスパワー 15/55W

CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。

Core i5-1345UとCore i7-1365UはvPro対応で、企業でPCを一括管理をしたい場合などに向いています。

こちらはCPUの性能を測るCPU markスコアです。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1370P   22664
Ryzen 7 7735U  21486
Core i5-1340P   20197
Ryzen 7 7730U  19287
Core i5-1335U  18931
Core i7-1260P  18691
Core i5-1240P   17318
Core i5-1345U  16802
Core i7-1355U  15878
Core i7-1365U  14982
Core i7-1255U  13919
Core i5-1235U  13039

 

ディスプレイ

Lenovo ThinkPad T16 Gen 2 インテル 正面

ディスプレイは16インチで、以下の4種類があります。見慣れない解像度ですが、画面アスペクト比が16:10と縦に長いので、よく聞くFHDがWUXGAに、UHDがWQUXGAとなっています。

・WUXGA IPS 光沢なし NTSC 45% 300nit
・WUXGA IPS 光沢なし NTSC 45% タッチパネル 300nit
・WUXGA IPS 光沢なし sRGB 100% 400nit
・WQUXGA OLED 反射/汚れ防止 DCI-P3 100% HDR500 400nit

解像度は2種類あり、WUXGA(1920×1200ドット)かWQUXGA(3840×2400ドット)になります。

WUXGAは3種類で、視野角の広いIPS液晶を採用し、輝度は300ニトか400ニトとなっています。400ニトもあれば、屋外での作業もしやすいです。

また、Web用画像編集に向いているsRGB 100%の色域もあるので、企業でアイキャッチ画像を作成するような人に向いています。

WQUXGAは4Kに近い解像度があり、高精細です。また、完全な黒を再現できるOLED液晶を搭載しており、本格的なクリエイター向けのスペックです。HDR500というハイダイナミックレンジにも対応しており、黒はより黒く、白はより白く描写できます。

 

左からNTSC 45%、sRGB 100%、DCI-P3 100% OLED液晶になります。もちろん、クリエイターだけじゃなく、動画視聴をよくする人は、広色域ディスプレイを選んだほうが良いです。

 

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

メモリは最新のDDR5-5600MHzで、オンボードに16GB、スロットに8GBか16GBが搭載しています。 スロットに8GBを選んだ場合は合計24GBになり、ちょっとアンバランスですが、大きなメモリが必要な人はこれを選んでもいいと思います。

もしくはスロットが空のモデルを選び、自分で増設してもいいと思います。

 

 

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

ストレージも最高のSSD PCIe 4.0×4が搭載で、パソコンの起動など何をするにしてもサクサクです。

こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。

シーケンシャル速度

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

PCIe 4.0×4  ~約7000MB/秒
 ~約5000MB/秒
PCIe 3.0×4  ~約3000MB/秒
 ~約2000MB/秒
HDD  600MB/秒
 200MB/秒

 

 

セキュリティ

ThinkShield

ThinkPadは、全方位から備えるサイバーセキュリティのThinkShieldによって守られており、堅牢性が高い機種になっています。

一般的なノートパソコンよりは強固ですが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。

 

 

Wi-Fi 6Eに対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。

 

LTE

4G LTEのFibocom L860-GLが搭載可能で、ダウンロードは最大1Gbps、アップロードは最大75Mbpsの速度になります。

移動が多い人はテザリングよりも、こちらの方が使いやすいです。また、LTE用の格安SIMなら、大手のIIJmioがおすすめですよ。

 

 

電源・バッテリー

バッテリーは標準で52.5Whrが搭載ですが、カスタマイズより86Whrも選べます。

86Whr時は最大31.9時間の、52.5Whr時は最大19.5時間のバッテリー駆動時間があります。

電源は旧モデルの名残で135Wアダプタもありますが、45Wか65Wで十分です。

45W、65W、65WスリムACアダプター

上から時計回りに45W、65Wスリム、65Wアダプタです。45Wアダプタでは急速充電ができませんが、常に据え置き用と言う人は問題なしです。電源も持ち運ぶという人は、65W スリムアダプタがおすすめです。

ちなみに、45Wでも65Wでも、性能差はありません。

 

 

インターフェイス

右側面の排気口のせいでインターフェイスは多くないですが、困らない程度にあります。すべてのUSB Type-Aのデータ転送速度は5Gbpsです。USB4(Thunderbolt 4対応)は2つもあるので、Thunderbolt対応のドックを持っていたら、据え置き用でも全然困らないです。

 

Lenovo ThinkPad T16 Gen 2 インテル 右側面

右側面には、スマートカードリーダーとUSB 3.2 Gen 1、そしてセキュリティキーホールになります。

 

Lenovo ThinkPad T16 Gen 2 インテル 左側面

右側面にはRJ45、USB4(Thunderbolt 4対応)が2つ、HDMI、USB 3.2 Gen 1、そしてマイク/ヘッドフォンジャックになり、Thunderbolt 4にはこういった機能・性能があります。

  • Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
  • 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
  • PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
  • 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
  • 8K出力にも対応

 

LTEモデルは、背面にnanoSIMカードスロットがあります。

 

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアサポートと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

また、保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。

  1. 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
  2. オンサイト修理・・・事務所や自宅にエンジニアが来て修理
  3. 翌営業日オンサイト修理・・・翌営業日(土日祝日以外)にエンジニアが来て修理

 

 

ライバル機種

 

ThinkPad Z16 Gen 1(AMD)

Lenovo ThinkPad Z16 Gen 1(AMD)上位モデルのZシリーズで、2022年に発売されたので、6万円ほど安くなっています。高級感が高く、高品質なハイエンドモデルです。

CPU Ryzen 5 PRO 6650H
Ryzen 7 PRO 6850H
Ryzen 9 PRO 6950H
メモリ LPDDR5 最大32GB
ストレージ SSD 最大1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
Radeon RX 6500M
ディスプレイ(16型) WUXGA IPS タッチあり
WQUXGA OLED タッチ
OS Windows 11 Home
無線 Wi-Fi 6E、4G LTE
その他 1080p Webカメラ、顔認証、指紋センサー、ドルビーアトモス
重さ 1.81㎏~
バッテリー 72Whr・最大約25.9時間
価格 19.7万円~

レビュー

 

ThinkPad E16 インテル

Lenovo ThinkPad E16のレビュー最大メモリ容量が24GBですが、上位モデルのCPUを搭載でき、ストレージの増設も可能です。ディスプレイは最高2.5KでOLED液晶はありませんが、8.1万円からとかなり安いです。Thunderbolt 4もあるので、ご心配なく。

CPU Core i3-1315U
Core i5-1335U
Core i7-1355U
Core i5-1340P
Core i7-1360P
メモリ 最大24GB
ストレージ SSD×2
ディスプレイ(16型) WUXGA/WQXGA IPS タッチあり
通信 Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット
生体認証 指紋センサー/顔認証(オプション)
WEBカメラ FHD、FHD+IRカメラ
重さ 1.76㎏~
バッテリー 最大約13.9時間
価格 8.1万円~

レビュー

 

 

まとめ

良い点

・大型機種だが、1.68㎏からと軽く、バッテリー駆動時間が長い!
・画面比が16:10で、16インチでも17インチ並みの情報が表示される
・最大WQUXGA解像度が選べ、OLED液晶、DCI-P3 100%と最高峰のスペック
・IRカメラ搭載モデルは人感検知機能付き
・最大500万画素と超高解像度のWEBカメラ

 

残念な点

・SSDが1つしかない
・ファンとヒートパイプが1つずつ

 

総合評価

本機は16インチと大型でも、作業効率を考えて持ち運びに使いたい人に向けた機種です。1.68㎏は軽い方ではありませんが、16インチでこの重さなら許容範囲だし、一般的な15.6インチよりも軽いので、持ち運びができない重さではありません。

最大バッテリー駆動時間は驚異の30時間越えで、丸一に外出しても十分持つと思います。

軽量化のために削ったパーツがありますが、ここは、機動性を取るかスペックを取るかによりますね。

全体的な性能は高いので、グラボを使うような作業以外のことであれば、問題なくサクサク使えると思います。

 

 

公式サイト