Lenovo Yogaシリーズノートパソコン全種類の特徴とレビュー

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クリエイターやアーティス系の人に人気のLenovo Yogaシリーズは、種類も結構あるのでどれを買っていいか分かりずらいですよね。

私は今までに個人では20台以上Lenovo PCを購入しており、200種類以上のLenovoノートパソコンのレビューをしているので、各機種のポイントを紹介していきます。

Lenovoではゴールデンウィークセールを実施中で、年に一度の大型セールです。

土日は週末セールをやっているのでお見逃しなく!

Lenovo Yogaの特徴

Lenovo Yoga 660 天板

Yogaの大きな特徴は、「クリエイターPC・おしゃれ・スマートな機能が搭載・小型軽量」です。

例えば、カーボン素材の筐体だとたったの966g!しかもバッテリー駆動時間は最大14時間と長めです!

基本的にYogaは「最新の機能と性能」をふんだんに詰め込まれた機種なので、最新機能の先取りができるんです。使ってて「わくわく」するような機種が多いです。

また、ディスプレイの品質がかなり高く、高画質・広色域です。完全な黒を表現できるOLED液晶や、10bitカラー対応、HDR500 True Black、そしてPuresight Displayというよりシャープな描写ができるようになっています。

 

 

Lenovo Yogaの型番・種類

現在Lenovo公式ページで販売されているYogaは、以下の種類になります。

  • Yogaシリーズ(2 in 1 PC)
    ・Yoga 600シリーズ
    ・Yoga 700シリーズ
    ・Yoga 900シリーズ
    ・Yoga Duet(キーボードが取り外せる)
  • Yoga Slimシリーズ(クラムシェル/2 in 1 PCじゃない普通のモデル)
    ・Yoga Slim Carbon
    ・Yoga Slim Pro

注)以前はYoga 300やYoga book、Yoga Cシリーズがありましたが、現在は公式サイトでは販売されていません。

レノボではシリーズに300とか500、700と数字を使うことが多いのですが、数字の場合は基本的に大きい数字の方が性能が高いです。

900と聞いて大きい型をイメージするかもしれませんが、基本的に性能の大きさを表していて、インチ数(型)とは関係ありません。

また、機種がバージョンアップすると、例えば740→750→760・・・と上がっていきます。

 

注)2 in 1 PCとは、タブレットの様にも折りたためるし、普通のノートパソコンとしても使用できるものです。↓こんな感じです。

 

性能

インテル12世代/Ryzen 5000シリーズ以降のCPU搭載モデルは(2024年現在インテル14世代Ryzen 8000シリーズ)、Core i3/Ryzen 3でも性能が高くなり、今まで以上に快適に使えるようになりました。Core i5とi7にはIris Xeという高性能内蔵グラフィックス搭載なので、動画編集や画像編集がやりやすくなっています。

ディスプレイも基本的に高品質のものが多く、画面比が16:10と縦に長く、OLED液晶搭載モデルも多くあります。色域もsRGB 100%かDCI-P3 100%とクリエイター向けになっています。

顔認証や指紋認証はもちろん、次世代通信規格のWi-Fi 6やUSB4/Thunderbolt 4、LTE搭載機種もあり、単純な使い心地はLenovoノートパソコンで一番だと思います。

しかも、インテルモデルはEvoプラットフォーム認証機種もあるので、最高クラスの快適さが味わえます。Evoプラットフォームのことは各レビュー記事で解説していますが、簡単に言うと「快適に使える機種」という意味です。

 

 

サポート

Lenovo Yogaの保証・サポートの種類

Yogaには標準で「1年間の引き取り修理保証」が付いており、Lenovo指定業者が指定住所にパソコンを引き取りに来て、リペアセンターに配送、修理後に返送してくれるサービスです。

サポートも1年間電話やチャット、メール、LINEでのサポートがあり、朝9時から18時までとなっています。もしくは、保証をアップグレードしてPremium Care/Premium Care Plusにもできます。こちらは「専任のエージェントが24時間365日対応」してくれるので、法人で購入する場合や、いろいろ尋ねるかもという人はこちらが安心ですね。(一部の機種はPremium Careが標準で付いています)

 

Lenovo アクシデントダメージプロテクションの概要と価格

また、ADP(アクシデント・ダメージ・プロテクション)という保証もあり、こちらは通常保証ではカバーしない水濡れや落下、火災などでの破損に、盗難紛失にも対応した保証です。こちらは、Premium Care Plusにも含まれる保証です。

Yogaではすべての保証は、4年まで延長できます。

 

 

Yogaシリーズ全機種の比較一覧

機種名をクリックすると、下記レビューに移動します。ブラウザの戻るボタン「←」を押すと、ここに戻ってきます。

注)Yogaシリーズは2 in 1 PC、Yoga Slimシリーズは通常のパソコンです。
注2)古いモデルは「旧モデル」の項目にまとめています
注3)価格はセールで変動します

10万円以下15万円以下15万円以上軽量バッテリー

 

こちらは詳細スペック一覧です。

  • ○○世代はインテル
  • メモリ・ストレージは最大搭載容
  • バッテリー駆動時間は最大値、2024年よりJEITA 3.0表記
  • 機種名をクリックするとページ下部のレビューに移動します
販売年月日順↓ CPU/GPU メモリ/クロック数 ストレージ ディスプレイ 重さ バッテリー
Yoga 7i 2 in 1 Gen 9 14 14世代 16GB/7467MHz SSD PCIe 4.0 WUXGA/2.8K OLED
16:10
1.49g 11.6h
Yoga 7i 2 in 1 Gen 9 16 14世代 16GB/7467MHz SSD PCIe 4.0 WUXGA IPS
16:10
1.99g 12h
Yoga Pro 7 Gen 9 14 AMD Ryzen 8000 16GB/6400MHz SSD PCIe 4.0 2.5K/3K IPS
16:10
1.49g 11.5h
Yoga Book 9i Gen 8 13世代 16GB/6400MHz SSD PCIe 4.0 2.8K OLED×2
16:10
1.34g 6.8h
Yoga Pro 7i Gen 8 13世代 32GB/5200MHz SSD PCIe 4.0 2.5K/3K IPS
16:10
1.49g 18h
Yoga 7 Gen 8 ryzen 7000 16GB/6400MHz SSD PCIe 4.0 WUXGA/2.8K OLED
16:10
1.49g 14.4h
Yoga 9i Gen 8 14 13世代 16GB/5200MHz SSD PCIe 4.0 2.8K/4K OLED
16:10
1.4g 15h
Yoga 7i Gen 8 16 13世代 16GB/5200MHz SSD PCIe 4.0 2.5K IPS
16:10
1.98g 21.5h
Yoga 7i Gen 8 14 13世代 16GB/5200MHz SSD PCIe 4.0 WUXGA/2.8K OLED
16:10
1.49g 17.5h
Yoga 6 Gen 8 Ryzen 7000 16GB/4266MHz SSD PCIe 3.0 WUXGA IPS
16:10
1.39g 21.7h
CPU メモリ/クロック数
スロット数
ストレージ ディスプレイ 重さ バッテリー

 

2022年以前の機種はこちらの「Lenovoノートパソコン旧モデル一覧」をどうぞ。

全機種確認するのは大変だ!と言う場合は、こちらのおすすめ機種をどうぞ。

Lenovo Yogaおすすめノートパソコン

Pro 7シリーズ

Yoga Pro 7シリーズは新しいシリーズで、リフレッシュレートが高いのが特徴です。また、2023年5月現在、通常のクラムシェルになり、2 in 1 PCはありません。名前がYogaだけのものがあるので、分かりにくいですね。(通常、Yogaは2 in 1 PCで、Yoga Slimがクラムシェル)

 

Yoga Pro 7 Gen 9 14型(AMD)

Lenovo Yoga Pro 7 Gen 9 14型(AMD)のレビュー RTX 3050搭載可能なクリエイターPCRyzen 8000シリーズ搭載で、最高でRTX 3050を搭載できるクリエイターPCです。SDカードリーダーがない点を除けば、必要な機能やスペックはほとんどあるんじゃないかなと思います。純粋な性能は下で紹介している旧モデルの方が高いですが、CPUがRyzenになりTDPが大きく下がり発熱と消費電力も下がりました。

 

CPU Ryzen 7 8845HS
メモリ LPDDR5X-6400 16GB
ストレージ SSD 最大1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
RTX 3050
ディスプレイ(14.5型) WQXGA IPS 光沢なし 90Hz
3K IPS 光沢なし 120Hz
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 顔認証
WEBカメラ FHD&IRカメラ
重さ 1.49㎏
バッテリー
電源
最大約11.5時間
100W/140W
価格 13.1万円~

レビュー

公式サイト

 

Yoga Pro 7i Gen 8 14

Lenovo Yoga Pro 7i Gen 8 14型の実機レビューYogaでは珍しくグラフィックボードが搭載可能で、パワフルなクリエイターPCです。最新スペック満載で、CPUやメモリはもちろん、Webカメラやマイク、スピーカーなどもハイスペック。グラボ無しのモデルは12万台からとかなり安く、グラボ付きは18万円台からになります

CPU Core i5-13500H
Core i7-13700H
メモリ 最大32GB
ストレージ SSD 最大1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
RTX 3050
RTX 4050
ディスプレイ(14.5型) WQXGA IPS 光沢なし 90Hz
3K IPS 光沢なし 120Hz
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 顔認証
WEBカメラ FHD&IRカメラ
重さ 1.49㎏
バッテリー
電源
最大約18時間
100W/140W
価格 12.8万円~

レビュー

公式サイト

 

 

Yogaシリーズ

「Yoga」を冠している機種は、2 in 1 PCになります。ただし、上で紹介したYoga Proシリーズは、2 in 1 PCではありません。

 

Yoga 7i 2 in 1 Gen 9

Lenovo Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 14型のレビューインテル14世代CPU搭載でグラフィック性能が高くディスプレイも業務用モニターレベルのスペックで、一つ上の快適さがあるPCです。14インチで1.49㎏と軽量じゃない点が欠点ですが、それ以外はハイスペックです。

CPU Core Ultra 5 125H
Core Ultra 7 155H
メモリ LPDDR5X 16GB
ストレージ SSD 最大1TB
グラフィックス インテルArcグラフィックス
ディスプレイ(14型) WUXGA OLED
2.8K OLED
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 顔認証
WEBカメラ IR+1080p FHD
重さ 約1.49㎏
バッテリー(JEITA 3.0)
JEITA 2.0
最大約11.6時間(動画再生時)
最大約28.4時間
付属 Lenovo デジタルペン
価格 14.3万円~

レビュー

公式サイト

 

Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 16型

Lenovo Yoga 7i 2-in-1 Gen 9 16型のレビュー16インチの大画面2 in 1 PCで、見やすい・使いやすい機種です。全体的なスペックは高いのですが、Yogaでは珍しく低品質なディスプレイを採用しています。せっかくの2 in 1 PCですが、外付けモニターを使う人や、クリエイティブワークをしない人ならこのディスプレイでも気にならないかもしれません

CPU Core Ultra 5 125U
Core Ultra 7 155U
メモリ LPDDR5X-7467 16GB
ストレージ SSD 最大1TB
ディスプレイ(14型) WUXGA IPS
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 顔認証、指紋センサー(オプション)
WEBカメラ IR+1080p FHD
重さ 約1.99㎏
バッテリー(JEITA 3.0) 最大約12時間
付属 Lenovo デジタルペン
価格 13.0万円~

レビュー

公式サイト

 

Yoga Book 9i Gen 8

Lenovo Yoga Book 9i Gen 8のレビュー2.8K OLEDディスプレイが2つ搭載した機種で、ユニーク且つ合理的な機種です。モバイルモニターを持ち歩くような人は、乗り換えを検討してもいいんじゃないかな?と思います。全体的にハイエンドスペックで、申し分なしです

CPU Core i7-1355U
メモリ LPDDR5X 16GB
ストレージ SSD 1TB
1st ディスプレイ(13.3型) 2.8K OLED 10bit 光沢あり、タッチ
2nd ディスプレイ(13.3型) 2.8K OLED 10bit 光沢あり、タッチ
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 IRカメラ
WEBカメラ 500万画素
寸法(幅×奥行×高さ) 299.1 × 203.9 × 15.95mm
重さ 1.34kg
バッテリー 最大約6.8時間(JEITA 3.0)
付属 ペン、キーボード
価格 38.2万円~

レビュー

公式サイト

 

Yoga 9i Gen 8 14型

Lenovo Yoga 9i Gen 8 14型 正面欠点が見つからないほど完成された機種で、最新スペックが満載、そしてスピーカーやその他のスペックも全体的に高い機種です。Evoプラットフォームで、ディスプレイは業務用レベル、グラボ無しのクリエイターPCとしては最高峰です

CPU Core i7-1360P
メモリ 16GB
ストレージ SSD 最大1TB
ディスプレイ(14型) 2.8K/WQUXGA OLED 光沢 10bit
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 指紋センサー、顔認証
WEBカメラ IR&FHD 1080p
オーディオ ハイディフィニションオーディオ
Bowers&Wilkins スピーカー×4(ドルビーアトモスに最適化)
重さ 1.4㎏
バッテリー 最大約15時間
付属 Lenovo Precision Pen 2、バッグ
価格 21.4万円~

レビュー

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Yoga 7 Gen 8 AMD

Lenovo Yoga 7 Gen 8 14型 AMD 正面からRyzen 7000シリーズ搭載で、メモリやSSDも最新スペック、そしてディスプレイがハイスペックのクリエイターPCです。画面比16:10と縦に長く、WUXGAでも2.8KでもOLED液晶、DCI-P3 100%と業務用としても使えるほどです

CPU Ryzen 5 7535U
Ryzen 7 7735U
メモリ 16GB
ストレージ SSD 最大1TB
ディスプレイ(14型) WUXGA/2.8K OLED
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 顔認証
WEBカメラ IR&FHDカメラ
重さ 約1.49㎏
バッテリー 最大約14.4時間
付属 Lenovoデジタルペン
価格 12.3万円~

レビュー

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Yoga 7i Gen 8 16型

Lenovo Yoga 7i Gen 8 16 正面16インチと大画面で、ハイエンドクリエイターPCです。ディスプレイは2.5K解像度と高精細でsRGB 100%の色域を持ち、Web用画像編集をするようなクリエイターに向いています。1.98㎏と重たいですが、バッテリー駆動時間が長いので、外出先でも長時間作業ができます

CPU Core i5-1340P
Core i7-1360P
メモリ 16GB
ストレージ SSD 最大1TB
ディスプレイ(16型) WQXGA IPS sRGB 100%
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 顔認証
WEBカメラ IR&FHDカメラ
重さ 約1.98㎏
バッテリー 最大約21.5時間
付属 Lenovoデジタルペン(モデルによってはオプション)
価格 14.8万円~

レビュー

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Yoga 7i Gen 8 14型

Lenovo Yoga 7i Gen 8 14型の実機レビューディスプレイがプロ向けの品質で、スペックも高い機種です。インテル13世代CPUに、メモリやSSDも最新、そして、ディスプレイは最高で2.8K OLED液晶が選べます。この機種の何がすごいかっていうと、WUXGAディスプレイもOLED液晶を採用しています。高品質PCです。

CPU Core i5-1340P
Core i7-1360P
メモリ 16GB
ストレージ SSD 最大1TB
ディスプレイ(14型) WUXGA/2.8K OLED DCI-P3 100%
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 顔認証
WEBカメラ IR&FHDカメラ
重さ 約1.49㎏
バッテリー 最大約17.5時間
付属 Lenovoデジタルペン
価格 11.1万円~

レビュー

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Yoga 6 Gen 8

Lenovo Yoga 6 Gen 8 13.3型(AMD)の実機レビュー最新のRyzen 7000シリーズ搭載で、性能が高くなっています。また、画面比が16:10なので、13.3インチでも14インチ並みの情報が表示されます。SDカードリーダーがなく、USBのデータ転送速度が5Gbpsなので、一眼を使うようなクリエイターには向きませんが、普段使い用としては優秀な機種です

APU Ryzen 5 7530U
Ryzen 7 7730U
メモリ 最大16GB
ストレージ SSD 最大1TB
ディスプレイ(13.3型) WUXGA IPS タッチパネル
無線 Wi-Fi 6
生体認証 指紋センサー、顔認証
WEBカメラ FHD&IRカメラ
オーディオ ドルビーアトモス
重さ 約1.39㎏
バッテリー 最大約21.7時間
付属 Lenovoデジタルペン
価格 10.3万円~

レビュー

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Yoga Slimシリーズの特徴とレビュー

2020年9月より販売が開始されたシリーズで、ハイスペックのSシリーズの後継モデルです。Yogaシリーズとの違いは、本機種は2 in 1 PCでないと言う点です。

ただし、いつの間にかSlimシリーズから後継機種がでていません。

 

 

まとめ

Yogaがクリエイター心をくすぐるようなスペックが多く、特にディスプレイの品質が高いのが特徴です。画像編集をしたり動画を見たりと、色鮮やかで見やすい・使いやすいです。

また、現在販売されている機種はほぼすべて画面アスペクト比が16:10と縦に長いので、より多くの情報が表示され、作業効率もアップします。

ディスプレイだけじゃなく、全体的に高い性能・品質なので価格は安くないですが、それに見合った機種だと思います。

 

 

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