Lenovo ThinkPad L15 Gen 4 Intelのレビュー

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ThinkPad Lシリーズの15.6インチモデル、L15 Gen 4 Intelのレビューです。

メモリを最大64GBと大きくできるので、大容量メモリが必要な人に向いています。そうでない場合は、ThinkPad Eシリーズなどの別シリーズが合います。

当サイトの評価は、このようになりました。

スペック 4.2 out of 5 stars
コスパ 3.3 out of 5 stars
総合評価 3.5 out of 5 stars

 

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ThinkPad L15 Gen 4 Intelのスペック

CPU Core i3-1315U
Core i5-1335U/1345U
Core i7-1355U/1365U
メモリ DDR4 最大64GB
ストレージ SSD 最大2TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(15.6型) FHD IPS
OS Windows 11 Home / Pro
無線 Wi-Fi 6 / 6E、LTE
生体認証 指紋センサー、顔認証
WEBカメラ HD、FHD、FHD+IRカメラ
寸法(幅×奥行×高さ) 360.2 × 237 × 19.9mm
重さ 約1.77㎏
バッテリー 46.5/57/63Wh
最大約19.4時間
セキュリティ ThinkShield
標準保証 1年間
価格 16.0万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるCPUはインテル第13世代で、末尾がUの省電力モデルになります。最高でCore i7が選べ、vPro対応モデルもあるので、企業にも使いやすいです。

メモリはDDR4-3200MHzで、最大64GBと大容量です。ThinkPadで64GBにできるのはワークステーションを除きあまり種類がないので、貴重な機種ですね。

SSDは最新のPCIe 4.0が搭載で、最大2TBと大容量です。

ディスプレイはFHD IPS液晶で、画面比は16:9ですね。ほぼすべてのThink製品で画面アスペクト比が16:10になってきており、Lシリーズの14インチと15.6インチのみ取り残されています。

色域はNTSC 45%という低価格PCに搭載されるもので、画像編集などをしたい人には向いていません。

その他のスペックはWindows 11 HomeかProが選べ、WEBカメラは低画質のHD、高画質のFHD、そしてFHD+IRカメラになります。あまりカメラを使わない人はHDで、頻繁に使う人はFHDが良いです。

無線は最新のWi-Fi 6か6Eに対応し、4G LTEも搭載可能、そしてバッテリー駆動時間は最大約19.4時間と長いです。

Lシリーズの特徴として、低スペックのものから高スペックのものまで搭載できるので、必要なものだけスペックアップしたら安く自分好みのPCが作れますね。

 

 

公式サイト

 

2023年のトレンドと比較

2023年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)

13世代CPU DDR5 PCIe 4.0 アスペクト比16:10
× ×
Wi-Fi 6/6E sRGB 100%以上 輝度300nit以上 1080P Webカメラ
×
Thunderbolt 4 生体認証 バッテリー14時間以上

 

 

旧モデルとの比較

<左/本機種・右/Gen 3>

旧モデルのThinkPad L15 Gen 3との比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 旧モデル
CPU Core i3-1315U
Core i5-1335U/1345U
Core i7-1355U/1365U
Core i3-1215U
Core i5-1235U/1245U
Core i7-1255U/1265U
Core i5-1240P/1250P
Core i7-1260P
メモリ DDR4 64GB
ストレージ SSD PCIe 4.0 2TB SSD PCIe 4.0 1TB
ディスプレイ FHD IPS
無線 Wi-Fi 6E/6、4G LTE
バッテリー 19.4時間 17.1時間
重量 1.77㎏ 1.76㎏
寸法 360.2 × 237 × 19.9㎜ 360.2 × 237 × 19.93㎜

変更点です。

・CPUが13世代に
・SSDの容量が最大2TBに
・バッテリー駆動時間が少し伸びた

同じ筐体を使用し、そこまで変化がないですね。一応CPUは13世代になっていますが、以前は高性能のPシリーズを搭載できたので、最大性能は下がっています。

 

こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアです。

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  18691
Core i5-1335U  17460
Core i5-1240P  17318
Core i5-1345U  16802
Core i7-1355U  15711
Core i7-1365U  14982
Core i3-1315U  13755
Core i7-1265U  12334
Core i5-1245U  11934

最大性能は若干下がりましたが、ほぼ変わらない程度ですね。

 

 

ThinkPad L15 Gen 4 Intelの特徴

Lenovo ThinkPad L15 Gen 4 Intel 右斜め前から

ベゼル(画面の黒い枠)も細めで、おしゃれです。

寸法は

・幅360.2㎜
・奥行き237㎜
・高さ19.9㎜

で、一般的な15.6インチの寸法です。重さは1.77㎏とちょっと重たいですが、許容範囲だと思います。

 

インターフェイスは必要十分ありますが、兄弟モデルの14インチと全く同じです。

 

Lenovo thinkPad L15 Gen 4 Intelの左側面インターフェイスのUSB-Cポート

1つ評価したいのは、本機はUSB 3.2 Gen 2 Type-CとUSB4の2つがあり(上の赤枠)、右側がUSB4になっています。通常充電するときは左側を使いますが、これは3.2 Gen 2なので、USB4ポートが空いている状態になります。

と言うことは、データ移動のために電話やHDDなどを接続する時にケーブルの抜き差しをせずにUSB4が使えるんです。

細かいことですが、USB4が1つしかない機種にとって、これはすごい便利です。また、USB4(Thunderbolt 4対応)があるので、Thunderbolt 4対応ドックを繋いで作業ができます。Lenovoではいくつかのドックを販売しているので、こちらも参考にどうぞ。

 

Lenovo ThinkPad L15 Gen 4 Intel 右側面インターフェイス

右側面には排気口があるので、右手でマウスを使っていると温風が当たることがあります。

 

Lenovo ThinkPad L15 Gen 4 Intel 底面

底面の通気孔は大きく、エアフローも良さそうです。

 

Lenovo ThinkPad L15 Gen 4 Intel ディスプレイを180度開いた状態

ディスプレイは約180度開くことができるので、画面共有や床に座って使うことがあるエンジニアにも使いやすいです。

 

 

Webカメラ周り

Lenovo ThinkPad L15 Gen 4 Intel 左斜め前から

WEBカメラはHD画質、高画質FHD 1080p、そして顔認証のIRカメラ搭載モデルもあります。

 

ThinkPad L15 Gen 4 IntelのWebカメラ

執筆時現在デフォルトでFHDカメラが選択されていますが、低画質のHDカメラや、FHD+IRカメラにも変更できます。

IRカメラはWEBカメラとのハイブリットなので、若干解像度が落ちますが、個人的に顔認証があると便利です。

また、プライバシーシャッターも搭載しているので、カメラを使わないときや会議を離席するときなどに閉じておくと安心です。

オーディオは2Wスピーカーが2つに遠距離マイクが2つ、そして周囲の騒音があるときや、複数人で会議をしているときに、自動的に音量を調整するDolby Voiceにも対応しています。

本機であれば複数人でも、周りが騒がしい場所でもWeb会議がしやすいです。

 

 

MILスペック

Lenovo ThinkPad L15 Gen 4 Intel 後ろから

本機はMIL規格と言う12項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。他にも、200の項目の品質チェックをしており、安心して使える機種です。

 

 

キーボード

Lenovo ThinkPad L15 Gen 4 Intel キーボード

キーボードは日本語キーか英語キーが選べ、バックライト有り無しも選べます。タッチパッドは約115㎜×56㎜とちょっと小さめで、13.3インチのL13や14インチのL14と同じ大きさですね。まぁ、トラックポイントを使うと思うのであまり影響はないと思います。

カーソルキーは大きめで、ミスもしにくいと思います。

電源ボタンに指紋センサーが統合されており(指紋センサーはカスタマイズから追加)、電源を入れたらサインインも完了です。

ちなみに、バックライトがないキーボードはプラスチック感が強く、打鍵感も下がるので、バックライト付きをお勧めします。

 

バックライト有りの方がつやがあり、手触りもラバーっぽい感じがし、タイピングがしやすいです。

 

 

CPU

Core i3-1315 Core i5-1335U Core i7-1355U
コア(P/Eコア) 6(2/4) 10(2/8) 10(2/8)
スレッド 12
Pコアクロック 1.2GHz 1.3GHz 1.7GHz
Pコア最大クロック 4.5GHz 4.6GHz 5.0GHz
Eコアクロック 0.9GHz 0.9GHz 1.2GHz
Eコア最大クロック 3.3GHz 3.4GHz 3.7GHz
L3キャッシュ 10MB 12MB 12MB
GPU 64EU 80EU 96EU
ベース/マックスパワー 15/55W
i7-1365U i5-1345U
コア(P/Eコア) 10(2/8)
スレッド 12
Pコアクロック 1.8GHz 1.3GHz
Pコア最大クロック 5.2GHz 4.6GHz
Eコアクロック 1.3GHz 0.9GHz
Eコア最大クロック 3.9GHz 3.4GHz
L3キャッシュ 12MB
GPU 96EU 80EU
ベース/マックスパワー 15/55W

CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。

Core i5-1345UとCore i7-1365UはvProに対応しており、企業で多くのPCを一括管理をする場合は、こちらを選んだほうがシステムの方の作業が大幅に減ります。

こちらは、CPUの性能を測るCPU Markスコアです。

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1360P  21549
Core i5-1350P  20032
Core i5-1340P  20197
Core i7-1260P  18771
Core i5-1240P  17664
Core i5-1335U  17460
Core i5-1345U  16802
Core i7-1355U  15711
Core i7-1365U  14982
Core i3-1315U  13755
Core i7-1265U  13126
Core i7-1255U  13251
Core i5-1245U  13130
Core i5-1235U  13039

当サイトでは、ビジネス用途で快適に使うにはスコア1万以上を推奨していますが、Core i3でも1.3万ほどなので、どのCPUを選んでも困ることはないと思います。

 

Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-13900H  18874
Core i7-13700H  16201
Core i5-13500H  11782
Core i5-13420H  9948
Core i7-1355U  9033
Core i7-1360P  8262
Core i5-1335U  6639
Core i5-1235U  5545
Core i5-1340P  5251

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1355U  2551
Core i9-13900H  2039
Core i5-13500H  1770
Core i7-1360P  1738
Core i7-13700H  1704
Core i5-13420H  1661
Core i5-1340P  1532
Core i5-1335U  1514
Core i5-1235U  1472

 

 

グラフィックス

グラフィック性能が高いと、Officeを使った作業や複数画面での作業などがしやすくなります。

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 7735U  5098
Ryzen 5 PRO 6650U  3526
Core i9-13900H  3501
Core i7-1260P  3263
Core i7-1360P  3085
Core i7-1355U  2981
Core i5-1340P  2542
Core i5-1335U  2518
Ryzen 7 7730U  2432
Core i3-1215U  2258
Ryzen 7 5700U  2251
Core i5-1235U  2196
Ryzen 5 5625U  2021
Ryzen 3 5425U  1859
Athlon Silver 7120U  1136

 

 

ディスプレイ

Lenovo ThinkPad L15 Gen 4 Intel 正面

ディスプレイは2種類あり、全モデル共通してFHD IPS液晶、光沢なし、色域はNTSC 45%になります。

  1. 250ニト、NTSC 45%
  2. 300ニト、NTSC 45%、タッチパネル

一般的な解像度のFHDで、コントラスト比が高いIPS液晶になります。標準搭載モデルは250ニトと外で使うにはちょっと暗く、色域も低いですね。

先述しましたが、ほとんどのThinkPadでは画面比が16:10と縦に長くなっているので、本機のディスプレイはちょっと残念です。

輝度は250ニトか300ニトになり、こちらは輝度の目安です。

220ニト 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える
250ニト 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える
300ニト 屋外の日陰でも見える
400ニト 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい
500ニト 屋外向け
600ニト 画面に直射日光が当たっても比較的見える

屋外で使う人は、最低でも300ニトあった方が良いです。

 

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

メモリはDDR4-3200MHzで、メモリスロット2つ・最大64GBと大容量です。本機の特徴は、コレですね。メモリが最大64GBなので、重たい作業をする人にも使いやすいです。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

DDR5-4800MHz平均  2774
LPDDR4-4266MHz平均  2735
LPDDR5平均  2703
DDR4-3200MHz平均  2151

 

 

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージは最新のSSD PCIe 4.0で、最大1TBと大容量です。データ転送速度も速く、パソコンの起動も10秒ちょっとです。

こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。

シーケンシャル速度

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

PCIe 4.0×4  ~約7000MB/秒
 ~約5000MB/秒
PCIe 3.0×4  ~約3000MB/秒
 ~約2000MB/秒
HDD  600MB/秒
 200MB/秒

 

 

セキュリティ

ThinkShield

ThinkPadは、全方位から備えるサイバーセキュリティのThinkShieldによって守られており、堅牢性が高い機種になっています。

この様に、一般的なノートパソコンよりは強固ですが、セキュリティソフトをお考えの場合は「Lenovoパソコンにおすすめのセキュリティソフト」も併せて読んでみてください。

 

 

Wi-Fi 6 / 6Eに対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 6か6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。

ちなみに、1ギガビットイーサネットも搭載しているので、無線でも有線でもサクサク使えます。

 

 

LTE

執筆時現在WWANは搭載できませんが、Fibocom L860-GL CAT 16が搭載できるようです。ダウンロードは最大1Gbps、アップロードは最大75Mbpsになります。

移動が多い人は、LTEがあると便利ですね。

LTE用の格安SIMなら大手のIIJmioか、楽天最強プランがおすすめです。筆者はIIJmioでドコモ回線20GB/月 約2000円と、楽天最強プランを契約していますが、月に20GB以上使うのであれば楽天がお得です。

 

 

バッテリー駆動時間

ThinkPad L15 Gen 4 Intelのバッテリー

バッテリーは3セル・46.5Whrが標準搭載で、最大で63Whrにできます。最大バッテリー駆動時間は19.4時間と長く、安心して持ち運びができますね。

また、ACアダプタは45W、65W、100Wの3つが選べます。65Wと100Wは急速充電に対応しています。

本機のスペックで100Wも必要ないですが、大きな電力の方が性能は高くなるので、より良い性能が欲しい場合は、100W ACアダプタを検討しても良いと思います。

 

 

インターフェイス

インターフェイスは左側面に偏っていますが、必要十分にあると思います。

 

Lenovo ThinkPad L15 Gen 4 Intel 右側面インターフェイス

右側面にはmicroSDカードリーダー、USB 3.2 Gen 1、そしてセキュリティスロットです。

 

Lenovo ThinkPad L15 Gen 4 Intel 左側面インターフェイス

左側面インターフェースはUSB Type-C 3.2 Gen 2が1つ、USB4(Thunderbolt 4)が1つ、HDMI、USB 3.2 Gen 1、マイク/ヘッドフォンジャック、そしてオプションでスマートカードリーダーを搭載可能です。

 

Lenovo ThinkPad L15 Gen 4 Intel 背面

執筆時現在販売されているモデルは1つですが、LTEモデルなので、背面にnanoSIMスロットがあります。

 

USB-Aのデータ転送速度は5Gbps、USB-Cは10Gbps、そしてUSB4(Thunderbolt 4対応)は40Gbpsでこういった機能があります。

  • Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
  • 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
  • PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
  • 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
  • 8K出力にも対応

 

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

通常、標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長5年まで延長できます。また、プレミアサポートと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

「通常」と言ったのは、執筆時現在の販売モデルは「1年間のプレミアサポート」付きになっているからです。サポートは、購入時にご確認ください。

保証は引き取り修理とオンサイト修理、翌営業日オンサイト修理の3種類があります。

  1. 引き取り修理・・・家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費など無料です。
  2. オンサイト修理・・・事務所や自宅にエンジニアが来て修理
  3. 翌営業日オンサイト修理・・・翌営業日(土日祝日以外)にエンジニアが来て修理

 

 

ライバル機種

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 11の実機レビュー最新の13世代インテルを搭載し、その他のスペックも最新最先端を行っており、総合的に完成された機種です。重さも1.12㎏からとかなり軽く、バッテリー駆動時間は最大約28.5時間です!画面比が16:10なので、14インチでも15インチ並みの情報が表示されるので、外出先でも作業がしやすいです。先日のセール時に18万円台まで落ちていたので、これであればほぼ同じ価格帯で完全上位モデルになるので、X1 Carbonを買わない手はないです

 

CPU Core i5-1335U/1345U
Core i7-1355U/1365U
Core i7-1370P
メモリ 最大64GB
ストレージ SSD 最大2TB
ディスプレイ(14型) WUXGA IPS
2.2K IPS
2.8K OLED
OS Windows 11 Home/ Pro
Windows 11 Pro(Windows 10へのダウングレード権行使)
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 顔認証、指紋センサー
WEBカメラ FHD、FHD&IRカメラ、FHD&IRカメラ、MIPI
重さ 1.12㎏~
バッテリー 最大約28.5時間
価格 20.7万円~

レビュー

 

ThinkPad E14 Gen 5 Intel

Lenovo ThinkPad E14 Gen 5のレビュー過去の欠点をすべて解消し、上位モデルに近づいた最新機種です。画面アスペクト比が16:10と縦に長く、1.41㎏と標準的な重さ、そしてイーサネットもThunderbolt 4も搭載と、外出用でも据え置き用でも使いやすい機種です。14インチでも15インチ並みの情報が表示されます。

CPU Core i3-1315U
Core i5-1335U
Core i7-1355U
Core i5-1340P
Core i7-1360P
メモリ 最大32GB
ストレージ 最大SSD ×2
ディスプレイ(14型) WUXGA IPS 光沢なし、タッチあり
通信 Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット
生体認証 指紋センサー、顔認証あり
WEBカメラ FHD 1080p、FHD+IR
重さ 約1.41㎏~
バッテリー 最大約15.4時間
価格 8.1万円~

レビュー

 

ThinkPad E16 インテル

Lenovo ThinkPad E16のレビューThinkPad初の画面アスペクト比が16:10の機種で、Thunderbolt 4も初めて搭載しています。スペック的に「低価格モデル」と呼べないスペックになっていますが、価格は8万円台からとかなり安いです

CPU Core i3-1315U
Core i5-1335U
Core i7-1355U
Core i5-1340P
Core i7-1360P
メモリ 最大24GB
ストレージ SSD×2
ディスプレイ(16型) WUXGA/WQXGA IPS タッチあり
通信 Wi-Fi 6/6E、1ギガビットイーサネット
生体認証 指紋センサー/顔認証(オプション)
WEBカメラ FHD、FHD+IRカメラ
重さ 1.76㎏~
バッテリー 最大約13.9時間
価格 8.1万円~

レビュー

 

 

まとめ

 

良い点

・バッテリー駆動時間が長い
・USB4の位置が玄人好み
・メモリ容量が大きい
・高解像度のWebカメラが搭載
・指紋センサーが電源ボタンと統合

 

残念な点

・画面アスペクト比が16:9
・ディスプレイが低価格モデルに搭載される様な品質

 

総合評価

ディスプレイが残念ですが、それ以外は「ThinkPad」と言ったスペックで悪くないです。

ただし、ライバル機種で紹介したように、メモリは64GBにはできませんがEシリーズであれば半額近い価格でより上位スペックになるので、そちらを検討した方が良さそうです。

言い換えれば、メモリをどうしても64GBにしたい人は本機かX1シリーズやワークステーションのPシリーズが良いですが、一般的な16GBなどにする場合は他の機種が良いです。

 

 

公式サイト