Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebookのレビュー

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量販店モデルの本機種は、街の電気屋さんや楽天などで購入できます。

Chromebookにしてはしっかりとした作りになっており、天板にはアルミニウムが使用、最新の11世代Core i5、そしてWiFi6にも対応した使いやすい機種になります。

普段使い用に合う機種ですが、Core i5を選べばビジネス用途の高負荷な作業もしやすい性能です。

13.3型とコンパクトで比較的軽量なので、持ち運びがしやすい2 in 1 PCをお探しの人い合います。

 

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IdeaPad Flex560i Chromebookのスペックレビュー

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebook 右斜め前から

CPU Celeron 6305
Core i5-1135G7
メモリ 4GB
ストレージ eMMC 64GB/SSD 256GB
グラフィックス UHDグラフィックス
Iris Xe
ディスプレイ(13.3型) FHD IPS マルチタッチ 光沢あり
OS Chrome OS
その他 WiFi6、Bluetooth 5.1、USIペン付属
寸法(幅x奥行きx高さ) 310 x 212 x 16.95㎜
重さ 1.38㎏
バッテリー 約10時間
保証 1年間
自動更新ポリシー 2029年6月
価格 6.8万円~

各動作の快適度で、◎が一番です。

Web閲覧 Office 動画視聴 ビデオ電話
画像・動画編集

パソコンの頭脳であるCPUには控えめな性能のCeleronと、高性能のCore i5-1135G7になります。Chrome OSにこのCore i5はかなり高性能で、ハイエンドモデルですね。

メモリは標準的な4GBで、ストレージはCeleronモデルがeMMCと言うスマホやタブレットに使用されるもので、Coreモデルは一般的なパソコンに搭載されるSSDになります。

どちらもデータ転送速度が速いものですが、外付けストレージからデータ移動をする人はSSD搭載モデルがお勧めです。

Chromebookは低価格なので解像度の低いHDディスプレイやTN液晶と言う品質に劣るものが使用されることが多いですが、本機にはFHD IPS液晶と高品質(Windows PCでは標準的なもの)が搭載です。

また、意外にも無線通信は最新規格のWiFi6が搭載なので、通信速度が速いです。Bluetoothも比較的新しいBluetooth 5.1が搭載なので、通信速度も容量も高いです。

バッテリー駆動時間は最大約10時間なので、1日持ち運びをする人でも十分な場合がほとんどだと思います。

総合的に見て、Chromebookとしてはハイエンドモデル(Core i5のみ)で、スペック的には悪くないと思います。

公式サイト

楽天

旧モデルとの比較

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebookと旧モデルの筐体<左/本機種・右/旧モデル>

旧モデルのIdeaPad Flex 550i Chromebookとの比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 Flex 550i Chromebook
CPU Celeron 6305
Core i5-1135G7
Celeron 5205U
メモリ 4GB 4GB
ストレージ eMMC 64GB
SSD 2TB
eMMC 64GB
ディスプレイ FHD IPS タッチ
無線 WiFi6
バッテリー 10時間
重量 1.38㎏
価格 6.8万円~ 6.1万円~

プロセッサー以外は同じ仕様で、インターフェイスも同じです。

こちらはプロセッサーの性能を表すPassmarkスコアです。

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル

Core i5-1135G7  10098
Celeron 6305  2259
Celeron 5205U  1368

 

Celeronは控えめな性能ですが、Core i5はかなり高い性能になっています。Chromebookでは最上位モデルと言っていいほどのCPU性能なので、かなりサクサク快適ですね。

 

Chromebookとは?

Chromebookのセキュリティ

Chrome Windows
OS Chrome OS Windows
ブラウザ 基本的にGoogle Chrome Edge(好きなものを選択可能)
保存 基本的にGoogle Drive 基本的に内蔵ストレージ
ダウンロード Google Play Microsoft Store
各Webサイト
Office
セキュリティ 完全自動 Windows Defender(でも自分でも対処した方が良し)

Chromebookって何?って思う人も多いと思いますが、簡単に言うと「普通のノートパソコン」です。

ただし、OSがChrome OSなので、Androidスマホのパソコン版と言った感じです。Windowsパソコンとの大きな違いは、好きなものをダウンロードできるかどうかですね。

Win PCは各Webサイトから好きなものをダウンロードできますが、ChromebookはGoogle Playからのみダウンロードができます。なので、「特殊なアプリやソフトをダウンロードしない」人は、特に気にならないと思います。

また、Chrome OSは軽量に作られているので、低スペック機種でもサクサク使えるという特徴もあります。例えば、Windows PCとChromebookでまったく同じスペックがあったら、Chromebookだと数倍速く動く感じです。さすがグーグルですね。速度にこだわっています。

もう1つの特徴はChromebookはストレージが小さいので、パソコン本体にデータを保存せずに(保存してもOK)、クラウドにデータを保存するような仕様です。これは、いつでもどこでも、どのデバイスでも情報をシームレスに共有できるようにするためですね。

また、セキュリティはGoogleが対処しており、基本的に自分で何かをすると言う必要はありません。検証済みのブートプロセスにより、起動するたびにシステムに悪意のある変更がされていないかを自動的に検出し、必要に応じてより安全なバージョンに戻します。

万が一変なサイトに飛んでしまっても、システムと切り離されているので、そのページを閉じればOKです。パソコンがウイルス感染したりすることはほぼ無いそうです。

パソコンに詳しくなくても、簡単に使えますね。

 

IdeaPad Flex560i Chromebookの特徴

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebook 2 in 1 PC

本機種は2 in 1 PCと言って、ディスプレイが360°回転するので、色々な形状にすることができます。

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebook テントモード

<テントモード>

テントモードは、底面の排気口を塞がないのでボディが熱くなりにくく、ソファやベッドに寝転がって使う時、または、飛行機や新幹線内でテーブルの幅が小さいときにも使いやすいです。

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebook スタンドモード

<スタンドモード>

ペンや指で操作するときに使いやすい、スタンドモードです。

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebook タブレットモード

タブレットの様にして使えるタブレットモードです。ただし13.3型と大きいので、片手で持つのはきついです。USIペンも付属なので、別途購入の必要はありません。

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebook 正面

<デスクトップモード>

通常通りに使うときは、このデスクトップモードになります。このように、場所や状況に合わせて形状を変えることができるので、使い勝手が高いです。

また、Chromebookって低価格モデルが多いのでベゼル(画面の黒い枠)が太いことが多いですが、本機は上と左右のベゼルが細いですね。おしゃれに見えます。

筐体もコンパクトで、

幅310㎜ ≒ 千円札2枚分(300㎜)
奥行212㎜ ≒ 500mlペットボトルの高さ(205㎜)
高さ16.95㎜ ≒ 一円玉の直径(20㎜)

になります。A4用紙(210×297㎜)とほぼ同じサイズなので、今お使いのバックにもすっぽり入ると思います。重さは1.38㎏と2 in 1 PCにしては軽めです。

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebook 背面

ヒンジそばに2つの排気口があり、この排気口をディスプレイが塞いでいなのでエアフローも良さそうです。

 

素材

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebook 天板

素材は意外な事に、天板にはアルミニウムを使用しているので高級感があります。他の部分は樹脂素材になります。

 

キーボード

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebook キーボード

キーボードは78キーのJIS配列で、バックライト付きになります。

 

CPU

Celeron 6305 Core i5-1135G7
製造プロセス 10nm
SuperFin
10nm
SuperFin
コア/スレッド 2/2 4/8
キャッシュ 4MB 8MB
グラフィックス UHD Iris Xe
基本クロック 1.8GHz 2.4GHz
ブーストクロック 4.2GHz
最大TDP 15W 28W

パソコンの頭脳であるCPUはインテル11世代が搭載で、この2つは両極端ですね。普通に使えるCeleronか、かなり性能が高いCore i5になります。

こちらはCPUの性能を表すPassmarkスコアです。

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル

Core i7-1165G7  10620
Core i5-1135G7  10098
Core i7-10510U  6939
Core i5-10210U  6482
Core i3-10110U  4052
Celeron 6305  2259
Celeron 5205U  1368

 

Celeronは性能が低く見えますが、Chromebookなのでそこまで悪い動きではありません。ただしターボブースト機能がないので、多くのタブを開けるともっさりした動きになりやすいです。

 

グラフィックス

グラフィック性能が高いと、Officeを使った作業や複数画面での作業などがしやすくなります。(ChrmebookではGPU性能が測れないので、以下の数値はWindows PCでの結果になります。参考値として見てください)

Video Card Benchmarks

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

MX450  3715
Core i7-1165G7  3681
Core i5-1135G7  2898
MX250  2582
Core i3-1115G4  2118
Ryzen 5 5600U  2101
Iris Plus  1859
Ryzen 5 4500U  1818
Ryzen 3 4300U  1607
UHD  888

 

ディスプレイ

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebook 正面

解像度 光沢 液晶 輝度
FHD あり IPS 250nit
コントラスト比 色域 視野角 その他
800:1 NTSC 45% 170° マルチタッチ
FHD フル・ハイディフィニション、一般的な画質で解像度は1920×1080ドット
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
コントラスト比 最少輝度と最大輝度の差。差が大きい方が力強い描写が可能
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い
nit 明るさを表す単位。通常250nitが標準

 

何度も言っていますが、Chromebookって低価格なので各パーツの品質が低いものが多いのですが、本機種は標準的なディスプレイのスペックになっています。

高解像度のフルHDに、視野角も広くコントラスト比も高いIPS液晶が搭載です。輝度は室内用としては十分ですが、日の当たる屋外だと若干暗く見えます。

この価格帯のChromebookでは、良いディスプレイですね。

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

CeleronモデルはLPDDR4-3733MHzと、処理速度が速いものが搭載です。ただし、シングルチャンネルメモリなので、グラフィック性能は低いです。

CoreモデルはLPDDR4-4266MHzで、より処理速度が速いタイプが搭載です。また、デュアルチャンネルメモリなので、グラフィックスはIris Xeと高性能になっています。(MHzが高いと、処理速度が速くなります)

Chromebookとしては、かなりハイエンドです。

 

ストレージ

SSD(PCIe NVMe) eMMC HDD
最大データ転送速度 最大16Gbps~32Gbps HDD以上SSD以下 最大500MB/秒ほど
平均起動時間 10秒~15秒 15秒前後 30秒~2分(新品の場合)
温度 熱くなりにくい 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 中価格 安い

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

Celeronモデルにはスマホやタブレットに搭載されるeMMCが搭載で、実際のシーケンシャル速度は読み書き共に100MB/秒ほどです。大きなデータのやり取りをしない限り、影響はないと思います。

CoreモデルはM.2 PCIe  3.0 NVMeが搭載で、平均的なシーケンシャル速度は読み込みで2000MB/秒前後になります。

 

WiFi6

次世代通信規格のWiFi6に対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。今まで5GHzにしか対応していなかった周波数が、2.4GHzと5GHzと2バンドに対応しており、また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

ChromebookでWiFi6に対応しているものって少ないので、貴重な機種ですね。

 

バッテリー駆動時間

バッテリーは4セル・51Whで、最大約10時間のバッテリー駆動時間になります。持ち運びが多い人でも、十分な場合がほとんどだと思います。

充電時間は、2.4時間で満充電になります。

 

インターフェイス

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebook 右インターフェイス

1. 電源ボタン
2. ボリュームボタン
3. USB-C 3.0(Power Delivery対応、映像出力機能付き)
4. セキュリティー・キーホール

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebook 左インターフェイス

5. USB-C 3.0(Power Delivery対応、映像出力機能付き)
6. USB-A 3.0
7. マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
8. microSDメディアカードリーダー

HDMIはありませんが、USB-Cは2つともDisplay Port映像出力機能付きなので、最大3画面で作業が可能です。

MicroSDカードリーダーもあるので、ストレージがいっぱいになったらカードで増設もできますね。

 

サポート・保証

Lenovo公式サイトで購入した場合は、標準で1年間の「引き取り修理保証」と電話・チャット・LINE・メールでのサポートがあり、最長4年まで延長できます。また、Premium Careと言うサポートにアップグレードができ、こちらは24時間365日専任のエージェントが電話対応します。(通常サポートは朝9時~夕方6時まで)

引き取り修理とは、家などの指定住所にLenovoの指定業者がPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれる保証です。保証期間内は、基本的に修理費・郵送費などは無料です。

ただし、本機種は量販店モデルなので、購入店でご確認ください。

 

ライバル機種

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebookと比較機種<左から本機種・Slim 360i Chromebook・IdeaPad Duet Chromebook>

本機種と似たような機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)

本機種 Flex360i Chromebook Duet Chromebook
CPU Celeron 6305
Core i5-1135G7
Celeron N4500 MediaTek Helio P60T
メモリ 8GB 4GB
ストレージ 64GB
256GB
32GB 128GB
ディスプレイ 13.3型 FHD IPS
タッチ
11.6型 HD IPS
タッチ
10.1型 FHD IPS
タッチ
無線 WiFi6 WiFi5 WiFi5
バッテリー 10時間 10時間 10時間
重量 1.38㎏ 1.25㎏ 920g
2 in 1 PC X(キーボード取り外し可能)
価格 約6.8万円~ 5.5万円~ 3.9万円~

こちらはプロセッサーの性能を表すPassmarkスコアです。

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i5-1135G7  10098
Celeron 6305  2259
Celeron N4500  1885
MediaTek MT8183  1659

 

価格も高いので本機種が一番性能が高く、「使える機種」ですね。ただし、持ち運びやすさを重視するならIdeaPad Duetが1㎏以下なので、使いやすいかもしれません。

 

まとめ

Lenovo IdeaPad Flex560i Chromebook 正面 (2)

良い点

・天板にはアルミニウムが使用され高級感がある
・Core i5を選べばかなり性能が高い
・USB-Cが2つとも映像出力機能付き
・WiFi6対応
・ペン付属
・実店舗で購入できるので、(商品があれば)実際に触って試すことができる

 

残念な点

・生体認証が無い
・CeleronとCore i5の中間があったら良かった
・ちょっと価格が高い

 

総合評価

13.3インチで持ち運びもしやすく、2 in 1 PCなので使い勝手が高い機種です。ペンも付属しているので別途購入の必要もなく、イラストを描いたり、メモ取りをしたりできます。

また、Chromebookでは珍しくWiFi6に対応しているので、通信速度が速いですね。

全体的なスペックは良いのですが、控えめな性能のCeleronモデルですら6.8万円からと価格が高いのがネックです。もっとグレードの高いIdeaPadThinkPad Eシリーズ、おしゃれなビジネスモデルのThinkbookが同じ価格帯で購入できますね。

量販店モデルなので、公式サイトモデル(オンラインストア)より価格が上がることはしょうがないですが、「どうしても実機を触ってから購入したい」と言う人には合うと思います。

こちらからLenovo公式サイトで、詳細を見れます。執筆時に確認できた販売店は、楽天だったのでリンクを載せておきます。

 

公式サイト

楽天